昨日まで 泣いてしにたがったのに 今日はほっぺに LOVE って書いてる
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この世には 我しかいない 幼き日 心が読める 能力願う
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成功と 手をつなぐのは ナルシスト 心の修行 サボるべからず
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遠い地に  遊びに行って  寝てへんと  言ったところで  休むはあり得ぇへん
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あの頃の 優しさ故の涙抱き   ただ此処に飾る 我のドライフラワー
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店仕舞い古本屋兼喫茶店在りし日の我が声が聞こえる
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これ以上世界の分解能は上げないほうがいい。みんなこわれる。
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言葉には正解なんてないでしょう そこんとこどう ねえ定家さん
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悪人に刺されて死ねたなら星座にして飾れるほどの結末
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タコからも 怒られたから サメ帰る 首傾げながらカニたちも帰る
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天井を 鏡みたいに見つめてる なぜかなにかを期待している
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冬たどる春のうたうたうたふまにこよなきともは電気ヒーター
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個性とか 他人との違い 気にすれば 正直すらも 犠牲の憂き目
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ゲイアプリ ロマンス詐欺師の 勘違い 俺たちゃ年収 じゃなく人を見ている
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今日ばかり頭を抱えて歩きたい 重力に負ける圧縮血管
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足の裏の棘抜くようにこいごころ拾い上げては雨、あめのよる/おっさんずラブ 四宮要
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私はね 差し伸べられし傘 いらないの ただひらすらに雨に濡れたい
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だとしたらゴミっすかこれ 気まぐれで蹴んないでそれ大切なのに
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お疲れ様雪が降ってますお疲れ様その後に続くこちらはを待つ
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他人の目 気にせず自分を 貫いて 三十余年 白ブリーフ派
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七十九歳しちじふくのMRIを「完全に正常だ」と言ふホワイトハウス
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単純に友達作りしたいだけ 邪魔するだけのサクラよ散れよ
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お馬さんレースを控えゴロゴロと馬房でくつろぎ走って勝って
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手をのべてぼくがあなたに触れたとき酸素不足だこの世は鼓動
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葉の影が可憐な花より前出でて朝顔の花夕顔となり
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嵐吹く 私の中の海もまた 光のどけき 日を 願いつつ
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話す時 何度も「めっちゃ」 をつけるから 信用のない 私の「めっちゃ」
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親も子も 毒も薬も 喰らいつつ お腹くだして うたかた処方
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幸せを受け取りました。わたしから誘えなかった映画きみから
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分かり合うこと目標にしなくても励まし合ったり笑ってみたり
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