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店の壁草間彌生が来たようにペイントをした大きな作品
24
また来てと言われてカットを予約する床屋は実家と言うアーティスト
24
宝くじ買ったかみたい図書館へフォトブック持ち行ったら夢に
23
真夜中に ふたりの小指 絡めたら 針を飲むのは どちらだろうか
15
早春の寒夜
窓外
(
そうがい
)
眺むれば 冴ゆる星空 オリオンは西へ
32
生きづらさまったく感じていないなら人間やめて迷惑だから
21
朝ラジオ 『ジャマイカ療法』教えたり 魔法のことば 『じゃ、まっ、いいか』
17
沸騰を待つ数分を味方にし 未来を少し待たせておこう
29
水温む 水面にマガモ降り立ちて 藻屑ついばむ のどけき風景
21
レンジから
匙
(
さじ
)
入れたままのマグカップひやり起きたら休まなあかん/無事で何より
22
あといくつ摘めば満つるや春の野に白紫の花かご匂う
22
隠れ蓑羽織る数だけ身は軽く化身ふえゆき我も誰やら
18
スーパーのチラシに家族が溶けていて私自身は何も見えない
18
五円玉十円玉の幅きかす駄菓子選ぶや子らの王国
17
歌詠みは必然の網巻き上げて途方に暮れる漁師みたいだ
16
連れ合いの笑顔見たさにふざけては笑われてこそなんぼのわたし
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いまここで 寝てはいけない 思いつつ 寝る気持ちよさ 起きてまた寝る
8
雲ひとつ なく広がった み空色 悲しいほど いいお天気
6
叱られて落ち込んでる程人生は暇じゃないはず。落ち込むけれど。
6
滴った涙と汗が虹となり絶望の空に希望を架ける お題「滴る」
6
平和へとつなぐ力は必ずや争いごとのアンチに過ぎぬ
6
属性を捨てて至れる 三月のキャンパスの風 頬を撫づ朝
6
なぜなのか こんな花粉の多い日に ティッシュ配りに 会えず苦しむ
6
春炬燵さぼったリングくっきりと靴を履いたら小石が痛い
6
クドリャフカ今度こそ家に帰れるよう鐘を鳴らせ鐘を鳴らせ
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余りにも 些細なことを 褒められて 喜ぶ自分 哀れに思え
6
世の中の 不条理を前に 筆を取り 腕まくり挑む ルネマグリット
6
好きなだけホームランを打ってください 私も好きなだけ鮭を食う
6
ため息を隠すみたいなキャスターが溶ける弥生の空のあざとさ
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爆撃の 煙立ち立つ バクー見て 思い出だしぬ 雨寒き宿 /2016年10月24日バクー雨Guest House Inn
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