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ぬいぐるみ 幾つも並べて何とする 川の字 真ん中 母陣地狭し
3
ぶらんこに揺らされたまま恋心 もうちょっといてと言えないせいで
2
窓叩く 暴力的な梅の雨 洗濯物と途方に暮れる
1
数学も理科も社会も役立たず 憎いあの子を振り向かすには
2
いいな君 これから彼に会うのでしょう? 花柄の服で しあはせさうに
2
天ぷらを 揚げて後悔さき立たず 誰がこの床拭いてくれるの
2
君と食う パキンと割った氷菓子 病床だとは思えぬ明るさ
1
言い訳を100個飲み干す夏の夜 ストロングゼロ きりりと染み入る
1
幸せにできると信じていた夏の あのうだる暑さ 今は底冷え
1
クレームの嵐に耐えて炭と化し 夏の蚊取りに親愛の情
2
押してみて 引いてみたりと 忙しい 些細なことも 大きなことに
1
季節では冬が好きだと君は言う 足が腫れても些細なことと
2
言の刃で 刺しかけてやめ 絵はがきとペンを選んで 刃を葉に変える
15
人類で 薄めてあおる なさけなさ 主語自分 では 濃くて飲めない
14
紙芝居 ぼんたん飴と 散歩道 あの日から来た 今日のやさしさ
11
行き場ない 迷子の気持ちと 手をつなぎ 耳を澄まして 道場の朝
12
台本を 繰り返し詠み さあ開演 実家劇場 ムスメその1
10
目を背けたくなる世界を直視する 君を ヘヨカと呼んで見つめる
8
死にたいと呟く度にため息を漏らした「死」 俺も死にたい
2
俺だって誘惑したいわけじゃないヒトが勝手に押し付けるんだ
4
無条件自分への褒め難しい なんの根拠も信用もない
3
我が未来剥ぎ取るように飲むクスリ残り数えつ今朝も九つ
9
よるふけて下宿にかえる苦学生 おばさんの 味おにぎりのまつ
12
生きてれば 些細なことも 一苦労 楽ではないよ 貧乏暮らし
3
すこやかに個性を競ふ老若に男女にみな同じかほのうたかた
5
白球を追いかけている人たちを横目に独り下校する夏
13
隙間から導き出した結論を消しゴムで消してまた最初から
11
久々に一人の朝食これもいい ジャズ聴きながら家事後まわし
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二度咲きは小さく可憐 夏空に薄紫の藤の花咲く
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口角に残っただけの笑み残しどうせなら恥 楽しめよ俺
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