Utakata
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きせむ
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平成一桁生まれです。
令和7年9月3日事始
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風鈴を 揺らすかのよう メラメラと
火光
(
かぎろい
)
立ちて 夏めきにけり
14
人間界 うまくやるには ただ一つ 『人を不快にしないこと』だけ
13
パンナコッタ ラム酒はないよ あったのは 期限が切れた バニラエッセンス
11
濃い甘み それをも
凌
(
しの
)
ぐ
芳
(
かんば
)
しさ 脳を
貫
(
つらぬ
)
く 完熟メロン
16
湯上がりの
熱
(
ほて
)
りはどこか引きにくく 一度抱いた憎悪に似たり
24
家中に 君が隠した 贈り物 毛という分身 君去り三年
12
心とは 傷が多いと 反射して 綺麗に見える
愛
(
かな
)
しき一部
14
西瓜
(
すいか
)
より
水瓜
(
すいか
)
のほうが しっくりと
瑞々
(
みずみず
)
し赤
仲夏
(
ちゅうか
)
潤
(
うるお
)
す
18
無理せずに 生きれば誰かが無理をする 無理なき世には 人は住めぬか
10
物干しの
撓
(
しな
)
れるさまに 心さえ
灑
(
あら
)
われてゆく 梅雨晴れの朝
39
『
運
(
うん
)
』 という言葉でみんな済ますけど 良きも
悪
(
あ
)
しきも
運
(
はこ
)
ぶは自分
12
咲く花も 散るを思えば美しと これが人間らしさなりけり
12
茜
(
あかね
)
差す
河川敷
(
かせんじき
)
には 君と僕 今、青春と 気付いたあの日
13
久々の
梅雨寒
(
つゆざむ
)
の今日 この気持ち 七月六日 エモさ感ずる
9
採血は 定期テストの ようなもの だけど数字は 低きが
宜
(
よろ
)
し
16
罪はそう 『結婚』という 良き
籠
(
かご
)
で 一人の天使
囲
(
かこ
)
ったことだ
11
悪
(
あ
)
しきことも 良きことさえも 『滅』と言う 流行り言葉が 真理
突
(
つ
)
いてる
19
家事育児 仕事の糧に なることを 知らぬ古人が 社会をかたる
8
『子持ち様』 言った
君等
(
きみら
)
の年金は 誰が負担をするのだろうか
10
鳴神
(
なるかみ
)
が 音を立てれば 梅雨空は 青き
昊
(
そら
)
へと 変わりゆくもの
19
望月
(
もちづき
)
や
朧
(
おぼろ
)
に
懸
(
か
)
かる その
様
(
さま
)
は リカーに
浸
(
つ
)
かる 一粒の梅
14
俄雨
(
にわかあめ
)
恋煩
(
こいわずら
)
いに 似たるもの
ふ
(
振
)
ったり
や
(
病
)
んだり
12
鰻重
(
うなじゅう
)
と
鰻丼
(
うなどん
)
違いは
器
(
うつわ
)
だけ 花鳥風月
御重
(
おじゅう
)
を選ぶ
13
雨の中 殻を
背負
(
せお
)
って ゆっくりと 歩む
蝸牛
(
かぎゅう
)
に
処世
(
しょせい
)
を学ぶ
18
ラベンダー、あじさい、あやめ、クレマチス
雨季
(
うき
)
に
盛
(
さか
)
りし 紫の
英
(
はな
)
11
通勤の 電車はなぜか
癇強
(
かんつよ
)
し 仕事に対する 潜在意識か
11
一条
(
ひとすじ
)
の
炷
(
た
)
いた
香
(
こう
)
より 火をつけた
燐寸
(
マッチ
)
の
薫
(
かお
)
りに 心揺れたり
28
雨上がり 夜道を一人
逍遥
(
しょうよう
)
す ライトグリーン
蛍火
(
ほたるび
)
二つ
13
童心が
五月闇
(
さつきやみ
)
にて
躍
(
おど
)
り出す ザーザーピチャピチャ ゴロピカドカン
10
緑より
碧
(
みどり
)
に近い 山々は この
霖
(
ながあめ
)
で なお青くなる
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