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寝乱れたいいね夜明けのコーヒーを飲んでる途中また姫始
8
泣きながら電話をかける恋愛のかけられる方になってしまった
8
亡き父が 鍬持つ傍ら描きしは 墨絵の達磨吾は
短歌
(
うた
)
詠みし
22
声変わりかもしれないね十年後なにを語ろう成人の日に
16
悪名が無名に勝る民主主義五十二
%
(
パー
)
は無関心にて
15
また市長何度行ってもいい証拠さあ初恋をしに行きましょう
10
朝はパン 昼はパスタで 夜うどん われら米族 小麦族へと
16
賑やかな孫らの歓声来てみれば指さす先の部分入れ歯よ
18
日は過ぎるものではなくて送るもの今日を大事に送れますよう
24
寒中の寝具は重いが常となりそれこそ夏のタオルケットまで
19
傷ものの果実は 甘く甘くなる 傷ついたひとが 強くなる
如
(
ごと
)
29
さみしいをさびしくないと書き直しさびしくないよさびしくないよ
9
今ここに背中預ける君はなく眼前の敵に天命を知る
6
凍える夜 融雪剤を撒く
凍結防止剤散布車
(
きみ
)
を 我 ヒーローと呼び讃えたい
13
一瞬だけ 全て忘れてみたくって 寝逃げに走る ねこのおやつまで
21
ドブ川といわれようとも隅田川 きみに溺れてオフィーリアになる
7
わたしから色とかたちを奪っておいて 言葉だけよと残した神様
8
四桁の印字されし明細票二つ折りにすれば 足元降るサービス券
6
膝の上 うっとり眠る わが
猫
(
こ
)
撫で 明日も明後日も 一緒にいよう
24
偉そうに人生を語るこの人は
詩
(
うた
)
が詠めないし 今は私も詠めません
5
聞くたびに木に生る靴の絵が浮かぶ今ですらなおちっちゃいわたし/靴が鳴る
16
白床の中夜の底 あなたの鼾がすごく聞きたい
5
夜の端 今日もバッグをポチります 腕は二本でわたしはひとり
8
同世代訃報の多き昨今を馬耳東風に、生きてみている
18
「老化では済まされぬことあり」 バレる 数値で示さる摂生不足
17
唐突に手を曲げてにゃあと鳴いてみせる同居人は男 齢四十歳
5
通りすがりに素顔を知られる回転寿司屋の通路
5
素なるかな、頭二つで歯も二倍 島を襲いし双頭の鮫/映画『ダブルヘッド・ジョーズ』
5
荒海の君に捧げる
澪標
(
みをつくし
)
。頼る島へか、帰る港へ。
8
あまりにも自分の理想すぎる君。私のそばでずっと笑って。
8
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