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何もせず 夜中になって 後悔を する夏休み 抜け出したい
11
相談を 仕掛けておいて この態度 そういうトコに 原因はある
10
「可哀想」 なんていうのは 勝ち組の 慰みものだと 捻くれてみる
11
黒歴史 思い出しては 叫びたく なる衝動を 電車で抑え
14
あまりにも 生産性の ない今日の 私におやつは おこがましいな
9
自分から 誘ってみるの 夏祭り 意思と帯紐 固く結んで
11
アンガーをマネージメントしていても あなたの気持ちは そのままでいい
44
宝石を 探すのでなく 原石を 磨くのにこそ 時間を賭けよう
14
白絵の具垂らしたようにかもめ飛ぶ空と海との青さ極めて
30
「美味しいね」クリームよりも甘い君 今は一人で酸味がきつい
9
さっきまでプーさんだった雲ちぎれ龍になって茜空とぶ
30
三階のボロアパートから見る月は道行く人よりわたしに近い
30
最悪が重なり合った今日だって夜の終わりはいつだって朝
32
よく冷えた麦茶を口に運んだら飲んだ先から夏が熟れゆく
28
抱きしめた夢をこぼして五十路なる甘き桃の香包まれ眠る
23
月面を駆け抜ける雲を惑星が成長痛に光浴びせる
22
好きだった人から届いたお手紙で作った紙飛行機 飛ばせず悲し
12
賑やかに盆行事終え静かなる朝のコーヒー香りよ届け
23
雨後の径花びら散らす百日紅雲間の陽射し青き実照らす
28
僕のこと見飽きた晩夏の金魚いて餌持たぬ限り近寄ってこず
32
祖父細り昔の時計頂けば脈打つ如く寂しさ湧いて
31
そよぐ風植えた覚えは無いけれど裏庭に咲く白百合の花
34
エアコンに役目奪われ風鈴はうなだれ見入る涼し朝顔
32
隣家
(
となりや
)
のノウゼンカズラ垣を越え地を這い赤き花咲かせおり/お隣は無人
30
涼し朝庭の片隅コガネグモ バッタ捕らわれ糸まかれおり
28
病院の前にペチュニアうす桃の思いにゆれる秋風の朝
30
休日は温泉巡り車旅
亡夫
(
きみ
)
と眺めし大夕焼けを
31
あちこちと旅する夢を語りしが君亡き今は夢のまた夢
37
目の前を日焼けした子が駆けてゆく慌てなくても夏はあるわよ
29
「耳障り」その一言に飲み込まれ望まぬ夏が閉じようとする
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