帰り道 妙義みょうぎの山が しゅに映える 綺麗な夕焼 朱鷺とき色の空
38
今宵また 眠れる夜に 想うこと ごくごく普通 夢のまた夢
10
車窓より見ゆる景色は夢模様 映る我が身はうつつに立てり
17
冬どりのタマネギ甘み格別のように英明さあ食べてみて
10
三日月は はるか彼方を みつめたまま 振り向きもせず 慕う夕星ゆうづつ
33
頷くよう しずりの雪が 落ちるとき 始まる予感 気流のうねり
31
キッチンの小さな明かりで啜る時カップヌードル本領を出す
35
粗大ゴミ置き場置かれた姿見に映る私に見覚えは無く
52
また明日遊ぼうねって今日の日の終わりを惜しみ吾子とつなぐ手
39
いつの日かとびにとられたコロッケよ二人笑って見上げた空よ
35
感情は殺せないだろ大人でも吠えたい夜に見上げれば月
65
青色のトラック星でラッピング 吾子あこよサンタは今年もたの
32
少しだけゆっくり刻む玉葱も今夜のシチューは特別だから
43
愛してる以上大好きいい歳の恋は仲良しだけで初恋
8
句を歌を詠む暇さえもないほどの仲良し古希の初恋なんだ
10
染みついた密かな陰を隠すよにイルミネーション輝き白く
32
短歌うたを詠み投稿できる幸せよ 病んだ心を溶かしてくれる
22
とりあえず今年も何とか生きてきた それだけでそう幸せなこと
24
古希若くいつもおマヌケハプニング愛されたくて冗談なのに
9
「うごいたね!」一歳にっこりママを見る キミももうすぐ兄ちゃんになる
38
「大好き」と言ってくれない彼に言う「いい友達になりましょう」ウソ♥️
7
生きたいと願ったはずの牛たちが 死にたい僕のお皿の上に
12
「あっ!」と言えば分かってくれて笑い合う 積み上げてきた夫婦ふたりの歴史
24
飛び出した地元がやけに懐かしく けど帰ってもあの頃にはもう
13
土曜日はボッチでガストランチする 2人掛け席ひとりで楽しむ
20
欲しいものやりたい事が多すぎて 頭の中が渋滞してる
28
澄み切った空の季節よさようならオリオン西にかしいで淡く
48
誰からのアンコールかな降る雪に桃の節句は白く染まって
58
決まってる人生何周回っても いつも貴方は私のヒーロー
18
「ただいま」に応える人がここにいることは奇跡と気付いたこの日
26