総選挙開票前に当選者出口調査は禁止にすべき
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横に立つおにいの持ち方を真似してはみがきをしてみる幼年期のある夜に
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花に疎き我の隣に立ちて コスモスとあなたはそっと呼びぬ
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きみたちに勧められるもの多すぎて 迷いに迷う、そんな幸せ
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日曜につい手を伸ばしたバーボンは いつもは気づかぬ苦味が強く
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生真面目で、誤解されがちなきみだからきみなんだよと それでどうか、と
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誰がために 太鼓叩きし 宰相の ただ思いつく 変拍子
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あなたが愛してくれるから どこまでも飛んでゆけるよ 強く 強く
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ぼくたちは一本道を突きすすむ令和時代にもう「もし」はない
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本音にて生きてる女 説明できない気持ちで走りたいだけ
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サクサクと歩いています まじ想うのは これからのわが国の行方
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恋人が囚人になる傍らで囚人に恋する人がいる
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手が滑り床にコップを落としたら少し浮いてて夢だと気づく
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衰えて 鍛え直すと 誓っては 決意ブレぬは 筋肉癒えぬ間
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立ち退きに金積まれても応じないわけを知ってる床下の骨
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おめでたの裏にて視える 友達の命の神秘 見たくないとこ 
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「大変」と口では文句言いながら袖に降る雪払わず見てる
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共依存、壊れる関係 目前に わたしがなにも言わなければと
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このキモさを受け止めてくれ!ボロボロに酔った私の愛の言葉を
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煮込んでる最中さなかのカレーに問いかける何を手放し何を背負うか
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まだ泣けることに安堵する夜
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人の気を引きたくてゆううつで仕方がなくなったときにはどうすればいい?
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新しい モノがはじまり 少し前 新しかった モノが消えゆく
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目を凝らしはじめて見える星々の光の様な支えに気づく
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お揃いのキーホルダーをぶら下げて不揃いな感情を抱いてる
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道端の日陰に固まる残雪は雪に似ている別のなにかで
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夜明け前窓辺のうつる月影の何に似たるか冷やかなさま
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三歳児ギャン泣き過ぎて豆撒けず鬼の面だけどうみてもパパ
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応答がないとぴかぴか光る板伏せつつ犬に覆い被さる
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見えぬ糸走りあなたのそばに着く私の声を待っていてほし
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