延性のある悲しみよ どこまでもどこまでもゆく 小さなお家
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昼寝を「睡眠補給」と言い換えて気取る三月五度の十二時
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ここにいてよ いて欲しいんじゃなくて いなくなるのがいやなんだけどね
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ありふれた日常を切り取っていただけの 貴重な映像 増えない時間
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端っこの折れた歌詞カードにもらうサインが少し滲んでみえた
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小さな後悔を積み重ねる日々 いつか大きな魔物に変わる
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そうだよね三年教師も泣いている 一年間の打ち上げだものね
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本棚の文庫本に笑われるぐらい膨らんだ腹 五十まで生きられるかな
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太陽が 光り輝く 春の日に 畑に座り 文学語る
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人間は 死ぬ間際でも 夢を見る 現実逃避 生涯の癖
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大人らの つまらん事情 よそにして 児童は移る 次の学年
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日が昇り 日が沈むまで 昼と呼び その反対を 夜と呼ぶだけ
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春愁の 鍵穴回し さようなら
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可惜夜あたらよに あたらぬ予感 我あたらしむ
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神田発 秋葉原着の夜行バス 海老名SA経由すんなよ
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ワームとぐろエンジン穿てし時空間異常 接続す神田外神田全方位カーニバルだと宣言し一晩かけて着く秋葉原
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ファミマのさ ジャスミン茶の量 減ってんな ほとんど同時 子からもLINE
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よく出来た 作り話と 言われても 盛ってはいるけど 本当の話
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おもろ過ぎ ぜったい話を 作ってる 作ってはない 盛っているだけ
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土曜日の夜はひたすら歩いてた。何だか川が見たくなったから。
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好きだけを言葉にしていてくれないか桜散っては返り咲く四季
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三ヶ月、三月、別れる頃合いよ? 目線でイチャイチャ、しやがって、さぁ〜〜〜!!!
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ハスの花散り往く貴方といない日に眉下げるのは僕だけらしい
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すべてを話す ときめく靴と 幹線道路で爪弾きにされるので
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ひじかたが守り続けた大将は あずまで散った無二の親友
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新選組なかまらが次々と逝き己だけ 生きる意味は汚名返上
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鬼が逝く「あんたらしいぜ」生き様が 己はこっちでけじめをつける
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道別れ誠の大将露と消え 繋がるきずな仇は必ず
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放課後の影踏み遊び日が沈み お腹空かせて 友とさよなら
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絡み合う糸の結び目ひとつずつ 丁寧に解き こころ通わす
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