初甥の祝いに寄りて宝塚 冷めた街ぬけ雪の華舞う / 雪組真帆志ぶきさん
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雪時雨 孤独ひとしお 胸を刺し 心の血ハートのなみだ 溢れかえれリ
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冬の陽に透けるカレンダー静かなり過ぎた月日の影の重なり
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寒風の強し ビル間の吹き溜まり 集まる枯れ葉 秋の忘れ物
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代わり映えしない毎日送りつつカリポリかじるピリ辛らっきょう
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あぁダメだ!こんなうたなど恥ずかしい!すぐに消しちゃう編集しちゃう
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雨間あまあいに 青空見ゆる 露天風呂 温風ぬるかぜの師走 春の如し
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耳元で  響く声音こわね  鈴の声  思えば馳せるはせる  冬の喧騒けんそう
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降り積もる雪に溶けゆく夕映えのオレンジ色を鞄に詰めて
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個性とは容易たやすく築けぬ天守閣 量産タイプの殻を脱ぎ捨て
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初恋をまたしませんか絵手紙は妻の弟子だが不倫じゃないよ
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不幸なら私に置いて行きなさいリメイクリボーンさせて送るね
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言語化のできないところ伝われと願って投げる 祈って笑う
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エアコンの下ひところに集まればより一層の家族なる冬
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失って犯した罪に気付き尚 文字にもできずただ泣く日々だ 
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薄曇り 冬至の早朝 ねこたちは 空を見上げて 何を思えり
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明日こそ 来年こそは いいことが 期待できると 毎回思う
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吹き荒れる 寒風に負け 引き返す 散歩も今や 贅沢な夢
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ハゲ覆う 帽子がいつも 不可欠で 睡眠中も ニットの帽子
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ハゲじゃない 毛が薄いだけ 弁護する 子供の声が 小さく聞こえ
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老いてなお 人は明るく 生きてゆく 太々しさと 健気な勇気
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よく生きた 長く生きたと 胸を張る 表彰してよ そういう感じ
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腹減った 腹 腹減った 腹減った あぁ腹減った 冬の昼前
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師足入り二十二日は冬至の日 カンボジア 無いので薩摩を食べる
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食べちゃだめ わたしがあげたSOS、おいしかった?ねえどんな味した?
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SJK経血染みたメディキュット不憫な子らに嫉妬する冬
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ありたけの涙注いだコップ手にリーゼ飲み込む青春の日々
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ようやく冬本番、氷点下2℃、う〜寒い、来週は大晦日かぁ🤎
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イブは💈散髪空いていた、今年も✂︎お世話になります、髪スッキリで🐴年もよろしく
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俄雨 初めて通る 通学路 水面に浮かぶ 桃のひとひら
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