Utakata
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remunan
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恋をして はじめて私 気付いたの 空に煌めく 星の多さを
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いつの日か弱さを忘れられたなら 二人で海でも見に行こうか
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おわりゆく時のすきまをさまよって こぼれる砂を掬うふりをする
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吹かれ行く木の葉は円を描いてる 私の風はどこへ行くのか
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あなたの服箱に詰めつつ言い聞かす 夢を見ていたわけじゃないって
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冬の夜あなたを思い涙する 私をそっと癒やす
雨
(
あめ
)
の
音
(
ね
)
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強いとは痛みを耐えることでなく 誰かの悲劇を癒せることだ
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泣かなくなったことを進化と人は呼ぶ 僕は退化と思うのだけど
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寒空を歩く二人の帰り道 吐く白い息君の体温
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冬を待つよりも出逢いに行きたくて 旅に出かけた木枯らしと僕
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足音が聞こえたらすぐ立ちたくて 君を待つ耳そば立てている
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気配りと倫理と優しさ大事にした 私の手には何も無いけど
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この謎は すぐに解けたと ミステリー 隣の私は 解けないくせに
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夜の道 鼻歌交じりの 時間だけ 独りの私に そっと寄り添う
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真夜中に パーマの予約 あの人を 髪型のせいに してしまいたくて
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紅葉狩り二人で誘えず会募り 呼ばれた彼があの子の新郎
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梅雨の中雨に打たれたアスファルト「雨の匂い」と君が笑った
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モナ・リザの鼻頭が赤く染まるなら 僕は彼女を愛したのだが
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