Utakata
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化石
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いったいどういうことなんだ?
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夜雨
(
やう
)
の音 過去の己の
三十一
(
みそひと
)
は今の己の無二の理解者
3
見返した、写真嫌いな表情に思う、記憶は全て朧げ
1
まだ僕はずっと聴いてるあの曲の“When I was”から抜け出せずいる
3
踊る君 背中の羽は本物で草臥れさえも芸術だった
2
生きていくためには足りぬ憎しみをぐつぐつ煮込み用意する鍋
2
間に合っていない冬毛で膝の上 百年生きてあやかしになれ
3
悲しみが光って溶けていく様はまさに愛だと形容できる
3
熱あるね休んじゃおうか 前髪を乱した手すら全てまぼろし
3
紛らわす手段をいくつも知りました、失くす手段はわからないまま
4
現世
(
うつつよ
)
に煙が紛れて染みたよでちょいと御手手を繋いでほしい
1
あのひとの髪の長さはいつのもの 夢から過去を検索してる
3
抱きしめて浅い呼吸を繰り返す 呪いの影が寄せては引いて
2
共感がほしいわけじゃなく適当に笑ってほしい事がらがある
8
柔らかい物言いすれば騙される、そういうところが狡くかわいい
2
身体からついに離れた後頭部 快適ですか俺と違って
3
人間は「救われること」しかできぬ「救うこと」とはいつも幻
1
そんなのは世界が滅びてから言え「お前がいればどこでも」などは
1
白々と燃ゆる怒りが必要だ 水を汲み上げ全て飲み干す
1
気の遠くなるほど長く細い管を抜けて穴はテープで塞ぐ
3
最果てに何かがあるという夢を笑わず聞いてほしいだけです
4
軋む音 聞こえぬふりで誤魔化そう 滲んだ夜は難易度が増す
1
いつの日かうなじの辺りが裂けるはず よれた翼で空を飛ぶのだ
3
迷わずに観客席を指さしたどこも舞台と知ってるきみを
2
価値がないところが俺の意義であり、見出されると溶けて無くなり
2
逍遥の主題奪った薔薇でさえ教えてくれぬ 自分の在り処
1
板の上全てわかるのまた全てスポットライトの塵と踊るの
1
心奥
(
しんおう
)
の毛細血管染み付いた何処の旅路白く煙りて
1
来た道が失せても泣いたりしないのだ 夢の中では常識だから
1
本文を読み切る前に脚注の数に辟易 生きるは昏い
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まず名前次に立場の表明を 天使の踠き清く賢く
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