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春鬱
(
はるうつ
)
(
)
ゝ
(
)
頓服
(
くすり
)
で
眠
(
ねむ
)
りに
落
(
お
)
ちてゆくそれでも
飲
(
の
)
まねば
自
(
みずか
)
ら
弔
(
とむら
)
う
38
いつの間に肝っ玉母さんになった
娘
(
こ
)
よ 三児の母は我が目にまぶしく
39
春雷の空に幹割れ雨に沁む 凛と芽吹く葉 若菜色して
26
むさぼった ハッピーエンドの 動画たち ずいぶん手軽な 快楽ですこと
19
エレガント、ハードボイルドどれも無理「ふつう」という名の仮面をかぶる
25
一昨日まで 暖房いれてた寝室を ねこも暑かろと 快適おまかせ
26
日曜の 公園にぎわう 家族連れ 弾む声聞き 平和よ
永遠
(
とわ
)
にと
21
小鳥遊
(
たかなし
)
の
囀
(
さへづ
)
りと
南風
(
はゑ
)
開け放つ窓をすり抜け 頬撫ぜる朝
32
流れてく川に放すは軽き舟 四季の花びら乗せる折り紙
22
つり銭を人が手渡す一瞬に触れる手と手の微弱な電気
27
山吹の 一重と八重のありしこと 知らずを詫びる 咲き満つ花に
21
混じりなき
静寂
(
しじま
)
の中の 賢きに 頭を預け また身を預け
14
朝陽浴び 桃色シャワー降り注ぐ 日中線の桜トンネル
19
まう初夏の風か 監視員となり子らのボールを眺むビール呑みながら
9
復讐に 別れを告げし 公園の 鈍色(にびいろ)の空 トレードセンター
5
歯磨き粉がえくぼをつけて見てくる。生きてこられた生きていかなきゃ。
7
ふるさとの 青空跨ぐ 雲の嶺 時代は駆ける 踏みしめる 今日を刻みて
6
都行き 惑う大人の 雛鳥よ 見送る風が 翼を撫でる
8
いつも来るお店で少し背伸びして。初めて頼むあの子のカスタム
6
ローポリの雪を見ていた 世界には恐れるものは何もなかった
4
緑葉の 涼風戦ぎ 空碧く 白雲流れ 幾山越えて 尽きせぬ想い 届かねど 恋しふるさと 暮れなずむ
4
中トロよ 赤身もいいね イカいかが ふたりで刺身 分け合った夜
4
人権の 教育受けた 大人らが ホイッスル吹き 静かにしろよ
4
泥水に 角砂糖を 入れたとて。 それが珈琲に なる訳ないじゃん?
4
ゴタつく事のひとつひとつのダメージがデカいし切り替えて笑いたい
4
荷物は出来るだけ軽い方がいいけどなんだかんだで多くなる
4
話して話して話して一期一会を通り過ぎてまた話すよ
4
右にも左にも決めないで真ん中でバランスを取り続けたい
4
加湿器はそろそろしまおうかの季節なのにめちゃんこ乾燥する
4
おもんないのは罪じゃないけど教養を免罪符にするのは罪ぞ
4
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