Utakata
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薄荷油
(
ハッカゆ
)
を
身体
(
からだ
)
に
塗
(
ぬ
)
りて
床
(
とこ
)
に
入
(
い
)
る そんな季節が 今年も終わる
13
渦巻香
(
うずまきこう
)
蚊を落としたる そのついで 祖父母の家を 思い出したり
19
変わりしは 君の想いか
吾
(
わ
)
が
情
(
こころ
)
今はただ
岐
(
わか
)
れてぞ
往
(
ゆ
)
く
9
秋風
(
あきかぜ
)
が
詩
(
うた
)
を
詠
(
うた
)
えと
誘
(
さそ
)
う
夜
(
よ
)
の
空
(
そら
)
に
懸
(
か
)
かりし
小望月
(
こもちづき
)
かな
17
野山錦
(
のやまにしき
)
桜の葉さえ
紅
(
あか
)
くする
赤黄褐色
(
あかきかっしょく
)
天下秋なり
11
女神
(
めがみ
)
でも
女帝
(
じょてい
)
でもいい この国を 苗から
瑞穂
(
みずほ
)
へ
改
(
あらた
)
め
給
(
たま
)
え /『女性初』なんて野暮な言葉
13
紅
(
あか
)
き葉を
焚
(
た
)
きて
焼
(
や
)
いたる 焼き芋に オーブン越えの 期待
凄
(
すさ
)
まじ
15
夜
(
よ
)
すがらの
篠突
(
しのつ
)
く雨が 手を引いて 夏の残りを 連れてゆくかな
19
端的
(
たんてき
)
で
汎用性
(
はんようせい
)
も
併
(
あわ
)
せ持つ『メロい』はまさに
至上
(
しじょう
)
の言葉
8
雲の色 花の香りと 鳥の声 違いが分かる 今が幸せ
13
崩
(
くず
)
れゆく 天を
仰
(
あお
)
いで
自
(
みずか
)
らに 雨粒当てた 思春期の
候
(
こう
)
17
擦
(
す
)
れ
果
(
は
)
てて
可愛
(
かわい
)
げ捨てた 子供達 社会はそれを 大人と呼んだ
7
裏切りは 手錠を掛けても 直らない 時代変われど 色は変わらぬ /『あゝ無情』 昨日聞きました。
10
空
(
むな
)
しいと 空など見るから そう思う
空
(
むな
)
しいときは 生き物を見よ
8
恋衣
(
こいごろも
)
寒き季節に 着たくなる 人肌などと
恰好
(
かっこう
)
つけて
10
逃げ方は 死ぬだけじゃない まだ早い まずはそこから 遠く離れよ
10
夢破れ 立ち
竦
(
すく
)
みたる
若人
(
わこうど
)
よ そこがスタートラインだよ /人生はいつもマイナスから。意外とそれがうまくいく。
7
高き
旻
(
そら
)
澄
(
す
)
む
蒼色
(
あおいろ
)
が
海原
(
わだつみ
)
と 一つになりて 秋は来たりぬ
14
運動会 棒立ちだった 君は今 目で追えぬほど 踊り
尽
(
つ
)
くせり
10
セピア色 染まる
向日葵
(
ひまわり
)
尖
(
とが
)
る種 涼しい風に 冷める
赤日
(
せきじつ
)
8
人思わざれば 己豊かに なり得るも 人己から 離れ行くなり
7
心はね 壊れる音が しないから 休ませ過ぎる くらいが
宜
(
よろ
)
し
11
吾思
(
われおも
)
う
涼風一陣
(
すずかぜいちじん
)
心地良し
細君
(
さいくん
)
は
云
(
い
)
う 少し寒いと
6
至極色
(
しごくいろ
)
玉幾重
(
たまいくえ
)
にも
馥郁
(
ふくいく
)
と 口に広がる 甘み秋なり /ぶどうの詩 ※至極色⋯黒に近い赤紫色
8
青蜜柑
(
あおみかん
)
晒
(
さら
)
せし
果皮
(
かひ
)
は 黄に緑
爽籟
(
そうらい
)
吹きて
陳皮
(
ちんぴ
)
に
変
(
か
)
わらふ ※爽籟⋯初秋あたりの爽かな北風
7
今はどこ どこに向かうか
秋津島
(
あきつしま
)
為政者
(
いせいしゃ
)
たちに 答弁求む
6
病児休暇
(
びょうじきゅうか
)
渋
(
しぶ
)
る奴らに 言いたいよ お前の年金 誰が
担
(
にな
)
うの /子育ては国事
11
挨拶は
角力
(
すもう
)
に例えりゃ
前褌
(
まえみつ
)
を 取るのと一緒だ 社会では
9
齢重
(
としかさ
)
ね 日々の
些事
(
さじ
)
さえ 良いことと 思えるこれが 大人の
粋方
(
生き方
)
10
この街は 日が傾けば
酒祭
(
さかまつり
)
桜木川
(
さくらぎがわ
)
を 心に
描
(
えが
)
く
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