目薬を差したら何か変わるかな 何度でも巡って来る春愁
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雨止んだ午後二時頃には散歩行く気が失せるのも仕方なきこと
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伸ばしても伸ばしても私の指は 君に届くことなき夢から覚める
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「まえ言ったかも知れないけど万物は…」「きみが造った?」「ぜんぜんちがう」
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うつむいて浮き世の泥に埋まるとき生まれたことの虚ろに問うて
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空青くはなみたり三日ぶりに街が目覚めたような朝
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吉牛の椅子に深ーく腰掛けて、夜勤明けの脚軽くさすってる。
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訪れし かの要塞ゆ 四五キロの フジャイラ港に 上がる爆煙 /3月14日イランドローン攻撃
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甘きもの心欲するままに食み翌朝の面凹面鏡か
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今世では私じゃ届かぬ幸せをあなたが掴みとること祈って
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ドンドコドン 父の部屋からビートが漏れる 絶対寝落ちだ 彼は白寿
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怒り棄て 人になろうと抗うも 夢出て煽る 君へのさつい
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五月雨やボタン外れしワイシャツに針刺す父の指見つめつつ
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ハーモニカ初めて吹いた日も今日も音と光は手ですくえない
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いにしえの醍醐の花見してみるも心の疼き癒されぬまま
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コンビニも 一足先に 春越へし 店先には 冷し麺ののぼり
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蕾には期待と希望 咲く花にチカラ貰えて人は優しい
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どこ行くも 見上げる空は 曇りつつ 晴れの日ばかり 詩歌生まれず
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音曲おんきょくに 詩歌に絵にと うたわれし 桜は生きむ 時代を超えて
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いい大人無邪気に意地悪などをする徳を失う事知らないの?
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先生とはじめて呼ばれた日は少し照れくさいけど誇らしかった
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昼休み。転職サイトを眺めつつ、離れたくない人を想ってる。
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俺のこと 子どもっぽいと 言うけれど 子どもっぽいのは 大人の証拠
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亡き父に指名されてたキャバ嬢の、ブログを読んでた。元気そうだった。
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ひらひらと 一つの花びら 舞う姿 春の知らせを めいっぱい吸って
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いつかまた会いましょう冥王星とか遠いところで
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コンタクトつけないままで生活し夜道で月が可愛くなった
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花冷えに 春霞立つ お湯に浸かる 昇る鼻歌 『All You Need Is Love』
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ミルフィーユみたいに厚い辞書だけど言葉が好きだからおいしそう
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余韻より 曖昧目立つ 第五句の 連用止めを われは好まず
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