Utakata
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2025年4月から作り始めました。
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昔に帰りたいような 今が一番好きなような 午前2時20分
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このまま生きて希望はあるのか 悩む視界の端に 寄り添う猫
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冷えた心を温めんと熱気の中 不安に痺れる肚の内を持て余している
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失敗しそうな様子見て やっぱりと分かっていたように傷を慰め
3
自分の心の中に入りたい いつも寒々しく湿った世界に
4
ヒトは健康であればあるほど傲慢になる 神になることの難しさよ
5
安らかな寝顔の呼吸を確かめつ 不安癖がずっと抜けない
8
年中心中梅雨の私は 空はこんなにも晴れているのに
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積もったチリのてっぺんを見ないで 底からの高さを嘆いてばかりいる
4
遅すぎる日記書き始めて 書き損ねた記憶に潰され筆を折る
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価値を全部無くして 猫を膝に乗せて笑っている 現在
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猫を一文字に抱く幹のような腕 少なくともこの部屋は幸福
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いたるところに実、花、枝、魚、卵 立ち尽くす脆弱なヒト、我
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季節にちょうどいいね 裸の王様対決 また来月血の出る頃にいらしてね
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取り払ってみようか 少しだけ素直になってみようか 薔薇の花
5
『希望』その名に偽り無し 美しき我が庭の
姫
(
バラ
)
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物言わぬ帰宅を予測してあらゆることを片付けて出る
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腕にかかる猫の温さ健気 構ってと言えない大人たち
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戦力外通知を身体に貼り付けて生きるということ
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肩に夫 腹上に猫 これが両手に花ってやつか
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田舎からケダモノひとり 呼ばれてもないのにヒトの群れ
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若く美しき花々遠目に 一番大事な人が死ぬ話をする
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生命を喰らい潰す私は魔王 雑草を抜いているとき たらこを食べているとき
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現在の足元だけ見て 階段の上は見上げないで 一段一段踏み締めるように生きて
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春宵の風快く ふと死の袖頬を撫で 心象の荒野現れ出でる
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日常の些細なことに神が宿っていてほしい 八百万の人の願い
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娘、社会人、妻、隣人 表示をべたべた貼りつけて 張子の獣はヒトと言い張る
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宅配便引取り業者に怯えられ ケダモノ気づいた 化け損ね
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今ならわかるよ 草花いじりながらひとりごと 三十年前の母に話しかけている
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現住所はひとつきりだし 複数あったほうがいいよ 心の置き場くらいは
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