使はざるWin11を消せぬままLINUXを使ふ「もったいない」と
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零れゆく想いを五七にながめれば三十一文字みそひともじをしかと越えゆく
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鈍色の空の下にて頭垂れ 閃輝暗点 眼は染まりぬ
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プリントの うらの文字の くずれ文字 君の寝顔に 似ているのかな
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三日月を紫のクレヨンで描く 長男だから我慢している
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リフトして嫁が嬉々とし言うからさ 真似してみたら腰が砕けた
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まな板の 上に早苗が 置かれおり 捌かれしあと 庭土に戻る
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溺れかけ 三寒四温の 大波に 慣れたる前に 退避しており
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冴ゆる空 月昇るかな 白妙の 雪降り積もり 雁富士渡る 
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冬日和 雫滴る 雪折りの 霧吹き渡リ 樹つららの花
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Imagineは五十五年もまへのうた叶はない夢だから錆びない
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名言の「めんどくさい」を言いたがる妻は女子する暇があり過ぎ
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ハッピーの 言葉贈れば 幸せが 幸せ連れて 舞い降りて来る
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彼方から始発が響きまっさらな今日の端っこ解(ほど)かれてゆく
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「ボッチャ」てふ競技あること知らなくて デイケアに来て楽しめる今
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水仙ナルシスは犬に小水かけられて むっとしてをり桜待つ春
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閉ざされた 我がこころへと 差す光 わたしを変えた 革命の訪問者うんめいのひと
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落ち込みぬ日に一欠片ひとかけらのチョコ 心に沁むる 慰む甘味
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嬉しさは 尾っぽの振りにあらわれて 家人帰れば ちぎれんばかり
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ぽつぽつと スマホの画面に 水滴が 落ちて初めて 空を見た今日
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各国に 各国内に 格差あり 五輪は格差の博覧会
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メタバース 工学部が 大学に 設けられたり 時世ときよのうねり
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足元に落ちる光がでこぼこの木曜朝を優しく撫でる
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人気沸騰 ボンボンドロップ これもきっと 出ては消えゆく一時のブーム
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老いたれば絆の揺らる夜もあり LINEグループかそけき誤爆
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青空は また禍々しい 水足りず 疫病流行る 天地人なり
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細胞のひとうひとつの窓を閉めこれより始まる幽体離脱
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サイコパス 何してるのか 知りたくなり 思考を探る 私わ何だ
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通り雨自転車置き場で雨宿り 校舎に駆け込む君はデコ出し
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辛辣な 言葉は要らず 微笑みが すべてを照らす 希望の光
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