雪解けて ほこり舞う道 おそるおそる アクセルを踏む 桜を乞うて
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曇天に見上ぐ桜で雨宿り奥の枝先ヒヨドリが来て
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レンギョウの黄はまぶしき光となりうつのこころにまっすぐ刺さりぬ
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シーズン着ずの冬服断捨離し すっきり整う箪笥と心
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花冷えの夜空ふわりと映ゆる月 風雨忍びし桜讃える
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AIにの歌の意味尋ねれば吾も気づかぬ真意答えぬ
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もしキミが追って体験できるよな歌ができたらシェアな微笑み
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青々と 次々伸びゆく小松菜の 蕾膨らみ春を告げをり 
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団塊の端にも春はひかり満つ 妻とおとなうたまゆらのはな
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桜舞い欅は芽吹くさわさわと御宮をわたる風の依代
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春浅しサイドガラスで風に耐え羽を震わす蜂ひとつおり
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読んでいる二つの本に退職の警官がいてシンクロニシティ
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焦点の揺れる駅舎に目をそらし騙し絵のように君と知らずに
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ドンドコドン 父の部屋からビートが漏れる 絶対寝落ちだ 彼は白寿
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言の葉は霞の向かふに隠るとも 同じ夕映ゆふばえ心に留めむ
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ご貴殿を パスタ担当 大臣に 任命します 任期無期限
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星はみな消えてしまうと知りながらそれでもオリオンになると母は
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泡沫で随分楽しくいたんだね。たった十年、されど十年。
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孤独とは気高い1人の人生ならば王冠で、帳が降りれば選び取った毒。
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うっかりと 寝過ごし着いた 終点で 時刻表見て ポカリひとくち
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蛍光灯光るプールで歌って踊りましょう誰かがくる前に
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かぜ薬 カバンの中に ぶちまけた ひっくり返し くしゃみをひとつ
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朝の縁 答えに触れぬ 問いばかり それでも重さ わずか移ろう
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紅花の 陽射して映える 春の空 梅の香こぼれ メジロ酔いしれ 我もをや  長閑けし 
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嫌われて 出て行かれたけど 会っている たまに話すと 面白いのよ
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何がいい? 凹んだキミに 自販機で 買ったジュースも 凹んでて笑う
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三つだとヤなのダメなのどうしても シロツメクサ 落ちた桜と
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紫と 黄金の混じる あわいには 黄昏どきの 夢か現の お題「あわい」
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本を積み端から読んで行くけれど知りたい事は尽きないでいる
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健康を思いサプリを飲むけれどお供がコーラで「それな」となる
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