溢れてる 人とチョコに 活気あり 価格の高さ 我は引き気味
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魚屋にひと皿残る雲丹鮪 宵待ち光るの誕生日
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逆向きの電車に乗せる我が心 我が身はしっかりいつもの戦場ほう
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もみじの手 久方ぶりに重ねたら ぴたりと重なり月日感じる
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サイゼにて「ボンボンなんとかシール」とか言い合っている老夫婦ふたりのランチ
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双方の言い分甲乙付け難し大義はひとつとは限るまい
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室外機凍ってしまい来ぬ温風かぜを吹き出し口の下で待つ猫/定位置なのですが⋯
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太陽に 照らされ光る 彼女なら 私の呪いも 効かないだろう
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イヤホンを 付けずに歩く 街の音 聞きながら行くも 心地よきかな
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午後10時 罵声発する 君がいる 翌朝君が ハグして「ごめん」
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無用かと 古文歴史は テスト用 かの知識こそ 生きる目的
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席前の 老婆に皆で 嘘をつく 人の心は 美しきかな
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3分で用足し戻ればはたと消え誰ぞ持ち去り戻らぬコート (高価なものでもなく・①)
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オヤジさん 作る弁当 説得力 イケメン店主 咳も気になる
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ぬばたまの夜さり来れば光る店 駆け込んだ先の世間シャバに癒され
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ものをこそ 思へばつのる しのぶれど 雨のまにまに 降り落ちよ恋
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年月としつきを 超えて出す癖 マグカップ 戻す棚より あの日が匂う
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能動的ニヒリズム戯けるのにも飽きてきている飽きているのに
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黒板を滴る粉、涙 湧き上がる歓声 跡を遺して
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このまちで もっともいやな できごとは 欄干で吸う葉巻の匂い
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宵の間に流布せし蝶の飛ぶ先へ暁至りて冴える極彩
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ここで失恋たぶん来ないお前を間伐に怯える桜と共に待ちながら
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はじまりと おわりのはざま 凍えない 関係のまま たおやかに いね
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ボロボロの 本棚さえも 寄付をする 子育て予算 ジリ貧ですか
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失敗を 笑えるうちは まだいいが 笑えぬように もうすぐなるぞ
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Whatdo youdo調子どう?わからりません
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Whatare youdoingherere.
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whattime、isitnowいま何時10:00です
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目薬の 一滴二滴が 効能に 関係かあるか わからんけれど
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わかるけど 辞めた会社の そばだから そんな理由で いい店なくす?
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