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一夜漬け叶わぬゴルフスウィングの
Y
o
u
t
u
b
e
など彷徨いており
6
微かなる花粉も過敏に感知して荒れる私をなだめる音楽
32
悪人も命終えれば仏さまその平等はすこしおかしい
44
住職が花守らしき山門に 薄墨桜離し植へらる
51
「今ここ」の 感覚がなく なりそうな 優しく白む ワシントンの桜
45
勧誘に 問われて 光覇明宗です と真顔で答える 君に合わせる
34
神様よこの北海道を
抱き
(
いだき
)
しめ叫びたいほど 春がまぶしい
41
解
(
ほど
)
く糸何も無いからもう編めぬ代わりのビーズにワイヤーも無い
34
素直です私はあなたの素直よりおでこに正直だと書いてある
30
吾の膝で ウトウト眠る 愛し
猫
(
きみ
)
無邪気なようで 悟りのようで
35
逢いたさは時として胸を噛み
瞼裏
(
まなうら
)
に彼岸の桜愛でる君の映りぬ/友の命日に
14
寛解の医師は「患者の心境が分かったかも」としみじみ言えり
29
毒親の歪んだ愛に育つ子は一生愛に不自由するんだ
28
轟々と 白煙吐いて田起こしの 西山見れば雪うさぎ出づ
30
カメラ持ち一人深夜のドライブで向かう先にはダイヤモンド富士
17
見てくれし 人の歌見る 礼節は 板東真理子の 『女性の品格』
11
ルーティンの小言おぼろに消え入りて すぐれぬ君は はなのさかりに
16
ぼけ林檎 檸檬と砂糖で煮て旨し 外れアボカドさて如何にせむ
10
懐メロもいにしえよりの歌よみもわれの心の揉み師なるかな
19
朝採れの 菜花、スナップエンドウの たっぷりパスタ 春きらめきて
18
母叫ぶみんな起きろーにニャニャニャニャーと叫ぶゴロには爆笑の朝
19
風の
音
(
ね
)
に羽をまかせて飛ぶ鳥の声清らかな春はかろやか
18
三つ折りに
焚
(
た
)
かれ燃え
居
(
を
)
る線香も うちのひとつぞ
独
(
ひと
)
り尽くらめ
14
よろこびもかなしみさえも自分からいちばん遠いところに置いて
11
好きだって言いたいきもち溢れてる車椅子から立ち上がるほど
8
爪先でちょっかい出せる距離にいて(デカイお城に住んだとしても)
5
振り返る 思ったよりも柔い風 帰れる場所はもうなくていい
5
あちこちに桜満開花うららこの歓びは年齢
(
とし
)
に比例す
5
師と母が仲良くなると自分まで愛され続けおこぼれの酒
5
幼き頃、我が主役と疑わなかった 母は脇役だったのだろうか
5
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