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いつの間に 図太くなった 自転車で 近づいてなお 動じぬカラス
23
新米が 吾子より届き 涙出る 親馬鹿ながら 孝行息子
31
雨音に 慌てて布団取り込めば もう晴れている 遊ばれている
35
「微かに」が良いのだと知る散歩道 金木犀のシャワー浴びつつ
20
積雪を彩るカラマツ散り敷きて
足裏
(
あなうら
)
にそっと秋との別れ
35
訃報ありあゝあの人も旅立つか 噂の媼は
時雨
(
しぐる
)
る朝に
26
一日の終わりに斜線を引く
暦
(
こよみ
)
予約外来気付いたら
明日
(
あす
)
29
雨上がる もみじの雨粒葉を遊び ポツリ落ちたり たまゆら光り
34
宰相の本音ポロリに弁解も軍靴の
音
(
ね
)
をまどろみに聞く
23
歩けばこそ見ゆるものあり秋の野に知らぬ花の実紅く熟して
28
白壁の土蔵を覆う蔦紅葉きらめき揺るるそよ吹く風に
38
薔薇の
棘
(
トゲ
)
プチッと取ってツバつけて 鼻の頭に可愛いピノキオ
28
たいくつな夜は窓辺でこぐま座と金平糖をころがし遊ぶ
13
風と言う 獣の咆哮 低く流る
夜
(
よ
)
の為に甘き ワイン買い置く
21
老眼
(
め
)
に優し 暦求めて 買ったのに サイズ間違え 途方にくれる
17
寒き朝 キャベツ畑に白き蝶 飛ばずにじっと羽を休めをリ
24
めづらしき 白スズメの2羽 連れ立ちて 残月の下 晴れ空を飛ぶ
26
亡き友のペンダント着け参加する同窓会で逢える気がして
23
いい色になってきたなで散り出した急ぎすぎなりゆっくりでよし
26
『あなたには泣かされたよ』と先生が今の娘に違う涙す
29
風強し 風の錯乱か 枯れ葉舞う 雲の流れも また急ぎ足
13
晩秋や ソメイヨシノの 赤らむる葉は 早々と散る 桜の如
23
縒
(
よ
)
り織りし小さき布に息を吹く
靭
(
つよ
)
き点りよ 明日の名となれ
12
ふっくらとみがきニシンの準備終えソウルフードを仕込む冬の日
30
迷いおれば 風をはらみて カーテンは 帆を上げる 今、船出をせよと
19
ファミマにはもう売ってないとろろそば終電帰りの霜月の夜
13
恋の病どんな娘でもつらいから君のすきなバンドの曲聴く
9
私から旅立ち誰かの物になれ集めて生やしヘアドネーション
20
甘えないそれは小憎く生意気であなたが嫌う私なんでしょう
21
ちゅーるごはん おやつももらって おみずのみ 「おかあちゃん」こーるに ちょっとは安堵
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