きせむ
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平成一桁生まれです。

令和7年9月3日事始

咲く花も 散るを思えば美しと  これが人間らしさなりけり
10
茜(あかね)差す 河川敷(かせんじき)には 君と僕  今、青春と 気付いたあの日
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採血は 定期テストの ようなもの  だけど数字は 低きが宜(よろ)し
14
罪はそう 『結婚』という 良き籠(かご)で  一人の天使 囲(かこ)ったことだ
10
悪(あ)しきことも 良きことさえも 『滅』と言う  流行り言葉が 真理突(つ)いてる
17
『子持ち様』 言った君等(きみら)の年金は  誰が負担をするのだろうか
10
鳴神(なるかみ)が 音を立てれば 梅雨空は  青き昊(そら)へと 変わりゆくもの 
17
望月(もちづき)や 朧(おぼろ)に懸(か)かる その様(さま)は  リカーに浸(つ)かる 一粒の梅
12
俄雨(にわかあめ) 恋煩(こいわずら)いに 似たるもの  ふ(振)ったり や(病)んだり
11
鰻重(うなじゅう)と鰻丼(うなどん)違いは 器(うつわ)だけ  花鳥風月 御重(おじゅう)を選ぶ
11
雨の中 殻を背負(せお)って ゆっくりと  歩む蝸牛(かぎゅう)に 処世(しょせい)を学ぶ
16
ラベンダー、あじさい、あやめ、クレマチス  雨季(うき)に盛(さか)りし 紫の英(はな)
11
通勤の 電車はなぜか 癇強(かんつよ)し  仕事に対する 潜在意識か
9
一条(ひとすじ)の 炷(た)いた香(こう)より 火をつけた  燐寸(マッチ)の薫(かお)りに 心揺れたり
27
雨上がり 夜道を一人 逍遥(しょうよう)す  ライトグリーン 蛍火(ほたるび)二つ  
11
童心が 五月闇(さつきやみ)にて 躍(おど)り出す  ザーザーピチャピチャ ゴロピカドカン
9
緑より 碧(みどり)に近い 山々は  この霖(ながあめ)で なお青くなる
21
感情で 叱る度合いを 変えるなと  己を叱る わが親心
17
仕事など みんなのためと 偽善でも  やってみたれば うまくいくもの
13
半年が 過ぎる早さに 老いを知り  梅の如くに 熟す吾なり  
11
鶏汁(とりじる)と ラタトゥユもどき 大鍋へ  リメイクカレー 卵茹(ゆ)でつつ
13
人の世に 人が一番 必要で  人が一番 煩(わずら)わしくて
29
野分(のわき)にて 庭の鳥糞(ちょうふん) 濯(すす)がれて  見て見ぬふりも 許す初夏昊(しょかぞら)
12
恋は恋 破れて消えて 終わっても  あなたの笑顔 眩(まぶ)しいままで
12
郊外の 闇(やみ)の灯(あか)りに 火取虫(ひとりむし)  都心蠢(うごめ)く 人より清(きよ)し
15
風薫る 時季は忽(たちま)ち 過ぎ去りて  舗装が灼(や)ける 匂(にお)い立つなり
14
少しずつ 移ろいゆくのが この国の  季節であった 暫(しば)し前まで
23
沈む陽が 沈む心を みちづれに  してくれたのか そんな気がした
10
死ぬる日は 凡(すべ)ての者に やって来る  今日一日は もうやって来ず
11
酢漿(かたばみ)の 黄色と酸(す)いが 連れてきた  青き炎天 もうすぐそこに
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