君の頬真夜中想い手を伸ばす一瞬月に触れた気がして
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コーヒーが 飲めない君の ままでいて 一人で先に 進まないでよ
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被災者の誰もがそこに戻りたいみんないいのよ故郷だもの
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これほどに紅く染まるか一面に散り敷かれたるもみじ踏みしめ「鶏足寺」
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友よりの画像に一面「サンゴ草」佐呂間湖畔に秋の息吹が
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白黒で はっきりさせないこともまた 美しさかも 百鼠色
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まな板の上に採れたてカボチャ待つ夫の出番半切り作業
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展開が強引過ぎて感情が置き去りのまま終わった映画
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幼子と 言葉を交わし ふと気付く 離れていても 愛は続くと
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カスハラは無理矢理にでもカステラを食わされるとかそんなんじゃない
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背後よりガサッと音のす足元に落ち葉となりし大き柿の葉
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家庭科の調理実習生卵持参で悲惨な光景多発
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誕生日まだ嬉しいのと息子がのたまう 生かされているの当たり前でしょ
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音楽の#をハッシュタグと書き大きなバツをもらったテスト
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股関節硬いわたしはサーカスの中のヒトにはなれそうもない
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画面まえドジャース試合汗握る解説いらぬ耳障りなり
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勉強をしないとバカになるからと大学出たがロマンス詐欺に
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コーヒーは今や貴族の飲み物となったようです麦茶が沁みる
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湯の川を揃ってゆったり魚たち群がるところが湯の湧くところ
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適量がどうもあなたと違うのか食えたものではないこのレシピ
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「ごめんなさい」 ヒラヒラ羽を 伸ばしけり さなぎの想いが あるからなのに
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けものへん付いていること忘れたかソファーの上で丸くなる猫
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ひたすらに眠ることと食べること 愛しさ増して 我が家の老犬 \ もうすぐ17歳
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夫婦茶碗サイズを変えて主張する飯のかさなど変わりはせぬに
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職質は一度もされたことないが補導はされただいぶ大人で
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大谷の芸術ごときホームラン響く快音耳に留め置く
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気にするな って言わない人のやさしさに  育ててもらった 歌詠む 気持ち
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椋鳥の大群賑やか大宴会 味をしめたか柿は食べごろ
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雪道の 峠のカーブ 右ゆけば トンネルあかく 我を吸うなり
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最後まで 君だけにでも かわいいと 思われたいから 今日も頑張る
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