Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
36
37
38
39
40
41
42
43
44
…
次 ›
最後 »
テレヴィのなかの日の丸にほほゑめる首脳に光差す優生卵
22
三十一の文字は牢獄ならずと舎にいへ蒸し焼かる牝鶏
22
愛犬の匂いの残るこの布団 そおっと下ろす小さな骨壷
53
街角に早くもツリーが登場し 短かい秋が逃げ去ってゆく
18
今朝はまた妻が特別ご機嫌で 良い一日が待っているかな
10
後輩にもらった絵だけ持ってきた 知らない土地で星を探した
17
今少し 眺めたきかな 遠き日の 夕雲に似て 山の
端
(
は
)
に沈む
29
覚めやらぬ 夢の疲れに ぽつぽつと
鹿
(
か
)
の子絞りに 鳥は群れ飛ぶ
26
無人駅 氷雨で濡れる単語帳 私は私を好きになれない
16
寒月のうら寂しげのそのままに今年はいかに凍てつく冬か
19
万葉の 人に詠まれた 同じ月 やがて令和も 昔と眺む
54
見るだけで満足だったあの影を 今は見るのがとても苦しい
10
ピークなる疲労の夜に浮かぶ星やさしいオリオン私を照らす
37
頼まれて買物提げて娘来しシンクの汚れを見かねて磨けり
17
ケアをすること業にする人たちをケアできたならと密かに思い
32
「家じまい無事に済んだよ父さん」と墓に供える白い秋桜
41
コロちゃんは白の豆柴ポテポテと短い足で庭駆け回る
35
火をくべて ほくそ笑む軍需産業 この手にあるは 水か油か
36
年末の 夕方の家事 一人聴く 大貫妙子 身体に染み込む
18
白き画布に 向えば百鬼夜行する 未知のイメージ 徐々に現る
25
床の間の無い我が家のテーブルでちょっと場違い迎春の花
41
未来
(
あす
)
思う いいことばかりじゃ ないけれど 続ける日々が 層になるまで
25
苦は楽に 痛みは鎮め 嘆き
已
(
や
)
め ただひとときは このひとときは
24
あらたまの 年を祝いて 飲む屠蘇の
去年
(
こぞ
)
より酔ひて ノンアルに替え
24
初雪に錯覚ごとき起こりつつ木々に花々咲かせおるなり
14
蜂蜜を紅茶に垂らす一年が穏やかなれと出初めの朝に
58
馬の尾の 顔払いたるを 叱りつつ
蹄油
(
ていゆ
)
塗り終え 仰ぐ
落日
(
らくじつ
)
20
必要とされていることの幸福をわたくしは抱く 湯あがりタオル
21
いよいよに小さなアパート二人だけ 新婚生活戻ったようで
32
明日から 冬将軍の到来とか 小春日和に 歩きに出てみる
19
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
36
37
38
39
40
41
42
43
44
…
次 ›
最後 »