母よりも子育て上手にやっている 娘を見ながら懐かしむ日々
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ケイトウの花を贖う天啓は虹の城すら虚空日月
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ソーメンがマジックのように消えていく 食欲旺盛一歳男子
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かっと照る陽射しを受けて朝歩き 小径に一輪ひまわり微笑む
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残年を片手の指で数え得る身となりながらTULLY'Sに居る
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局面は 真っ黒な様相 ていし 白の一手を 待つばかりなり
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鳥たちは頭寄せ合いついばんで 草刈りの後に残ったご馳走
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東雲しののめの空明け染める細路地に其の儘のキミ現わると信じ
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表情が豊かになる孫 うする母 ああ、歳を取るってこういうことかな
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人の和に入るも入らぬも人のまま 椋鳥もよし百舌もまたよし
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きずなとも家族かぞく仲間なかまとかまびすし 独りで居るがそんなに変か
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犬猫を殺して喰えば罪ならむ牛豚鶏はさまで言わねど
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児の増ゆる南の国のあり様を 児の減る国は範とせぬかは
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児の増ゆる昭和の頃のあり様を 児の減る今の範とせぬかは
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この夏の流行りならむと胸張るも 男の日傘顔隠しゆく
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ネット猫 勝手にミックジャガーミックと 愛でてたら サブローだった ミックだってば
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クセ強の つわ者どもは カヤの外 云えば噛みつく 云わねばのさばる
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子のもとへ 車走らす オホーツク 途切れぬ山の みどりは豊か
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麦の穂を 自由自在に 遊ばせて 光をうつす 風のマエストロ
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二度咲きは小さく可憐 夏空に薄紫の藤の花咲く
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夏祭り 歩き雨降り 濡れ始め 萎える人々 いい気味音頭
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星ならば 見えて届かぬ あたりまえ 君との間 30光年
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どしゃ降りが上がって一気に蝉時雨 この声もやがては懐かしくなる
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頑なに夏は綿と思ってた 確かに涼し エアリズム着る
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行きつけのドラッグストアはチョコミントアイスないけど卵が安い
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ノートルダム寺院。青年戴冠式に侯はば受け賜らむか 御旨
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祖国なし 埃及出自浅黒き橄欖樹へ暗紅の實はふふらまず
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洗礼名ヨハン・シュトラウス ドナウは昏く靑きゆゑにうつくし
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朝餐ののちは死化粧 鏡臺へ姉妹の十姉妹が嫌に悲しき
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田園交響樂さびて明るしいもうとは家系図譜へと贖 は る
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