あの夏に未練を持って積もる雪新たな夏が近づいてきた
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誰のせいでもありゃしないみんなおいらが悪いのさとあの選挙結果
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音もなく輝き出した八月に マヌケな顔で会釈しました
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そないにかっかなさるなまあ座れと熱き渋茶を先ず勧めけり
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こっからここまで沢山歩いたね、まだ目がキラキラしてる。あなたって綺麗ね
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フィルターを何度も変えて撮る夜に 掲揚されたエモに浸れば
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ささみ エビ たまごを洗う アライグマ 手抜きで洗わん ヤツもいるけど
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稜線を 抜ける夏風 空を抜け 天を貫く音が聴こえる
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ピントをずらして道を歩けば懐かしい香り 遠回りしよ詰め込んだ鞄で
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バレンタイン浮かれて出てきた人の熱に浮かされて春がそこまで来てる
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食べて寝る 起きてカレーパン食べる 肉を切る 肉をしまう おふとんで寝る
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便りがない のはよい便り と言うけど 空の便りは 良いか悪いか
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無能なる弁護士選ぶ愚かさが例の市長を追い詰めにけり 田久保某の家宅捜索始まる
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聴く力話す力も頼りない司会者が何故二十年もつ ついに降板
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ガムとゴム二重語と知るや噛むガムを吐きだしにけり ゴム臭しとて
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好きだよと言ってみてよとせがまれて言いも果てずに笑い合いたり
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まるで浅い夢のような曖昧さ回避 私のこれは浅くなどない
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捨てられたわたしが沈む暗い底 イルカの背に乗り貴方が今
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ミラーボールの海だって泳ぐしさ 私はいつも溺れてるけど
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こんなにも貴方の色に染められて密航なんて出来るわけない
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うしろから 視線を感じ ふりかえる やはりお前か リビングのG
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幾たびも眩き金を眺めてし若き日思う乱高下かな 投資詠金価格
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足引きの山鳥の尾のしだり尾の長き投資の金の延べ板 本歌取り・投資詠
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変な顔は お互い様か ちらちらと 猪首の女 こっち見て居る
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目が合いし 猪首の女 ぎっちょにて 品よきさまに 鮭ほぐし食う
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冷ややかに 一瞥投げて すたこらと 猪首の女 去り給いけり
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かの海の水脈(みお)はとっくに消えにしをまた現れて恥かきにけり 某落選候補者
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肉餃子箸で指すキミをまるで育てた責任負うが如く叱りおり
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あの思い出は 風邪シロップのよう 苦みに甘み残す
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雪道に 残す営み 増ゆる朝
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