原初の火 今に灯台の比喩を為し 消えかけた君の世界を照らす
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昨晩の おかずがまあまあ 残ってて 朝からガッツリ 天丼食べたった  
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春の陽に草木踊らす風一つ海から潮の音が聴こえる
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窓越しの晴れわたる空見上げつつ熱いココアをただ飲んでいる
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杜若かきつばた 躑躅つつじ 蒲公英たんぽぽ 不条理の漢字あれども歌楽しけれ
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いつのまに おとなになった ウイスキー ハイボールより ロックが美味い
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久々に目覚まし鳴るまで寝た時はなんだかふわふわ調子が悪い
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君が去り空白ばかりのひと日には花の下にてひとりで歌おう
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珈琲の 香りと苦み 愛おしむ 障がいの吾子 運転する夢
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満開の 桜愛でつつ 一休み アイスティ―には 花びら浮かび
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思ふままソロ花見する楽しさよ日常離れて右手に酎ハイ
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春のよの あさき夢にし君が影 満ちゆく月にかかる薄雲
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菜の花は今茹で上がり厨には蒼き香りと春が拡がる
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真新しランドセル背負うひい孫の写メを写真の夫にかざせし
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雨音が響く暗がりリビングで 君へのメール読み返してる
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四月来て店内明るく賑わふもウソも混じらぬ値上げのリアル
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レンギョウの黄はまぶしき光となりうつのこころにまっすぐ刺さりぬ
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シーズン着ずの冬服断捨離し すっきり整う箪笥と心
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花冷えの夜空ふわりと映ゆる月 風雨忍びし桜讃える
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出会えずに闇夜の空を見上げては春の満月恥ずかしがりや
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AIにの歌の意味尋ねれば吾も気づかぬ真意答えぬ
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立ち寄り湯人のまばらな薬湯に知らぬ媼と桜を語る
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西行の歌をそらんじ老夫婦 桜尚舞う羨む我に
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何であれ通院てのは疲れるねぇ夕餉の支度出足遅れる
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パンパンな ボンボンドロップ シール帳 石油なのでは 有事なる今
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フィンランド発のスポーツ「モルック」の魅力にしばし時を忘れて/デイケアでやった😄
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羊羹とチーズぺろりとたいらげる脂質糖質まみれのカラダ
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先を行く きみの腰に揺れる水筒 共に歩きし あの日の野辺に花
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蕎麦すする音にオーイと呼ぶナナも食べてワーイと笑うインコや
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二時の列「クジラ」のあとの「ラーメン」で決着つきて煮干しも薫る/しりとりで並ぶ
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