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明日にも花が咲くから見届けて貴方が魅せた桜みたいに
6
白銀の 黄色一色 春はそこ 朝陽こぼれ メジロさえずる
6
梅の花 生物学的 分類が バラ科桜属やって 知れへんかったわ
6
老木のその佇まい武士なりて
斎藤一
(
寡黙な人
)
を彷彿とせり
6
うしろ髪 しなやかに揺れ 十六夜の 独り一夜の 夢追いかけて
6
「真夜中のドア」が流れて
夫
(
つま
)
の横 戻れぬ日々が不意に愛しき
6
人の世と 猫の世つなぐ 縁側で 冬用毛布をたたんで くしゃみ
51
言の葉を編み込み 悩み 絡ませて
解
(
ほど
)
ひては
繕
(
つくろ
)
ふ
推敲歌
(
すいこうか
)
45
溢れくる涙はそのまま流しなよ 優しき君の心なりけり
33
「ありがとう」言える距離には君がいて 蛇口をひねれば水が出る春
39
両膝のピキン!カクカクする痛み押して歩いた一万歩なり/痩せる努力
30
掛け違うボタン一つが床に落ち妻の差し出す裁縫セット
21
主の名は 知らねどワンコの 名は覚え 和やかとなり 朝の公園
21
サックスの深い音色は時をかけ心に届け夢みるごとし
14
値上げラッシュ 切り詰めながらの日々だけど 君への愛と時間は惜しみなく
15
もうとんと掻かなくなった子の部屋に 失くした耳掻き五本現る
13
若人
(
わこうど
)
よ
無闇矢鱈
(
むやみやたら
)
を 恐れるな
倫
(
みち
)
を守れば あとは自由だ
15
水明かり 山紫に 空茜 旅路に光る 風のささやき
10
そうでス わたスが へんなおじさんでス 税、納めてまス 職、就いてまス
6
澄み渡る朝空のした 何故俺は司法書士さんと揉めてるのだろう
7
ローマにて闘技場の端坐り古代の歓喜思い浮かべる
8
真夜中に歯みがき粉切れて、ものすごい勢いで口をすすいでる顔。
6
三月は 環境変わる タイミング 新生活も 今との別れ
5
淡々と ただ淡々と 続けてる やりたい事を ただ淡々と
5
鵯
(
ひよ
)
叫ぶカラスの群れに身を隠し去ればすぐに絶叫再開
5
言葉尻嘘か真か見極める嘘で固めた言葉は不要
5
ウメジロー 枝から枝へ 蜜の味 風薫る 梅の香こぼれ 春隣
5
白と灰色の格子で僕たちは透明色を幻視している
5
マスクして人目を忍び細めた目笑顔と断じ笑む赤子よ
5
人肌を忘れたてのひら愛されぬよりも愛さぬことをこそ憂う
5
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