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多忙なる
一日
(
ひとひ
)
の終わり 静寂が クールダウンを 吾に施す
27
アラームをかけた時間もまだ暗くもっと寝たいを助長させてる
25
日の落ちる 茜の庭に 居たことも 今となっては 昔日の陰
20
瞋
(
いかり
)
とは攻撃されて起きるもの 全てのいくさはこれに始まる
22
通学路 友と歩いた 過ぎし日々 かつての道は 住宅街
16
片付かぬ難儀な雪にヒーローは重機駆使して高々と積む
28
年忘れ歌会の後の会食は笑顔・満腹 時を忘れて
28
障害者、生活保護も以前には身体と心を壊して稼いだ
21
言の葉は魂放つさえずりか空に放りて明日を待ちおり
23
本年の最後の会の詠草で乙女恥じらう相聞の歌
14
目覚めれば 師走の空に茜雲 今朝の気温はマイナス3℃
26
初甥の祝いに寄りて宝塚 冷めた街ぬけ雪の華舞う / 雪組真帆志ぶきさん
22
安売りの値段につられ毛糸買うも 編み辛過ぎて
捗
(
はか
)
がいかない
15
歳末の妻の口調はきつくなりメガネの歪みなおすJINS
12
次女迷子!焦る母にもニコニコと「写真撮ろう」と父は動じず (昔話・母激おこ)
14
霞んでく道の見えない日々の糧 僕らはみんな迷子なのかな?
18
数年に一、二度口に出してみる 妻への感謝 おそらくは「愛」
17
太陽の代わりに点け足す電球色ちょっぴりだけどやる気アップる
13
こんなにも 帰りたくなき 家なのに 三十五年ローン 背中に重し
15
ヘソ天でくつろぐ猫に右足で電気アンマをして引っ掻かれ/つい⋯
19
クセなのか「て」止め短歌になりがちで人それぞれにクセはあるやも
13
歌詞カード「あなた」をなぞり思い出す 「あなた」は永久にあの頃のまま
9
ボケ進み 反省もせず 頑なに 進むしかない おいらは爺
3
揉めに揉め いつもどこかを 追い出され 学習しない おいらは爺
3
でもやはり これでいいのだ この世から 愛されません おいらは爺
3
死の間際 笑っているか 苦しむか 後悔はなし おいらは爺
3
敵は去り 正論が勝ち 安堵する 笑いが戻り 騒がしくなる
3
ホイッスル 軍事教練 調教に 使うものだと 思っていたが
3
情けなや 人をあたかも 震えさせ 家畜のように 扱う時代
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人間に 自由の権利 与えない そこは地獄の 囚われの家
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