白椿緑の葉には雨シズク手に持つ傘は水が残りて
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三分後聞きたいニュース始まると わかってながらつい聞き逃し
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春風の中自転車が心地良くもうすぐ坂だ気合い入れよう
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川辺りの桜水面みなもに枝伸ばし 映る我が身に見惚れるかのよう
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他人ひとのこと心が小さい人と言う君の大きな口だけ見える
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幸運を祈っているよ自らの春を目指して飛立つツグミ
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菩提寺の墓の間に間に風遊ぶ夕には春雨そぼ降るらしき
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春なのに うれひをまとひ 淋しそう うつむく姫は クリスマスローズ
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貧困と暴力とあゝファベーラのただなか早く春よ来てくれ
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球根のでし芽見んと四つ這いになりて地中の温さ伝わり
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Utakataに猫の声せぬ朝なれば明かり灯らず雨戸を開けぬ / お持ちしています
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土曜日の朝は身体をほどく日でナマケモノ的スピードでゆく
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積み重なった悔いの層一枚づつ剥がしてくれるのは 子の笑顔ありがとうのひとこと
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まほろばの春の国ゆくこどもらに二輪三輪はなの寄り添う
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寝違えた背中に湿布貼り終える 明日十時の孫を待つ朝
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御贔屓ごひいき老舗しにせ 畳まれ スーパーであがなひぬ 牡丹餅を供へり
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ぼた餅はご飯だろうかお菓子かな?食事で一つデザート一つ/お昼にいただきました
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慎重に針落としては聴いていたフォークルを今iPhoneで聞く
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親兄弟ありがたいけど最初からいなかったらなと罰当たりな夜
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溢れ出す創作意欲を文字に変え 裸足で逃げ去る冷笑文化
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薄氷の 弾け砕ける 春日和 淡雪溶けて せせらぎ流れ 川の瀬騒ぎ 野山さえずる 
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キミが詠む 短歌の俺は 生きてたり 死んでたりする キミの気分で
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今思う 好きといって おけばなと 彼女のふるさと 浜松にて
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菜の花や 真宵まよい飲み干す 黄の波に
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懐かしい匂いが頬を掠めたら 絡まった心が恋になる
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織姫とわたしの間に横たわる線路五本をバスで越えつつ
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美しい名前と共に美しい瞳が並ぶ春の甲子園
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微笑んで 悪意はないと 言うけれど 目の奥ひそむ 毒の棘が光る
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春の色 愛を奏でる 歌う野辺 揺らぐ春の陽 黄色一色 
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万札で、あんパンを一つ買ったから、小銭とお札がたくさんで嬉しい。
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