ドブ川といわれようとも隅田川 きみに溺れてオフィーリアになる
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助けても もう疲れたも 何一つ 拾ってくれない 美しい世界
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好きだとか嫌いがなんだ 冷めるまでラーメン待たせた経験ないよ
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独りじゃない事は知っているけど ここに誰もいないから寂しい
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夢があって別に大したことじゃないんだけど 細めた目で何を想う
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ほらな?どんなにでかい石投げたって誰も見とらん。飛沫も上がらん。
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皆が集まる水域に一石を投じればそりゃ誰でも見るさ。
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君の注ぐ熱々の紅茶冷ましては 沈むシュガーを飲み込めもせず
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見たいもの 聞きたいことだけ 選んでる お前の話は 聞きたくないわ
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最近さァ、寒すぎるよナ?そーゆーの「寒すギルティ」って言えばイんだよ
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牙を剥け爪を立てろよ寄り添うな諦めんなよおもねはしない
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臨時収入喜ぶきみが真っ先に大人買いした果汁ぐみ
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人生のモテ期を3回残してるはずなんだけどいつになるやら
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人よりも寝てるはずだがまだ眠い私の身体燃費悪いの
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現代に身元不明の遺体とか出てくる山の化粧が落ちた
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音楽の趣味はいつまでも00年代から抜け出せずにいる
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電光掲示板の文字を跳ね返し 光の電車をただよわすバス
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さようなら また会うことも ないけれど 次の時こそ 幸せにね
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汚れてる化学プラントたる僕の 口からは排気ガスが出ます
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禍と福の相互作用を無視したが故にそれらは交互に来ない
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頭では分かっていても指先に伝わっていない令和八年
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CIA十八番おはこの内乱工作は イランでチリでまたもイランで
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大井川鉄道夢の吊橋を渡れば夢のよう夢ん中
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笑い声絶えぬリビング窓外に小雪の舞えど寿ぎの春
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理不尽なことを言われて受け入れる暇があるからいけないの暇
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お雑煮や おせち食べない 孫たちの 食卓飾る 唐揚げポテト
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いにしへの街道歩かば寒菊の咲く庭ばかり吾の里に似て
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言えますよ春の七草すらすらと秋の七草 はてススキとか
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ポタージュの缶の底にぞ残りたる つぶつぶコーンはいかにして喰む
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曇天の寒き冬日に歩をすすむ サロン始めの甘き汁粉へ
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