歩くたび抜かしていく人の背に元気だったわたしが見えるよ
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二十年前はたとせの歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
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我慢など 美徳でなかった 痒いから 討つよ注射を 一本弐萬の😤 / ミチーガ治療
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髪型を 変えたカフェの 店長を 気づかずスルー 乙女いじけて
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流星の如 ゆるり 冬の星座をよぎる 夜間飛行は東へ
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てきとうに書けというからてきとうに書いた答えでバツもらうとは
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あちこちと ガタくる身体 予告なしサプライズ メンテしながら 1マス進む
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物忘れ 物に限らず 失念す 脳内に付箋メモできれば
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今一度 振りと歌とを 叩き込め 大丈夫、やれる、いつも通りに
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言の葉の舞い上がる刹那とき掬わんと浅き夢見し微睡まどろみにおり
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ひとまわり小さきサッカーボール蹴る ひとつ未来のサッカー選手
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23歳頃 入院し 看護師の仕事に感動し 工場勤務から 看護師になり 今回もまた 癒された
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まだ入院中につき 短歌は リハビリとして自由に書く 
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入院したら 看護師が 回転寿司 みたいに交代で 来てくれる 若い女のコと キャバクラのような 喋れるから 元気になった
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万能を謳う君なら答えてよ 愛恋以外の人へのこころ
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毎年の ツルツル路面 何年も 何年経てど 慣れても滑る
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夜な夜な土足で他人様の畑に踏み入り足跡で「いいね」と書き去る
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ぬ。 ぬ、 ぬ!ぬ. ぬ。お前が一句詠むまでになにかが5つも完了した。
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暗闇に 目が慣れてきて 辺り見え 見えない時より 慎重になる
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ママの代用品男 抱きしめて抱きしめてまだ置いてかないで
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今年二度目の雪が降る前に親指より細いボールペンをセルフレジに通した
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前髪に 引火してみて 幼さか 静かな欲は アルコールランプ
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眠れずに 考えていた ひとつだけ 君との旅路 別れはついに
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ボクの住む いえをけずって かまわない キミの子の肉 ボクもけずるね
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もう君の目を見ることもできなくて痛み以外は信じられない
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幽霊は見たりあの子の慈しみ そんな夢ばかり寝不足の日々
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さよなら、しあわせになれよ、しあわせになれよ、これが僕から君への呪い
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おまえを太陽として、オレは太陽系を回るから!
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僕との約束がまだだよ ここで1000年待ってるからね。
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人として どうなんですか 人として そう言わせたら そろそろ終わり
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