化石  フォロー 0 フォロワー 4 投稿数 142

いったいどういうことなんだ?

画家みたい死後に初めて価値が付く炎の色はさながらロココ  

躊躇いに気づけるほどの聡さならけんけんぱして離れるが吉 

撥水の頬はさながら雨合羽 滑稽なほど弾かれる粒 

紙袋お付けしますか ホトボリがまだ熱いので、有料ですが 

諦めに気づいてくれとは言わないし一昨日買った桃もあげるし 

胃の中で大海知らず溶かされる 会話途中で飲んだどうぶつ 

着ぐるみに気をつかうときの笑い方成長しても治らなかった 

耳寝せた君が慌てて横切ったとんびがひゅるり啼きつるらむと  

天候が崩れた日だけの特産品 ぐっすり眠る古い巻貝 

金色に鈍くまなこは反射するどうか教えて鱗の色を 

暗闇に梯子を下ろす 足元は扁桃体であれは眼窩野 

蜂蜜を舐めて胡蝶を演じますですから早く目を醒まさせて 

大惨事 原因はあの脇役の気弱な男 あれも私だ 

耳鳴りに腐れ茸の崩れ落つ音を聴いたよ 世は儚いね 

此処でない何処かの希求と渇望は驟雨の如く形を持たず 

どうしよう浸透圧に耐え兼ねて世界と己 統合したら 

浴槽で目蓋を下ろして馳せるのはさも得意げなカラカラの顔 

考えの根もとの横のわき道におまえがぢっと息づいている 

願いごと:貴方みたいになりたい の活断層がずれては呻く 

宙ぶらり半端に浮いた恨みごと 甘く煮てからお昼に食べる 

願わくは線香花火として生きて閃光として散る一生を 

後ろにはきっと感性の泉があると思って正気を保つ 

「そんなのじゃ来世も人に生まれるよ」「それだけは嫌、二度としません」 

乗り過ごし一人で駅に残されて終幕あとの寂しさ覚ゆ 

あのころは一緒に行けると信じてた 気球の旅へ 緞帳越えて 

わたくしは少し休憩いたします二階から茶葉はらはらはらと 

詩と道化、知ってるものはそれだけのつむじで枝にくっつく私 

一瞥も呉れずに飴を放り込むそうでありたい諸行無常に 

意味すらも無意味に感じてきたようでお気に召さない顔をしてるね 

曖昧に半濁点の付いた日々「丸が浮いてら」笑ってる君