死の間際 笑っているか 苦しむか 後悔はなし おいらは爺
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敵は去り 正論が勝ち 安堵する 笑いが戻り 騒がしくなる
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ホイッスル 軍事教練 調教に 使うものだと 思っていたが
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情けなや 人をあたかも 震えさせ 家畜のように 扱う時代
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人間に 自由の権利 与えない そこは地獄の 囚われの家
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ぐったりと している娘 背負う時 重いと言った 母の強さよ
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5年待ち 予約してたの 忘れてた 5人目の彼 マジで!と誤認
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ベストイレブン 今日はその下 僕は双子座
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ヘラヘラと 笑っていれば 増長し 虐め遊びの 標的にされ
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手が離れ 会うこともない 将来が 想像できた さよなら代わり
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高齢化 老人ばかり うようよと している社会 見たくはないが
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来年は 終活なんて 始めるか 勉強机 思い出浸る
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それじゃ、とあなたが言う。 今日から座りやすくなったソファー。 元々1人用だったし。
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積み上げて、その1つをてっぺんに乗せた途端に崩れる山。食べたのはお前か。
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小さき私。何になりたかった?うん、甘いね。ショートケーキか。うん、上手よ。
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コカ・コーラの 瓶に見えた 西の空 命を奪う 小型ミサイル
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ねたこねた ねたねたこねた ねたこねた こねこねこねた こねこのこねた
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昨日から 正月休み 始まった 緩み過ぎたる 緊張の糸
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ボケ過ぎて 使い物には ならぬほど 間違い過ぎて 恥の上塗り
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目の赤く 耳鳴りがして 声も出ず 生き恥さらし ハゲも進みて
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テレビつけ コタツに入り 寝そべって うたた寝すれば 年も過ぎ行く
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若き人 眩しい光 輝きて 夢と希望に 沸き立つ泉
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眠すぎて 瞼を閉じる 心地よさ このまま死んで 起きないことも
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エラーだと 言われてなんか 腑に落ちる 間違いだらけ 足手纏いに
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玄関前 君のことだけ 思い出す 足に力が入らない
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愛ってすばらしい だけどわたし以外に注がれる愛はすばらしくない
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現実を 嫌いて逃げて 辿り着く たった一人の 孤独な世界
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裁かれず 判断されず 生きるには 姿を消して 山に籠りて
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生まれれば 試しの期間 最善を 尽くして評価 されるしかなく
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風のよう 老荘にして 禅のよう 己を消して 生きる気もなく
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