購いし玉葱の苗絡んだ根世の人模様倣ってるよう
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クロネコで届けられたる蒲焼を解凍すれば子らからの愛
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マスクして外した時にどっとくる 森羅万象全ての匂いが
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嵐吹く 私の中の海もまた 光のどけき 日を 願いつつ
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咳をした 君のとなりに居られるの かみしめながら 一人と 一人
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処分する十三年を病みに伏し義兄あにと夢みた電動ベッド
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こがらしに負けじと 秋を連れ戻す陽に感謝をす 霜月の午後
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夢に立つ 父のネクタイ 髑髏どくろ柄 無常?再生? 魔よけか決意?
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旧道の トンネル抜けて カーブする 右手に紅葉モミジ 燃え盛る秋
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真夜中に母のトイレで起きる冬の寒さがやってまいりました
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畏れつつ自然のかたちを見過ごして先回りしてまた傷つけし
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日の暮れて窓辺に立てば街灯りさざめき揺れて空に金星
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うたかたを 詠みながら見る 冬の空 ちらほらと舞う 雪の結晶かな
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灰色と 緋色のドラマ 終わりけり 風にかれて 暮るる夕雲
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辛いのは得られぬ事と思うから与えるだけの恋で止めよう
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寒空に 衣を重ね 凍えるも  澄みわたる朝 ふたりごみ出し
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晩秋のハンドル冷たしひんがしの朝陽差し込み解かしていくごと
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外干しで冷たく乾いた洗濯物ほしものと共に温もる床暖の上 /ほっこり
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鉛筆で 書く音なぜか 懐かしく 午後の窓辺に 西陽差し込む
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通行人Aにも帰る場所がある 皆足速みな あしばやな初冬のビル街
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庭の花一輪挿しに生けましたそんなささいなことが幸せ
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かなしみをふきよせたよな冷たあめ 秋のおはりの冬のはじめの
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風に舞う 白き六花の 粒滲む 手弱女のごとき 君が睫毛に
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懐かしい君が微笑む冬の色 僕の知らない遠い眼差し
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真っ黒なアイのマスクでビッグバン 宇宙の夢は全て黒から
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北の町あついコートが安かれど北風しみる枯野ゆくとき
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感染の胃腸炎だと判明し 療養食でおやつを我慢 /2025.10.25 本日の愛犬
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誕生日なのに好物あげられず 早く元気になっておくれよ /2025.10.25 本日の愛犬
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冷え込んだ朝には薬缶で湯を沸かし 熱いお茶飲み脳味噌起こす
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トマトとお花 買いに出れずとも まあいっか ねこの寝顔が 見られるのなら
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