ぶちぶちとちぎれた心にバターを塗ってこんがり焼いた後に捨てる
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ようやっと 早寝早起き 慣れたのに サボったせいで 徹夜してます…
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穏やかさ、毎日続く、我が人生 昔はいろいろと、ありましたが! 
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パソコンを持てあましたる日の暮れは「give-up」と打ちて電源を切る
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しもがれも missAVで よをすごす あしたむかえて こいねこもなく( 笑)
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紫陽花しようかが咲いたら何かしようかな 2ヶ月越えた休職期間
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アナログな君を銀河の果てに捨つ 地上を離れ暮らせぬ人類
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鈍色は空を染めれば厭はれて猫を染めれば愛さるる色
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憂鬱はしとしと落ちて足の裏溜まって行き場をなくす「おやすみ」
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ハルジオンのたくさん伸びた草原でいつもさよならだけ覚えてる
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「大人でも泣きたいときはあるんだよ」「うんうん」と聴いてくれる掛け布団
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朝、川に反射する光の粒で指環をつくってあげたい貴方
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またいつか会おうねを信じられなくて改札通る背中を見てた
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二十九万二千二百五十六年後、元日朝九時前に逢おうよUNIX時間の果ての果ての果て、すべてのうたのおわりがそこに?
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容赦ない追い駆けっこのルールにはタッチ交代おしまいが無い
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剥き出しの言葉は無くて果たされた義務深き沈黙の凄みよ
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気圧だか湿気か何か知らないがやたらめったら気が滅入ってね
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よろよろのつまらない午後運命の赤いドレスの女に出会う!
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ぴかぴかのサテンの空が穏やかに秋の岸辺にたどり着く時
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平凡でありきたりだと捨てた日が懐かしき詩の一節となる
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鹿と樹がただ一類としてあればこの時神のそのは音無く
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次々とあなたの願い叶いますようにと銀杏きんの葉がいて降る
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幸せはたまに動物の形のビスケットになったりするよね
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一族の物語第八章は終わり叔母さんはぐずぐずしない
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オンライン帰省でいいと言えるのがありがたい気楽な年の暮れ
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日々痩せる思いは少し遠くなり残る既読にならぬ安心
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診療所マスク患者が出ては入る開け放たれた玄関のドア
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並ばされ湯気出るバスに入れられた冷凍餃子になる白い朝
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もうそんな季節かと問う飲み干した600ミリのペットボトルに
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硝煙の臭いが消えぬ指先を持つ娘が語る命の重さ
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