住み慣れた街を離れて一年余峠に雪のニュース見てをり
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点滴の続く夜にも満月の透き通る秋の光に浸る
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運動会 上手にくるりと前回り ポーズも決まって にっこり五歳
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母の手を優しく引いてる 息子かな? 二人の姿 我に重なり
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発表会 一年続けた猛練習 あっさり流れる 選挙のために
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イヤイヤ期の扉を開けたか 一歳半「やーだ」「やーだ」とママを困らす
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同じ身の宵待草と語らひて待てば海路に月のあらはる
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キョロキョロと 置いてきぼりに気づいたか  白鷺しらさぎ 一羽 仲間の後追う
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スッキリと枝切りされた柿の木々 実りを終えて青空仰ぐ
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杖ついて庶民の怒りを票にこめ一揆を起こした民の心情
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三人で 笑って食べて た 夕飯を 息子と二人 君に供える…
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嗚呼こんな時もあったよね 姉妹きょうだいで 母の遺影の写真を探す
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終焉の時が近づき母想う 夏の再会 も一度かみしめ
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うたごころはや死にしかば現實の實ももたざるはなごろもかな
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やっちゃった! 気が弛んだか ぎっくり腰 嗚呼また始まる 動けぬ日々が
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カメムシくん いつからここにいたのかい? 衣替えする半袖シャツに
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やっとこさ寝返り出来たと喜んで でも起き上がれない 嗚呼ぎっくり腰
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頬杖ほおづえをついてふと空見上げると 口角上がる柔らかい月
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分厚めの 段ボール箱に毛布敷き  冬じたくして あのミケを待つ
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雨上がり 草刈りの音に誘われて 心浮き立ち そろーりお出かけ \ぎっくり腰から回復😊
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過去からの刺客に刺されて失血死 歩む全てが黒歴史だから
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焼きバナナ 焼き柿入りの ヨーグルト 冷え対策で はまった朝食
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正気ではやってられない世の中に なじめる狂気 身につけて冬
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頑張っていても評価は分かれるし淡々とやる古希をしている
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もういらぬ内緒のスマホ鳴ったので妻は見せてと過去だったのに
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真夏には木陰をくれた くぬぎの葉  お疲れさま と ほうきでなでて
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リハジムのがんばってーのぬくき声 千鳥があるくひだまりのなか
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夜の言葉星くれなゐの花樗そのほそつづらなす窓居に醒めし
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常識こそうたがはるるまへひとは鳥なりし うたがはば飛べざらむ
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山里の紅葉もみじ濃くなる小春日に秋を彩るおにぎりを食む
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