何処かしこ吹雪とも聞く寒中のプラス五度には日向ぼっこを
32
粉雪が開けた窓より舞い込んで外は真白く塗りかえられていく
25
Utakataや悩み、寂しさ受け止めて泡へ包んで空へと放し
25
歌心 若い頃から知ってたら もっと上手に恋もできたね
22
固まらないプリンみたいな幸せにゼラチンなんていらないもんね
17
パソコンのアプリが消えて別の子を探すがどうもみんな今どき
21
パソコンをくれた愛しいあの人に教えて欲しい。言えはしないが
23
雪をわけ団栗見つけ食む栗鼠の音の響に染まる苔かな
17
踊らされ踊りつかれた前橋のインター横で食ふカップそば
17
言葉とは土地にて育つものなのか「寒い」以外の言葉知りたい
13
ヘリの音空より爆ぜる争いの気配再び終わらぬ不安
14
嫌な人 嫌いな人を 避けるため 心が狭く 盲目になる
6
屋上でオムライス食ふ唇の赤 眼下の白き傘に零さむ
12
ちょっと待て生じゃヤバいぞこのカニは義父母と病院送りは嫌だ
26
どんどどんっ太鼓が鳴って笛ひゅるり 町の餅つき 心で「ヨイショ!」
17
「おなかちゅいた」の ねこに ひとくちおやつやり そのまま二度寝 月曜の朝
18
本当に 大台切れそに なっている しばらくカフェオレ カロリーハーフで
20
いつもとの変わらず過ごす人達へささやかですが「成人おめでと」
22
いのちにはリミットがありどれほどに祈念懇願したといえども
18
サクラ咲け 思いを込めて ただ祈る 落選メールは来ていないんだ
19
昔日の冴ゆる朝 成人の日に 母の一張羅いっちょうらまとふ姉
24
寒風に負けるもんかと下向きの椿の花が一輪二輪
17
踏切の途中でカンカン鳴り出して 早く転職せよと聞こえる
25
菩提樹のもとに座ってたまるかよ乳粥くれる人もいないし
9
ライブの日 暗闇の中 恥じらって 密かに繋ぐ 僕と君の手
8
掛け声の 余韻抱いて 影並べ 大きな夕焼け 背負って歩く
12
ひさびさに エンタの神様 堪能す ミルクボーイと どぶろっくが好き
17
ひでちゃんの夢をいっぱい見て「ねんね」したら夜明けのコーヒーうまい
11
食べてやる林檎無花果、服着るし、肋骨だって誰にもあげない!
8
勉強はビリでもいいが弱い子は必ず守れ指切りげんまん
19