下らない 現実なんて おさらばし 夢見ていたが 現実回帰
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更年期 女男にょなん平等 減少す エストロゲンと テストステロン
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タマタマは 冷却のため 体外に。 アタマとタマは よく冷やそうネ
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ポッチリと モッコリやめよ オッサンの 夏の身なり マジきついから
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ふくらんで ぱつんぱつんに はりつめて さぁはじめよう そのいとなみを
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パンパンと 乾いた音の 桃尻の 蜜たたえたる 愛は溢るる
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ETは 昔の映画 EDは オイラの股間 ぼんくらムスコ
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ラムネとは錠剤のこと(※飲み物の方はこれから「ラムネ味」)となる
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宗教の幼き二世疑いなき眼 とすれ違い呑む息が咽び出す
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キンタマを ピシピシする絵 浮かんじゃう おいらの頭脳 厚顔無恥こうがんムチ
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難しいき ことは言うまい この暑さ ぼーっとしてる 脳みその中
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欲望が 人の幸福 食いつくし 誘惑のまま 奴隷のように
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ギター弾く人のうしろを通るとき振り向かないでくれと願った
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溢れ出る泡沫の夢沈み行き 呼吸を止めて口を動かし
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読みし者を殺す短歌を詠みたいと誓って頬張るアメリカンドッグ
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大帝の冠戴く少年に敗れし怒れるサラマンドルよ
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ためこんだ 息を大きく 吐き出した 乱れた文字が 溢れ出てきた
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溢れ出す 君への思い 文字にして じっくり寝かす 引き出しの奥
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甘い香りがどこからか漂う 君の香りじゃなかったなんて
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どこからかあらわ気付きづけば暗闇くらやみへ まるでしのびのねこ サスケ
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あのひとに夢でいいから逢いたくてパジャマを裏に返して眠る
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割りすぎて溢れ出したるどろどろの腹を正体とは呼ばないで
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溢れ出すビールの泡も落ち着けばこんなもんかと呷る おかわり
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レスバトルありをりはべるバベルの塔 怒れる神を諫めるリベラル
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恋しさが溢れ出しては感傷に過ぎないと言う臆病者が
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押し込んだ鞄の中で膨らんで溢れ出してるレースの日傘
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たつた一人の怒れるきみのために聴く胎教音楽きつとやさしい
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どこからか採ってきた花を撮る 二度奪われてもう花瓶は棺
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唇に君の場合はチェリーだろこれから熟れてくつもりなんだろ
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溢れ出しあなたが溺れてしまわぬよう両手を胸に母は見守る
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