りんご尽き シワシワになったキウイ切る 朝の腹筋 ねこが見ている
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飲み会の 案内嬉しや 通帳と 相談である 病院3軒
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二階までお好み焼きの香りして今日で我が家の正月終了
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「さよなら」は言わずに降りる各駅の故郷遠く動き出す窓
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あと少し節分の頃会いましょうそして一緒に豆まきしよう
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世論無視また始まった爆撃が 花火ではないカラカスの空
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道なりに 歩いて行くと 大回り 公園の中 斜めに歩く
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薄雪も日陰の歩道凍ってて慣れぬ吾らはおっかなびっくり
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眼前に広がる絵画マチエール作者の熱意に想いを馳せる
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防波堤 みたいにまもる キミのこと ゴロゴロ寝てる だけと言うなよ
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「歴史」とは能動的に繰り返すものではなくて被害者と知る
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傾き者かぶきもの 踏み出す一歩が予想外 歌舞伎は進化し古典は生まれ (アニメ、ゲーム、初音ミクとコラボetc.)
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正月の思い出抱え富士山の麓を走る白蛇の行進
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後悔も痛みも全て「恋」として 片付けられて少し虚しい 
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「俺に歌ってほしい曲ある?」誰目線だよと思いながらボカロ曲を入れる
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祝福は名に宿り君の唇を 通して再び祝福となる
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悲しみを AIたちが 学ぶ時 論理回路に 破綻を来たす
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長い時  経た今にして  思うたり  落ち着くところに  落ちつくもんだ
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晴れの日に照らされ続けとけ消えて日が暮れてなお盛り上がる土
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足裏にレゴの一片突き刺さり片付けきれず後悔ばかり
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いつだって腑抜けた顔で惚気てた そんなあなたの瞳が好きで
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ぐいーんと伸びをした手が捕まって お腹空かない? 近くの中華へ
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肉体と 魂という 選択を 迫る質問 回答困る
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生き甲斐は あって様々 如何様に 生きていこうと 自己の責任
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大抵は 年を取るほど 頑なに 扱いづらく なってゆくもの
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子供らが ゲームばかりに 熱中し 時間費やす 亡国の危機
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いつまでか こうして生きて 死んで行く いつまでだろう 時は終わらず
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何気なく 弁当袋 動かせば さっと戻した 七色の虹
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朝早く 職場近くの 駐車場 ポールを下げる 凍てつく作業
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年初から 小さき者らを 恐がらせ 大きな指に マリッジリング
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