「のきばって何?」って聞かれ分からない 親子笑ってささのはさらさ
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農園の紅いネットにぶら下がり小玉スイカの縞夏を告ぐ
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太極の 老師は九十四歳で 癌でも元気 運転して来る / えぇっ?🤯
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見たくないものを笑ってごまかした月だけがバカみてえに黄色
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夕立に追われて帰る労働の熱も疑問も対流してる
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熱情は 北の星にふれ 涼やかに スカイツリーも シュッと澄まして
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これまでに経験のない暑さだと以前も言ったような気がする
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ささやかな ミニの願いも 立ち枯れて トマト引きぬく 般若波羅蜜多
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ひとつでも数多くあるほうがいい いざという時役立つツール/wrapラップ勉強中
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高尾駅ホームにぎやか遠足の子らがはしゃぎつ列つくりおり
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「研修で近くに来た」と炎天に訪ね来るのありて嬉しき
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久々に遠方の孫訪ね来て足取り弾む夕餉の支度
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キラキラと 川面が光る 夕暮れは 鳥は水浴び 亀は泳ぎぬ
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あんなにも待ち焦がれてたはずなのに 貴方を探して夏が終わる
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天空に少しの星が輝きてわれも星の子光とならん
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暑さゆえ思考回路は切断し寂しき人は水を摂るのみ
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ふれあいの 森に広がる 阿鼻叫喚 救われたいと 無限の音源 / 蝉しぐれ
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ハンガーに かかった浴衣 出番なく くたびれている 来年こそは
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多様化の 社会の波に 揉まれても 自分の足で 歩み行きたし
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美しい 語彙の源泉 かき混ぜて 生まれ流るる 無数の泡沫うたかた
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恋なんて とるに足らない ことと知り 寂しげに夏 静かにくれる
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妻の方を猫は僕より好きみたい分かるよ僕も大好きだから
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芋ロック パッションフルーツにぶっかけて粒粒ごと吸う一夏の恋
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暗がりに 見つめる一点 ナツメ灯 私は何を してたんだっけ
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新築の お墓に あるじ 納めれば あかねの空に しろいアジサイ
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胸底の 黒いタールを みつめてる 白い世界へ 往く日のために
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目の前の ポテチ我慢し 痩せるより デブも愛せる 人を探したい
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お揃いのボールペンだけ持たせてよいつでも君のそばにいたくて
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暑き日に留守宅の猫気になりてエアコンつけて迷う外出
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君だけに 恋焦がれてた 想いさえ 咲いて消えゆく 花火のように
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