信号の青に急かされ歩く道 僕らはずっとエイリアンだね
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の腹のたぎるマグマは鎮まりて妻は茶を飲む暁の空
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ほうれい線ひっぱり鏡にかつての私呟きたくなりアイラブユー
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新月の今宵の空を 埋め尽くす雨雲は 冬の街をきよむる
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柚子玉と四つ割り南瓜買ったから年末に向けひとマス進む
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星空がきれいに見えるスポットがそばにあること忘れていたよ
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代わり映えしない毎日送りつつカリポリかじるピリ辛らっきょう
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あぁダメだ!こんなうたなど恥ずかしい!すぐに消しちゃう編集しちゃう
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降り積もる雪に溶けゆく夕映えのオレンジ色を鞄に詰めて
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目を閉じて  今日を据え置き  夢心地  まぶたに浮かぶ  明日の面影 
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初恋をまたしませんか絵手紙は妻の弟子だが不倫じゃないよ
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真夜中のチュッのラインはもう来ないのか既読待つだけのノンアル
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水森かおりとの二人旅する暇は部屋にあの娘の匂いもうなく
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縄文の人も食いけむ栃餅や土器のまわりに笑みのあふれり
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「ん」が付けばいいらしいとは聞いたけどシーチキンではしっくりこない/冬至
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動かない 互いに顔見て 苦笑い 押されてなかった 階数ボタン
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南瓜なら「な」きゃべつは「か」と冬至は名を変え食卓へ出し/「ん」が二つ付く物を
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「親友」の言葉を舌でころがしてとけないことを確かめている
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食べちゃだめわたしがあげたSOS、 おいしかった?ねえどんな味した?
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否定せず 自分を選び 感じ取る 「肩書き、空気」 それより呼吸
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ふたつめの持病完治を目指す手術オペ 二月と決まり安堵と不安と /夫
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夫好きな小豆たっぷりかぼちゃ煮を供えゆるりと吾は柚子風呂へ
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迫り来る月に与えた笑撃は しゃべくり一本の装備のみ
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湯の中で 柚子をクルクル 転がして 楽しみながら 厄除けする夜
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今年最後に逢う人はキミがいい 毎年想いいつも叶わず/夢
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この世には善人なんて居ないのかそう思わせる人的受難
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反省し スマホのアイコン 削除した チックトックも ようつべも
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達郎と まりや流れて クリスマス ケンタッキーが 脳裏に浮かび
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ゆらゆらと レースカーテン 煌めいて 木漏れ日眺む イブイブの朝
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今晩の玉子のおかずは何とでも店で迷うはやはり明日あすのイブ
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