こぷすいコップ水が すきなニャンコよ ちま猫ちゃん おみずたくさん のむのがよいよ
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この「曲」は1歩踏み出す勇気湧く この「演奏」は立ち止まり聴きたい
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このところ 学生時代の 友らとの  距離の取り方 わからずにいる
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薄っすらと積もる雪踏む踏んづけて落ちた柿の実潰れてあか
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鉛筆を削り君との思い出を思いつく限り書き留めておく
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大晦日目覚ませば小雪の世界安酒にベーコン辛子漬け
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長く眠っていたフキノトウが春を思い出して立ち上がれば雪はにかんで
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単線の 両側まもる 防雪林 太い腕に雪 蓄えている
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半額になった紅白かまぼこをカゴに入れつつ年が始まる
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朋友ともと呑む この7月から 息子くん 飲めるようになる 楽しみである
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雪の中 舟のよう進む 車窓から 見える色はもう 白と黒だけ
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風生まれ そら舞うたてがみ 技ならぬ業より出づる つよき足音
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晴れの日の のんびり気楽な雪下ろし 景色見渡し歌など歌い/Ver.1
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ヤバいのは 道具にくっつく雪塊と 下ろす端から積もる新雪/Ver.2
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正月の気分を味わいたくもあり散歩がてらの初詣かな
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大晦日 正月の夜も 病院で 働き方改革 知らぬ世代に皺寄せ
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ライターの 炎ばかりが鮮やかで 雪に潜んだ 灰色の冬
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ありがとう 年末年始も 若きコメディカル 日常のごと 働きつづく
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研修医  初任給八万 握りしめ 妻と食した イタリアン最上 四半世紀前
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当直終わり くしゃみ一つの その途端 病院に帰れと 妻子に言わるる院長
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えらそうに 説教たれる先生 いらないぞ 黙して働く 皆に幸あれ
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ねえきいて 大吉でたの お雑煮もおいしかったし はやくあいたい
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淋しさの濃度や種類歳ごとに変節するを風が知らせて
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牛乳と 思って買ったら ミルクティー 今年初の うっかりミスなり
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輪郭がぼやけた月と目が合って 悲しかったことに気がついた
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街白み 休むひまなく降る雪を花にたとえる人のやさしさ
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初春の 明けの明星 はく息は 白く彼方へと 静かに消える 
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パワハラ容認世代と 働き方改革世代に    挟まれて 煽りを食うのは 就職氷河期世代
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風邪気味で 無病息災 ではないが 今年残りは 無病息災 
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ちゃんみなの 虜になりし 三が日 食わず嫌いに さよなら告げて
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