道玄坂 葱まみれの蕎麦すすり浮かれた夜を正常化する
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列王に名を遺すてふみづからの榮代の後までいくさせむ
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女王蟻に肖し式服の白纏ふ偶像たらむ。宰相寫眞も
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「お母さん寒かったね」と初雪をかぶりし母の墓を拭いぬ
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雨降らば茶色く濁る泥川の河辺に咲ける白き水仙
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病む父の横に座りて毛糸編む指もかじかむ大晦日の夜
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朝ごはん 富士山望むリビングに ちょっと優雅な気分に浸りて
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風禿かぜかむろけふは雪夜を触れけど まろきたもとに匂ふ梅の
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予感してカーテンさっと開けてみる 白い世界が広がっていた❄️
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二十年前はたとせの歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
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御堂筋 輝き絶えぬ 星の道 君への想い 叶わぬと知る
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ちょっとだけ 人助けした 帰り道 家に帰ると 福の香のする
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静寂を破りて急ぐサイレンを 無事であれよと見守る明星みょうじょう
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初冬より空き家の庭の寒桜 満開近しと主待ちをり
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布団という安全地帯に包まれて 外の嵐も遠い響きに
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「あーね」では 終わってしまい そうだから すぐ打ち直す 君とのLINE
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国語辞書 淡い恋慕を 表す語 ずっとさまよい 「初恋」を知る
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話を聞くとき目を離さないあなたは頭の裏側も見えてそうだね
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レアアース 「類まれなるこの地球ほし」と訳してもよし 宇宙的には
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親なんて自分を棚に上げないとできないものとつくづく思う
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だ寝静まりぬ黎明れいめい 阪神を襲ふ震災 忘るるなかれ/一・一七
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愚かなる昨日のわれが服を着て明日の自分を汚しにゆくか
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新しきカレンダーにも慣れてきて若気の至りでなくなる今年
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ドーナッツ二口かじり「こ」も食べる。ぼっちな時間楽します技
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膝の上 ねこの体温に 思ふこと あの日を生き延び 今があるから
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揚輝荘 新年茶席 穏やかな 小春日和の 冬のひと時
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東京と大阪巡る大環状 往路は北陸 復路は東海
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皆眠る 刻はつとめて 書を開く このひとときは 我が財宝たからなり
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七月の晴天の下で俯いた、あの日の私を慰めてみたい
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コロコロと 手足バタバタ 笑う君 僕も笑って 生きていけるよ
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