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短歌
(
うた
)
すべてが
0
(
ゼロ
)
に
31
山の端にゆるゆるのぼる月ありて花明かりもさす私の住む町
30
空
(
くう
)
と云う変化の法則ありがたし時は過ぎ行く固まること無く
43
「天才」と気軽に言ってくれるなよ努力してるし見せないだけで
25
無人にて 朝採れ野菜に 手を伸ばす
本日
(
きょう
)
の健康 手に入れたり
24
休日の 昼寝効果を 実感す 足取り軽く 散歩に出掛け
29
夜半
(
よわ
)
の雨 打たれ散りゆき花
筏
(
いかだ
)
枝に
縋
(
すが
)
りつ
名残
(
なごり
)
の桜
31
舞ふ桜
躑躅
(
つつじ
)
の
蕾
(
つぼみ
)
顔を出し 初夏の如 風温し
清明
(
せいめい
)
/二十四節気
31
ぜいたくな悩み
干し椎茸
(
しいたけ
)
どう消費 弟からのふるさとの味
36
消えた短歌思い出してはメモに書きまさに推敲二つ三つ四つ
19
疲労感 深夜の国道 山岡家 明日の力に 豚骨パワーを
29
春嵐も花粉も過ぎて神経が落ちつきそうな季節は近し
26
嫌われる 都市型クマも 命懸け 裁判官は 猟銃を持ち ※複雑な……
18
どうしても馴染めずにゐる我が世代 ズボンをパンツと呼ぶことにつき
24
薄雲を通り無影の朝の日が満開梅をこんもり照らし/デフューズ
19
「暑い」とふ久方ぶりの形容詞 いつもの電車に駆け込んでみて
25
ステテコをエアリズムにと替えた朝 開脚幅が少し拡がり
27
ふうわりときみのうなじをくすぐった春風にさえ嫉妬している
23
春の上飛行機雲と電線があやとりをなし蒼空ほぐす
15
ブロッコリーに おかかを混ぜて つゆをかけ 春の味する 朝の食卓
32
ハムエッグ久々に食うハムエッグ気持ちいいほど
薄
(
うっす
)
いハムだ
27
思はでも過ぐせるものをなかなかに面影追ひ
来
(
く
)
春の夜の月
15
真夜中に イタズラ叱った 次の朝 より念入りに ねこを撫でよう
32
ルビーレッドキウイの季節がやってきた 紅く紅く紅く あまき果実よ
26
母親に
抱
(
いだ
)
かれし子に
抱
(
いだ
)
かるる ぬいぐるみの丸い顔揺るる
33
友たちと 桜のもとに 集いしも なお淋しくて 夏、待ち侘びる
17
思い出の湯けむりの町一人ゆくあなたとわたし分子になれず
14
保育園の担任妻はピタリ当て足掛け五年つかんだ人事
15
死ぬ事に不服は無しと豪語せし 我の服薬手のひら一杯
15
「さくら味バウムクーヘン」食べてみたなるほどこれは桜餅味
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