日焼け止め  塗らんと外に  出てもうた  桜の花に 早く会いたくて 
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うしろ髪 爽やかに揺れ 日溜まりて 残り香追いし  一歩二歩と 後ろ影消え
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空の碧  白さ映えるや モクレンの 白陽浴び 香こぼれて 春一路 
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絆創膏の血みたいにわかりやすく傷付いてたらよかったのか
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若者のすべてというにはまだ足らない 金と愛と少しの焦り
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春らしい 温度のはずが 体感は 寒さが残り 秋にも似てる
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月光に 踊るはソナタ 乗せられて  桜と貴方 僕の水面に
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「馬鹿だなあ、もう少し現実を見なよ。」 同じ土俵に立っているのに
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薔薇みたい野生のキャベツ僕の色ロマンチックは遠くの畑
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一昨日より一分多く話せたし、天気も良いし、今日は良い日だ。
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生命の息吹 緑をほころばす わたしはそのはなも好きです
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人間であった私が人間で なくなったあの日私を返せ
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焼きたてのあんぱーーんち!!((この世を生きる理由になって))
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袖破れしジャンバーを畳んだのち春巻きを噛むなり四月
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天国は高取にあり桜雲おううんの 荘厳美麗は壷阪寺
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差し出すを躊躇われるはボロボロの エコバッグ見て「お入れしますか?」
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新年度市営菜園賑わうも植え時逸したものも有りなむ/ジャガイモとか
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泡沫で随分楽しくいたんだね。たった十年、されど十年。
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つまらない すべての膿を癒すのは フリーレンの むふーくらいだ
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春吹雪 桜もろとも あの人へ およばまほしき 我が想ひ
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水玉の間を指でなぞってく 水玉に触れたら地獄行き
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よもぎ摘み 指に残った かおりから  春に邂逅かいこう 今日はい日だ
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居た場所に もう居ないこと 追いかける 言葉はゆっくり 植物に似て
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岸壁の風に傾く舟宿のすすけし看板生業なりわいの後
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冬越して スナップエンドウ 収穫す ささやかながら 春の楽しみ
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施設より帰宅の道を探すよに「どやってきたの」と何度も義姉あね
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ほほつたひ 涙を隠す 春雨は 在りし日思ふ 弥生のしらべ
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ため池の堤防で詠む春の歌「鳥はさえずりたんぽぽ笑う」
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種こぼれ 花を咲かせた ビオラにも 蝶が舞い降り 得意気な顔
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大木の枝垂れ桜の華やぎも丸太と竹に支えられおり
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