地球外知的生物必ずやいるとされるが見た人は無し
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みひらいて移ろいを知る桜花 蕾は怖くなかったろうか
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たまさかの曼荼羅織りなす始めたて諧謔曲スケルツォ弾く指、夢中でふたり
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君の吹く笛の音色をのせてゆく川は流れて流れて海へ
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本能のおもむくままにの人は理性を消して野生むきだし
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ささくれを剥いて血が出た午前二時、想像しようよ明るい未来
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お酒飲んでお風呂入ろうとして気づくまだあのタッパー洗っていない
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朝起きたら枕にまつ毛がついていた。そういえば昨夜泣いた気がする。
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ルーティンで 生活のリズム 韻を踏む 本読む、 歌詠む、 犬モフる
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他人から 選ばれるのが 嬉しくて 自ら自分を 失ってゆく
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いにしえの 陽光秘めた 年輪の 揺らぐ炎に 過ぎし日還らん
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あいつ苦手、仕事しんどい、お金ない。当たり前のことつぶやくキッチン。
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語呂がよい 因数分解 日々新 マネーリテラシー デニーズへようこそ
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わたくしはやつらの毒を吸わされたお行儀の良いモルモットかな
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空の下で繋がっているとかではなく あなたの隣で見上げたい月
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しんとした 新都心流す 深夜の軽 浸透する風が 冷ます嫉妬心
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何もかも、ほんの少しだけ何もかも嫌になったよ。明日も雨だし。
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めんどうね、ひとにやさしくする癖にひとにやさしくされたがらない
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門を超え 輝くものが 目に入る やはり綺麗な あなたの笑顔
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読んだよの❤️マークでご挨拶吐露吐露仲間勝手応援
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鼻水や目が痒くない幸せを運動不足と引き換えの雨
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核のゴミ 23区で 受け入れる 身を切る改革そこにありおり
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こんなにも 名を呼び愛でて いるけれど 猫にとっては ストーブ代わり
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飴細工みたいな瓶に寄りかかり春を待たずに死ぬ花がある
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愛おしきレモンの日々は遠くなり淡い香りの名残惜しさよ
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学研の付録に焦がれた鍵っ子の夢はち切れるアパートの二階
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右脚の弾痕示し戦争を 語りし父の享年を超え
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羊羹の栗大き方きみに遣りふと手の触れし春炬燵かな
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寒戻り 落ち葉布団に 包まれた 青き新芽を 撫でる指先
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リネン糸で手編みしタオルは桜色 いつもの暮らしにひといろ添えて
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