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改めて実感したら「あっそうか」一夜の恋も初恋みたい
21
久しぶり再会してはお互いに老いた事実を飲み込んでいる
38
池
畔
(
ほとり
)
じっと鳥待つカメラマン無音の時をひととき享受す
36
加速して形にせよと宣えば一刀両断 少数の声
25
雪だるまサングラスかけラケットを持たせて映す孫の青春
29
スカジャンの中の 礼儀正しき心 優先者に席譲りぬ紳士
30
うっとりと メロンの如く 美しき
罅
(
ひび
)
の
入
(
い
)
りたる 失恋も有り
28
見たくない物を無用に見る人よ フォロー管理も大変なのだ
17
お返しもありがとうもないけれど 今年も
夫
(
キミ
)
にMeltyKiss/もう、慣れました笑
26
エンドロール 閉じてもひとり 立てぬまま ひたひた寄せる余韻を胸に
18
笑わずに教えておくれチケットを買うところから離陸するまで
29
このような春めく二月十四日見たことないと辺り見渡す
24
言葉には収めきれない思考あり自分で自分に感じる孤独
14
また一年よろしくと 手製の本命
夫
(
つま
)
に贈りぬ 二月十四日
28
見ない間に 変わっちゃったね 君の
表情
(
かお
)
私が恋した 貴方じゃないのね
17
加加阿
(
カカオ
)
さへすこしき腐りて干さるれば甘きかほりに人は包まれ
19
そういえば帽子で足らずマフラーもヘアドネーション気づかぬ理由だ
28
飛び出して何かときめくトースター地味でおいしい魚焼きグリル
30
詩
(
うた
)
の星 選挙一票 清き
短歌
(
うた
)
「おぉ」と唸らす者が王なり
20
鉄砲が運動会のピストルの音くらいだと舐めてしまった
21
ガサガサであかぎれの手が癒えたなら春と思えるまだもう少し
28
振る袖を羽根とぞ広ぐ青き君 舞ひ立つ時を今と知るらむ
18
稲妻が秋の田金に色づかせ雷鳴乗って妻に会えれば
12
衣更着の一枚ぬぎて澄みし空桜の枝は葉芽か花芽か
18
きさらぎのゆるき光に微睡めば朧のかなた缶蹴りの音
22
義理でもなく 特別愛でもないけれど チョコは 勝手に
笑顔を運ぶ
16
膝の上 安心しきって 眠る君 今日一日の 無事を感謝す
20
何人
(
なんぴと
)
も自由と権利有するが
我子
(
わこ
)
に口出す
愚
(
おろ
)
かな私
17
親
(
わたし
)
から受験やめたらと言われても続ける息子の強さに涙
15
許されぬ 恋に落ち逝く運命なら ともに地獄へ行方もしあわせ
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