オーディブル 行き合う単語に 気を取られ 歌の種を得、 話棒に振る
8
わたし線各駅停車 全駅にスイッチバックあるようなもの
8
クリオネも哲学について思うべしだろうし せばおらほだばなおさらだべしゃそれなら私だったら尚更だろうよ
8
過情報浴び 尚尽きぬ 喪失感 現代 人類総疾患
8
ほんものはひとつだけです」まやかしの言葉には耳を塞いでくれ
8
ジャガイモの追肥を変な格好でしたんで明日は身体が痛む
8
桜散る 心静けし 五月晴れ つつじ綻び 空碧く つばめ飛び交い 夏来たる
8
笑って、歩いてうんと喋って おんなじところに靴を並べよう
8
夢のようにおだやかで 劇的ではなくて だけどずっと ずっとそこに
8
君がため春は来るのさ こんな日は花束抱え会いにいこうか
8
昔の人はまだ言葉なき思い出をよくぞ「思いが出でる」と名づけ
8
このふたりはもう…何度も泣けてくる 爽やかりくりゅうペアの引退
8
上京し お茶を入れた日 夕飯で カップラーメン お湯入れるだけ
8
射撃屋の天使に銃を渡されて施しばかり並ぶ的前
8
「 イスラエル イラン 米国 」 得をする?  「 誰が得する ? 何を得する ? 」 ★「パキスタン」は漁夫の利か
8
100円のクレーンゲームで一発で取れたメルティーキッスは歪
8
夜も更けて 心の奥に 沁みていく 即興演奏 吾が手を跳ねる
8
身の内をぐるぐるしてるこのこころ 歌にせずしていかに生きてく
8
音もなく 気配も消える 暗闇に 問いを求める 脳の深くに
8
神輿みこしは 担ぐものです 世の習い 強きにへつらい 弱きをくじ
8
母の死を 知りても兄に 秘めたまま 蛍とともに 埋めし四歳
8
あの時の 同期の気持ちが わからへん 歓迎会で 包丁一本… ♪
8
AIを見下す者はAIにすでに負けてる想像力で
8
端午の日菖蒲と蓬を軒に差し束ねし菖蒲で門口叩く
8
母と見た 空へと続く ゼラニウム 目印のごと 青に映えゆく
8
春風に 舞い立つ心 人々は 浮かれ飛び交う わたげの如く / 新学期
30
わたくしの 椿のような 恋心 終わった時に 「落ちた」と呟く
15
塩づけの葉桜つつむ知恵人の想い香も馳せ道明寺食む
30
冬用の羽毛夏日の陽へ干せば夜に溜め込んだ夢が膨らみ
26
葉野菜の二色の森と糸人参 苺も添えてコロッケどうぞ
24