パソコンの天寿を確認せしあとのハードディスクとメモリは形見
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ゆっくりと 二十数えて 温まる 気づけば二十 超えて幾年
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窓越しにうっすら聞こえる雨音とエアコンの音喧嘩している
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目の前を ずぶ濡れの人が 歩いてく 晴れるのを待つ 僕らの前を
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ただ人が我慢しているそのことを 美徳と呼ぶな我慢と読んで
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わらはより ともに遊びし ふたりなれど ゆゆしきいくさ 仲を裂きぬる
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傷付けた責任をとれ叫んでる暇があるなら止血してろよ
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窓の外君の姿はもう見えない コーヒー2杯まだ温かい
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中絶の 麻酔の身体抵抗す わが子守れど はらは抉られ / わたしが殺しました
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杞憂だと片付けれたらいいのにな高伝熱な君の言うこと
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やっぱりね住めば都だ 片付けを終えて眺める新しい土地
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立春の 光りにダルマ 解けおちて 幻と知る かたちあるゆえ
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「ふくはうち楽しかった」と立春の今日も豆撒く春呼ぶように /吾子三歳
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部屋干しで みるみる上昇 湿度計 洗濯日和に お日様ゴメン \ 関東はカラカラです
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時々に頭もたげるモヤモヤも チャリを飛ばして剥がして落とす
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玄関に立てば「おかえり」亡母の声 幾年経れど忘れえぬ声
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隙あらばガチャが出来てるストリート またかなんてはヤボな話ね
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そろそろに膨らみ始む冬木の芽 畑の土は未だ眠りし
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「お疲れさん」雪も嫉妬も溶けだして猫の眠りが夜を正すよ
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大変だそう言いつつも一票を守ろうとする雪国のひと
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除雪車が 運んできたね 冬の朝 眠いからだを 米で研ぎだす
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極寒の選挙済みてもまだ極寒 冬眠のぞむも許さぬ五輪
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解け残る雪のに 一際目立つ 収穫されぬ紅き南天
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夢の中 旧い手紙を かき集め はつ恋おもふ 中学の頃
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遺言のようにメモ貼る『十年後電池をかえる』シャッターの上
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買ってから何十年も経って知る家電製品機能あれこれあれあれ?/こんなこともできたんかい!
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励ましにつかない既読、三十分 あなたはわたしを求めてないね
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レコードの音がだんだんデカくなる聞きたくないこと多すぎるから
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うれしきはイチナナパー(17800円)でパソコンを手に入れしこと。中古なれども
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再調査 済めば一刻 再稼働 我の人生の 基準値知らず
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