俺だけが 知らなかった 治一郎 有名じゃんか 息子も知らんな
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何しても何も意味ない何故ならば 3秒後には死にたがってる
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俺の前で俺よりバズるな俺はまだバズってないぞふざけるなよな
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もう何が起きても良いよ人生は私を排斥しに来てるから
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「猫飼いたい」猫アレルギーの先輩の、スマホの待受、AIの猫。
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香水はシャワーと流れて消えたから 改札口でとても不器用
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なぜだろう 俺が押したの 冷た〜い 出てきたヤツは 温か〜い
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元嫁と 会社休んで デートする どうかしてると 俺も思うよ
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付き合って って言ったとしたら どう思う ハッキリ言えよ キミが好きだと
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どう思う? そんな聞き方 されてもさ そもそもお前は どう思うんだ
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でもだって どうせむりだし わかってる 俺が死んだら やっぱりなと言え
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隣り合う ベンチで女性が彼方かなた向く 少女じゃなくて 老婆の方か
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もう聴けないあの人は辞めてしまったし僕のミクでは歌わせられない
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小粒でしょ わたしの帰り待つ母は 冷蔵庫の中 思い出詰めて
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暗夜行路も桜並木も越えてイチョウの葉をつけるあなたに向かへ
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巷では人事異動に泣き笑ひ。そをみて我は悠々閑々
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生きるとは イキることでは ないのだと 高校デビューの 青柳に学ぶ
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あご髭に白さもまざる海老蔵似友はとほくにありて輝く
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お礼にとリュックにハーブ詰め込んでお茶を淹れよう月の満ち欠け
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頂戴と吾子のてのひらぷっくりとビスコひとつをまたひとつ乗せ
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霧雨の花のかすみの柔らかな波紋の浮かぶ春の野景色
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風は止み空から舞い散る初雪を君に知らせる冬の愉しみ
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切なくて眠れぬ夜は思い出を揺りかごにして少しまどろむ
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夕暮れにイルミネーション点灯し師走の街に銀河広がる
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年賀状 やめると思うと寂しくて お元気ですかとまたペンを取る
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透けている血管の青と紫を今更ながら優しく撫でる
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の岸も の岸もなし 海原を 白銀に染める 羽田の朝陽
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ふるさとに向かう列車に乗るときは十の子どもにわれはもどりぬ
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習い事ともに学びし青年の病いに伏せつつ心痛しんつうきわむ
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肌と肌触れ合うことの滑らかな心地の中で夜溶けてゆく
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