みこがねこ めがみのめがね すがたみて じゃきがげんきに にんじゃもにんげん
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新機種が 出るたび機能が 加わって スマートフォンが デカくなってく
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無駄のない 言葉で書いた 長文は 長さを感じず サクッと読める
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こっそりと 秘かに忍ぶ 者のよう 光と影の 合間を縫って
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積み重ね 日々積み重ね 善と悪 ほら贅肉だ あら美味しいのね
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約束をすれば破られる夢は散るさよならを言うなら会えるでしょう。
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ガンダムを我が子のように胸に抱く深夜2時ごろ実はシラフ
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風の音がさん、に、いち、ぜろと唱えてクラスが静かなプールのあと
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恋、煙草。金の使い道を思案せし 紫空に昇る煙を眺む
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ゆっくりと握りしめてく薔薇の棘わたしの皮膚とどっちが強い?
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柵から首だし眠る蒼瞳羊駝きみに一目惚れ 初めて出会った始まりの日
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冬日和 雫滴る 雪折りの 霧吹き渡リ 樹つららの花
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病棟の枝分かれしてく夜たちを引き止めようと非常灯淡く
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北向きの 玄関先に立つ梅の 固き蕾は これからひらく
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絶景の桜にかぶせしキャッチコピー駅構内で春につかまる
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束の間の暖気来たりて肩ゆるみ 上着の前を開けて歩きぬ
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まだ暗い 部屋にひとりの呼吸音 宇宙そらとわたしの 秘密の時間
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うたかたが僕の心臓消えるまで何度でも灯る愛のスペアで
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酒片手にネイルケアーのリール見て時を弄する幸せが在る
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ふとふ 二文字ふたもじの中に 綺羅星きらぼしと 風と泉と 夜櫻よざくら
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僕たちが 不動と信じ すがるのは 昨非今是の 正義に過ぎぬ
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どうしてもささくれる日は淡々たんたんとこなしてんで早く寝ちまえ
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宵の車両 キャリーケースに 赤福の土産持つ人 旅の帰途かな
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選手らの熱き滑りを追うて飛ぶ さきドローンが健気にも見え /ミラノ・コルティナ五輪
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蟻さんを見つけた朝が春初日 彼らは知ってる大地のこよみ
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久しぶり ひとり時間を たのしむわれ あなたといるのも 大好きだけど
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懸案の債権回収成功し やれやれやれとロング缶呑む
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手を尽くし誰もが解けぬ知恵の輪を最後に解くは力技のみ
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時違え 闇は平等 この星と人達作る 影絵の世界
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昼日中 うたた寝をする 我が母を 見守る 見守る 見守りて…
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