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銀行の辻に人波たうたうと 資本の熱の
循
(
めぐ
)
りは止まず
5
「家に居る」悪いことではないのだと 今更気づくふっとほほ笑む
5
プライムの ドラマ観ながら 途中で「ん?」 2度目と気づき 可笑しき不安
5
ここに来て もどかしくとも 乙なとこ 想いのルビは 個々に委ねる
5
七年間、君と過ごしたこの街で 空の青さに驚きもせず
5
大海を 渡るためにぞ 舟を編み 小さき光 すくい集めむ
5
いつの日かあなたの隣に立った時 がんばったねって頭を撫でて
5
いよいよに小さなアパート二人だけ 新婚生活戻ったようで
37
妻
遺
(
のこ
)
す 黒きレギンス はいてみる 吾のタイツより
温
(
ぬく
)
い気がする😙 /もったいないのではきます😊
35
厳冬に 麹扱う 味噌造り 仕込期間は 納豆厳禁
40
簡単にクレゲで獲ったぬいよりも掴みきれないわたしのハート
33
にゃおーんと ねこの呼ぶのに 返事して まったり過ごす 日曜日かな
24
外に出ずる 気もなく窓に 添い見れば
碧空
(
あおぞら
)
すらも 雲重く見ゆ
25
降る中を朝の散歩の柴犬は雪が似合うね目を輝かせ
30
凍空に 遠く聞こえし鉄の音 始発電車に
一日
(
ひとひ
)
始まりぬ
27
止めどなく 垂れては冷ゆる 鼻の奥 息するたび 冬をのみこむ
19
味噌汁の汁の旨味の疲れとれ落ち着きこころさといもあるか
14
息が合い肌を重ねて来た証拠上手夜明けのコーヒー旨い
16
受話器持つ指の震えをそのままに 友の笑い声もう還らぬ
25
寒さゆへ時すら縮むと思ふ日々
睦
(
むつ
)
む間もなく睦月は過ぎて
20
希死念慮 浮かぶのは夜だからだと 言い聞かせながら ふとんにもぐる
9
受験生 子に持つ親が選ぶのは 政策よりも当確候補
20
厳冬の宵 暖求め 我が膝に丸まりぬ猫 命の
温
(
ぬく
)
み
30
通話する 君の声まだ 聞きたくて 充電切れに ハラハラしながら
14
凍てつく夜 猫も同時に もぐり込み 布団のあたため 一役担う
17
やけ食いは 誰も幸せにしないけど プッチンプリンくらいはいいよね
23
赴任より息子戻りて側に居るただそのことで深く眠る夜
21
目を見張る艶髪であれど床の上落ちてしまえばぞっとしかせず
17
祖母を連れ春を見に行こ 右の手を繋ぐかわりに巻く金時計
18
麻痺よりも恐いことはね麻痺してることに気付けぬ人の仕組みよ
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