あにがきて あねがきたあと ははがきて おばがきたあと あねがきてちち
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峠越え 孤独な鼓舞も 聞こえない 冷えた空気も 冷えた貴方も
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「本当にキミは何にも知らないね」うん・・驚いたよサバンナの象
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たぐり寄せる記憶の彼方のところから 手を振っている同じ顔の子
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美味いもの見つけて飽きてを繰り返す「欲しい」はカオナシ家が無いから
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「寝なければ明日は来ない」と 笑ふ姿かげ もう見ることなき 午前2時前
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ふしあわせ あるなら言ってね今すぐに角材持って壊しにいくよ
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生きるって そんなに楽じゃないけれど  ひとつの楽しみ あれば進めるね
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確認し合う今日の日程 調え そしてはじまる 2人の本日
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白光をまばゆく照らすつよき葉に その現象かがやきになまえをつけた
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冬の朝まるで雪中寒すぎる毛布をかぶってもう無理だ
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犬散歩君の代わりに霜を踏む 語らないけど熾火おきびの二人
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JPCZを検索わかるのは長い名前と検索の跡/JPCZ=日本海寒帯気団収束帯
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突然の 別れの日から 今も尚 ラインで繋がる 既読はつかずとも (亡き夫へ)
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1と僕だったら割り切れる孤独 素数は素敵 1は君です
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道玄坂 葱まみれの蕎麦すすり浮かれた夜を正常化する
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雨降らば茶色く濁る泥川の河辺に咲ける白き水仙
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二十年前はたとせの歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
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ちょっとだけ 人助けした 帰り道 家に帰ると 福の香のする
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静寂を破りて急ぐサイレンを 無事であれよと見守る明星みょうじょう
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初冬より空き家の庭の寒桜 満開近しと主待ちをり
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布団という安全地帯に包まれて 外の嵐も遠い響きに
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朝の雪かがやきに目をひらきつつ かじかむ指を光にかざす
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使うたびライトがついて動き出す北窓に向く健気なミシン
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薄っすらと雪積む道を中学生白い息吐き追い越し急ぐ
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消しゴムの 角がまぶしい 今夜だな 努力はすでに 答案にいる
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揚輝荘 新年茶席 穏やかな 小春日和の 冬のひと時
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新年の歌会終えて晴れやかにシグナルは青先の先まで
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「お母さん、ごいりょくってなんの威力?」持ってる全ての語彙でうんちく
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ヤンキーの定義がどうもちゃんみなのような気がする母の中では
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