秋(飽き)ゆえか 目移り気移り多ければ 三十字ちょっとの戯れ歌似合う
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もしも世が偶然できたというならば目に映るもの全て夢なり
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悲しみも 黒いスーツも もうたくさん 柳よ柳 優しい歌を ①
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うたげ終え 友飲み残したる 杯の 祭りの後に 似たる寂しさ
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けぶる街ぼちぼち雨も降るならむ 家路は急がぬ濡れてかまわぬ
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歳を得て妄想力の高まるはわが同胞はらからの大なる使命
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散り落ちて 藤むらさきの葛の花 成り代わりたいわけもなけれど
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白湯を飲み震えるだけで陽が暮れて 今日の私はいないも同じ
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雨間あまあいの日差し 窓をば開け放ち 深呼吸 秋雨の残り香
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明日の晴れ 夏物洗う 淡々と 夏の疲れも 洗い流して
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幾度かの氷点下の朝も厭わずにマリーゴールド色も冴え冴え
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他力本願、神頼み、孤独に生きてるアイロニー
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この身削いで生き急いで僕気狂いで
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帰り道一人思うこのままでいいのか、眠り付き夢に見る希望、夢のままか
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眼鏡を外してもハッキリとこの目に映るあなたの虚しさ
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カラオケの 廊下に出てる 苦手だし 帰る部屋ももう 分からないし
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イヤホンす、な!!!!!おいおいおい!チャリ乗りならば常識す、な!!!!!イヤホンを!
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ちょ、ぐはってわらってもうたやないのもーほんなら負けやわ全てあげるわ
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しほかぜが 吹きすさびたる 海辺街 暮れ茜と錆び看板
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いたいのよ いたいいたいの いたいのよ なんだよ急に 逢いたいのよ…
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ゴミのこと 捨てたくなって 忘れても そこにあるゴミ なくなりはしない
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派閥とは国会議員の互助会か 掛け金はもちろん税金ね
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プラスだと 思う人には ご勘弁 マイナスですよ 正直ですね
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大人とは 歳を取るほど 偉そうに 金を持つほど 傲慢になる
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大人にしか 話してないと 何故かしら 息が詰まるよ 棺桶の中
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傷ついて 落胆したり 恨んだり そして子供は 子供を捨てる
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残暑とか 言う暇もなく 秋らしい 普通の季節 どうすりゃいいの
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完全を 求めてみても 人間に 無理だといえば それでおしまい
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死ぬなんて 最後の息を 吐くまでは 信じてません 変な奴です
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いつまでも 進歩どころか 退歩して 天に入れる 見込みがやばい
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