この世では 得られることは ごくわずか 永遠の世界で 人は煌めく
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辛くても きつい仕事も 経験と 思えばお金 払いたいほど
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想像も 出来ぬ毎日 下さって 感謝感激 老後の仕事
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マスク取り 表情見える ようにして 口が臭いと ダメ出しされた
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挨拶を 喉にしまいて 花咲かぬ
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好き嫌い してはいけない 人間も 成長のため 健康のため
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いいとこも 悪い所も ある方が 個性があって いいんじゃないか
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怠け者 よく言われたな 何もせず ぼーっとしてる そう見えるかも
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あくせくと 機械のように 動く人 心失い 近寄りがたし
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久し振り 土曜休みは 特によし 解放された 心楽しむ
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日の丸を掲げるよりも白旗を揚げろ八月十五日には
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信念で 凝り固まった 老人は 何を言っても 巌と譲らず
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駅前の コンビニ寄って 何もなく 家の近くの コンビニに寄る
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鼻歌で 曲を検索 する前に 咳払いして 上手くいかない
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あの頃と全部違ったパスタでもトマトがすごくジューシーでいいね
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花蘇芳その名を宿す彼の衣 豊けき生ぞ育む紫
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春の宵 霞かかりて  朧月  白陽射し 白一色 夜桜の  君を想いし 桜散る
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三つだとヤなのダメなのどうしても シロツメクサ 落ちた桜と
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気がつけば口癖になった「なれない」枯れた木に呟いてどうするぼく
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朝茜 山紫に 水澄みて 深山入るや  陽高く上がり 山嶺連なりに 菩薩像見ゆ 夏の暮れ 
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例えろと言われても散り際の桜ほどさびしくて 何にも似ない色はないのです
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紫と 黄金の混じる あわいには 黄昏どきの 夢か現の お題「あわい」
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落ち込んでいつもの通り時が経ちいつもの通りまた前向きに
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静寂の中で思うのは自分の中であり外であり中間
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家が建ち 庭で子供を遊ばせて 幸せなのか 俺じゃなくても
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薄桃の衣脱ぎ捨て 桜木は やがて萌黄に衣替えつつ
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こんなときほうれん草の缶詰が手元にあれば勝てると思う
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恋焦がれ 恨んで泣いた 日々想い ただ凪である 君に幸あれ
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いつの間に こんな所に 分岐点 二度と戻らぬ 何気ない日々
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無花果の蔕を剥き遣り置く卓に白釉の皿清浄なりて
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