鼻をかみティッシュを捨てるところなく丸めておいてそのまま忘れる
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駅ナカで行き来する人夏を連れ子供を連れて荷物持ち疲れを背負う日曜日かな
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窓開けて 一晩寝たら 喉痛め これはまずいな イソジン頼み
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灼熱の 梅雨の合間の 日曜日 日も傾きて 日陰に休む
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なんなんや 18回とか やったけど モヤモヤするわ ロボットちゃうわ
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欲を捨て 愛を持てれば キリストの ような生き方 することになり
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顔のないクーの首を絞めながら夜を誰も恨めない癖にわたしはみている
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宇宙人の研究所 吾のラベルは決まらずも薬は減らぬ
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ぐう平凡!
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意味もなく 目的もなく ただ生きて 死んでゆくのが 我慢できない
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悲しみを 一つの乗り越え 知る度に 喜びの味 ひときわ強く
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街中で 不動産屋に 営業を 見る目が無いなぁ 「まだ学生です」
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職業を もし聞かれたら 迷いそう 学生・バイト・ 愛の探求者ラブハンター
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綾鷹を 共有していた 唾液とは 濃厚接触 飛沫感染?
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目がかすむ これはやばいと 足掻いても 神のみ旨に 抗いきれず
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若いころ カネはないけど 精力は 絶倫無双。 いまはその逆…
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房事過多 それでも悔いは 無かりけり。 ソレは男子の 本懐だから!
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夕の雨 夕立ちという。 朝の雨 アサダチという! 辞書に載ってる!
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目がかすみ 熱中症か 歳のせい いつまで生きて くたばりますか
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美しい 外見繕い 幸せは 食い物なのか 楽しみなのか
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魂が侮辱と消費でできている この心一つ愛になれない
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足形を 笹に吊るして 願懸ける 七夕祭り 奇妙じゃないか
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眼圧が 何をやっても 上がるから 覚悟を決めて 定めに殉ず
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うじうじと 定めを呪う ことなかれ 人は其々 十字架背負い
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幸せは 愛する量に 比例して 業の深さに 逆比例する
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冷房を 付けず静かに していれば 息を潜めて カーテン閉めて
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立原の Nachdichtungナハディヒトゥング 借り物も 生まれを忘れ 遠く遠くへ
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まあ扉だったなきっとあの人のあの人もあの人のあの人も
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アイドルのなれのはてのなれのはてのなれのはてにもなれなかったな
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きりんとかぞうとかかばとからいおんを食べてお口よサバンナになれ
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