集団的自衛権の発露とし不登校児にいちりんの菊
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「ほんとはね」きみの気持ちを知った夜やさしい言葉がわたしを包む
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まだ君と さよならできそうにないから すこしさ 春泥棒になってしまおうか
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三十年住んだ街は懐かしき 愛犬と歩いたあの道この道
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この世には素敵な言葉が多すぎる 修了式でもらう手紙に
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勧誘に 問われて 光覇明宗です と真顔で答える 君に合わせる
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さりとてものどかなりけりこの春をかぎりとすらむつひのひとひら
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雨やみて 窓に張りたる 花びらに とき儚きを 想ひ知るかな
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桜花に負けじと枝の下にあり艶めき萌えるたんぽぽの花
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空覆う 雨雲に似て 気分まで もやる 溺れる 水たまりの奥
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アイデアを まとめる為に 夜散歩 カレーの香り パワーが溢れ
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楽園の如く花たち咲き香り二季というのは寂しい言葉
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いつだって手を伸ばしたら触れられる 夢の中でも温かい君
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曇天に星を隠した雨夜空 故人を偲ぶ月の命日 /2026.04.08
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古希の六月十三日は初恋の記念日いいね夜明けコーヒー
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戻らばや花かんざしの童女わらはめの姿包みし春の夕暮れ
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着飾って 見え方気にする よりずっと 素直なほうが 可愛げあるじゃん?
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「まぁ!かわいい」ぷくぷくだった友のが美少女になる卒業写真
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山吹の 一重と八重のありしこと 知らずを詫びる 咲き満つ花に
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鶯も桜もちゃんと春やってる 吾は怠惰を恥じつつ愛でる
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水溜り軽々と超えスニーカー春を探しに橋のむこうへ
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本当の恋に別れを告げた後 月が初めて満ち欠けをする
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ピンク帽かぶ赤子あかご電車中でんしゃなか母に抱かれ春の花束
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月も無き闇夜にひとつ声ぞする寝言云ふらし人めくうぐいす
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雨粒に 打たれ濡れるも 乙なもの 早目の風呂で 贅沢気分
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あわあわと新宿駅に暮らしてたあの人々は何処に隠れた?
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星淡き夜ジャスミンの香り立ち 見知らぬ世から誘う声のして
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耳元で振り シャンシャンと 幼時おさなどき 友と鳴らして遊んだなずな
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体調が すぐれぬ貴女 心配し 改善願い 朝の神社へ
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あめのひは ねこもねむいね ねこだんご ぴったりよりそい なかよくねんね
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