アメリカが爆弾背負って来る明日わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身を尽くしても 逢はむとぞ思う 20/100 元良親王
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新調のスーツ姿入学式 やがて氷河期来るとも知らず
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寂し気に立ち去る君よそよ風の香る春の日別れの季節
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楽しいか?マウント男もっと来いそして私に徳を積ませろ
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六十歳むとせ とは全生涯だ泣きぬれて審判せよと額づいてただ
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肩書きなんてなくても私であるだけで愛されてると思える日々へ
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ゴミ捨て場にお隣さんが置いてった袋の中で何かが動く
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死してなお 看取られぬ今 それもあり 国が認める 安寧秩序
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初めての傘は赤色アンパンマンずっと離さず寝るのも一緒 /吾子三歳
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思ふままソロ花見する楽しさよ日常離れて右手に酎ハイ
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春盛り髪邪魔になり留めてみて結んでもみて切る洗面台
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五00キロ 離れし友を訪ね行くプチ家出だと高一の孫
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ふきのとう、教えてしまえば僕だけの春が二人の景色にかわる
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怨みごと言えば切りなくあるけれど幸せな今それも引っ込む
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離れない流氷こおりのせいか北風のやけに冷たい卯月朔日
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「一月は行く二月逃げ三月は去る」とことわざまで残るほど/同感
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スーパーの 待合喫茶に 聞こゆ声 病と年金  身に詰まる午後
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春ゆけば蕊のやうやう紅らみて幼な子愛でるときの過ぎゆく
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陸橋を渡る列車の窓うつす川瀬つつみぬ蒼き夕暮れ
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足るを知り 自然に合わせ 乗り切るか 学ぶことあり 昔日の知恵
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何かこう 口さみしくて キッチンと 居間行き来する 花の雨の日
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どうしようもうダメダメだダメすぎる私の場所はあるのだろうか
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徒に過ぎ行く時を嘆きまだここにいるのと砂場の五歳
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伸ばしても伸ばしても私の指は 君に届くことなき夢から覚める
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月光に 踊るはソナタ 乗せられて  桜と貴方 僕の水面に
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「馬鹿だなあ、もう少し現実を見なよ。」 同じ土俵に立っているのに
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薔薇みたい野生のキャベツ僕の色ロマンチックは遠くの畑
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一昨日より一分多く話せたし、天気も良いし、今日は良い日だ。
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人間であった私が人間で なくなったあの日私を返せ
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焼きたてのあんぱーーんち!!((この世を生きる理由になって))
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