0学期 お前らはもう 受験生 聞かなかったが 後悔もない
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大満足Lemonの香る推しの絵の陶板前に紅白過ぎる/大塚国際美術館
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逝く人来る人除夜の鐘蕎麦を残して庭から望むシリウス
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美術館座るところは幾多あるけれども広すぎ座る余地なし/大塚国際美術館
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ドビュッシー 太宰治へ 凡人の 嫉で喚いて好意で泣いてる
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中身のない話を続けて寝る前に反省会を開く毎日
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あのコーン形が好きと言った君 苦い味するソフトクリーム
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ごめんね メンション付きで聞けるほど心臓に毛が生えてないの
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白タスキかけた青空大きくて涙の青は小ささを増す
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雪が雨へ変わる地域に住んでいて 「あ!雪降った」『それは風花』
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早生まれ常に半年年下で免許もお酒も君より後で
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真直ぐに 進むばいつか 元通り なってしまえば 一つのリング
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宇宙をも 包み込むほど 広大な 英知でできた 一つのリング
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欠片への欲情 歯型 積み木 肉 山であなたを見つけたときとか
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人混みに疲れぬ人を羨んで1人貪るカップラーメン
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かねてよりノスタルジアの歓楽はサンタマリアの醜聞と云ふぢゃない
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鬼の口呑まれ目より飛びいだし「スペイン風邪にお気をつけて」
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糸車このあと百年眠るだけ春眠暁を覚えずと言うし
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天鵞絨と猪鹿蝶にびぃどろの線香曇硝子に落下して
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最近のお気に入りだという箱に僕の心臓しまっておいて
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塩っぱいと お湯で薄めた 味噌汁を ぜんぶ飲んだら 塩分同じ
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いらっしゃい振袖纏いた若人よ大人の階段共に上ろう
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深爪の気づかぬうちに仄の痛き齢かさねて左薬指
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好きだった。ただそれだけさ。 美化された別れの言葉は似合わないから。
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🌅new year 孫帰省、じじ疾走おんぶとソリ初乗りでニコニコ福来たる🤎
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強風に飛ばされてったわたあめを追いかけていて君に出会った
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右肩に上がりつづける値札見て気持ちはため息右肩下がり
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成人の日が動くのはいいけれど記念日だった人はふくざつ
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縄跳びで大波小波夕暮れを削り取ってたとも気付かずに
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青白い画面が夢を叶えてくれるマッチのように携帯を擦る
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