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蜘蛛の巣が 成長してゆく 春先の 牛歩のような 綱渡りかな
18
おくるみはパステルカラーのコットンで 思いを込めて編むは楽しき
31
熱心に 神を拝める 実家かな 家族の絆は とうに枯れ果て
22
人間の欲がもたらす戦火の悲 欲は求める無法の修羅を
17
喉痛し封印といて「塩あずき」知る人ぞ知る美味なる飴よ (味覚糖)
15
そう言えばガッツリ頭打ったよねこんもり腫れたかさぶた頂上
24
樹海の夜スポット
4
人ひとり憑く女性が唸る!パニック!気絶 (朝礼後の
1
分間スピーチで聞いた実話)
11
滅びから生まるへはるか離るるを春陽のはるはふんわり触れて
12
お人好し 装いながら しゃあしゃあと 嘘をついてる 皆気付かない
8
我々は 他国の民に 依存する わが研究者 わが大リーグ/
○○
(
トランプ
)
調
9
如何さまに 見そなわすらむ 釣り針の 如く痩せたる 月に思いぬ
8
列島開花
桜の
(
はな
)
扉が開かれてピンクのニンフが駆けめぐる 見落とさないで私も待ってる
6
振袖の見知らぬ人の卒業をそっと祝える
他人
(
ひと
)
でありたい
11
ぼんやりと曇った朝に赤みさす「いちごが香るチョコミルクラテ」
9
五十年版を重ねて再会す絵本の価値を見せつけられる
11
「ありがとう」返信くれたその人は多分使わぬレイアウトビュー
7
雲の上 待ちたる月蝕 赤濁り 雨打つ袋 明日はゴミの日
9
禁煙です、私の部屋は。あの人がもう来ないから、禁煙なんです。
7
本日の ガソリン価格は ご破算に 願いましては
170
円也
7
自殺者が部屋の窓開く静寂は町を縁取る街灯照らす
5
あのころはもっとぴかぴかで大きいと思っていたのタイムカプセル
5
「しんぢまえ」と画面の俳優に言われやり方を知らないぼくが立つている
5
肩寄せる日が続いて嬉しい冴え返り
5
ふく風が季節を告げることさえも分からないまま生きてるような
5
生きてても 死んでも怖くて 触れない 海鮮丼を 頼んだキミが
5
先生と慕ひし人の死を知らず天才剣士後を追ふがごとく
5
太陽
(
こんどう
)
を誠の武士へと照すため背中を守り右腕となり
5
我が
盟友
(
まこと
)
武士の矛先汚されし己の不甲斐怒り果てなき
5
察しろと 上司も部下も 思ってて 今日も無言で 仕事している
5
ガムシンのぶれぬ武士道生き様を思うだけで胸熱くなる
5
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