Utakata
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ゆるてなほゆ帆
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未熟。
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真似をしてるだけ力失って痩せてきた雨を嘲笑う様な傘を
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遠き地の名を口にする時褪せた君の金歯に触れる舌はよく歪む
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おかえりなさい冷たいは耳の役白皿染めてあなた温めるは僕の役
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ぬばたまのぬばとはなにぞ コンビニでパン買う黒人よ教えてくれ
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夕焼けを僕だけが見ている街にいくつもの新車 いくつもの手からふうせん
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後ろに住む誰かは姿見せないのにみんな生きてると言う透明人間か?
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ごめんねすずむしあなたのこえがきえてしまうまでぼくはおきていられない
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落ちること怖くなりし非常階段にみえたせっかちなキミの背中
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もつ煮食べ少し熱を浴びた頬に氷入りファンタを染み込ませる
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オリオン座見れぬ街の夜空Mのネオンがおれを蔑んでいる
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きちんと生きていけないからせめてはみがきで はなまるをもらってかえる
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爪先からだらんと流れし葬式用ネクタイ死という空白を宙に
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垂れて乾いた青春はいずこ 記憶を頼りに面皰跡を人差し指でなじる
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隠すほど大きさもなき生殖器に手を置き十月の便所寒し
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昨日の日もさようならブラインド越しに知らぬ二人がくるっと踊る
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三期まで五年空いたアニメの二期最終回みたいに本日晴れ
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桜に鳴く鶯ならぬ亡骸を啄む烏となりて声ひとつ匿名の中に立ち
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確かにいる草の中の声を抜かしてまで帰りたい我が家がある
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なんで歯はなにかと触れないといたいと言えないのだろう気づけばあな かなしい
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夕立が吹く百八円で買った茶はもう腐ってる お墓に供えるポカリ冷やす
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おくのはまできちんとみがいたおくちにはなびのしんだにおいがおちてくる
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ながいのながにのはらのと言われ県名ではないとよ釘刺されてる早朝に
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うつくしき曲線の・・・その先を言わぬように繁華街を悩みが無いように走る
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なぜこんな名を付けたのだろうとふと思う 太ももに恥丘となぞりて
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背中なき時はあまりに軽すぎる不安ゆえにベンチの足は六もあり
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あざらしたくさんの傘を買った翌朝に止む雨のこと じっと見るきみのこと
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超えられぬ壁をシール一枚に記され穴開け機空を眺めてなにおもう
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降る雨や転んで泣いて寝転ぶも人と呼べるもの通らぬ道にて降る雨や
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特になし ホタテ逃げるとこだけ見て消したテレビとかおなかへってるとか
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古本屋で買った本の二ページ目を開いたままパンケーキ混ぜてみる 有給
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