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老婆心も ハラスメントに なってしまう そうじゃない、あの 泣いて腫らす目は
8
蒲公英の綿毛と蜂の舞う中で割られし鏡に笑むのは
誰
(
たれ
)
か
8
昨晩の おかずがぼちぼち あったから 朝からガッツリ 天丼食べたった
8
なにげない"I LOVE YOU"が歌になり、星になり、もう取り返しつかない
8
春の陽に草木踊らす風一つ海から潮の音が聴こえる
8
坊さんがお経を唱えはじめたらのたうち回る二匹の天使
8
春の宵 霞かかりて 朧月 薄墨の空 月影射して 桜舞い散る しず心
8
春雷が 雲の割れ目に 金を継ぐ 稲妻となりて 彼の地に嫁ぐ
8
ニャアと鳴く 古株の我が パートナーくん 新たな家族に 先輩風
8
昼休み ウキウキ見るも今は無き 猫の鳴き声 響く新宿
8
この雨がふいに桜を写すとき いつも見上げたあなたを思い
8
あの花が綺麗だねと言う横顔を見ながら歩く僥倖の街
8
約束の時まで待つと告げた
夜
(
よ
)
を 忘れたように君を思い出す
8
吹き出しの向きを揃えてくれてたらこんなにさみしくなかったのに
8
戦争と飢えと寒さとゴキブリと私を産んだ女が嫌い
8
学び舎で学ぶ学ばぬ同窓生 同じ地平で月とスッポン
8
うしろ髪 しなやかに揺れ 残り香溢れ 生きる満ちる 乙女去り 春惜しむ
8
複垢の全部が一緒のタイムライン 私はほんとにつまらぬ人だ
8
パトカーが俺の後ろを走ってる 一緒に町を守りませんか
8
快晴の公園で笑う君が好き 僕の醜貌も霞むから
8
アネモネと
互
(
かたみ
)
に奏づ旋律はドレス宝石纏ひて舞へり
8
すり抜ける孤独を逃さず拾ってね、みんなに還す仕事をしてます
8
都行き 惑う大人の 雛鳥よ 見送る風が 翼を撫でる
8
砂浜の君の足跡波に消え嬌声<きょうせい>残る温い一日
8
蒲公英
(
たんぽぽ
)
や庭に届きし
絮
(
わた
)
ひとつ植ゑてブタナと知りぬ
粗毛
(
あらげ
)
に
8
どこからか宅配された髪の毛の束の根元に血がべっとりと
8
八十歳
大国の長
(
トランプさんの
)
反抗期 拳振り上げ 銭むしり取る
8
ちっぽけで 役に立つのか そこに在る 俺生きている 君らのおかげ
8
戦前は 金に頼らぬ 分かち合い どっちもどっち お互い様で
8
桃色の 絨毯踏むを 忍びなく 風に頼みて 道を作らむ
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