ダーリンとハニーで呼び合う冗談が本気だったの、結婚してよ!
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AIで自律し人追ふドローンらは きれいな戀の歌を詠むらし
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いつだってこっちにきてね私はねずっと貴方を愛せるからね(後六日だよ、もう待てないよ)
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金色と青の総意のメッセージ ラブレターなの、あとで気付いて
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あの娘限定で執着を「神奈川」と呼ぶ事にする 貴女を看取りたかったありし夜
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あの子の傷は癒えていないといい 私の言葉を助けにしてね(自由律)
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聞こへ来る門出の歌はどれもみなシニア世代のをも励ます
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携帯も 本も見ずただ 穏やかな 景色を眺む 各駅停車
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電車内 見知らぬ外国人が会釈する 牧師の夫に何かを感じて?
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駅降りて 人々は散る それぞれを 待つ暖かな 灯りを求めて
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卒園式 子どものパワーに負けまいと フルートを吹く 気合いを入れて / 謝恩会にて
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嬉しきは鳥の囀ずり聞く朝と狭庭に開く花を見し午後
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一人背負しょい二人はバギーで「こんにちわ!」細い身体でたくまし 母は / 娘
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珈琲の向こうに君の笑い顔 世界をちょっと許せてしまう
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心臓よ、 高鳴らないで 今だけは 鼓動が彼に 聞こえちゃうでしょ
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桜桜さくらさくら 花をいだきて 舞う月夜 永遠とわに散るなと 願いでつつ
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耳コピで奏でる歌は楽譜より別の音符となりても響く
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手をはらいひとりで歩く甥孫や 動画に映る父の面影
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鱗粉りんぷんはねきらめきて並びおりガラスの棺 視線はそそぎ
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あなたへと、この春すべて書き留めるペンが折れても書き足りぬほど
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あの頃の俺は深夜に生きていた灯のない部屋に流れるラジオ
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頂戴と吾子のてのひらぷっくりとビスコひとつをまたひとつ乗せ
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才能の花咲く苗もおそらくはあっただろうに育てなかった
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はしゃぐたび背徳という氷柱落つ 僕を刺しぬく春の陽だまり
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桜咲く路地は夕暮れぼんやりと僕らはいつも世界のとりこ
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空覆う 雨雲に似て 気分まで もやる 溺れる 水たまりの奥
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瑠璃や藍あかく咲けざる紫陽花に降る雨沁みて土染まりゆく
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楽園の如く花たち咲き香り二季というのは寂しい言葉
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いやいやと吾子に潜むは天邪鬼節分までは待っててあげる
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ワクワクを強要される四月かな ヴァニラのアイスが早く溶けでて
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