友のの 花嫁写真 白無垢の 可憐な姿 木蓮に似て
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メイドイン ジャパンの武器で あの子らが ころされる前に やめてください
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殺すなと 描いた太郎の 缶バッジ 見かけて少し 泣き面に 春
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木の芽晴れ まだ目覚めぬか池の亀 山のこぶしの花は咲きしが
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攻撃の応酬続き反戦歌作ってもムダ歌ってもムダ
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青年にドア開けられてしずしずと五十五の我乙女となりぬ
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日記帳今日のあれこれ書き連ね 狭い余白に「お元気ですか?」
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一輪車押しておうなは春の道 株に土付くほうれん草乗せ
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派手やかに 咲く花よりも 紫の すみれ恋しき 春浅き野は
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ミステリーを読みふけるきみ 黒薔薇の一輪挿しのように静かに
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下手なりに 写経に臨む 我を見て 成長したなと 友が微笑む
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川沿いの 河津桜に 見とれつつ 和服の貴女 想い微笑む
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生ぬるい部屋にひとりの夜をいて 未来をいまも研いでいるんだ
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遥かなる海はいつでも穏やかであれかしと願う 鎮魂の日に /3.11
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降車せし親子 ホームに無邪気なる歌声聴こゆ トトロの『さんぽ』
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PCもスマホも持たぬ野球ファンほんとにないと困惑の淵
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ゆく人のうつつに惑う子らの声にぎやかなりや春の波立つ
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うらやまし 仲良き父子の その中に 吾の入る隙間なきWBC観戦
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幻で良いから母を慰めて 夢に出てきて ぬくもり添えて/ココニャン様ありがとうございます
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波に落ち波に消えにし人々の安らかなるを祈るほかなし
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黄昏たそがれを気にすることなく生きてきたこの穏やかな日々よこのまま
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羽ばたけば抱きしめてくれるやさしさを 掴んで壊してしまう君たち
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「聞き上手」と言われてお礼を言ったけど、私も色々話してみたい。
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地震おほなゐに我ら絆の鎖繋げその先に永遠とわ括り付けけり
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地は震え 刹那にこぼつ 幾年の うつつに生きし 営みを 海は揺り立ち 波を連れ 陸奥みちのくを攻む 幾年の 募る想いを 我がものにして
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春がきた 人が行き交う 交差点 喧騒の中 キミが現れ
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空白と 余白の違いを 語る俺 キミは笑って 詭弁よと言う
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性分が災いしてか損ばかり それでもきっちりけりをつける
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生きるとは何故生きるのか考えてまた考えてまだわからず
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友達の誕プレ買ってうれしいな渡せる日までは生きていられる
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