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やさしさにきがついたよ思い出せば車の中で泣いたことない
6
2階から 外階段を 駆け上がり 屋上に行く 星を掴みに
6
あなたのこと考えていたらドレッシングかけすぎたから、しょっぱい朝だ。
6
「一番」も「特別」すらも望まない わたしあなたの「ありったけ」がいい
6
夕焼けて 身反りて見上げる 凍てる岳 冬陽背に射し ひとり影行く
6
輝く
芽
(
目
)
花
(
鼻
)
は赤らみ
葉
(
歯
)
が光る 笑う顔には 一面の春
6
失恋の 曲聴き帰る 帰り道 そうでもないと思いつつ あのころ思い 声が出ず
6
3
コール 切り替わる友の声帯
246
号 午前
2
時過ぎ。
6
洗おうよ 食器洗剤で心まで 大きく無数の 泡飛ばしてさ
6
ほんとうにこれがあなたの骨ですかこんなにほそくしろくつめたい
6
君も又 いなくなるのか 尋ねられ いるよと言えば 安堵の笑顔
6
美しいものだけを見て生きていたい そしたらもっと優しく在れた
6
親になり、三年経った友人は、少し肥ったことを気にしてない。
6
朝六時澄んだ空気とコーヒーで始まる今日は心穏やか
6
夕焼雲 絵の具を溶かす如 茜色に
染
(
そ
)
む 西空の芸術
6
ピュッと風くるの知っててまばたきを我慢するなどできるわけない
6
霊園の名前ついたる駅に降り枝垂れ桜の寺へと下る
6
かりん茶の湯気に喉をあずけつつ「悪くないよね」インフルの春
6
言葉にはならない気持ち 春風が吹いて撫でてくこの感情を
48
夢半
(
ゆめなか
)
ば 散りし
御霊
(
みたま
)
の 思ひ留め 辛くも生ける これも供養と… /
3
・
11
改めて思ひ
37
悲しみて戦地の鳥は見るだろか そこで傷つく大地と人を
49
身を屈め目線合わせる水仙にご機嫌を問う迷惑かしら
26
森入らば春鳥の声合図とし日ごと芽吹きは進みゆくなり
40
我が子への幾多の淋しさ与えたるこんな私を母さんと呼ぶ
37
脚色の目立つ噂を聞きながら硬いトマトを噛んでるランチ
30
流れ着く果てを知るのか雪解水急ぎ急ぎて目指す下流の
37
春場所
観
(
み
)
夏場所前に 父は逝き 弔事切手の 紫 悲し /一周忌準備
38
レベッカを聴きながらミラを走らせた未来を捨てた十九の私
37
吾の実家継ぐ人の無き墓ありて今は姉妹で守ると決めし
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ふんわりとロールサンドは春包み赤きリボンを誇らしく解く
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