化石
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いったいどういうことなんだ?

退屈で刺激に満ちた<C'est la vie.>セ・ラ・ヴィはどこか物欲しげな顔をして
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舞台では貴女は凛と佇んで私が知ってる傷を隠すの
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朦朧とした意識にはつきものだ縁取り光る白い三角
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ああずるい世界で一番特別な相手に向ける顔をしないで
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中立は風前でさえ危うくて斜めにかぶき揺らぎ誤魔化す
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たった今死んでもいいと思う時一番生きてる意味を感じる
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厄災が起きたら猫と通帳と聖書と手紙を持って逃げよう
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今などはどこにもなくて過去だけが足の先から蓄積される
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言葉では到底表しきれません頭を開けて脳みそを見て
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まだそこで微睡み続けているんだねミニチュアの事故現場の五月
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右手には祈りを頬には親愛を左鼠蹊部に喝采を
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唯一の取り柄はわかりやすいことあなたはキキでわたしはブーバ
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微かなる雷鳴部屋に轟かせ水鳥を追いかける夢みる
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文末に「今年も護られますように」君と私の神は違えど
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気付いたが百の隣は零らしい三十くらいで静かに生きる
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よもすがら言葉や音にとらわれて 中身溢れて輪郭溶かす
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絶対に音を立ててはいけないよ息を殺して見逃さないで
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白鍵の音でおまえが打楽器とわかる瞬間林檎が落ちる
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明け透けに「基本」を仮名で表記する奴の喧嘩はすぐに買うべき
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大袈裟に震えて脳も茹だるよう 変身させてザムザのように
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もう全部忘れたままにしたいので来たる展翅に腕を拡げて
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五拍子で弾けば七拍子で踊るとこが似た者同士だよね嫌だね
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初めてのDIYはガゼボだと決めているからあたしはパスで
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夜食には欠かせないもの 山菜と卵と肉と君の鼻歌
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もし僕がイワシに生まれていたならば つちから生えて夏眠を気取る
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三色の毛並みに投げかけた賛辞 また香箱に折り畳まれる
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土星から一寸拝借 ほらごらん 君のくせ毛にとびきり似合う
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貪欲なその人生に祝福を 世界を喰らい尽くせ骨まで
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額縁に収まらないと知ってからいっそう君の虜困った
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歌声も覚えてないのに手袋のざらつきだけがずっとこの手に
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