きせむ
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平成一桁生まれです。

令和7年9月3日事始

時短でも 帰りはなぜか 遅いのだ  育休なんて ただの幻
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盆近く 地をふるわせる 馬鹿者よ  自然のくせに 知らぬ風流
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涼夏など 何時いつ以来かと 追憶ついおくす 祖父母と夕餉ゆうげ 茜山景あかねさんけい
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盆もなし 正月もなし もう慣れた  社会に出され 十余年
17
嫌なこと 全部自分の 所為せいにした  なぜか心が 軽くなりゆく
21
幽谷ゆうこくに 苔生こけむ堰堤えんてい 一つり  魚梯ぎょていを渡る 川鰍かわかじかかな
14
わざわいよ もう火の国へ 行くなかれ  神は何処いずこで 何をしている
13
翠嵐すいらんに まぎ一木いちぼく 玉松が  君であればと 夏は過ぎゆく
10
真夏でも 涼しき風が 吹き渡る  寒蝉ひぐらしの声 恋し故郷ふるさと
18
細君さいくんを 見初みそめ十年 経ちにけり  天使に見える 魔法が解けぬ  
30
幸せを 願えば叶う ものならば  ここまで祈る 心もないか
10
風鈴を 揺らすかのよう メラメラと  火光かぎろい立ちて 夏めきにけり
13
人間界 うまくやるには ただ一つ 『人を不快にしないこと』だけ
11
パンナコッタ ラム酒はないよ あったのは  期限が切れた バニラエッセンス
10
濃い甘み それをもしのぐ かんばしさ  脳をつらぬく 完熟メロン
15
湯上がりのほてりはどこか引きにくく  一度抱いた憎悪に似たり
25
家中に 君が隠した 贈り物  毛という分身 君去り三年
13
心とは 傷が多いと 反射して  綺麗に見える かなしき一部
13
西瓜すいかより 水瓜すいかのほうが しっくりと  瑞々みずみずし赤 仲夏ちゅうかうるお
19
無理せずに 生きれば誰かが無理をする  無理なき世には 人は住めぬか
11
物干しの しなれるさまに 心さえ  あらわれてゆく 梅雨晴れの朝
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うん』 という言葉でみんな済ますけど  良きもしきも はこぶは自分
10
咲く花も 散るを思えば美しと  これが人間らしさなりけり
10
あかね差す 河川敷かせんじきには 君と僕  今、青春と 気付いたあの日
13
久々の 梅雨寒つゆざむの今日 この気持ち  七月六日 エモさ感ずる
8
採血は 定期テストの ようなもの  だけど数字は 低きがよろ
14
罪はそう 『結婚』という 良きかごで  一人の天使 かこったことだ
10
しきことも 良きことさえも 『滅』と言う  流行り言葉が 真理いてる
17
家事育児 仕事の糧に なることを  知らぬ古人が 社会をかたる
8
『子持ち様』 言った君等きみらの年金は  誰が負担をするのだろうか
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