春風に 背中を押され 前進め
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堕天使と 人になりたい 死神の キミと俺との ロードムービー
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野辺の花 白陽浴びて 生き生きと 咲き綻びて 旅人独り 果て見えぬ旅なれど  菩薩影射す 遍路道
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想い人 旅にしあれば 霜柱踏みて 雪に吸わるる 音もなし ともしび灯り 馬いななきて 氷雨窓打つ 冬の夕暮れ
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貴方の遺影が撮りたいので結婚してください
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野辺の花 白陽浴びて 生き生きと 咲き綻びて 旅人独り 遍路道 果て見えぬ 旅なれど 光り射す 菩薩像
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畑にて 帯状疱疹 出たという 人から野菜 貰ったけれど
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同じミス 繰り返すのは 致命傷 明日職場を 調べに行くか
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ふくびきの山鳥の尾をねだる子よ泣く泣く親はヒモのカモネギ(百人一首・三)
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借る詐欺に渡したカネは億千万シラ切らるればサルボボを蹴る(百人一首・六)
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会合で はじめましてと 挨拶し デジャヴを感じる 名刺交換
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みどり濃き 深山陽射して  紅葉一色 鐘の音ね響く
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人間を今すぐ辞めたいそんな時二人の生きざま刻んで耐える
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春風が消えゆく昨今 無情なり想い馳せるは朧雲
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晴天のながれる車窓にはこぶのは千の足取り千の思い出
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頑張って一番きれいに光るから真砂の中から僕を見つけて
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いささかの 瑕は有りとも 口ずさむ 調べ整ふ 歌ぞよろしき
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日がなぱたぱたぱた水の落ちる音いつかひとつの大曲となる
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朝月夜 並々入れた珈琲にうつるまだ眠そうな猫の目
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マヨコーンピザのコーンが転がってどこかへ消えた金曜の夜
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やかましい小さな点の集まりの ひとつだ僕もプラネタリウム
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音楽になりたい 何もしなくても美しいまま存在できる
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永遠にしたい一瞬なんかない お湯が冷めてく湯船に浸かって
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引き出しをひっくり返し散らかしたガラクタ一つ一つ捨ててく
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枯れていく花と目が合う 今週は一緒に年をとっていたんだ
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キャトルミューテーションを指示せし宇宙船内に呻きて置かるトランプの脳
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ブロッコリー トマトにみかん パン うどん 一歳児にも食の歳時記
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帰り道、雪に埋もれた路地裏は 何処とも知れぬ 白いまぼろし
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北海道に新婚旅行夢見てた妻とハワイも今は難病
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春待ちの列車に揺られ僕たちは 良い日、悪い日、行ったり来たり
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