太陽のおかげで生まれた僕だから ずっと君だけ見つめて回るね
5
ただひとつ父想う時カラオケで『山河』歌う時友に知られず
5
そんな気もないのに君に恋をしてきみどり色のシャツがおにあひ
5
入り来る風ひんやりと陽は暑し豆の葉そよぐ秋なんだろな
5
お経より ボレロがいい と言っていた 父の墓前で 15分間
73
すれちがう バスの運転手さんたちの 挨拶 見たくて いつもこの席
51
轟音のいつものくしゃみに遮られ 歌にならない母よ 元気で
39
寝落ち前 夢と現実行き来する 三途の川に慣れるためかも
13
我が息子 強い癖毛を 伸ばしつつ 唯一無二と 胸を張る彼
16
付き合いの長いきみには見せている成分無調整のわたしを
22
隣家となりやのノウゼンカズラ垣を越え地を這い赤き花咲かせおり/お隣は無人
28
受付にパンダを握る小さな手 百日紅咲くガンセンの夏
30
アンタレス見ゆるベランダ 夕餉後ゆうげあと 涼風の指揮 鈴虫の歌
28
夕暮れのベランダ止まる磯鵯ひよどりよ その歌声で秋呼び寄せよ
27
雨上がり たまのスカート 穿いてみた 行き先はただ スーパーだけど
26
履き慣れた靴で靴擦れするように得意料理でまさかの失敗
25
介護されおしりを拭かれて死ぬよりも 兵隊として雄々しく死にたい
17
切らさずに麦茶を沸かす今日もまたそれにつけても腹の立つこと
18
ヤケ食いに走ったとしても結局は更に苦しむ減量ボクサー
10
目の前を日焼けした子が駆けてゆく慌てなくても夏はあるわよ
24
恋話に参加できずに退けば近所の子供が集まっていた
18
熱風の午後から必ず折り紙で百均へ行きテントまで買う
20
アニソンバー 行って来ました!ほぼライブ🎵歌方主役の気持ちぇーやつ😆/長居してもたわ~💸
14
体重計は 我に配慮など してくれず 「前より三キロ 太りましたね!😊」と
16
ひさびさに フミフミ&抱っこを 堪能す あまえた・ニャンコの つよめ「あぴーる」
17
今はもう出る幕じゃないとわかってて、それでも舞台の真ん中が良くて
15
風呂上がり 甚平を着た 子どもらに 麦茶を注ぐ 八月の夜
13
昭和には理解不能 「界隈」という言葉が流行る 謎の令和
13
埋もれてる古い過去より想いかな 心の砂漠で掘り出したいのは
14
鳴かぬならツクツクボウシ鳴かせよう いでよ秀吉酷暑の今に
6