まただ! また、季節がグラデーションのように移り変わった。見逃したまま。
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木立緑葉 涼風戦ぎ 空碧く澄み 白雲流れ 幾山越えて 尽きせぬ想い 届かねど 独り佇む 薄墨たなびき
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欲しいものリストを打ちこむ ただひとり ポテチ、スイッチ、あとそれと君
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社会と欲にマット・ヒューズ取られて さてレフェリーは和田良覚
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梅の園 香溢れて 来てみれば 薄墨たなびき 山の端かすみ ふるさと遠く 懐かしむ
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桜舞う 薄墨の宵 朧月 桜白波 引いては寄せる 夜風寂しや 遠き古里 重なりぬ
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着くまでに 駅アナウンスが 噛んだなら 結婚すると 俺は決めてる
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あみだくじ 冗談だよと いいながら 端っこに書く すぐに結婚
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俺は俺 キミは恩師と 慕うけど イケすかないね 俺は嫌いだ
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食べたことないかえるが鳴いてる飲んだことない水たまりの中で
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二時間四十五分の軟禁ただ君思うことしかできず
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熱が出て コロナと言われ がっくりと モード切替 妻は病人
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スーパーで インスタントの ラーメンを 買って作って 食べたら薬
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夜桜に映えし君の横顔を じっと見つめ みたらしを食ふ
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春月に「綺麗なままで」いかないで「人は元から汚いんだよ」
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かなしんぼですかという解答欄に「常にそう」と答えたい猫もいないおるすばん
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今日もまた ウージンエイのドラマ見て 考察などをAIに聞く
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いにしへのひじりむてふ春霞憂き世をよそに山にみちたり
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すぐそこの春の気配をかき消してびゅんびゅん吹雪く冬のプライド
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老木の ひなたの桜 満開で パワーもらいし 五十二の春
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「今ここ」の 感覚がなく なりそうな 優しく白む ワシントンの桜
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神様よこの北海道を抱きいだきしめ叫びたいほど 春がまぶしい
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吾の膝で ウトウト眠る 愛しきみ 無邪気なようで 悟りのようで
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渡されしロールサンドの誇らしく赤きリボンを春空に解く
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満開の 桜愛でつつ 一休み アイスティ―には 花びら浮かび
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雨降る日 ラジオ体操 休みなり ほっとするやら 物足りぬやら
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ひっそりと アイコンと名の アップデート 作風変わるか 初心者ン年目
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草引きも畑も駄目と医者の言う庭の手入れは我の趣味なり
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父と夫二人の影を背に負ひて 息子のなかの光へ歩む
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宅配で届いた空色ブラウスの清々しさが眩しい雨の日
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