Utakata
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化石
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いったいどういうことなんだ?
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三拍子はやくはやくと急かしてはひとみ爛々かかとを愛撫
2
もう少し前に進むと落ちそうでついと目を
遣
(
や
)
る白い輝き
2
顔の見えない君ならば安心だ 今にも言うよほら「泣かないで」
3
遠い国 ゆきのつもったペンギンの羽の確かさ見つめて生きる
3
相手には抱きしめることが愛だけと信じてやまぬ愚かな魚
0
ねえ聞いた? 静かな声のあの人は、誰かを救う歌になったと
2
生きる
間
(
ま
)
にないと思ったこんなこと 君のマントを羽織るよ見てて
2
着ぐるみに愛想笑いをする子供 人は愚かと地をつつく鳩
2
震えても飲むのは 冷たい水がいい 雨 本質を見透かして 雨
2
辿り着く場所はこことは言わねども光は決して偏りはせぬ
3
すべてには軸があるだけ あなたにも生き抜くための軸があるだけ
1
貯蓄庫がないから何も入らない 顔を
拭
(
ぬぐ
)
ってそれでぎりぎり
1
挟まったまま取れないでいる粒のどれか一つに君はいますか
2
知ってるぞ、お前の過去の共鳴を 本は叫んで文字を震わす
0
両翼で身体を包み眠りたい 夜 花々がそうするように
2
おかしいと言われたときに思うのはお前の方がおかしい場合
3
フラミンゴ、わたしは端のフラミンゴ、燦然と鳴るピンクを
背負
(
しょ
)
った
0
束にした諦めの色は明るくて、日記はそれが真実と泣く
0
「スパークだ!」痛みとなった思考からもう無理かもと甘い誘惑
0
発泡性律するニューロン誰のせい 星巡り見て発するジャーゴン
0
なめらかな曲線覚えていたはずの言葉・音楽・愛・パキラの葉
2
勘違いしてるみたいだ 鳥になる、ぼくは梢に止まるためなの
1
あら架空だと何かいけないかしら例えばあなたの食べてるパセリ
2
何もかも要素が多くて仕方ない 宇宙の真似は君を救わぬ
1
まだ旅の途中なのだと言っていた 涙拭って星を見上げる
0
一言に収められるという翳り 過去の自分がこちらを見てる
2
「あの日々」に囚われ生きた人が行く楽園 雲が移動の手段
0
苦しみは繰り返すものと知りながら初めてみたいな声で泣く海
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夜雨
(
やう
)
の音 過去の己の
三十一
(
みそひと
)
は今の己の無二の理解者
2
見返した、写真嫌いな表情に思う、記憶は全て朧げ
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