蜂蜜を紅茶に垂らす一年が穏やかなれと出初めの朝に
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好きなこと、 なりたいものを 笑われて 何がしたいか 分からなくなった今
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いよいよに小さなアパート二人だけ 新婚生活戻ったようで
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22時 大三角形に 星流る「わすれないで」と ささやく様に…
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癌といふ猶予のときの陽だまりに枯れ木の梅の蕾膨らむ
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この顔が私は好きだ逆境を乗り越えてきた履歴書だから
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うた友の日々の思いを詠む短歌うたに共感ありてエールをここに
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バブルだった。 氷河期がきて ミレニアム、 Zときたか 雪の日の晴れ着 / 成人の日
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八百屋には 最前列に 苺あり 嬉しい季節 春まで続く
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歩くたび抜かしていく人の背に元気だったわたしが見えるよ
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二十年前はたとせの歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
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我慢など 美徳でなかった 痒いから 討つよ注射を 一本弐萬の😤 / ミチーガ治療
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髪型を 変えたカフェの 店長を 気づかずスルー 乙女いじけて
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バタンキュー深夜に目覚め白湯麺ジャンクなパワーを啜ってチャージ
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比喩の風ヒューヒュー吹ひて耳ピクリ 風にも宿る心の声は
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宿題へペンを動かす手が少し遅くなってる日曜の夜  
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この想い 隣にいても 言えないな 心の距離が 近すぎたから
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悪い夢一緒に覚ましてくれないか 寝起きに点てる深い珈琲
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かつて見た花びらの散る戦場いくさばにいつもと違う鮮烈な笑み
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不要だが削除してないデーターが どこにどれだけ溜まっているやら
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初めての 血液検査 小学時 緊張しすぎ 倒れトラウマ
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線を引く 彼の不機嫌 彼のもの あたしゃ幸せに忙しいから
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カッコいい 現代女性 形なり 凛としている クールビューティ
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牙を剥け爪を立てろよ寄り添うな諦めんなよおもねはしない
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電光掲示板の文字を跳ね返し 光の電車をただよわすバス
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冬の夜の 帳の中に 君覚ゆ 人の情けの 影見たくなし
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湯呑み置く ゆらめくけむの 中見れば 初雪の冷え すこしやすらふ
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さようなら また会うことも ないけれど 次の時こそ 幸せにね
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猫だけが、猫だけがまだ救いだよ。奴らはぬくくて柔らかいもの
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安直で進歩を知れない脳だから 「悲し〜わら」の歌繰り返す
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