夢かたる娘の気持ちは分かるけど そいつは止めておいたが良さそう/老婆心
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ついたてに 秘めた想いも隠されど 「見えなくなったね」 君もそうなの?
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常夜灯 辛くないすか?灯き過ぎで 言ってくれれば消しますけれど
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かんがえる なぜにんげんは かんがえる にんげんだけが なぜかんがえる
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最初から わたしのことを 狙ってた? 「確信犯」じゃん いや「愉快犯」
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亜麻色の 出尻鳩胸 押し寄せる 陽のあたる坂に ジャスミン笑み交わす
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亜麻色の 出尻鳩胸 押し寄せる 陽のあたる坂に その影長く ジャスミン香る 乙女去りぬ
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 かん残る 卯月半ばに かき氷 夏は水無月 言う人何処いずこ
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あいしてる そんなテンプレ 落ちると 思ってるなら ないわダーリン
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jubilee 星座が遠く離れるたびに地価は上がる、うまくいかないね
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一秒を焦って使い果たすほどよほど勿体ない気がしたの
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はじまりは ささいなことの 口論で キミも言ってた 楽しかったと
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リンドウは 咲いていますか 空遠く 山の彼方の 薄墨の空 陽昇りて 幾山越えて 独りゆかむや 雨時雨
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朧月 紅桜隠し 春の宵 今宵一夜の 旅の空 幾山越えて大海渡り 人の世は夢か幻か
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お母さん 明日はデートよ芋なんて 買い物だったら明後日にして
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隙間から君の魂こぼれますツギハギ注意報発令中
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終点の レールの先の 車止め 初めて見たわ 寝過ごした朝
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桜色や移りけりなる我が心思ふらむやぞ問ふかけもすふ
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安心したさで謝っている あまりの弱さを叱ってください
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あたし今日襟にパンダを飼っている 君が好きだと言ったパンダを
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「おはよ」とふ喜寿をむかへし妻の声に春風駘蕩のひびきただよふ
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窓あけて 夜を迎えて春眠す 朝の気配に 二日酔いなく
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来るまでは遊ぶを知らず狭い箱 うまく遊べぬきみが恋しい
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Sサイズ 着られた体が Mサイズ を経て今では Lサイズなり
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襟足の 粋(いき)きわ立たせ 春の陽を 浴びて煌めく 髱(たぶ)の真珠(しらたま)
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職場去る 難病やまい得りたる 先輩は 足挽くる春 涙零したり
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ひたすらに歩数と歩幅ととのえて助走の先へ身を放るだけ
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地図がなきゃ新人迷わず乗り越えろ地図は任せろ日曜だけど
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ふわふわの 春の光と コラボって  眩しいほどに ハッピーイエロー
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坂ふもと「帰っちゃうよ」と母が言い「帰ればいいさ」子が言い放ち
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