Utakata
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ゆるてなほゆ帆
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未熟。
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ながいのながにのはらのと言われ県名ではないとよ釘刺されてる早朝に
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うつくしき曲線の・・・その先を言わぬように繁華街を悩みが無いように走る
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なぜこんな名を付けたのだろうとふと思う 太ももに恥丘となぞりて
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背中なき時はあまりに軽すぎる不安ゆえにベンチの足は六もあり
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あざらしたくさんの傘を買った翌朝に止む雨のこと じっと見るきみのこと
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超えられぬ壁をシール一枚に記され穴開け機空を眺めてなにおもう
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降る雨や転んで泣いて寝転ぶも人と呼べるもの通らぬ道にて降る雨や
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特になし ホタテ逃げるとこだけ見て消したテレビとかおなかへってるとか
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古本屋で買った本の二ページ目を開いたままパンケーキ混ぜてみる 有給
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大人にさなりたての牙で噛み付こう九月のぴんと晴れたこの日に
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おしりだえおおきなとらっくのゆうひだえいなほだえすてきだえね
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ふくらむという語さえ味方にしてしまい そうな窓向こうに思春期ゆく
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あかんぼの頭の代わりにさっきあいさつをしたばかりの男の亀頭をさすってる
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中国にもロシアにもワクチンがありぼくもここにいて 存在していてごめんなさい
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泣いてやろうとした看板にホールにて「ケーキ教室やります」だって しねよ
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ポイントカード一枚のみのサイフにいるかを見せてと呟き電灯の紐ひく
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この夏に三キロ太って五種類の料理の作り方と食べ方を覚えた
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折り鶴を折れぬまま戦後八十年に立つ我は空っぽの手をただ抱えおり
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間違ったセックスだけをしたことあるふたり 一日ずれた新聞を読む
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花扇 夏超えた先も消えぬ不安を抱いて足元の小石蹴る
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吐く息がぜんぶため息の母は寝る時顔のそばに手をぱあのまくら
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カーテンをあけるたびにおもたすぎる夜の代わりに醤油でもにらんでいろ
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さみしいかい不意になでられたバスルームのリンスの空容器のひとりよ
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来た人が皆泣く葬儀の終わりかけに火を放つ 世界線の私の目は鴎に似てる
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寝坊した夕立と片付けを忘れたカップ焼きそばに蛾が寝てる 私もねよう
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右の手の手相だけが触れるほんとうのわたしのかお ほんとうのかお ほしい
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風呂で泣く姉と外側でぐしゃぐしゃになった下着と雨とぼくの3DS
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あの家に憧れてごらん あの雲に恋をしてごらん いつかぜんぶ手にいれてごらんぼうや
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百円の菓子パンの代用として貪る駄菓子を観ゆ性教育講師は赤ん坊の如し
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価値一千二百万の桃尻を見ていたら枯葉を粉々に砕いて踏んだ
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