「反戦歌うたっても武器作るなよ」被爆二世が言ってもムダか
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澄みし朝 小高き丘は 萌黄色もえぎいろ 田舎の桜蕾おうらい まだまだ固し
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桜桜さくらさくら 花をいだきて 舞う月夜 永遠とわに散るなと 願いでつつ
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おにぎりを二つ買ったらお茶オマケおっと嬉しいおこわが美味い
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どうしたら想いは短歌うたに届くのか消化不良の心と短歌と
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二人して久しぶりだね カラオケのマイク握れば 隅っこに春
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グラスの中でずっと眠っていた星をいともたやすくきみが光らす
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楽しげな嘘が溢れてそのなかで各自が愛を削がれていくよ
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「ママはどこ?ねえパパ!」「百合が綺麗だろ今年は肥料が良かったんだよ」
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自炊を諦めた夜に行くすき家。いつもはつけないとん汁もつける。
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音楽で寂しい夜を塗りつぶす。「君の顔が好きだ」「グッバイ青春」
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まっ金髪きんぱ 産休引き継ぎ 鼻ピアス 黒髪ワンピの美容師っている?
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春寒し 香こぼれる 枝垂れ梅   おぼろ月夜に 酒酌み交わし 夜の宴
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知りたいよ貴方を構成する全て 好きなパンとか私も買うし
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遺伝子が 求めるままに 結ばれて こどもをつくり 役目を終える
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洗濯機 まわし方さえ 知らなくて 電話越し母の 呆れ声聞く
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冬の朝 寒梅枝垂れ 牡丹雪 独りゆく 雪の足跡 振り返り
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一年ひととせに一度の福運なる日には列をなしたり来ぬを求め
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昼休み 昨日の夢に 出て来たと 言われる身にも なってみてくれ
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春の碧  白さ映えるや モクレンの 白陽浴び 香こぼれて  
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脈絡も何も ケンカ中 「サボテンを  枯らすなや!」って 今になんでそれ?
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不死鳥の羽根を毟れば一億の回虫死して生の爆縮
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堕落した兵士容貌かおから溶け出して空に瀰漫するチェシャ猫の眼光かお
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綿雪の 地に落つる間に 牡丹雪 独りゆく 雪の足跡 振り返り
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女子アナが「明日はお花見日和です」休日出勤、少し楽しいかも?
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終わり続ける君と終わらない僕の終わりを迎えたちいさな約束
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ものすごく オモロイ本を 読んだけど 現実よりは 面白くない
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少しだけ長めに引いたアイラインプラムのリップきみからのTEL
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言い訳の 言い訳のまた 言い訳で 何をお前は 守りたいんだ
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加古川の沿ひ行く機械の音声こゑの中虚しきを据ゑる青き座席
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