きせむ
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平成一桁生まれです。

令和7年9月3日事始

青い春 頬杖ついた 君を見て  シャツの釦(ぼたん)に なりたいと思う 
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思春期は 辛(つら)く険しく 麗(うるわ)しく  『生きる』が多く 積(つ)まれし日々よ
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豆まきて 鬼諸共(もろとも)に 大寒も  次の年まで しばし隠れる
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外見や 中身がどうと 言われても  浜の真砂(まさご)は 濤(なみ)に濡れゆく
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逆流す 胃酸が吾に 言い渡す  若き時分は 過ぎて行ったと
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鉄砲鍋(てっちり)や 由来を聞けば きな臭し  弾(はず)む心に 弾丸(たま)弾(はじ)かれず
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昨日(さくじつ)の 白花蝋梅(しろばなろうばい) 思い出し  生成(きな)りのシャツに 袖通す今日
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野辺(のべ)の梅 冴える空気に 曝(さら)されて  紅(あか)きが況(ま)して 鮮やかとなる
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祖母孝行 卒寿の年に ランドセル  吾(われ)の息子は 貴女(あなた)の曾孫(ひまご)
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けんけんと 声を響かせ 春告げる  梅の花より 鮮やかな君  
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口惜(くちお)しい 而立(じりつ)を過ぎて 人や店  心に留(と)まる もの去(さ)り始(はじ)む
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桜咲く 季(とき)は瞬(またた)く 間に過ぎて  今年も花見 できぬ気がする 
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万人に 松葉(まつば)竹節(たけふし) 梅の実の  如き幸福 吾(われ)寿(ことほ)ぎぬ
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黒豆の 漆(うるし)の如き 艶(つや)を見て 口にせずとも うまいとわかる
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彩雲(さいうん)を 纏(まと)いし冬日(ふゆひ) 現れる  或(あ)る昼さがり 良き昼さがり
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隼(はやぶさ)が 日翳(ひかげ)り空(ぞら)で 諍(いさか)うを  地べたで眺(なが)む 吾(わ)は徒(ただ)の人
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災(わざわい)は 一切全(いっさいすべ)てを 奪い去る されどそれすら 糧(かて)と為(な)す君
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人生は たった一度と いうことを  常に思えば 今よりおかし
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人好(す)けば どこか心が ざわつけど  杞憂(きゆう)に過ぎぬ 幸せとなれ
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寒けれど 寒さの中に 風情あり  ため息一つ 気霜(きじも)に変わる
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芳(かんば)しく 色鮮やかな 草餅を  拵(こしら)え送る 九十の祖母
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赤染(あかぞめ)の 蔦(つた)の葉っぱに 霜降(しもお)りる  連想されし クリスマスかな
7
雪交(ま)じる ネオン街にて 酔い回り  シティポ流れりゃ エモさ爆発
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白雪(しらゆき)の 積(つ)もる野山に 熊が立つ  銀世界にも 団栗(どんぐり)はなし
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令和でも 霜月師走(しもつきしわす)へ 変わりけり  雪でも舞えば 猶(なお)ぞ嬉しき
11
大好きと 気まぐれにしか 言えぬから  初めて君に 会いし日想う
9
この想い 姿を見ぬと 伝えたい  姿を見ると 伝えられない
13
言(こと)の葉(は)は 変わっていくのが 風情(ふぜい)なり  流行(はや)り廃(すた)りは 専売特許(せんばいとっきょ)
8
手土産の かんころ餅が 呼び起こす  この懐かしさ 未(いま)だ解(わか)らず
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秋空の 青と白とに 刺さりたる  常磐緑(ときわみどり)の 松葉鮮(まつばあざ)やか 
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