私にはやらねばならぬ事がある障害背負った母看取ること
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「妬んでも泣いても良し」とつぶやきて私は私を許すと決める
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アルバムをめくりて若き吾に問ふ 夢見た未来獲得出来たか
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僕の中 あるかわからぬ 恋心 拗れに拗れ 頬伝う露
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赤き実の光りし庭の万両を啄む鳥と睦月が去りぬ
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思い出を 沢山抱いて 眠るから 今夜はきっと いい夢見れる
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肝っ玉母になれぬを責めつつも 手羽先煮込む鍋の静けさ
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無償とか正解だとかもういいの 私のペースで明日は呼吸す
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眠りつく直前に見るブルーライトあなたの言葉声のする文字
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過去というナイフ持った俺が来る 刺し違えても未来を守る
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乗り遅る 乗り継ぎのバス へこを 慰む如く 月の眼差し/スノームーン
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去りし夜 外まで響く 「オニは外!」 明日はひとり 小声で豆撒く
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行き帰り フロントガラス 満月を 目印にして 取引先へ
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泣く君が 「あなたも結婚 してれば」と。 何も言えなかった 若かりし僕
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可愛くない 思いやりもない 君をみる しょうがないから 一緒に居ようか?
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流れゆく 木の葉に重ねて 云う君と ほらほらああして 僕らは出逢った
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カサついた くちびる見つめ 今夜だけ 映画のような 君を信じる
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やんわりと 季節を分ける 陽ざしかな しっぺ返しあれど きょうを楽しむ
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淹れたての コーヒーの香りは 僕をまた 君へといざなう 飲み終えるまで
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春風はトリガーとなり丁寧にかけたカーテン雑にめくって
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お手製の 恵方巻きなり 舌鼓 こだわり点は 酢飯あんばい
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今を見る自分は何をしてきたと 過ぎたことだよよく頑張った
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嫌な人 嫌いな人が 増える度 嫌いな人が 普通に変わる
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君の音を耳の奥へと携えて 最期の時まで側にいてね
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バスボムの終わりかけを握りしめ 砕いて星にしてるの内緒だよ
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思ってもいないことばっか言わないでよ 愛だと錯覚するから
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恵方巻 向く方角の パターンは 四種類 意外と少な
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オクテット則その過不足を考えて昼過ぎのカフェ •レストラン
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そしてまた この島の あちらこちらで 恋人たちの うたが聞こえる
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星に願うと 希望を疑わず歌う星達 眩しすぎて今は目をそむく
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