Utakata
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化石
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いったいどういうことなんだ?
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ひとつだけ解答欄をずらしてるそれが俺ですもっとよく見て
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オブラート溶かして笑う澄んだ夏 生身じゃ此処に溶け込めきれぬ
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幻聴の調べに耳を傾けて
指揮台
(
ピット
)
で指を厳かに振る
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「スエット」は綴りは「スウェット」ではないか この問いはまた微熱のつがい
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七割が沸騰してしまった身体 泡立つ心 浮遊する足
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魂は質量保存の法則を有するが故袖を触れさす
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本当は窓から攫われたかったの あなたを連れてゆきたいふりで
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最近は
蝸牛
(
かぎゅう
)
がご機嫌斜めだしラヴェルにそっとキスを投げよう
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生き方を教えてほしいあれ見てよ黄色く光る注意のサイン
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抉り出し潤んだ傷をつついては日傘をくるくる回して歩く
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いけませんこころの庭を荒らしては。そこの如雨露を貸してあげます
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本物の孤独を探り始めたらチュートリアルをようやく抜けた
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「始まりがあればいつかは終わるから」瞼をヒシと閉じて呟く
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夢の中あなたはいつも微笑んで湖面のように佇んでいる
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ふしぎだねぜんぶわすれてしまったの ちいさいきみがなかでないてる
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いみじくも寡人に生を見さしむは遅効性の毒なりにけり
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要らないと決めつけた故の苦しみはモヒートにしか融解しない
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甲板にただ黙っては見晴るかすおまへの細い目も蜃気楼
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心臓に何かの花を植えたなら鼓動を撫でてほしい、菊とか
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酸性が彼女を青く染めている自我の主張を雨音に投げ
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裏面を見ながら表も見ていたいピカソやこれが愛でいいかい
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ぼくたちは入道雲に誘われて革命見据え歌を歌うのだ
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丸楕円白薄黄色無地印字気分を静めてあげるカルガモ
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否認のち怒りを叫び鏡見て悲嘆に暮れてそしてそのあと
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知性ってとてもセクシー、証明をしてあげるから私を見てて
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三日前そっと引かれた赤波線「それは違う」の主張無視して
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窓の淵飛び乗った君が瞳孔を狭めることで完成する絵
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享楽は八十八の可能性 一番瀟洒な逃避でなくて?
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仙人になる方法がわからない霞を主食にするところから
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"I love you."訳そうとして考える愛が内包してる広さを
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