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春の宵 夜桜みつる 朧月 今宵一夜の 旅の空 夢路の果ては故郷(さと)の母
5
春の宵 空茜射す 旅の空 草の葉 萌えず 里寒し 独り影 道を急ぎぬ
5
真昼から明るい日差しに涙してピンクの色の花束を買う
5
失敗か そうでないか 不明だが 嘘はつけない それだけのこと
5
久々に 見かけた地元の 倖田來未 子を抱く身なり メイク薄くなり
5
地は震え 刹那に
毀
(
こぼ
)
つ 幾年の
現
(
うつつ
)
に生きし 営みを 海は揺り立ち 波を連れ
陸奥
(
みちのく
)
を攻む 幾年の 募る想いを 我がものにして
5
春がきた 人が行き交う 交差点 喧騒の中 キミが現れ
5
空白と 余白の違いを 語る俺 キミは笑って 詭弁よと言う
5
性分が災いしてか損ばかり それでもきっちりけりをつける
5
生きるとは何故生きるのか考えてまた考えてまだわからず
5
友達の誕プレ買ってうれしいな渡せる日までは生きていられる
5
おすすめのマッチングアプリ。先輩に教わったけど、たぶん忘れる。
5
悪口と悪口の間にパンを食う。パンも悪口も変わらぬ昼休み
5
もう多分会わない人達の安否が並んでる 何も起こらない春
5
有ってしまう言葉で無と虚を現したい 矛盾だらけの人間なんだし
5
朝を待つ眠れないまま目を閉じるまた夜を待つ眠れないまま
5
手のひらに収まる薄い端末で億光年の果てまで行こう
5
目の前の待ってたバスを見送った 変な快楽が離れていかない
5
一日が長くて苦痛の日が続く 短かすぎるのは
アルパカ
(
きみ
)
との時間
5
あなたとの
(
)
距離は零から こどもぶん 心は一から 零へと変わる
5
自分が歩いてる今を踏む今今今 パスワード忘れてしまうカラ
5
陽温かく 黄色一色 春はそこ メジロさえずり 春を呼ぶ
5
糧がためあづく我が子の顔眺む などかは離れじ心ばかりは
5
春を告げ 黄色一色 タンポポの 日溜まりに 咲き綻び 坐して 酒酌み 草枕
5
大人らの 喧嘩の模範 あちこちに ゴロゴロしてる 戦争の歌
5
人類は 互いに殺し 破壊して それでも飽きず まだやるつもり
5
マカロンと 紛るる熱や 光陰の 移ろいゆけば ただ残る影
5
ボウリング 振り返っては 澄まし顔 ひとつ動じぬ ピンを残して
5
いつからか 調べることを しなくなり 検索をして わかったつもり
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約束の 細い小指に ふれもみで デッドエンドの その先を見る
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