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もし明日命尽きてもそうするか正しさよりも愛おしきもの
6
今やもう、眼鏡が曇ることなんかいとわずすする、独りラーメン。
6
十五余年 くらしと育児の 千秋楽 こんなエンタメ そうそうないよね
6
もうとんと掻かなくなった子の部屋に 失くした耳掻き五本現る
6
若人
(
わこうど
)
よ
無闇矢鱈
(
むやみやたら
)
を 恐れるな
倫
(
みち
)
を守れば あとは自由だ
6
信号に西日が射して赤青黄分からぬままにままよと進む
6
初鳴きのウグイス聞きつつ朝散歩 雪の富士にも春はすぐそこ
51
現存の天守に続く急階段 戦の知恵を今に語らむ
50
畑 終
(
はたお
)
へて 薄暮に浮かぶ 白き月 弥生最初の 望月を待つ
42
軽トラが集い田畑も春支度
雲雀
(
ひばり
)
囀る
長閑
(
のどか
)
な日和に
39
独り身が 語る事無く 桃節句 頬と心を 氷雨が叩く
38
バーテンに 夫婦と思われ リラックス 打ち合わせの夜 話弾んで
30
邪魔になり冷たくしたら後悔のレコードばかり聴く引き篭もり
37
母の肩
揉
(
も
)
めば
上手
(
うま
)
いと 褒められり 亡き後に残る 感触寂し
31
息子
(
こ
)
の助言
W
B
C
見るためにネトフリつなぎ老婆は戸惑う
30
手伸ばせば 届く君の肩 波打った 鼓動のせいで 話しかけられない
22
啓蟄の近し今宵は
十六夜
(
いざよい
)
の
明
(
さや
)
か 雨の
昨夜
(
よべ
)
は ワームムーン
31
朝食の支度のじゃまを やめたねこ 楽だけれどね らしくないんだ
27
沈みたる気乗りのせぬ日ネトフリでサザンのおじさんパワーいただく
22
学生服 友と
燥
(
はしゃ
)
いだ あの頃に もう戻れない 戻りたくても
37
銃声はきこへて来ない非正規も正規もならび牛丼たべる
19
ゆびきりを 求めるキミの 白い指 触れたら二度と 戻れない夜
21
啓蟄に 根雪も解けて虫たちも 温む大地に手招きをする
25
ルック バック ルック アヘッド! 躊躇なく 昨日を蹴って 今日を漕ぐ
11
青空にキリンの如くクレーン立つ データセンター積み上がる 雲
18
ひもすがらネット揺蕩う老人の終の住処か雲井の空は
17
テレビでは悲しいニュースが流れてる。「悲しいね」って誰かと言いたい。
8
このハゲと 執ねく秘書を いたぶりし人 返り咲く ほとぼりさめて
9
だめなこと おかしいことに 声を上げ 守っていこう 明日の世代を
10
鳩のこと何も知らない すべからく鳩も私を知らないだろう
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