きせむ
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投稿数
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至極色しごくいろ 玉幾重たまいくえにも 馥郁ふくいくと  口に広がる 甘み秋なり /ぶどうの詩  ※至極色⋯黒に近い赤紫色
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青蜜柑あおみかん さらせし果皮かひは 黄に緑  爽籟そうらい吹きて 陳皮ちんぴわらふ  ※爽籟⋯初秋あたりの爽かな北風
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今はどこ どこに向かうか 秋津島あきつしま  為政者いせいしゃたちに 答弁求む
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病児休暇びょうじきゅうか しぶる奴らに 言いたいよ  お前の年金 誰がになうの /子育ては国事
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挨拶は 角力すもうに例えりゃ 前褌まえみつを  取るのと一緒だ 社会では
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齢重としかさね 日々の些事さじさえ 良いことと  思えるこれが 大人の粋方生き方
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この街は 日が傾けば 酒祭さかまつり  桜木川さくらぎがわを 心にえが
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今朝方けさがたの もやが掛かりし 山のは  心のさまに 少し似ている
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感情も 思想もすべて ことに  泡沫うたかたの世を うたかたらう
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玉虫の はね一片いっぺん 軒先へ  童心に返る 金緑きんりょくの色
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帰り道 君が見惚みとれれた 鰯雲いわしぐも  今日の夕餉ゆうげは 目刺しにしよう
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幾重いくえにも 寄せて戻りし 秋のなみ  すそを濡らして 気が晴れてきた
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小夜時雨さよしぐれ すずしき空気 残す朝  そら少しずつ 高くなりゆく 
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来世らいせでも 君を伴侶はんりょに むかえたい  思える事が 現世げんせ果報かほう
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和々にこにこと 咲顔えがおでいれる 大人には  なれそうもなし 今日好天こうてんなり
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蘭奢待らんじゃたい 臨終りんじゅうまでに 聞きたしと  英雄の夢 われ伽羅きゃら
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月見ても 心動かぬ そんな日が  少なくなれば 人は幸せ
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追いし事 追われし事も 何もかも  今となっては もやかすみ
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たまにしか 会えぬあなたの 声聞けば  たまにの良さを 忘れてしまう
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君想う 気持ちを出せず 時が過ぎ  いつか出せると 今もおもえり
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まなこから ひかりを入れて 生を知り  言葉をまなび 死を知ってゆく
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風花かざはなの 磐梯山ばんだいさんに 別れ告げ  積もらぬ雪に 会津あいづおも
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瀬にながる 笹の葉一つ 目で追えば  難事なんじも全て 乗せて行きたる
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妄想でも 三十一の 音の中で  夢が見れる そんな頃々
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来る来ない 乙女おとめの如く 花びらを  千切ちぎりて来たのは 雨だった
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一目惚れ 一緒に住むなど 夢の夢  今同じ家 同じ部屋に
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東雲しののめは 過去の記憶を 呼び起こす  後悔たちが 朝に焼かるる
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アディショナル ここで全てを くつがえす  空費が奇跡に 転じ始める
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幼子おさなごが きし多彩な 抽象画  値千金あたいせんきん 我が家の家宝
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六花りっか咲く むはあたわず もりゆく  つのりゆくのは 恋の花なり
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