重だるい幕を開ければ花ばっかむやみに咲いてばかにしやがる
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眼を惹く本 「不健康は’悪’なのか」健康文化にそもそも論
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目に見えぬ絆のあれや交わりは寄せては返す波の如くに /2月27日絆の日
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愛をせず されもしないから 想像するだけで済ませる暖色の家庭
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覗き見た楽器レンタル日数の単位が「泊」で既に愛しく
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外に出て、子供の声を背景に低いピッチで吹き納め前
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三月は楽しみだけど此処に在る音の消えるは迚も寂しく
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「好きな物、貴方のお陰で好きです」は最大の愛! 届け、すべてよ
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AIは 際どい問いを 躱(かわ)したり 何処ぞにか雇い主いるのか?
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高市氏 末期の水を 啜(すす)りたる 覚悟の先に 日本の未来
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名言の「めんどくさい」を言いたがる妻は女子する暇があり過ぎ
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先輩へ 花が綺麗に咲きました 瞳に映る朱色の私
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束の間の暖気来たりて肩ゆるみ 上着の前を開けて歩きぬ
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プランタを 花咲か婆ちゃんから もらい 花より野菜のタネ 選ぶ 孫
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はちみつの瓶を透かして見る未来濁りも苦味も僕の隠し味
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「お先に」とまばたきを一つ交わすとき雪の狭路は白くふくらむ
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「楽しかった」と 昨日に告げる ばいばいは 未来を走る コースの合図
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マイペース こねこのように のびのびと 生きてみたいね ヒトは不自由
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酒片手にネイルケアーのリール見て時を弄する幸せが在る
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ゴッホ展に娘も誘い予約する たのしみを待つことの幸せ
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柿の実を啄む鳥と睦月去りからす一羽の裸木の空
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数字との 戦い始まる 年度末 睡魔が襲う 事務所に一人
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羊羹の栗大き方きみに遣りふと手の触れし春炬燵かな
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「雨水」だと気付いただけでホッとした雨が降るから春が来るから/明日雨水
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乗り合はす女性ひとカバンに吊るされし マスコットのシマエナガの視線
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「ボッチャ」てふ競技あること知らなくて デイケアに来て楽しめる今
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月面のゴルフボールが見えたとて人のこころの襞は見えない
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水仙ナルシスは犬に小水かけられて むっとしてをり桜待つ春
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閉ざされた 我がこころへと 差す光 わたしを変えた 革命の訪問者うんめいのひと
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ふた探す 隠した場所が 分からない? 昨夜ゆうべだんは 豆炭あんか(久々使用) /中編
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