よく見たら なぜか「てにをは」くっ付いて あとから修正Utakataあるある
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ねこたちの あさは とってもはやくって よあけをまって まどぎわ・たいき
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おかあちゃん おこされたので ちょっとだけ カモミール飲み インスタタイム
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出るたびに見上ぐ柿の木実の多さ今更捥げど全部生ゴミ/熊
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小春日の温もりは母を 木枯しの厳しさは父を想ふ初冬
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階段を昇る二階の床面の虫の死骸を吹いて飛ばして/目の前
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朋輩よ虚無に陥ることなかれ 妻亡くしてもはなお生きる
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アップルパイ 日付は2日前だけど 特に気にせぬ ねこ母O型
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あさのひかり それは希望のひかりなる 昨日濡らした マフラー干そう
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一冬を越せば木蓮花開くそれまでの日々雪を踏みしめ
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冷雨れいう止み 冷へ込みぬ朝 雪富士の さやかなる 冬隣ふゆどなりの丘上
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君が描く 仲間はずれのない話 見つけて渡す 黒のクレヨン
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巨大なる駅ターミナル冷える陽に老若男女分断される
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西向きの窓に夕陽が落ちる頃、母のラパンが駐車する音
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想いごと断捨離するに躊躇いてクローゼットが手狭になりゆく
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たまにはね スマホ離れて コミックを 「ちまこ」から お名前もらったからね>『僕は地球と歌う』日渡早紀さん
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やまない雨はないにしても傘無しでいるのは辛い
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ひどいふり 1人ぶらぶらしてる時片手で燻らすタバコの煙
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阿蘇山や 富士山とか 噴火して 小松左京の 日本沈没
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冬至近し 影成長痛 帰り道
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恐ろしく 涙をこぼす 余裕なく 厳しかったな この世の命
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恐い人 苦手な人が 来ないよう 距離を測りて 逃げ回るのみ
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このうえは 悪を罰して 怒鳴るほど 生き残れるか 地獄のお沙汰
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取り締まれ 監視を強め 不祥事を 起こさぬように 地獄のお沙汰
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真面目だね 草一本も 落ち度なし うわべはきれい 地獄のお沙汰
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夜揺られ 欠伸あくびが増えて よい酔いか
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ハラショー あらしょー あら井くん
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寒くても 帽子マフラー していれば 暖かいよと 自分に諭す
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ぼっとして 突っ立ってないで 働けと 命じる人は ただの先輩
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あっちいけ 座っているな うろうろと 見回りしろと 先輩が言う
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