取り囲む山並み雲に溶け込んでとろり鈍色梅の白冴え
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1首詠み吾の機へ送り受信して吾を振り返る詰め込む明日
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バンザイで新入生を迎え入れ白き花咲く梨の木々らは
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諦めた。次の冬にはインパクトレンチインパクト要るなと思うタイヤ交換/あちこち痛いし
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母と妻のアッシー君を済ませたり 眼科へ耳鼻科へ歩けや、歩け
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奥山の菅の根しのぎ降る雪のぬる春にも君のあらなく
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桜の花びらが風に舞い上がるように わたしはいきたい
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髭剃りの泡が足りずに剃りにくい似た失敗をしてきたけれど
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白コーデの日のハヤシライスの緊張感 獅子座の1位が試されるとき
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葉桜の言葉に余る気持ちさえ紫煙たちが解いてく
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夏来たる ぐんぐん伸びる たけのこや 季節彩る たけのこご飯 母の味 ほくほく匂い 笑み溢れ
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ひとりぼっちでたたずむわたしに あなたは声をかけてはくれない
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ねぇ、だあれ?隣にいてもスマホばかり。フリック音がひどくうるさい
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休んでも いいんですかと 館長に 尋ねてみたら いいよって感じ
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夜桜に映えし君の横顔を じっと見つめ みたらしを食ふ
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サーティワン 新作おもろい なんか味、夏っぽくね?と言い合いするほど
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短歌って単価ゼロ円でも何故か啖呵切れない31文字
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見下しと見定めの季節朗々と過ごすクロッカス雨が降るまで
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万病の元と呼ばれし風邪なれど今や便秘も侮れがたし!
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今日もまた ウージンイェンとミハルコフ AI相手に話が弾む
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俺だけに 見えてることは あるけれど 言わない方が 良いと悟った
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ねえ君さ本当にそう思ってる?それならいいんだよわからないけど
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桜花、致死量の春を負わされて花びらが血に染められている
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何がさ僕を苦しめてるの?まあもうなんでもいいんだけどさ
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報われぬ 星に生まれた こと嘆き いじけるなんて もったいないぜ
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春雨に髪をぺたりと撫でられて金曜の夜はなにも怒らぬ
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神さえも霧に隠れて幻に 囁く音は雨・川・温泉
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生まれ年の映画ポケモンで不意をつく「一瞬も永遠なのニャ!」
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お昼過ぎ 予報どおりに 雨が降り 傘ないわたし 予定変更
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映画の 登場人物に 憧れて コートにブーツで お上品ぶる
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