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ランドセルの 背中で隠す 寄り道は 作戦会議に なる午後三時
5
ダメですよ、振り返ること 自撮りって振り返るうちに入りそうです?
5
歳を取りいくつ季節が巡れども吐き出す息は白いままかな
5
よしまずは火を
熾
(
おこ
)
してから考えよう酒と肴は君に任せる
5
ぼんやりと微睡む朝の薄明かり 雨音響き 瞼が落ちる
5
吾の雑煮 息子美味いと 好評価 妻の遺影に 笑顔で供へ
32
冬枯の 乾きし森に 雪が舞ふ 朝には
白衣
(
びゃくい
)
纏
(
まと
)
ひし舞台
37
目の前の枝にはぐれし小鳥来て刹那のふれあい陽だまりのなか
32
微睡みの布団の中で背伸びする窓をあければもう月曜日
15
世の中はいろんなことがおきてると眺め回してたたむ新聞
25
冷めぬよう湯船のふたを引き寄せてオイルサーディンのように
温
(
ぬく
)
まる
21
「明日から」なんて言葉を飲み込んでみたらし団子三つ目の宵
24
朝食にゆで卵2個食べ続け最近ちょっと調子が良いわ
26
自動ドア脇の門松 同僚と上司と交はす 年始の挨拶
23
ごみ出しで「
12
」の数字と 目が合へば 何故か寂しい 年始の捨て場
20
デッサンに水彩画から抽象画 全部、短歌でいいんじゃないかな
13
ひとり寝の 眠れぬ夜の さびしさに 冷たさだけが 纏い付きけり
11
オールして お腹が減って 食べるもの 探しばりんこ 美味し過ぎでしょ
8
本年の仕事始めはお弁当ポテトでできた星3つです
9
片腕で雑に混ぜても混じり合う殺意愛情すべてなげうて
8
泡洗顔 保湿美容液 シンプルな ルーティン熟して 今日も始まる
7
しんしんと雪降る夜に 指つんと 爪長さんに挨拶一つ
4
ため息を美味しく有意義な吐息にするためだけに悪い子になる
4
消し滓が硬い床まで届いたら 音のない街の端っこにいる
4
「簡単に理解されない俺がいい」理解を求め心は叫び。
4
再生利用夢か現実かの曖昧に甘えて君に縋る
4
俺だけが 頭が悪いと 寝正月 何者でもない 男が目覚める
4
光る窓 真っ黒な俺が 溶け出した 白い線から 抜け道を探す
4
今日もまた あたためますか? よろしくと 家のレンジで あたためている
4
わたしって 鳩胸なのよと キミが言う 俺は固まり キミは笑った
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