Utakata
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平成一桁生まれです。
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思春期は
辛
(
つら
)
く
険しく
麗
(
うるわ
)
しく 『生きる』が多く
積
(
つ
)
まれし日々よ
14
豆まきて 鬼
諸共
(
もろとも
)
に 大寒も 次の年まで しばし隠れる
15
外見や 中身がどうと 言われても 浜の
真砂
(
まさご
)
は
濤
(
なみ
)
に濡れゆく
17
逆流す 胃酸が吾に 言い渡す 若き時分は 過ぎて行ったと
18
鉄砲鍋
(
てっちり
)
や 由来を聞けば きな臭し
弾
(
はず
)
む心に
弾丸
(
たま
)
弾
(
はじ
)
かれず
16
昨日
(
さくじつ
)
の
白花蝋梅
(
しろばなろうばい
)
思い出し
生成
(
きな
)
りのシャツに 袖通す今日
23
野辺
(
のべ
)
の梅 冴える空気に
曝
(
さら
)
されて
紅
(
あか
)
きが
況
(
ま
)
して 鮮やかとなる
20
祖母孝行 卒寿の年に ランドセル
吾
(
われ
)
の息子は
貴女
(
あなた
)
の
曾孫
(
ひまご
)
18
けんけんと 声を響かせ 春告げる 梅の花より 鮮やかな君
18
口惜
(
くちお
)
しい
而立
(
じりつ
)
を過ぎて 人や店 心に
留
(
と
)
まる もの
去
(
さ
)
り
始
(
はじ
)
む
12
桜咲く
季
(
とき
)
は
瞬
(
またた
)
く 間に過ぎて 今年も花見 できぬ気がする
14
万人に
松葉
(
まつば
)
竹節
(
たけふし
)
梅の実の 如き幸福
吾
(
われ
)
寿
(
ことほ
)
ぎぬ
16
黒豆の
漆
(
うるし
)
の如き
艶
(
つや
)
を見て 口にせずとも うまいとわかる
26
彩雲
(
さいうん
)
を
纏
(
まと
)
いし
冬日
(
ふゆひ
)
現れる
或
(
あ
)
る昼さがり 良き昼さがり
17
隼
(
はやぶさ
)
が
日翳
(
ひかげ
)
り
空
(
ぞら
)
で
諍
(
いさか
)
うを 地べたで
眺
(
なが
)
む
吾
(
わ
)
は
徒
(
ただ
)
の人
15
災
(
わざわい
)
は
一切全
(
いっさいすべ
)
てを 奪い去る されどそれすら
糧
(
かて
)
と
為
(
な
)
す君
16
人生は たった一度と いうことを 常に思えば 今よりおかし
15
人
好
(
す
)
けば どこか心が ざわつけど
杞憂
(
きゆう
)
に過ぎぬ 幸せとなれ
11
寒けれど 寒さの中に 風情あり ため息一つ
気霜
(
きじも
)
に変わる
17
芳
(
かんば
)
しく 色鮮やかな 草餅を
拵
(
こしら
)
え送る
九十の祖母
17
赤染
(
あかぞめ
)
の
蔦
(
つた
)
の葉っぱに
霜降
(
しもお
)
りる 連想されし クリスマスかな
9
雪
交
(
ま
)
じる ネオン街にて 酔い回り シティポ流れりゃ エモさ爆発
6
白雪
(
しらゆき
)
の
積
(
つ
)
もる野山に 熊が立つ 銀世界にも
団栗
(
どんぐり
)
はなし
20
令和でも
霜月師走
(
しもつきしわす
)
へ 変わりけり 雪でも舞えば
猶
(
なお
)
ぞ嬉しき
13
大好きと 気まぐれにしか 言えぬから 初めて君に 会いし日想う
10
この想い 姿を見ぬと 伝えたい 姿を見ると 伝えられない
15
言
(
こと
)
の
葉
(
は
)
は 変わっていくのが
風情
(
ふぜい
)
なり
流行
(
はや
)
り
廃
(
すた
)
りは
専売特許
(
せんばいとっきょ
)
10
手土産の かんころ餅が 呼び起こす この懐かしさ
未
(
いま
)
だ
解
(
わか
)
らず
17
秋空の 青と白とに 刺さりたる
常磐緑
(
ときわみどり
)
の
松葉鮮
(
まつばあざ
)
やか
21
炒飯
(
チャーハン
)
は 細く刻んだ かまぼこの
薄紅色
(
うすべにいろ
)
が 味を
左右
(
さゆう
)
す
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