元気ですお陰様と言われても私が何かした訳じゃなし
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傘寿超え新年会も最後かな「また来年」と中締めしたが
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二度見した 結婚相手は AIさん⁉️ 時代は今 どこへ向かうか
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お雑煮の 作り方教えてと メールくる 孫ひとり暮らす 頑張り届く
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甘酒は 飲む点滴と 息子から 届く荷物は 愛に包まれ
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休肝日明けはよく酔う宵の口いよいよならむ君の麗し
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私も!と 土産交換 する一コマ 通じ合ってる 思い嬉しく
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困ったり うまく行かずに 落ち込むも 君だけじゃない 我受け止める!
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大日の沢越え開く眼前に 越後三山白く輝き
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ぬか漬けで 白飯を食む 冬の夜 漬けたわけでは ないんだけれど
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若き日に収監されし友は今介護の仕事に日々を頑張る/学生運動にのめり込み
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嵩高に積まれる雪を眺めては大きイチゴをひと口に食む
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Wifiの 調子が悪い 身に染みる AIなしの 我の無力さ
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エアコンの温風ならずフィルターを開けてビックリ埃の山で
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ほろ酔いに茶葉ほどけゆく数分の 『リンダリンダ』全力で聴く
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己の感情すら上手に言えなくて 不器用な口 よその子みたいね
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小雪舞う 深夜の路地は 寂しげも 自販機の が ぬくもりたたえ
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カレーの日 夜に食べよと 店寄るも 寒い身体は シチューを欲し
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題:「今朝の風景」  光る板  指でなぞりて  世と接ぎ  あさけの駅に  風ぞ立ちゐる 
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短歌うたで知る大雪の地のご苦労に寒いくらいで負けてごめんと
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吹き抜けの 雪の舞い込む荷下ろし場 夜通し点いた灯りが翳る
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冬の味覚 甘きおみかん 頬張りて 睦月もすゑかと 感慨深い
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大丈夫唱え続けて深呼吸 心ざわつくベッドの中で
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彼の前で肩先震はす君からの  「二月の義理」の黒より苦し
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シェーバーのかろき振えに肉挟みなおかろやかな油断の朝よ
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きみとして そのままそこに あればいい そういってくれたようでもう十分
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窓を打つ風が夜通し哭いていてもらい泣きする眠れない夜
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歳ばれて 寒い風吹く サークルで 若ぶっていた 自分がわるい
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八十やそ過ぎて飲めなくなった昔ほどされど楽しみ日々の晩酌
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寒空や雲間にぽっかり青い空そこだけ春が来ているようで
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