白湯啜り いっぱしの風邪 なりおれば 家の静寂が わたしを包む
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おじいさんとおばあさんが手をつなぎゆっくりイオンを後にする。ほろっ
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子に孫に武器を持たせる日が来ると思ったろうか当時の人は
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でん六に赤塚不二夫の鬼の面定番だった私の昭和
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月一度四季にて色変ふ山走り村里に湧く清水汲み来し
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カッタタタ大樹を叩くコゲラ来て静寂の底に立春の音
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「ほんとはね」きみの気持ちを知った夜やさしい言葉がわたしを包む
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春立つ日きまりのような陽射し受けごみ収集車は給油を受ける
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凶器にもなれる心をひらがなの「あい」に変えてく「飛翔」の時間
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膨張する宇宙の話面白き 意味不明なり 茶を啜るなり
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生更木の 凍てつく大地に麦踏みの ザクザクの音春近づきぬ 
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早春の空樹の塔の尖端に 春告げ鳥は止まるだろうか
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徴兵制復活しても私には資格ないだろうちてしやまむ
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生命いのちとは熱きものにてたらちねの母子はわれを父親にせし
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不機嫌に睨んたような顔になる それは良くない老いひしともがら
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われの政治に沈みゆく午後の選挙車へ冷たき瞥を送る
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面並べる演説臺のたれかは嫉み読みて辿りぬわが闘争を
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ひげをそる顔削るよにひげをそる つるりとあごを確かめてみる
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小倉でねソニック止まり地獄かな外で眠ないとホテルがないよ
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懐かしい詩を投稿待っていたこの一度のいいねドカ盛り
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パンまつり 白いお皿が もう何枚 我が家はしばらく パン祭り
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左手がうずくと息子厨二病 オレも疼くぜ四十二しじゅうに病さ
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細りたる 五輪の聖火 灯されて ガザ・ウクライナ 吾に迫れり
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君の手を トランプさんが 握り締む 永久の別れか 永遠の別れか
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破裂する アイドル歌手の 生舞台 高市総理の 晴れ舞台
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春風が 吹くと信じて 散髪に 行ってこようか なけなしの髪
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受けそびれし 全てのボケを 想い出す 君の記憶が ボケる前には
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親友か 彼女か それとも友達か 君は一番のトラブルメーカー
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選挙戦 ボス猿同士 争いて 野次馬猿が 一頭担ぐ
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*「はい?誰が!?」 みなさん同じ間、 息継ぎで 口下手だからか わかってもらえず *繰返し
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