Utakata
登録
Login
サイトのご案内
はな
フォロー
0
フォロワー
4
投稿数
112
2025年4月から作り始めました。
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
次 ›
最後 »
もし隣に迷い、疲れ、倦む人あれば このサイトを教えたい 短歌で助かる命もあるよと
9
人類闘争の一端を住宅街に見ゆ 鬼かと思った隣人も 話せばわりといい人で
6
これが私が母にできること 私でなければできないこと 母がずっと求めていたもの
9
お母さん 趣味の世界のあなたは別人のようで 四十三年ぶりのはじめまして
6
私がヒトに戻ってってる間 猫が家の主になり 庭に花が咲きメダカが泳いだ
8
失敗しつつもやって良かった 母よ 私の庭があなたをそんなにも喜ばせるなら
7
今日よりも若い日はなく 明日をも知れぬ我が身だから 人の脆さを知っているから
7
行きたいところに 明後日行くつもりの私 いつか行くつもりの貴方
5
気弱な心見抜きし高貴な君 親指へ一筋棘立てられて
6
旅園芸旅買物旅園芸 仕事より休みの方が忙しい
7
齢重ね旅重ね 探している 冥土の土産を
7
猫の生涯さえ我には難し 椅子になりたい 物言わぬ無機物に
4
大好きな酒場で飲もう テラス席を予約しよう 春夜の涼しさに誘われ
4
休日期間の雨模様 おでかけできないけど猫といられて
50:50
(
フィフティー・フィフティー
)
7
春ゆうべ 全ての不安棚に上げ 檸檬酒でも
飲
(
や
)
ろうか
4
古くてお洒落でもなく小さい辺境の我が家 いい風が部屋吹き抜けるだけ
5
産まぬこの身も触っていたいんだ命に
2
肉も本も捨て去って 骨と皮だけ自由になりたい
4
カメラを引きで写して なんだ我はヒトだったか
3
行こう 行き着くところまで 路上の死まで行こう
5
夢で運動会してるの 筋肉収縮尊み炸裂 愛し猫よ生きてね永遠に
8
私はまるで黄昏 明るい君と へばりつく希死念慮の狭間で
4
我らが末路までよくある類の夫婦だとして それでもいいよあなたが好き
5
葉が好きな私 花を愛する母 私も好きになって良かったんだ
6
母が私を
ぶん殴る
(
躾ける
)
前触れと同じ 窓を閉めつつ死に近づく
3
母の
来訪約束
(
もの
)
忘れ 二十八時間ほど経過して 虚しさひしひし襲い来る
6
憧れは 他家にあるから美しいのだ 豪華絢爛大輪の華
7
美しき春の朝 来たる喪失に怯える
6
猫の声真似したか 腹の虫
6
貴方のために庭を花で埋め尽くしたいと思う これが愛かも
6
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
次 ›
最後 »