ロトリガてふ薬名ひとつぽつねんと 残されているスマホメモ
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いえたぶん プレッシャーと心労かと(苦笑) 観覧券の行き場もなくて>キロ様へ
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次々とコロナインフル花粉症マスクの下で皺を重ねる
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「今や癌は二人に一人」その一人自分だなんて思いもせずに
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川べりを人が行くたび鴨が鳴く「気をつけろ、警戒せよ」と鴨が鳴く
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Amazonの ママ割通知は今も来る 小さな命がここにあったの
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一日を表したくて鉛筆と七七余し暇を知る午後
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わたくしを守らなかった大人らクソガキの尻拭いさせられる青春
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君が好きなあの子に化ける一枚をかがんでえらぶ夜のけものみち
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春霞 峰に落ちゆく日の玉は 五ヶ月前の 線香花火
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おじさんもネイル願望あるのだと超エリートの我が悪友ともに知る💅
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「製造を終了しました」だけで済む何度リピートしても結局
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桜咲く ときまたたく 間に過ぎて  今年も花見 できぬ気がする 
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桜咲く 清く正しく 君堕ちる いずれ散るよと 想いこぼれる
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冴ゆる空 睦月の あか山茶花さざんかの蜜を求め つひばみぬメジロ
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曜変ようへんに 宇宙を想う 感性が  現代人に るのだろうか
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口惜くちおしい 而立じりつを過ぎて 人や店  心にまる ものはじ
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原料の全てが君の新製品とびっきりの恋をあげます
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寂しさを 夢に滲ませ 雪だるま 夜明けに溶けて 白き息かな
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雪道をリュック背負ひての買ひ出しも老夫婦には筋トレとなり
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半身浴 静かな浴室 ひとりごつ 曇った鏡 時間教える
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夕暮れ レースカーテンの拍動を私はひとりで眺めている
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テスト終わりクラスメイトと打ち上げへいつも通りのサイゼリヤ
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黒豆数の子五万米消えてベルトに穴の現る仕事始め
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普段から なんやかんやと 何かしら あるけど今日も 猫は猫です
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闇闇やみやみと旗色悪き闇なれど無窮の闇の我に尊し
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ゆらぎます 中学受験と英会話とロマンシングサガのリメイク
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初雪を定める機関 フーっと吐く息の白いのと氷柱の針よ
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天空に毛皮のマリーズ聞かせてさジャズなんかよりロックの垂れ幕
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母とパパ券売機前に佇んで1500円と小銭を持って
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