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蒲公英の綿毛と蜂の舞う中で割られし鏡に笑むのは
誰
(
たれ
)
か
6
原初の火 今に灯台の比喩を為し 消えかけた君の世界を照らす
6
なにげない"I LOVE YOU"が歌になり、星になり、もう取り返しつかない
6
春の陽に草木踊らす風一つ海から潮の音が聴こえる
6
死にかけの人が死ぬのを待っている天使がハエのようにむらがり
6
年少の見知らぬ少女がジャージはき寝床に闖入する夢を見た
6
ニャアと鳴く 古株の我が パートナーくん 新たな家族に 先輩風
6
この雨がふいに桜を写すとき いつも見上げたあなたを思い
6
広い部屋になり テレビを見ていて後ろに 広がる音と寂しさ
6
君が去り空白ばかりのひと日には花の下にてひとりで歌おう
30
小松菜の種をパラパラ庭の隅ほんのささやか我の菜園
42
春のよの あさき夢にし君が影 満ちゆく月にかかる薄雲
22
菜の花は今茹で上がり厨には蒼き香りと春が拡がる
46
出会えずに闇夜の空を見上げては春の満月恥ずかしがりや
31
AIに
吾
(
あ
)
の歌の意味尋ねれば吾も気づかぬ真意答えぬ
18
唯
(
ただ
)
ひとり抱き締めたくて君のこと たぶん恋ってこんな感じだ
20
遠くから愛でるだけもう散っちゃった桜にきみに触れたかったな
23
西行の歌を
諳
(
そら
)
んじ老夫婦 桜尚舞う羨む我に
16
パンパンな ボンボンドロップ シール帳 石油なのでは 有事なる今
32
フィンランド発のスポーツ「モルック」の魅力にしばし時を忘れて/デイケアでやった😄
27
譲り合ふ人同士 初対面なれど 会話生まるる 車両の座席
29
バッグ抱えデイの窓辺貼り付く義母に くるり背を向け気づかぬ振りを
19
無言人ぬっと現れぬっと去る持ち去るようじゃ猿かも知れず
20
待ち侘びし 桃の枝先ほころびて 桃源郷に
誘
(
いざな
)
われゆく
27
見栄はってコートを着ずに出歩いて 取り憑かれたか
邪
(
よこしま
)
な風
21
蒲公英
(
たんぽぽ
)
の群れの目線で桜見て何とか撮りたいこのツーショット
30
業務スーパー
(
ぎょうスー
)
で 異国情緒を カゴに詰め 当たりあるかな 運試しする
25
君まさば 妙なる和歌を 詠みなむを なくて淋しき 佐保川の花
14
稲妻の 如き君らか 葦牙(あしかび)の 萌えいでし日の 過ぎて遥けし
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取り合わせ 少し矛盾が あるらしき 歌の評価を 避けて次読む
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