虎杖麿
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投稿数
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見てくれし 人の歌見る 礼節は 板東真理子の 『女性の品格』
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正座して 痺れし脚を 引きて行く そろりとそろりと 狂言の如
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虫食い歯 痛みが走り あら炊きの 鯛の目玉を 噛み当てにけり
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余韻より 曖昧目立つ 第五句の 連用止めを われは好まず
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自転車の 無法運転 図らずも 恥部曝け出す 大和民族
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丹田に 力を込むと 文楽の 藤太夫叩く 腹帯の上 /茨木文楽豊竹藤太夫3月28日
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公園の 二股桜 咲き盛り ドッジボールの 球が飛び交う
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着付け後の 合わせ鏡に 映り込み いつもとちがう 君の横顔
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投稿の 歌に★(星)つけ 再投句 避ける工夫は 惚ける前から /ハピネスバピネス氏への返歌
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下の句の 係り結びの 間違いも 敢えて言うまい 歌がよければ
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ロシアにも 種を落として 厭わるる トランプに似る 悪茄子(わるなすび)かな
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「おばさん」と いう語が物議 かもすなる 語彙の痩せたる 貧相な国
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一粒の 雨も母には 許さじと 傘傾けて 春の畦行く
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炎症が どこか臓器に あるような けだるさ続く 花の咲く頃
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終止形と 連体形を 誤れる 歌にはあれど 「いいね(♥)」あげよう
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イランより むんずとふぐり 掴まれて 身動きとれず もがくトランプ
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外よりも 寒き家内(やぬち)に 身震いし 少し薄手の マフラーを捲く
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仮名文字の 「へ」の字の如く 垣越えて 雪柳咲く 堀沿いの道
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亡き人を 惜しめる如く 降りいでし 彼岸の雨に 顰(しか)むパンジー  /挽歌
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今ひとたび 逢ひたしと切に願へども 生きては行かれぬ 西方の国 /挽歌
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訃報来し 翌(あけ)の朝餉(あさけ)に ジャスミンの 匂ひは立ちぬ 泣けと如くに  /挽歌
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言葉には ならぬ悲しみ 拭へども 拭ひおふせぬ 血の涙かも  /挽歌
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連絡の 遅れを詫びて 汝(な)が妻ゆ 訃報ぞ届く 彼岸の宵に /挽歌
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七日経ち 八日経ちても なほ覚めぬ 此度(こたび)は 篤き君の病(いたつ)き /挽歌
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父母と 炬燵囲みし 遠き日の 帰ることなし 春の淡雪 /想い出は飢餓の如く
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この歌の この句がよいと 告げられぬ もどかしさあり WEB短歌は
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阿仏尼の 如く嘆きて 居ますらむ 彼岸の墓参 行かぬ不孝を /『十六夜日記』
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若妻の 色香に溺れ みまかりき オーバードーズの 紀伊の富豪は /大阪高裁元妻無罪判決3月23日
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褌(たふさぎ)も 無き遠き世に 文明を 築きしイラン 米(べい)に敗れじ /アケメネス朝ペルシャ
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同盟てう 美名の下に 媚びを売る 娼婦の如 き国になりにき /日米首脳会談3月19日
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