受けそびれし 全てのボケを 想い出す 君の記憶が ボケる前には
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エンゲルス マルクスレーニン 情けない 資本主義とは お猿の社会
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親友か 彼女か それとも友達か 君は一番のトラブルメーカー
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赤いねと 顔を見入って 揺れる君 お酒のせいだ、恥ずかしさじゃない
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望まずも訪れる事捨て置きて空に抱かれうたた寝をする
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ねこたちや ことしはだんごに ならぬのか あしたさむいよ ひとつどうですか
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そんな夜はひっくりかえったスリッパとお話するのさ。おもて向くまで
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いよいよに小さなアパート二人だけ 新婚生活戻ったようで
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肌と肌触れ合うことの滑らかな心地の中で夜溶けてゆく
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画面越し 勉強中の 君の瞳 「きゅっ」ってなるのは なんでなのかな
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本日の 心予報は 曇り模様 念には念を 心の傘を
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胸の上の猫のゴロゴロ聴いている 重くて熱い命というもの
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「そのバッグまだ持ってたの?」ママ友よ一生出汁巻き失敗してろ
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哀しみは捨てずに抱く わがししの芯を創れる光なるゆえ
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冬の朝まるで雪中寒すぎる毛布をかぶってもう無理だ
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「当然」と言わるる日々に削られてわが手はカサリと冬の音す
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勉強に しがみつくのは 辛いけど 手を離しても 行く場所はない
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大木の 伐採ミスり 思案する 助けてくれた 親父の形見道具 /親父ありがと🙏
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青黛の空に煌めく冬星座二人歩きし夜道忘れじ
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与野党で丁々発止の大勝負 サイコロ振るも雪に埋もるる
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降車せし少女のリュックに吊るさるる ミッキーのぬいぐるみと目が合ひ
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「お先に」とライトで合図する指に名前も知らぬ誰かの温度/雪国の温かさ
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振り返る 君はもういない 帰り道 夜影に灯る あの夏灯籠
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俯きて歩めば光る霜の星 朝日に染まり土に瞬く
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雪国に嫁ぎし友の四十年春待つ便りに思いはせおり
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ひょっとしてよく間違えるAIは馬鹿のふりして様子を見てる?
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地吹雪の車内でかける音楽は敢えての夏曲脳をバグらせ
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この世界われにとっては生き難し光あたらず新月つづき
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数人で 会話するとき 全員に 等しく目合わす そんな人、好き
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寒波来て 老いの身凍ゆ大寒の 震えて待つは小春日の空 
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