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雨に濡れ一つ二つと落ちる花 庭はもうすぐピンクの
絨毯
(
じゅうたん
)
37
花ぐもり青が鮮やか花菖蒲、我をなぐさむために咲けしか
13
故郷から小包届き よし決まり! 今日の夕餉は山菜
三昧
(
ざんまい
)
36
行く末に重き果実る恵み秘め花梨の淡いもも色の花
28
咲き竸うツツジ美しウォーキング
愛犬
(
キミ
)
の思い出詰まった道を
39
寒空のビール祭りは震えても一緒に呑めば楽しいふたり
12
君にしてみれば いつもの夏だった 想いが届く わけもなかった
6
いくつもの米粒ほどの笑顔よせ一つに和む小手毬の謎
24
喜びや 悲しみだとか 実相は
我
(
わたし
)
がつくる 雨の桜に
33
村上へ藻塩を買いに彼と行くモナカどら焼き大人の遠足
10
プロ野球、推しのチームの勝敗に一喜一憂、母親のごと
15
芋虫の頃かけられた呪い(まじない)を蝶になっても忘れずにいる
11
夏野菜 仲良く作る老夫婦 姿が消えて淋しい菜園
31
清らかにひっそり咲きし都忘れ覚えていたよあなたの事を
18
雨上がり 川の両岸一面に 活き活きと咲く 野の花愛らし
32
ただ一つ作れる料理はカレーなり 夫の定番メニュー 母の日
28
「行って来ます」出勤する
息子
(
こ
)
を見送れば ほのかに漂ういつもの香り
29
今さらに知った私も気象病? 昨日の不調はスッと消えて
26
名の知れた地元企業が身売りする栄枯盛衰いつの時代も
10
十字架草と呼べば清らか ドクダミは 「自己犠牲」の花言葉持ち \咲弥様へ
25
皐月咲き競い合うかにアナベルも紫陽花開き花盛りなり
14
通院の日取り決まらずもどかしく送りの息子伺うばかり
13
木々の
間
(
ま
)
にいつしか苔はむしりけり黄色い花を静かに咲かせ
12
幸せな寝落ちを今夜 途切れたる 返信をまた慈しみ居り
14
眠気冴え 余韻の冷めぬ
短夜
(
みじかよ
)
は 君の返信 ただ嬉しくて
26
衰えていく身を抱え 懸命に生き延び 傍にいてくれる
愛犬
(
きみ
)
30
我を越え三児の母となった
娘
(
こ
)
は ネイルでおしゃれ 嗚呼まぶしいかな
30
杖をつき 前行く老人 カートには 花束一つ ゆっくり揺れる
49
すれちがう バスの運転手さんたちの 挨拶 見たくて いつもこの席
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雨後の風 マスクを取りて 吸い込めば お日様の香と 濡れた土の香
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