Utakata
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ゆるてなほゆ帆
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未熟。
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ここで失恋たぶん来ないお前を間伐に怯える桜と共に待ちながら
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本日は鍋をお風呂に入れ皿をまんべんなく 撫でるので定時で帰ります
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おにぎりを食べて布団に隠れてる生きていてごめんなさいと謝りながら
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今年二度目の雪が降る前に親指より細いボールペンをセルフレジに通した
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唐突に手を曲げてにゃあと鳴いてみせる同居人は男 齢四十歳
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偉そうに人生を語るこの人は
詩
(
うた
)
が詠めないし 今は私も詠めません
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四桁の印字されし明細票二つ折りにすれば 足元降るサービス券
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陰茎を咥えたその口で晶子を罵倒しないでほしい新婚の公務員へ
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セロテープの拒絶する面に祝福を背負わされた白蛇のような雲が写る
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猫がいた/いないで変わる世界線にまぶしいという語が死を持つている
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「わたしってつまりなに」崩れて再構築する赤外線または火星のくしゃみ
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気まぐれで作っといてきみの口が空いたから勝手に安心してる
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おさしみや半額のシール越しにみる朝はまぶしいからカーテン閉めるね
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泣いている私を朝まで抱きしめて起きたらキスしてくれるのは毛布だけ
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てとてがごっつんこきみのゆびにキズテープぼくのゆびはまがっている
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信号待ちレッサーパンダ立つ動画から目を逸らせば横断歩道を走るじじい
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ラムネ手に子は米袋肩に担ぐ我を追い越してゆくなりどこいくの
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くだらない歌をてのひらに描こう白菜がにっこり笑ってくれるまで
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近頃は愛を語るにもええ、ええ、と前置きを挟まねばならぬ
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柴田とよの新書床に叩きつけた男よ同窓会に唯一来たあなたは誰だ
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年末に車車車車車車車車車車車車車車という字を脳内に書き尽くす
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この棚に集う鶯は他人など知らぬ顔を しつつ鳴く声の恐ろしや
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例えば旦那待つハイブリッドカーの横顔を汗のように雨積もる日か
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五年前生きていた猫に画面の向こうから飼い主のように睨まれており
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庭の広い一軒家の中でピアノ弾きがシノオトシノオトとひたすら呟きおり
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核兵器も物価も知らぬ猫はおおきく手を振り歩く園児に威嚇したり
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名も知らぬ星を紙コップのサイダーに落として互いに一口ずついただきます
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円の価値はゴミクズとため息をつくあなた無職実家暮らしゴミ出し親任せ
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百数えるまで猫の瞳のようなドアノブを睨まなければいけないからお風呂きらい
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それぞれの少年それぞれの少女どちらもドンキホーテのように空へ傘を刺す
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