真夜中に舐められるためのドロドロだったの苺ジャムの正体
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いいところだけを選んで抱きしめる器用なわたしでごめんなさい
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幸せになりたいよ、けどこんな生活してる人がなれるわけない
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ひとねむり タイムマシンか いつかの日暮れ
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ひらかずの 蕾に水、と 君もただ 根腐れ待つか 枯らして留める
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八月の 葬列に並ぶ 蝉達の なき声きこえ うるさいなあ
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魂の部分しかないあの蝿は二万千匹でようやく一つ
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私はね何色なんにでもなれる 青赤水色 オレンジと 灰色に紺 今日の空なんだか綺麗
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夏 身長比べ 距離2㎝ されどもあなたの頭には、まだまだ追いつけないなぁ
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例えるなら、悪口言うあの子見て棘のない真っ赤な薔薇だなって
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誠実でありたかったの疾患やコンプレックスを零してばかり
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二時に咲き 五時にはつぼむハゼランの 置き惑わせる桃色の花
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今までの君が好きだった私のままで この恋だけはピリオドを打つ
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カッポカッポ お馬の様に歩いたね もうもう動かぬ愛犬キミのその脚
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大の字に寝っ転がって昼寝する 風鈴チリーン 涼風運ぶ
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叶わずに終わるであろうこの恋を 抱えてる今幸せ感じ
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想い人 夢と同じく 万華鏡 息吞む目前 溶けるよう
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よく冷えた麦茶を口に運んだら飲んだ先から夏が熟れゆく
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各停に揺られまどろむ帰り道 陽の沁む瞼のだいだい色よ
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銭湯で友と使いし石鹸の減りが嬉しい夏の夜かな
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ピクリとも 動かぬ森の 木々たちの 沈黙の底に 流る水の
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ゲートイン 絶対いやだと拒む馬 気持ちわかるよ この暑さだもの
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学生の 思春期のうた 微笑まし 若き翼に 託すutakata
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室内で 滴る汗を 拭いつつ 探し物する すぐに撤収
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FOR LIFEフォー ライフ 過程全てが糧となる私を生かすのは私だと
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エアコンに役目奪われ風鈴はうなだれ見入る涼し朝顔
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バスの列 前の女性は美しいうなじの汗をそっと押さえた
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いつ見ても特急あずさはカッコイイ こんな電車をカレシにしたい
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猫を撫で 心の平穏 保つ時 同じ命を 愛しく思う
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18時半ろくじはん段々日暮が近くなるツクツクボーシと挽歌を歌う
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