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萩は秋それなら春はぼた餅と彼岸のたびに餅の名を問い
24
見初め合ふ二人は小さき庭のなか幾多ある庭知る由もなし
19
窓帷
(
カーテン
)
を
開
(
ひら
)
かば しとどなる
窓外
(
そうがい
)
春暁
(
しゅんぎょう
)
を濡らし そぼ降る雨/しとど=びしょ濡れ
26
好き嫌い「憎悪」は枯らす木の幹を「
慈美
(
じみ
)
」は梢に小鳥を呼んで
19
混み混みの イオンで気づく 春休み 子らの笑声に 周り明るし
17
春なかば うす紫の朧夜に 時の篝火 言の葉揺らし
21
アスパラに、ベーコン、卵炒めたら、弁当箱を彩るは春
21
しゃべっては笑い続ける人形の背の配線が切れかけている
16
春彼岸実家に帰り墓参り桜は咲かぬが
牡丹
(
ぼたもち
)
いただく
11
「弱音吐いちゃだめだよ」と言って祖父は小遣いをくれた。私は三十路。
10
ウメジロー 枝から枝へ 蜜の味 梅の香こぼれ 春はすぐそこ
10
無垢なまま過ごした日々はもう遠く大人になれないめだかの学校
11
ネガティブな 話題が多い 毎日で 桜の開花 貴重なニュース
9
三年は へこんだままの ガードレール 並んだコーンの
赫
(
あか
)
い葬送
9
白銀の 黄色一色 春はそこ 朝陽こぼれ メジロさえずる
7
梅の花 生物学的 分類が バラ科桜属やって 知らんかったわ
7
走るたび イヤホン落とし 拾ってる そういう運動? ルームランナー
7
無人車に 不労無賃で乗る人と ただ同然で 資源を掘る人
7
晴々々雨々々晴々々 誰も気づかぬ エス・オー・エス
7
真夜中も 変わらず光る 信号は 真面目腐った お前らみたい
7
春分にカーネーションは散りました。根から丸ごと枯れてくれれば。
7
この店は サビが強えと 涙拭き 強がっている 回転寿司で
7
外でなら ふたりでいるの 楽しいが 家に着いたら ひとりになりたい
7
菊の花匂いとともに物悲し 浮かびし人は
沖田総司
(
剣の申し子
)
7
梅聞かば 照るや
橘
(
たちばな
)
春夏
(
しゅんか
)
あれ 萩
零
(
こぼ
)
る秋 ゆき花咲かむ
7
ご飯屋で スタッフ蔑む 形相の 4人家族に ゾッとしてもた
7
カルビーの 堅あげポテトの うすしおは 塩っぱ過ぎだろ 塩分過多あげ
7
死ぬよりも 人生愛せ 人さえも 愛することが できるのだから
7
「もういい」と手放すたびに 透き通る 空の欠片を 指先でなぞる
7
口にして初めて知った事一つ女子トイレの鏡の前、七月
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