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佐川もまた 金と出世に 良心を 売り飛ばしたる 貪官汚吏か /森友学園問題
5
春よりも春らしくいる春のうた聴こえないまま歌わないまま
5
透明なガラスを隔て悠々と泳ぐ人魚に手を振ってみる
5
その角を曲がればたぶん消えてしまう あとは何事もなかったように
5
ゴミ捨てが億劫になる朝の雨春を呼ぶ雨致し方なし
5
解釈に差がある トランプタワーには囚われの姫がいるか/いないか
5
まつ人の心も月のごとくにて曇りなき地へよくぞ帰りし
5
これから生きることを捨てた身体は熱に浮かされたように軽い
5
友だちの 恋愛相談 受けながら 彼の心を 奪う妄想
5
ふんはりとロールサンドは春包み赤きリボンを誇らしく解く
5
やっぱりね住めば都だ 片付けを終えて眺める新しい土地
48
初鳴きのウグイス聞きつつ朝散歩 雪の富士にも春はすぐそこ
52
晴れやかな 歓喜と平和の祭典を ガザから眺む 人々想う
39
自虐風自慢を頭の中で吐き空に歌えば、新しい今日
23
戦前の空気を知らぬわれなれど「強い日本」に感じる不安
30
コーヒーを淹れる数分 未来には内緒で僕を取り戻す場所
31
忘れたる 箱より
出
(
い
)
でし 大小の 小花のピアス 春は来にけり
32
絵日記を付けるが如く詠む視線ピャッと素早くヒヨドリ逃げて
24
見ないうちふたりは大きくなったねえ。はにかみ笑う
笑窪
(
えくぼ
)
がぽちり
35
降りて来ぬ 思い浮かばぬ言の葉を 苦悶の末に一首絞り出す
24
水仙の芽吹きの色のまぶしさよ子に送る荷に春をひとさじ
36
農協の旅行直前キャンセルす去年の約束やはり叶わず
25
約束の旅行叶わずふさぐ吾に梅満開と杖渡す夫
27
「邪魔だよ」と「
退
(
ど
)
けよ」と
翁
(
おきな
)
毒を吐く
他人
(
ひと
)
のささくれ我が身に移る/いつものスーパにて
25
ちま猫ちゃん しっぽぴーんで よいごきげん ゴハンもたべるよ だいじょうぶだよ
25
「寂しさの終てなむ国」など無かったと今なら言えるそれもさびしい
26
震災のあの日を胸に刻みつつ 祈りて閉じる今日のまなざし
31
桜メール既読つかぬまま
去年
(
こぞ
)
の春 長き
空
(
くう
)
の胸に
桜
(
はな
)
や咲くらん
13
まだ寒い 風の吹く日に エンドウの 白い花咲き 実が膨らんで
33
「ごめんね」と言えば「いいよ」と決まってた。いつの頃から「いいよ」で済まぬ
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