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一九三一年九月画を画き戰端を開きぬ旧宗主の名を日本 といふ
7
眠れぬ夜に抱きしめられて聞くサイレン知らぬ誰かの
運命
(
さだめ
)
を祈る
33
かもめらが 夜の帷を めくりあげ この街の海に 朝がこぼれる
40
眼裏
(
まなうら
)
に浮かぶ何かに呼びかける返ること無い返事を待って
41
ピーポーが半音下がり通過して見知らぬ人の非常時を知る
48
公園のパンジー美し花の道 春は隣と五感に感ず
41
見る物に ただ鮮やかなる 色あれば 寒さ寂しさ 暖まりゆく
28
名の知れたクローチエパンのモーニング一時間待ち天気も良ければ
23
停車する観光列車が田園にトラブル?違った撮影タイム/快晴の雪景色
23
世の中は 連休なれど 休みなく 仕事終えれば 月の微笑み
36
西の空 下弦の月を 眺めつつ 明日を想い 珈琲含む
30
あしたはさ いちご狩りだと 孫が言い カットメロンを 食後に食べる
29
如月の優し朝日に照らされて蕾ふくらむ沈丁の花
34
他意の無い「励ましたい」がそんまんま伝わると良いな今度会ったら
26
お刺身を食べてアクティブうちの亀 冬眠しない啓蟄知らず
26
泣きながら腕に噛みつく吾子を抱き白き歯のあとその背をさすり
20
年老
ゐ
(
い
)
た犬抱き散歩 春色を咲かす 公園のカワヅザクラ
29
北国の二月は冬のはずなのに暖かいなあ 温暖化かな
8
AIに創作意欲を奪われてたまるかそうだろ聞いてる?チャッピー!
7
心捨て ベルトに乗って 運ばれる 製品ですか 人間ですか
6
祭日が こんな居心地 いいなんて 自覚はないが ストレスなんだ
6
小さなる 虫歯削らず 抜く如き 扉の処理に 異議を唱えき /管理組合総会予算案
6
婆さんよ! 笑うくちびる 目に焼いて 枝垂れ桜の 花は散らさじ
6
違法改造バイクに「さびしい」とモールスを送られタオルの畳み方を間違える
6
バスに乗り 向かう病院 着くまでに 乗り物酔いと 人酔いで
6
天高く まさをなる空 雪富士の 凍つさざ波の 薄氷崩れる 春隣
6
冬深し 茜に燃える 富士の背に 雲海に埋み 薄墨染まる 春隣
6
碧冴ゆる 白煙上がる 雪富士の 滑り轟き 山の背なだれ 静けしや
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罪の山 収集車にて 肩代わり 重荷は少し 軽くなったが
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いつの間に 商品棚に 乗っている 自分自身が 売りに出されて
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