片付けて 片付いてから 散らかして また片付けて もう散らかして 
8
一日の 終わりはいつも 曖昧で 気づいたら朝 そんな人生
8
​洗濯のたびにパッドが抜けるブラ 捨てられぬまま君と暮らせり
8
少し前初めて会ったハナミズキ 近所でも咲きこれはカラーバス
8
私には私の空があるとしてその空の色は今日なのかも
8
まっすぐにただまっすぐに生きているそんなあなたが嫌いなだけだ
8
雨風と老害だけに拉致されてパニック発作の招致に堪える
8
缶ビール君は優しい嫌なこと流してくれるでも行かなくちゃ
8
顔紅く吐く息白く千鳥足「何がめでたい」ぽつりと呟く
8
ビルの森スーツが毛皮の猿の群れスウェット姿の僕は幽霊
8
霧雨の 山の端かかり 春陽射す  色濃き青葉 白銀の玉溢れ 春霞
8
もう卒業 音楽室のいつものメンバーレギュラーと決心決めて 聴く999スリーナイン
8
青二才 自分はきっと 生意気で けど今思う わりとかわいいな。
8
小さな子 「三角描いて、丸と棒で、」おでんでは無いかスタバなのだし
8
このごろはうつろふ季節も恐れねど 日々に花添ふ君がゐるゆゑ
8
珈琲と煙草と緑茶と青汁ともずくと果物で生きてる
8
フォーゼでしょ?それはあまちゃん?蒼汰なの?見分けつかない中川大志
8
ちっぽけな悩みにかまけ 無駄にした良い機会 悔やみなん背負う
8
空を見る木々の緑を花を見て こんなに世界は美しいと知る
8
探しても見つからないと思うもの 既にあなたのその胸の内
8
努力とは 返りの遅い レイテンシ 忘れた頃に 届く返礼品
8
ぶら下げて 持ち帰った タコ焼きと ミネストローネの 異色コラボ飯
8
「おーい」って 青い天仰いで 問いかける なんで どうして 私を置いて 
8
あい」で咲き 「をん」で散るらし 言の葉の 「かげ」の先には 「季語きご」ぞありける
8
「お嬢様」五十年後もそう呼んでお側にいます約束します
8
持論とも呼べずに散らかる自己愛を献花にしたらわたしの葬式
8
再会を 祈りし兄の 手の中で 万年筆に 時は経(ふ)りつむ
8
寒天は身体の澱は押し出すも心の澱は流してくれぬ
8
図書カード nextは期限付きらしく 君がくれたのいつまで飾ろう
8
壊れてた無線イヤホンなおるようなリセットボタン人にも欲す
8