つくるため けずったりして ふやそうと 効率上げて 時間をつぶす
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いちど降り 商店街を 抜けるって 俺はスパイか 乗換案内
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あらかじめ 役者筋書き 不足なし 当たりますとも ドラマも政治も
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黒板の試験終了タイマーの一秒間の永遠の時間
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来週に向けてネットで遊泳 彼にチョコレートは甘すぎる?
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君のためのチョコ期限が切れたまま冷蔵庫の片隅で眠る
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教えあった あの音楽 嬉しかったんだ 人生共有したみたいで
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人生の蝋燭終に消える時私は何を思うだろうか
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怒らない 大人が一人 いるだけじゃ 豪雨の中の 雨宿りしか
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温もりを分け合う言葉凍てついて 白い足跡行き場失う 
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陽も落ちて 童子は鹿の子まだらに散る 静寂染み 揺れる鞦韆ブランコ残して
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手のひらに まっすぐ伸びる 感情線 君への想い ぐるぐるまわる
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調べずにIKEAの棚を買うように今度会ったら結婚しよう
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苦しみが「殺したい」でなく「死にたい」になる君の其の、ぐらぐらが好き
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絵のタッチ 好きな絵師に似せたのに、なぜか違和感AIイラスト
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ホットレモン いつもより酸を 噛み締める きっと冷めすぎた 好きのせいかな
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とりあえず外の空気を吸ってみる 遅すぎるなんてことはないのさ
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投票日 お誕生日 マラソン大会 なんか明日めっちゃ忙しいな
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普通とは 愛し愛され 守られて 虐待なんて もってのほかと
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朝ぼらけ 空気凍み入る卯の刻に ふすまの奥で五分を乞う身
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日が少し 長くなっても まだ冬を 感じるだけで 春はまだまだ
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雪化粧のビニール傘さして自宅までの帰り道 思い出はレイトショーに
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幸福はすべて手の中にあるけれど 求めていては気づかないもの
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かさぶたが少し減ったら見にいける 君が言ってたさまざまな春
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パソコンのロゴ現れぬ症状に電源抜きて一日またむ
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なんぼでも 答えますよと AIの 鼻高々な 囁き聞こえ
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「あ、雪だ」スマホのフィルムに一つだけぽつりと落ちてきた結晶で
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口にしていいのと問うた臆病なわたしにきみはふと独り言
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ほろほろと 甘く蕩ける 優しさと 現実覗く ドーナツホール/
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ふきだしの中にしたためた魂はえもじの子により幕を引かれた
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