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何年も 無限の愛を くれた母 このままずっと 笑顔でいてね
8
取り出して 眺めて聴いた 「レクイエム」 モーツァルトの 最後の手紙
8
父母の 墓に詣でぬ 怠りを 詫びつつ淋し 彼岸過ぎゆく
8
目を閉じる願いはひとつお互いが 幸せな日々送れますよう
34
ちぐはぐな組み合わせだね冬コート 春を先取り白の
タイトスカート
(
タイト
)
で
35
寒もどりふくらみかけの桃一輪ぎゅっとまぶたを閉じて待つ春
36
食材で買った甘エビ跳びはねて心臓縮む宵のキッチン
25
降り続く雪はおおかた上がったか深夜の窓からそおっと覗く
37
去る子らに光りを願う心さへ凍てつくままに寒風を聞く
36
目覚むれば二日で二尺の雪積みて春は一気に振り出しへ戻る
38
バッサリと剪定されし並木道見晴らし良きが影の短し
35
飯事
(
ままごと
)
に
乙女椿
(
ヲトメツバキ
)
を洋菓子に見立て ケーキ屋営む幼日
37
スーパーで通信障害 手作業の レジ
賑々
(
にぎにぎ
)
しく長蛇の列なり
20
全て
空
(
くう
)
般若心経 その中に 心理哲学 通ずることらし
26
ゴミ出しもスニーカーの紐締めて まあまあハードな階段生活
29
海沿いの 無人の駅の日曜日 波間にカモメ 白い自転車
21
何年も消息あって暮らせない母の障害『病気』と信じた
24
春陽
(
しゅんよう
)
の
下
(
もと
)
露天の湯に浸かりつ眺むる 白き
馬酔木
(
あせび
)
の満開
29
木蓮かコブシの花か迷いつつ自転車を漕ぐ鈴懸の道
25
かすみたる山の端追へば川妬みわれ忘るなと水面ひかるや
13
夕浜に紅く艶めく桜貝期待は気化し波が掻き消す
14
聖書を背負って生きてるきみの住む街はどこへ向かうの? 争いを経て
13
邦船を護衛するべし自衛隊 今こそ見せよ益荒男の盾
11
無責任なリベラル党のたわごとを 蹴散らして行け海上自衛隊
13
あの人は言葉に詰まると目薬を点すからずっと泣いてるみたい
10
水温み 淡雪溶けて せせらぎの 流れ渦巻き 岩を噛みつつ
12
偉い奴ほど 責任取らぬ この国の 伝統守りし 佐川宣寿 /佐川宣寿元国税庁長官
7
人間を愛してくれてありがとう きみの毛並みよ永遠となれ
7
透明なガラスを隔て悠々と泳ぐ人魚に手を振ってみる
7
まつ人の心も月のごとくにて曇りなき地へよくぞ帰りし
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