化石  フォロー 0 フォロワー 3 投稿数 117

いったいどういうことなんだ?

一瞥も呉れずに飴を放り込むそうでありたい諸行無常に 

意味すらも無意味に感じてきたようでお気に召さない顔をしてるね 

曖昧に半濁点の付いた日々「丸が浮いてら」笑ってる君 

娑婆気しゃばけなり丘から海を一望す理由もなにもそれ娑婆気しゃばけなり 

仕方ないそんなに夜が欲しいならオーダーメイドで仕立ててあげる 

パーティーを続けていたいだけなのに日が差すたびに眩んでしまう 

ひとつだけ解答欄をずらしてるそれが俺ですもっとよく見て 

「これまさにモカ・グリフィイユの色眼鏡」嘘ですそんな言葉など無い 

オブラート溶かして笑う澄んだ夏 生身じゃ此処に溶け込めきれぬ 

幻聴の調べに耳を傾けて指揮台ピットで指を厳かに振る 

「スエット」は綴りは「スウェット」ではないか この問いはまた微熱のつがい 

七割が沸騰してしまった身体 泡立つ心 浮遊する足 

魂は質量保存の法則を有するが故袖を触れさす 

本当は窓から攫われたかったの あなたを連れてゆきたいふりで 

最近は蝸牛かぎゅうがご機嫌斜めだしラヴェルにそっとキスを投げよう 

生き方を教えてほしい例えばさ黄色く光る注意のサイン 

抉り出し潤んだ傷をつついては日傘をくるくる回して歩く 

いけませんこころの庭を荒らしては。そこの如雨露を貸してあげます 

本物の孤独を探り始めたらチュートリアルをようやく抜けた 

「始まりがあればいつかは終わるから」瞼をヒシと閉じて呟く 

夢の中あなたはいつも微笑んで湖面のように佇んでいる 

ふしぎだねぜんぶわすれてしまったの ちいさいきみがなかでないてる 

いみじくも寡人に生を見さしむは遅効性の毒なりにけり 

要らないと決めつけた故の苦しみはモヒートにしか融解しない 

甲板にただ黙っては見晴るかすおまへの細い目も蜃気楼 

心臓に何かの花を植えたなら鼓動を撫でてほしい、菊とか 

酸性が彼女を青く染めている自我の主張を雨音に投げ 

裏面を見ながら表も見ていたいピカソやこれが愛でいいかい 

ぼくたちは入道雲に誘われて革命見据え歌を歌うのだ 

丸楕円白薄黄色無地印字気分を静めてあげるカルガモ