アスリート 才能じゃなく 努力です 努力続ける ことも才能
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芸術は慰めか、あるいは麻酔か
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甘党な人だった天気を心配するような人だった何も言わず去っていったあなた
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雪像の 山のなだれに 道しるべ 霧吹きわたり 樹の雪衣( ゆきころも) 道無き道の つがい影
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日昇りて 晴れゆく嶺に 陽溜まりて 陽炎ゆるる その影菩薩かな
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AIに短歌作らせ いざ勝負 負けりゃ廃人 歌人のクセに
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つがい鴨 仲睦まじく 微笑まし 南風吹き 水ぬるみつつ 春はそこまで
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マイページ 読み込ませたぞ 爆誕だ AIねがお あとは任せた
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AIと 相談してる そこの人 心がなんか デジタルですよ
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人助け しているようで 逆効果 そういうことって よくある話
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祭日が こんな居心地 いいなんて 自覚はないが ストレスなんだ
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五本指靴下を穿く煩いは紛れもあらぬ日々の営み
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昭和初期三十一文字(みそひともじ)に命賭し職を捨てにし人もいましき /五味保義
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アルパカも 花粉症に なるのかな 黒羊駝あの子もクシャミ 連発してたな
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天高く まさをなる空 雪富士の 凍つさざ波の 薄氷崩れる 春隣
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罪の山 収集車にて 肩代わり 重荷は少し 軽くなったが
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おのが非を差し置いて人を論(あげつら)う人は黒がねの額(ぬか)をこそ持て /鉄面皮
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しゃっ面をむずむず踏んで報いたき思いはあれど色にいださず /如平清盛
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手水舎てみずやに澄みて流るる一片のわづらひ 共に目は見ぬままに
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わたしの死後に死体のほかに残るもの ぜんぶ抱きしめ燃えていく
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作品が透明な我 神様は彼女に一も百も与えた
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この螺子はどちら巻き?左耳からとろりと落ちてきたこの螺子は
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病棟の枝分かれしてく夜たちを引き止めようと非常灯淡く
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噴水が落ちる間際に映し出す街は眩しく崩れていたり
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きしむよに鳴き交わしゆく冬鳥の白きやじりあかつきの月
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白妙の 田んぼに眠る ポテンシャル 北極星は 指揮棒をふる
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スーパーで 五百円するあまおうを エイヤッ!と買い 自分にご褒美
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婚前に 君にもらった ミントチョコ 潤むまなこで 遺影に供へ
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まだ暗い 部屋にひとりの呼吸音 宇宙そらとわたしの 秘密の時間
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マイペース こねこのように のびのびと 生きてみたいね ヒトは不自由
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