Utakata
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自らを 賢いなどと 思う人 愚かな自分 悟らぬままに
4
夏夜の蚊 まとわりついて嫌われて あなたにとっての私みたい
4
ひさびさに 再燃したかも 韓国ブーム 昔はカンナム 今年はアパツ
4
6本目の灯りをそっと携えてYan-gant-y-tanと夜をさまよう
4
アレに沸くひっかけ橋の往来でいつでもきみはゴールインした
4
「席譲れ」「だるいから無理、他あたれ」みんな被害者いちばん競う
4
挑むのでない限界を知るまでは勝負のカギを熱い手の中
4
正義は破れず されど陳腐化し衰退する
4
そういえば思い出すのは五年前何で君へと告白したのか
4
それでいい怖いんだよな先生は後から何を言われるのやら
4
切れ目無く続く雨降り雨ガッパフードの中も少し蒸れたり
4
シリウスとオリオンを見る嬉しさよ 眠れぬ冬の夜のコンビニ
4
中央線上りの朝のホームにはモノクロームな人、人、人、人
4
やっとこさ寝返り出来たと喜んで でも起き上がれない 嗚呼ぎっくり腰
25
草むらを戯れ合い飛べる雀らに懐かしさのあり小春のひなた
28
首筋をそわわと撫でる夕風にそっと近づく冬を感じて
26
隣人とラフなお喋りベランダで積もりし初雪解けし小春日和
22
枝払い 汗ばむ顔に 秋の陽が 夏に負けぬと 言いたげに見え
24
当たらずも 二十四節気一つなる 小雪近づく 秋花散らずも
28
帰り道
妙義
(
みょうぎ
)
の山が
朱
(
しゅ
)
に映える 綺麗な夕焼
朱鷺
(
とき
)
色の空
32
あの人を見つめるときの君の
瞳
(
め
)
の淡い優しさが大好きでした
13
月を見て綺麗と思うは私だけ
貴方
(
きみ
)
は空さえ見上げていない
26
突風を木枯しと知り秋去りて仰ぐ空には凍てた雲あり
21
山行きて 今なお青し 冬もみじ 恥ずかしそうに 色付きはじめ
15
Utakataに日々登場のニャンコたち癒しをくれる小さな大物
23
可愛いの賞味期限はないけれど 私の命はあと少し。
9
病める子にたべさせむとてやはらかくやはらかく煮るうどんうすあじ
22
冬支度 収穫終えし 菜園の 残渣片付け 冬は近づきぬ
19
通勤時チャリ乗りながら浮かぶ歌職場に着いてスマホにメモる
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待ち合わせ第一声がムカつくのセーラー服にホットみるくを
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