カメムシくん いつからここにいたのかい? 衣替えする半袖シャツに
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やっとこさ寝返り出来たと喜んで でも起き上がれない 嗚呼ぎっくり腰
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何故なのか分からないけどわたし今ここでこうして元気でいます
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昨日より更に冷え込むお勝手に冬のスリッパ今朝けさ履き始む
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秋の雲 自由自在に姿変え 詩人のように季節をうたう
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数多ある難問何も知らずして義姉あねは無邪気に手をふり返す
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まぶしくて手で顔隠し眠る猫その手が何ともまた可愛くて
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雨上がり 草刈りの音に誘われて 心浮き立ち そろーりお出かけ \ぎっくり腰から回復😊
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れるたび洗濯ばさみを付けるから ピンチハンガーぽつぽつと青
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過去からの刺客に刺されて失血死 歩む全てが黒歴史だから
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遠景に山の頂上見え始め 駆け出す子らに落ち葉散らばる
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続きたる夫の署名の代行に自分の名にも夫の名書くとは
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もし君が北風だったら空を舞う 枯葉になってダンスを踊る
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焼きバナナ 焼き柿入りの ヨーグルト 冷え対策で はまった朝食
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正気ではやってられない世の中に なじめる狂気 身につけて冬
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頑張っていても評価は分かれるし淡々とやる古希をしている
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もういらぬ内緒のスマホ鳴ったので妻は見せてと過去だったのに
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リハジムのがんばってーのぬくき声 千鳥があるくひだまりのなか
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三日ぶり 些細な喧嘩止めにして 二人の好きなプリン2つ買う
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山里の紅葉もみじ濃くなる小春日に秋を彩るおにぎりを食む
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剪定せんていと思っていたら斬られてた好きだったのにと布巾ふきん干しつつ/公園の·家から望みて
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「はい、これ」と差し出す袋 あっケーキ! 息子に祝われる今日は結婚記念日きねんび
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ふつうなら とっくに憎まれてるはずの 前世がたぶん猫だった人
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気が付けば小さなつぼみ沈丁花 嬉しい発見 寒い朝に
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有終の美のあざやかに冬の朝 けやきともみじ寄り添いて燃ゆ
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朝日受け川面に遊ぶ白鷺しらさぎの優美な姿 似つかぬダミ声
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肩にのる落ち葉吹雪のひとひらのささやきを聞く冬日の道に
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勝手かっての火を落としたら冷え出して記憶をたどり冬のよそお
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気嵐けあらしの 白きゆらぎに 目をめる 心残りに… ため息一つ
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本当のクリスマスって静かなの 園児の劇降誕劇に心温もり
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