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泣いたって悩んでたって変わらない それなら笑おう同じ一日
26
「あっ!」と言えば分かってくれて笑い合う 積み上げてきた
夫婦
(
ふたり
)
の歴史
24
飛び出した地元がやけに懐かしく けど帰ってもあの頃にはもう
13
図書館の 本のページに 挟まるは プロセスチーズの 台紙のしおり
15
土曜日はボッチでガストランチする 2人掛け席ひとりで楽しむ
20
欲しいものやりたい事が多すぎて 頭の中が渋滞してる
28
西日差し生暖かい六畳間泉鏡花が湿度を上げて
28
澄み切った空の季節よさようならオリオン西に
傾
(
かし
)
いで淡く
49
図書館の 棚で偶然 目があった 私を見ていたような 背表紙
67
待ちわびた太公望の声はしてきらきら光る波の白さよ
19
誰からのアンコールかな降る雪に桃の節句は白く染まって
58
透明な箱に入った僕たちの個々の自由は個々の孤独で
30
手袋を越えて染み来る冷たさにグーパーグーパー買い出し帰る
36
人生で嬉しいこと第三位寒い夜猫がベッドに入る
37
梅の花やっと咲かせた老木を労うようにホトケノザ咲く
18
諸事情があれこれあって今言えず来世であって謝罪をします
17
「ただいま」に応える人がここにいることは奇跡と気付いたこの日
26
パンジーはあち向きこち向き顔向けて噂している春の訪れ
24
卒業の祝いの花を手渡せばあふれる涙に彼は俯向く
14
何となく 世界が色付いて見える 3月になっただけだというのに
20
天空から 呼びとめられて ハッとする 陽を
跳
(
は
)
ね渡る 四羽の白鳥
/
一番乗り着ました
32
旅立ちの 朝はスッキリ 晴れ渡り マイナス8度 でもかまわない
/
南へ行くから
35
二十年仲間と続けし
子達
(
こ
)
の集い巣立つ
子よどうかどうか健やかに
8
春飛ばし いきなりの初夏 洗濯機 回しては干し 干しては回す
17
蜜を吸う鳥の重さで枝しなる春を喜び鳴き交わす空
21
キミの嫁夢見た若き日ノートには キミの苗字と私の名前
20
「何着てこう」出勤前に悩んでる 小さな事でもめっちゃ楽しい!
20
オシャレってこんなにテンション上がるんだ 気づくの遅しアラ
還暦
(
かん
)
なのです
26
椀 三つ 久々煮込む 「つみっこ」を 一つ供えて 息子と夕飯 /つみっこ(方言?) = すいとん
25
運命や奇跡を信じ生きていく 私はそれを成し遂げたから
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