きせむ
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平成一桁生まれです。

令和7年9月3日事始

炒飯(チャーハン)は 細く刻んだ かまぼこの  薄紅色(うすべにいろ)が 味を左右(さゆう)す
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赤い丸 輪切りで出(い)づる 五稜星(ごりょうせい)  スターカットは 楽でいいかも
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近頃の 秋は玉響(たまゆら) なればこそ  鱗雲(うろこぐも)さえ 儚(はかな)く見える
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溶(と)けてゆく 口に含んだ チョコレート  愛に近(ちか)しい 味がする
7
街灯の 一つも照らぬ 田圃道(たんぼみち)  仰(あお)いだ先に 天象儀(てんしょうぎ)
8
政(まつりごと) 合従連衡(がっしょうれんこう) 複雑怪奇(ふくざつかいき)  日は出(い)づれども 名君は出ず
5
切れ間ない 曇天(どんてん)まるで 水彩紙(すいさいし)  想いは暈(ぼ)けて 雨は滲(にじ)んで
7
迷い猫 網戸越(あみどご)しから 覗(のぞ)いてる  愛嬌(あいきょう)に負け 煮干(にぼ)しを渡す
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人と熊 山の神との 邂逅(かいこう)は  悉(ことごと)く皆(みな) すれ違いから
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くだらない 取るに足らない その中に  風雅(ふうが)の塵(ちり)が 一二三(ひとふたみっ)つ
6
渋柿(しぶがき)に 焼酎(しょうちゅう)かけて 二週間 甘柿(あまがき)よりも 赫(かがや)く身不知(みしらず) 
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蕃茄(ばんか)買う 返してみたら 割れていた  今日のカレーは 赤くなる 
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暴れ熊 人の都合で 怒(いか)れども  俺等(おれら)も動物 ごめん戦う
9
子は宝 憶良(おくら)が云(い)った 当然を  千三百年(せんさんびゃくねん)経(へ)て 減る宝かな 
7
街に熊 森から君を 追いやった  人の都合(つごう)は 秋空凌(しの)ぐ 
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恋の花 寒さで蕾(つぼみ)が 綻(ほこ)びて  実をつける頃 また寒くなる
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異常気象と 言えど暦(こよみ)に 逆(さか)らわず  君との間(あいだ)に 秋風が吹く 
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色なき風 金木犀(キンモクセイ)の 香(か)を乗せて  吾(わ)が鼻腔(びくう)から 秋が始まる
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育ち良き 口悪くとも 気品あり  麻生閣下は 最後の貴族
8
中秋月(ちゅうしゅうづき) 真円形(しんえんけい)とは 限らない  虧(か)けし処(ところ)に 風流(ふうりゅう)が住(す)む
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実(み)の色が 黄(き)から橙(だいだい) 朱(しゅ)へ変わる  秋の深みが 柿(かき)に写(うつ)りて
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ごおごおと 風と鉄塔(てっとう) 奏(かな)でたる  季節移(うつ)ろう 音がする
8
秋色(あきいろ)に 染まりて気付く 葉緑(はみどり)の  尊(とうと)さまるで 夫婦(めおと)の心
8
極楽寺(ごくらくじ) 権五郎(ごんごろう)の 力餅(ちからもち)  波の如くに 甘(うま)み寄(よ)せたり
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薄荷油(ハッカゆ)を 身体(からだ)に塗(ぬ)りて 床(とこ)に入(い)る  そんな季節が 今年も終わる
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渦巻香(うずまきこう) 蚊を落としたる そのついで  祖父母の家を 思い出したり
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変わりしは 君の想いか 吾(わ)が情(こころ)  今はただ 岐(わか)れてぞ往(ゆ)く
7
秋風(あきかぜ)が 詩(うた)を詠(うた)えと 誘(さそ)う夜(よ)の  空(そら)に懸(か)かりし 小望月(こもちづき)かな
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野山錦(のやまにしき) 桜の葉さえ 紅(あか)くする  赤黄褐色(あかきかっしょく) 天下秋なり
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女神(めがみ)でも 女帝(じょてい)でもいい この国を  苗から瑞穂(みずほ)へ 改(あらた)め給(たま)え  /『女性初』なんて野暮な言葉
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