少しだけ大きく育った手のひらで溢れんばかりに掬い、溢して、
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先に起き 起こさないよう うちを出る 新たな暮らし 春、有頂天
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切なさを右の奥歯で噛み締めて眠る子羊果てのない夢を見る
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裏返したいぷしー差したはずなのに気づけば表線も外れて
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あなたには ユニクロの服が わたしには プラステの服が 明日届くわ
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受信した言葉の奥の体温を吐息のごとく胸に受けとめ お題「受信」
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中学生のカップルが残雪踏みながら、陽の当たる道を歩いていたよ。
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春の朝 山の端かすみ 空茜 紅白の花岸辺に満ちる 匂い優しき
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貴女オマエはいづこにネムつているハラヒトいてヒトりで
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髪伸ばし刈り上げるのも選ぶのもSujet主体は己、値踏みさせるな
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春の宵 夜桜みつる 朧月 今宵一夜の 旅の空 夢路の果ては故郷(さと)の母
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春の宵 空茜射す 旅の空 草の葉 萌えず 里寒し 独り影 道を急ぎぬ
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真昼から明るい日差しに涙してピンクの色の花束を買う
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失敗か そうでないか 不明だが 嘘はつけない それだけのこと
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久々に 見かけた地元の 倖田來未 子を抱く身なり メイク薄くなり
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地は震え 刹那にこぼつ 幾年の うつつに生きし 営みを 海は揺り立ち 波を連れ 陸奥みちのくを攻む 幾年の 募る想いを 我がものにして
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春がきた 人が行き交う 交差点 喧騒の中 キミが現れ
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空白と 余白の違いを 語る俺 キミは笑って 詭弁よと言う
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性分が災いしてか損ばかり それでもきっちりけりをつける
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生きるとは何故生きるのか考えてまた考えてまだわからず
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友達の誕プレ買ってうれしいな渡せる日までは生きていられる
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おすすめのマッチングアプリ。先輩に教わったけど、たぶん忘れる。
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悪口と悪口の間にパンを食う。パンも悪口も変わらぬ昼休み
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もう多分会わない人達の安否が並んでる 何も起こらない春
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あゝ花粉 童の鼻にゆくからず 鼻水垂らさず しだれ梅かな
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有ってしまう言葉で無と虚を現したい 矛盾だらけの人間なんだし
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拙者も凡百ふつうであるから堪えられぬとは知りつつも夢見る流浪人むしょく
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朝を待つ眠れないまま目を閉じるまた夜を待つ眠れないまま
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手のひらに収まる薄い端末で億光年の果てまで行こう
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目の前の待ってたバスを見送った 変な快楽が離れていかない
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