きせむ
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平成一桁生まれです。

令和7年9月3日事始

風鈴を 揺らすかのよう メラメラと  火光かぎろい立ちて 夏めきにけり
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人間界 うまくやるには ただ一つ 『人を不快にしないこと』だけ
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パンナコッタ ラム酒はないよ あったのは  期限が切れた バニラエッセンス
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濃い甘み それをもしのぐ かんばしさ  脳をつらぬく 完熟メロン
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湯上がりのほてりはどこか引きにくく  一度抱いた憎悪に似たり
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家中に 君が隠した 贈り物  毛という分身 君去り三年
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心とは 傷が多いと 反射して  綺麗に見える かなしき一部
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西瓜すいかより 水瓜すいかのほうが しっくりと  瑞々みずみずし赤 仲夏ちゅうかうるお
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無理せずに 生きれば誰かが無理をする  無理なき世には 人は住めぬか
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物干しの しなれるさまに 心さえ  あらわれてゆく 梅雨晴れの朝
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うん』 という言葉でみんな済ますけど  良きもしきも はこぶは自分
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咲く花も 散るを思えば美しと  これが人間らしさなりけり
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あかね差す 河川敷かせんじきには 君と僕  今、青春と 気付いたあの日
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久々の 梅雨寒つゆざむの今日 この気持ち  七月六日 エモさ感ずる
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採血は 定期テストの ようなもの  だけど数字は 低きがよろ
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罪はそう 『結婚』という 良きかごで  一人の天使 かこったことだ
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しきことも 良きことさえも 『滅』と言う  流行り言葉が 真理いてる
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家事育児 仕事の糧に なることを  知らぬ古人が 社会をかたる
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『子持ち様』 言った君等きみらの年金は  誰が負担をするのだろうか
10
鳴神なるかみが 音を立てれば 梅雨空は  青きそらへと 変わりゆくもの 
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望月もちづきや おぼろかる そのさまは  リカーにかる 一粒の梅
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俄雨にわかあめ 恋煩こいわずらいに 似たるもの  ったり んだり
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鰻重うなじゅう鰻丼うなどん違いは うつわだけ  花鳥風月 御重おじゅうを選ぶ
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雨の中 殻を背負せおって ゆっくりと  歩む蝸牛かぎゅうに 処世しょせいを学ぶ
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ラベンダー、あじさい、あやめ、クレマチス  雨季うきさかりし 紫のはな
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通勤の 電車はなぜか 癇強かんつよし  仕事に対する 潜在意識か
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一条ひとすじの いたこうより 火をつけた  燐寸マッチかおりに 心揺れたり
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雨上がり 夜道を一人 逍遥しょうようす  ライトグリーン 蛍火ほたるび二つ  
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童心が 五月闇さつきやみにて おどり出す  ザーザーピチャピチャ ゴロピカドカン
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緑より みどりに近い 山々は  このながあめで なお青くなる
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