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人生が 百年ならば 先長き 健康維持 どうしたものか
7
おこめ券 無駄に税金 使わずに 値上げ値上げ やめてください
7
衣川 仁王立ちして 死してなお
主
(
あるじ
)
を守る 盾の弁慶
7
君送り 帰りし駅の 道すがら 裸眼に溢れる 右の横顔
7
孫に会うただそれだけの為国境を越えるかのよな受付業務
7
苔の森をオレンジの幕が閉じれば街の灯りを補うような星々
7
総長との 対談進み 先生は 足組み給う ミモザの前に /3月8日坂口志文特別栄誉教授と熊ノ郷淳総長対談
7
いつもなら 似合わぬだろうと 避けていた 勇気をだして 新たな私
7
はた気づくここはいつぞや見た岐れ路をまた右に曲がつている
(
右折右折右折右折右折右折右折右折右折右折右折
)
7
コンタクト 外して歩く 帰り道 小さな光 大きな光
7
液晶の青き光に浮かびしは誰が指の跡ぞ名もなき塵か
7
特攻の記憶を抱きて五歳の
児
(
こ
)
前世をマリアに委ねて泣けり
7
Wi-Fiもない電波も悪い仕事場で、来ないであろう返信を待つ。
7
街中に 剪定されぬ 樹木増え 電線に触れ 突っ切って伸び
7
公園の 裸木の枝に ぎっしりと 雀おりたり 何しているの?
7
街中は
昼餉
(
ひるげ
)
時なり 小走りに ポッケに手を入れ 三々五々
7
少しでも 貴方が呼吸できる場所 その一端を担えているかな
7
蘭の花いくつも並ぶ玄関の笑顔の
女性
(
ヒト
)
の輝き仄か
7
ひとり咲く
蒲公英
(
たんぽぽ
)
を手折ってみても君のいる冬へ戻りやしない
7
おぼつかぬ 老いたる母に 寄り添える それは狼 否吾であり
7
見返さず消去もされず放置され 端末の中 過去の物置
7
目が覚めて窓を開ければ銀世界 降りつづく雪長靴再び
7
ぱらぱらと雫は頬に傘以外のものならぜんぶ持っているのに
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花落ちてなおもあとひく椿かな紅溜まり心騒がす
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「核兵器持つは許さぬ」アンタには言われたくないよとひとりごつ
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「最高」を上書き続ける夜のなか 平和だなんて僕らが決める
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赤と黄のポール折れたり曲がったり 君にも厳しい冬であったね
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一九三一年九月画を画き戰端を開きぬ旧宗主の名を日本 といふ
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さうかもう、下の子だけと行く園のヤマアカガエルのひとみはつぶら
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階段を一個飛ばしでいく春の初出勤のをのこの背中
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