目標を見失いかけてもう泣こうかな思うより句を歌を詠む
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お客さんファースト笑顔恩返しいつもお好み焼で純愛
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壊れ散る感情の破片 元通り目指し何度でも繋いで生きて
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心にもスイッチがあれば 簡単に負の感情を断ち切れるのに
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レコードの喫茶で待って句に歌に昭和49年初恋
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愛し過ぎいつも寝不足イケメンの英明はまた英明をする
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恒久の宇宙の永遠とわの地球ほしの無限の生命いのちの個体の私
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泣いたって悩んでたって変わらない それなら笑おう同じ一日
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あーあって仰いだ天に星がいた。思ったよりもめっちゃいたのよ。
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そばにいてなにもしないしねむくなる ただそういう、あたしのともだち
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図書館の 本のページに 挟まるは プロセスチーズの 台紙のしおり
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生まれ落ち 乳を求めし当歳の 一心不乱に 踏ん張りし脚
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広くて完成された町の中 わたし以外誰も居ないゆめ
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神さまよ 伊吹の山の 神さまよ お願い少し 優しいいき
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目が覚めて 優しき言葉 交わし合う 相手は誰も 空で繋がり
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夢にみたやわいことばはありました、知らなかった二番のサビに
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あのね あたし、あなたがだいじ、なんです 生きているのがうれしいんです
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まっくらな世界の中に一筋の光差し込む「転」が足りない
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図書館の 棚で偶然 目があった 私を見ていたような 背表紙
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待ちわびた太公望の声はしてきらきら光る波の白さよ
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寒椿 積もる白雪 美しけれど 寂しさ勝る 如月のこと
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帷降り 風に抱かれた 月の下 荒れた世界で ただ我独り
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焼けた雲 離した君の手 時経つも 目蓋によぎる 話した夢の絵
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陽がのぞく 僕の心は 明けずとも 濡れてた空は 乾き始めて
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手袋を越えて染み来る冷たさにグーパーグーパー買い出し帰る
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風吹かれ 君の言葉が 頬をなで それでも桜は 君を攫った
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梅の花やっと咲かせた老木を労うようにホトケノザ咲く
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耐えて勝ち運を逃さずドラフラのいいね決勝進出ビール
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内蔵のひとつも剥がれていないのに透明の血を流している
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卒業の祝いの花を手渡せばあふれる涙に彼は俯向く
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