小松菜の種をパラパラ庭の隅ほんのささやか我の菜園
41
思ふままソロ花見する楽しさよ日常離れて右手に酎ハイ
42
雨音が響く暗がりリビングで 君へのメール読み返してる
38
シーズン着ずの冬服断捨離し すっきり整う箪笥と心
34
花冷えの夜空ふわりと映ゆる月 風雨忍びし桜讃える
33
AIにの歌の意味尋ねれば吾も気づかぬ真意答えぬ
18
何であれ通院てのは疲れるねぇ夕餉の支度出足遅れる
26
すぐそばに桜の名所ありながら毎年スルーものぐさゆえに
28
公園に江戸の足音聞こえそう ここは土佐藩下屋敷跡
24
雪花(せっか)ほど 縁に欠けある 飯碗(めしわん)に 囲炉裏火映り 麦飯を食む
19
セピア色の異人館での思い出は「写ルンです」のフィルムの中に
14
想い出は儚く散りぬ花吹雪 青葉が照らす反対車線
13
「よかった」と 「よかったね」との 微妙な差 「ね」に言われるの 他人事ひとごとと/偏った感性です、悪しからず
8
問ひし間にこぼるる想ひ一文字を書き留めてまし今日の夕暮れ
8
「週末が待ちどおしい」といふ感覚が何年ぶりかで蘇りけり
9
水を掛け合った訳でもないけれど 海が濡らした 我が左袖
7
朝の縁 答えに触れぬ 問いばかり それでも重さ わずか移ろう
6
紅花の 陽射して映える 春の空 梅の香こぼれ メジロ酔いしれ 我もをや  長閑けし 
6
嫌われて 出て行かれたけど 会っている たまに話すと 面白いのよ
6
何がいい? 凹んだキミに 自販機で 買ったジュースも 凹んでて笑う
6
三つだとヤなのダメなのどうしても シロツメクサ 落ちた桜と
6
紫と 黄金の混じる あわいには 黄昏どきの 夢か現の お題「あわい」
6
本を積み端から読んで行くけれど知りたい事は尽きないでいる
6
健康を思いサプリを飲むけれどお供がコーラで「それな」となる
6
落ち込んでいつもの通り時が経ちいつもの通りまた前向きに
6
落ち込んだ日々を知らない知り合いに打たれ強いと揶揄され困る
6
ぶち当たり砕けるのだと知りつつも進む他には無いのでしょうね
6
朧月 紅桜隠し 春の宵 今宵一夜の 旅の空 旅路の果ては故郷(さと)の秋 幾山越えて
6
携えどむせかえるほど何もない眠ったままで26歳
6
朝起きて 灰皿の下の 千円を ポケットに入れ 学校に行く
6