爽やかな朝に似つかず暗くなり陽の下の椅子で煙草を吸う
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着ては洗い着ては洗いの毎日は遥か古代の禅の世界
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オルカにはマグニチュードがあるなんて聞いてなかったアイスも溶けた
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今朝の秋コーンフレークをつかまえるコツを語りしきみは、七歳。
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「味道楽」の美味しさのヒミツをドヤ顔で 読んでる場合かもう八時やぞ
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誰よりも 優しききみの 未来には わたしと違う 姿ありけり
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生きていたって しようがないと 言う君が 生きていることが なによりうれしい
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死なないで欲しい人ばかりが思いつく きっとこれが 幸せなんだ
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人と運、万事恵まれ幸せになってね、私なんて忘れて/20260406
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何本も 来る地下鉄を やり過ごし 来るはずの無い あなたを待ってる
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話あわん ネクタイ関係で 笑っとる こりゃ早々に ドロンしなくちゃ
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あいつらは 俺にはなんの 興味もない 俺の金だよ 会長は言う
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うしろ髪 しなやかに揺れ 艶めいて   残り香残して 立ち去りぬ  春の薄墨
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彼の人が 雨男だって知っている 逢いに行く日は いつだって雨
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トーストは人の生き方ふわふわでもちもちだけがいいわけじゃない
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そもそもない疲れまで癒えそうここは茅ヶ崎竜泉寺の湯
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果つるまぎ見つるは離るるやすけさか 黄泉よみへの道に惑ひぢかは
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夢破れ 散った桜と 反撃の 狼煙を揚げ損なったメビウス
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even無機質と odd波乱を交互に 繰り返し 数字は巡る 出逢いは巡る
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ゴミ袋のセット、靴下裏返し、タオル取り替え、いちにちがおわる
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サイコロを 振ってゾロ目が 出たならば 結婚しよう 毎朝振る俺
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ありきたりな返事でごめんね こちらこそこんな普通の苗字でごめん
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君のこと触れることさえためらうよ後悔なんてしてないよ
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夏来たる ぐんぐん伸びる たけのこや 季節彩る たけのこご飯 母の味 ほくほく匂い 笑み溢れ
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令和の「令」レ点をくわえ和を発令怜悧な君は黎明、と鳴る
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ひとりぼっちでたたずむわたしに あなたは声をかけてはくれない
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ねぇ、だあれ?隣にいてもスマホばかり。フリック音がひどくうるさい
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隣から話しかけるその声に師と気づけども知らぬふりする
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既読はね、まだ付けないでおくからさ 気が変わったら、そっと教えて
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ステロイド 効かへんように なったなら 命危なし 喘息持ちは
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