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チクタクと響く 動かぬからだにフラッシュ焚いて流れる朝露
9
一隅を照らす灯りの
石蕗
(
つわぶき
)
は誇らず咲きて落ち葉を抱きぬ
34
綿棒を鼻の奥まで差し込まる あの検査が厭で医者には行けぬ
20
天海の
冥色
(
めいしょく
)
まとい鬼気ひそみ背に打ち寄せる波の慟哭
30
綿棒の検査を受けて結果待ち 「はずれ」を願う妙な籤引き
26
なぜダメか教えてほしい 自販機に拒絶されてる硬貨はわたし
30
「じれったい」安全地帯の曲を聴く コロナの症状一進一退
27
晴れ渡る 母の生まれし 日に思ふ 空襲逃れ 生き延び『ツナグ』
24
恋の病どんな娘でもつらいから君のすきなバンドの曲聴く
9
私から旅立ち誰かの物になれ集めて生やしヘアドネーション
22
嫌いだよ好きでもあるよ人なんて完全無欠は息もできない
30
あれよあれ… あれだってばさ… あれだって! 日に日に増える
夫婦
(
ふたり
)
の会話
34
インフルやコロナでなくとも風邪は風邪 微熱こらえて営業回り
22
秋冷
(
しゅうれい
)
に負けじと 庭に咲き誇る 見頃の尽きぬ マリーゴールド
33
死んだなら何が出来るか知りたくて試しに死んでも戻れませんよ
25
奮発しピザを取ったがその味が塩分過多で吐きそうになり/味覚障害?
27
誰だってまぶたの裏に隠し持つ今よりもっと高かった空
18
あらたまの茜さす空澄み渡り憂き世の
澱
(
おり
)
を染める
東雲
(
しののめ
)
42
さりげなく餅の話題をはさむ母そうきたかって話題をそらす/介護
31
冷へ込みの深まりぬ 霜月の朝 止めるアラーム 冷ゆる指先
29
眼下から
紅葉
(
こうよう
)
映る
潺
(
せせらぎ
)
を 無で眺めつつ カニを追いかけ
23
天守から 木曽川眺め 時が過ぎ 携帯アラーム 我にかえって
28
線路沿ひ
微風
(
そよかぜ
)
に
揺蕩
(
たゆた
)
ふ
薄
(
ススキ
)
通勤を飽きさせぬ風景
29
アゲハ蝶 ビオラの花の 蜜吸ひて 西陽に光る 美しき羽
30
自分では死ぬことさえも出来ないとベッドに乗せられ管を繋がれ
27
ダンディーで 寡黙な喜寿の わが部下は ポテト大好き 笑顔でほおばる
29
行きつけの店 バースデーサプライズ 居合はす客からも拍手を浴び
24
戯れに浅瀬に立てば止めどなく打ち寄す過去にさらわれゆきぬ
21
風邪ひけば生姜の辛み際立ちぬ 喉によろしと人は言ふけど
23
抑えても咳の暴発止めがたし 今は出るなと頼んでみても
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