Utakata
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今朝方
(
けさがた
)
の
靄
(
もや
)
が掛かりし 山の
端
(
は
)
は 心の
様
(
さま
)
に 少し似ている
14
感情も 思想もすべて
言
(
こと
)
の
葉
(
は
)
に
泡沫
(
うたかた
)
の世を
歌
(
うた
)
で
語
(
かた
)
らう
8
玉虫の
翅
(
はね
)
が
一片
(
いっぺん
)
軒先へ 童心に返る
金緑
(
きんりょく
)
の色
14
帰り道 君が
見惚
(
みとれ
)
れた
鰯雲
(
いわしぐも
)
今日の
夕餉
(
ゆうげ
)
は 目刺しにしよう
14
幾重
(
いくえ
)
にも 寄せて戻りし 秋の
濤
(
なみ
)
裾
(
すそ
)
を濡らして 気が晴れてきた
6
小夜時雨
(
さよしぐれ
)
涼
(
すず
)
しき空気 残す朝
旻
(
そら
)
少しずつ 高くなりゆく
10
来世
(
らいせ
)
でも 君を
伴侶
(
はんりょ
)
に
迎
(
むか
)
えたい 思える事が
現世
(
げんせ
)
の
果報
(
かほう
)
13
和々
(
にこにこ
)
と
咲顔
(
えがお
)
でいれる 大人には なれそうもなし 今日
好天
(
こうてん
)
なり
8
蘭奢待
(
らんじゃたい
)
臨終
(
りんじゅう
)
までに 聞きたしと 英雄の夢
吾
(
われ
)
は
伽羅
(
きゃら
)
焚
(
た
)
く
7
月見ても 心動かぬ そんな日が 少なくなれば 人は幸せ
7
追いし事 追われし事も 何もかも 今となっては
靄
(
もや
)
に
霞
(
かすみ
)
に
7
偶
(
たま
)
にしか 会えぬあなたの 声聞けば
偶
(
たま
)
にの良さを 忘れてしまう
7
君想う 気持ちを出せず 時が過ぎ いつか出せると 今も
思
(
おも
)
えり
7
眼
(
まなこ
)
から
曦
(
ひかり
)
を入れて 生を知り 言葉を
学
(
まな
)
び 死を知ってゆく
6
風花
(
かざはな
)
の
磐梯山
(
ばんだいさん
)
に 別れ告げ 積もらぬ雪に
会津
(
あいづ
)
を
懐
(
おも
)
う
11
瀬に
流
(
なが
)
る 笹の葉一つ 目で追えば
難事
(
なんじ
)
も全て 乗せて行きたる
9
妄想でも 三十一の 音の中で 夢が見れる そんな頃々
8
来る来ない
乙女
(
おとめ
)
の如く 花びらを
千切
(
ちぎ
)
りて来たのは 雨だった
6
一目惚れ 一緒に住むなど 夢の夢 今同じ家 同じ部屋に
居
(
お
)
り
7
東雲
(
しののめ
)
は 過去の記憶を 呼び起こす 後悔たちが 朝に焼かるる
10
アディショナル ここで全てを
覆
(
くつがえ
)
す 空費が奇跡に 転じ始める
4
幼子
(
おさなご
)
が
描
(
か
)
きし多彩な 抽象画
値千金
(
あたいせんきん
)
我が家の家宝
17
六花
(
りっか
)
咲く
摘
(
つ
)
むは
能
(
あた
)
わず
積
(
つ
)
もりゆく
募
(
つの
)
りゆくのは 恋の花なり
9
今朝
(
けさ
)
涼
(
すず
)
し
叢雲
(
むらくも
)
故
(
ゆえ
)
か
候
(
こう
)
変わりしか なにはともあれ
心地
(
ここち
)
よき
哉
(
かな
)
11
青き春 すべて
麗
(
うるわ
)
し あの日々は 記憶の中で なお美化される
11
ラムネ瓶 淡き水色 透ける夏
鬱憤
(
うっぷん
)
たちが 泡と消えゆく
9
考えも 心もすべて 枯れ果てて それでも見ゆる 朝焼けの月
9
愛と憎しみ 表と裏と 言われども
約
(
つづ
)
まる所 同じものなり
8
子と二人 ポケモンカード 開ける時
吾
(
われ
)
の心は 子と同い年
15
心
表
(
あらわ
)
す
三十一
(
さんじゅういち
)
の 言の葉は 詩か歌かなど 愚問なりけり
10
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