Utakata
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ゆるてなほゆ帆
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未熟。
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食べて寝る 起きてカレーパン食べる 肉を切る 肉をしまう おふとんで寝る
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オリオン座も見えない街ですが半額の豚まんを あなたと食べるとちあわせでふ
5
にんにくを丸ごと揚げて台所に靴下履かず立っていました独身。
4
横に立つおにいの持ち方を真似してはみがきをしてみる幼年期のある夜に
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一年振り実家で寝る布団にて寝ぼけたつもりで母の手をそっと握る
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消すまえのラジオから押し出された尾崎紀世彦より歌は下手だがいくぞカラオケ
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だってそれ人がいつからか夢と名をつけた視界を塞いでる霧じゃない
8
「まあ立派こんなに太くてかたい♡」樫の木を見るお前はもう何も言うな
4
ここで失恋たぶん来ないお前を間伐に怯える桜と共に待ちながら
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本日は鍋をお風呂に入れ皿をまんべんなく 撫でるので定時で帰ります
3
おにぎりを食べて布団に隠れてる生きていてごめんなさいと謝りながら
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今年二度目の雪が降る前に親指より細いボールペンをセルフレジに通した
7
唐突に手を曲げてにゃあと鳴いてみせる同居人は男 齢四十歳
5
偉そうに人生を語るこの人は
詩
(
うた
)
が詠めないし 今は私も詠めません
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四桁の印字されし明細票二つ折りにすれば 足元降るサービス券
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陰茎を咥えたその口で晶子を罵倒しないでほしい新婚の公務員へ
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セロテープの拒絶する面に祝福を背負わされた白蛇のような雲が写る
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猫がいた/いないで変わる世界線にまぶしいという語が死を持つている
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「わたしってつまりなに」崩れて再構築する赤外線または火星のくしゃみ
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気まぐれで作っといてきみの口が空いたから勝手に安心してる
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おさしみや半額のシール越しにみる朝はまぶしいからカーテン閉めるね
8
泣いている私を朝まで抱きしめて起きたらキスしてくれるのは毛布だけ
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てとてがごっつんこきみのゆびにキズテープぼくのゆびはまがっている
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信号待ちレッサーパンダ立つ動画から目を逸らせば横断歩道を走るじじい
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ラムネ手に子は米袋肩に担ぐ我を追い越してゆくなりどこいくの
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くだらない歌をてのひらに描こう白菜がにっこり笑ってくれるまで
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近頃は愛を語るにもええ、ええ、と前置きを挟まねばならぬ
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柴田とよの新書床に叩きつけた男よ同窓会に唯一来たあなたは誰だ
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年末に車車車車車車車車車車車車車車という字を脳内に書き尽くす
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この棚に集う鶯は他人など知らぬ顔を しつつ鳴く声の恐ろしや
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