Utakata
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白椿緑の葉には雨
雫
(
シズク
)
手に持つ傘は水が残りて
8
三分後聞きたいニュース始まると わかってながらつい聞き逃し
8
春風の中自転車が心地良くもうすぐ坂だ気合い入れよう
8
川辺りの桜
水面
(
みなも
)
に枝伸ばし 映る我が身に見惚れるかのよう
8
他人
(
ひと
)
のこと心が小さい人と言う君の大きな口だけ見える
8
幸運を祈っているよ自らの春を目指して飛立つツグミ
52
菩提寺の墓の間に間に風遊ぶ夕には春雨そぼ降るらしき
46
春なのに
愁
(
うれ
)
ひをまとひ 淋しそう うつむく姫は クリスマスローズ
38
貧困と暴力とあゝファベーラのただなか早く春よ来てくれ
20
球根の
出
(
い
)
でし芽見んと四つ這いになりて地中の温さ伝わり
24
Utakataに猫の声せぬ朝なれば明かり灯らず雨戸を開けぬ / お持ちしています
36
土曜日の朝は身体をほどく日でナマケモノ的スピードでゆく
29
積み重なった悔いの層一枚づつ剥がしてくれるのは 子の笑顔ありがとうのひとこと
11
まほろばの春の国ゆくこどもらに二輪三輪
桜
(
はな
)
の寄り添う
20
寝違えた背中に湿布貼り終える 明日十時の孫を待つ朝
21
御贔屓
(
ごひいき
)
の
老舗
(
しにせ
)
畳まれ スーパーで
購
(
あがな
)
ひぬ 牡丹餅を供へり
32
ぼた餅はご飯だろうかお菓子かな?食事で一つデザート一つ/お昼にいただきました
20
慎重に針落としては聴いていたフォークルを今
i
P
h
o
n
e
で聞く
20
親兄弟ありがたいけど最初からいなかったらなと罰当たりな夜
19
溢れ出す創作意欲を文字に変え 裸足で逃げ去る冷笑文化
8
薄氷の 弾け砕ける 春日和 淡雪溶けて せせらぎ流れ 川の瀬騒ぎ 野山さえずる
7
キミが詠む 短歌の俺は 生きてたり 死んでたりする キミの気分で
7
今思う 好きといって おけばなと 彼女のふるさと 浜松にて
7
菜の花や
真宵
(
まよい
)
飲み干す 黄の波に
7
懐かしい匂いが頬を掠めたら 絡まった心が恋になる
7
織姫とわたしの間に横たわる線路五本をバスで越えつつ
7
美しい名前と共に美しい瞳が並ぶ春の甲子園
7
微笑んで 悪意はないと 言うけれど 目の奥ひそむ 毒の棘が光る
7
春の色 愛を奏でる 歌う野辺 揺らぐ春の陽 黄色一色
7
万札で、あんパンを一つ買ったから、小銭とお札がたくさんで嬉しい。
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