塞がらぬ 戦地の傷に 向けられし 同胞はらから弾丸たまを 防ぐ盾なし
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春匂う 雨粒ぬくし 小糠雨 濡れれば濡れよ 夜の雨町
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前を行く若い女性がムリと言う 続く青年うつむいたまま
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頑張って一番きれいに光るから真砂の中から僕を見つけて
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帰ったらしようと決めた悪口も全部忘れて俺は幸せ
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今春も やって来たか山鳩に 満室の札 鳥よけに下ぐ
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我が祖父は 逓信大臣 我が息子 防衛大臣 われ元総理  ※※ 小泉(純一郎)家の歴史 逓信大臣=小泉又一郎氏・防衛大臣=小泉進次郎氏
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咲くまではあんなに頑なだったのにふと見上げればもう夏仕様
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王様が急場の国をご所望だ家来は策を練らねばならぬ
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みどり濃き 深山陽射して 秋の暮れ  鐘の音ね響き 雁泣きしたたる
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地震来て避難袋の確認で充電ケーブル古きライトニング端子のやつに気付く
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満足に介護もさせてくれなかったね  きみの愛だと きっと愛だと
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「ぼんじりが美味しいですね」 告白か?告白なのか?告白なのか?
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創作に夢見た平和砕け散り 残忍許す荒野と化して
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善人を無個性、不気味と嘲笑わらう者 世を照らす光知らぬ愚者よ
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右手朽ち 先有るならば切るだろう 我命なし ならば死すまで
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すれ違う 責任論が 世を砕く 端から見るか 蔑まれるか (誰のため?自己責任)
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使い捨て 安値販売 ゴミの山 混雑知るも 混雑突入 (毎度毎度の渋滞情報)
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「助けたい でも見つけろよ」 とか云って 正義の風は 少し不器用
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検索をすればGoogle先を読み聞きたくもない悲鳴を晒す
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AIに質問したら明らかな間違いもある気をつけようね
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深層の 心の傷を さぐるよに 鈴の余韻は 永くふるえて
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冷蔵庫グァングアンと喘いでる そろそろだよねよく頑張った!
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とりあえず番犬だけど 人間はみな善良と信じてる
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水溜り軽々と超えスニーカー春を探しに橋のむこうへ
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桜散り うれうるもなく 新緑の ゆるを見れば さらに美し
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時褪せてセピアの本を読む人の静寂緩まぬ九段下かな
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無邪気さと 忍ぶ思いを 抱く君とオレンジ色のパンジー似てる
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思慮深さ揺るがぬ君を紫のパンジー照らす二人の明日
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卯月満つ 藍裂くほどの静寂に 木群むらだちのぞく月ぞうつろふ
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