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天気雨 不気味なまでに 空は晴れ 光の粒が 斜めに落ちて
28
うたかたで 喜怒哀楽を 共にして 顔知らずとも 心繋がる/皆様良いお年を
31
年越せぬ蕎麦アレルギー食べられず初夢見たい姫始いつ
16
大またを 開いて今年を のぞき込む 一年の兆し 大吉と見えたり
24
「おふくろの味に似てきた」もしかして褒め言葉だと思ってますか
11
いつからか 君より強くなったオセロ 縁側にもう 動かぬ盤面
15
あらたまの 年を祝いて 飲む屠蘇の
去年
(
こぞ
)
より酔ひて ノンアルに替え
22
あらたまの年の初めの星空の兄はどの星
去年
(
こぞ
)
に召されて
30
『十年も出来なかったら嬉しくて』幸せだったのだろうねきっと
19
私さえこの世に存在しなければ不幸の多くが幸せになる
15
冬枯れの庭に新年 赤はモチ白は茶の花つわぶき黄色
16
めぐっては消えないままの後悔が午前三時にわたしを起こす
19
甲斐
(
かい
)
有って補充重ねるお節物
良
(
よ
)
い売れ行きはやはり嬉しく
26
薄っすらと積もる雪踏む踏んづけて落ちた柿の実潰れて
朱
(
あか
)
し
25
いつもより長めに喋った三毛猫の、うにゃうにゃぷぷんは年始の挨拶。
21
時間外を 誇る研修医 見つめつつ 黙して語らず 二百時間の影
16
えらそうに 説教たれる先生 いらないぞ 黙して働く 皆に幸あれ
13
淋しさの濃度や種類歳ごとに変節するを風が知らせて
14
夜はスマドリ おせちセットの あれこれと ハイボールふうノンアルが合い
15
マンションの まわりを走る 子どもらの 眩しい笑顔 窓から見てる
7
午前四時 髪を乾かし 君想ふ その瞬間だけ 夢現なんだ
6
ニュアンスは チョイと違うけど
娘
(
こ
)
の自立 誇らしくあり
(
)
淋しくもあり
5
月の芯に隠れる赤色を握ってどこまでも 新鮮な足は遠く軽く
5
ブレスユーそうして息を吹き返すあなたは稀代の完璧な死体
5
雑踏に 耳をそばだて 繋がれば 孤独に埋もれ 世を無くす
5
インスタライブ
(
インライ
)
の推しの声を噛み締めて仕事始めの活力にする
5
三が日 何もしない日も 大切だ
5
四つ打ち 上がり下がりまた繰り返し光より遠い来世の話し
5
意味の無い 問いかけですら すり抜ける やけに風吹く 満月の朝
5
推し歌手にマイク手渡し羨ましそんな人生あると思わず
5
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