Utakata
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虎杖麿
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春なれば 『田村』謡うと 取り上げし 和綴の本の 紐切れて居り /観世流大成版謡本
12
日だまりに 如来の如く 目を閉じて 猫の居眠る 斑鳩の里
22
開け閉めの わずかのすきに 舞い込みし 蜂にボヘミアの 歌を聞かしむ /『♪ぶんぶんぶん』
13
点滴の 肘窩(ちゅうか) をさぐる 看護師の 手の温もりに 目を閉じにけり
16
IgG(アイジージー) 補うために 人様の 血より作りし 点滴を受く /献血免疫グロブリン
12
夫婦喧嘩 激しさ増して 炬燵猫 瓶飛ぶ前に 縁側へ去る
20
一滴と 二滴 交互に 点滴の 落つるを見つつ 寝入りたるらし /一滴・二滴・一滴・二滴~
16
連綿の 美しき御手(おて) 目に浮かび ひた待つ恋の歌 読み返す
10
ライオンに 食わるる我が子 見届けて 涙流さぬ ヌーの悲しみ /サバンナ
18
高々とメトロノームの如く手を振りつつ君は路地に消えゆく /想い出は飢餓の如くに
15
連れ立ちて 幾年春を 惜しみけむ 今年独りの 花の下道 /挽歌
19
原谷の 花見に集う ともがらに 弥生召されし 君はあらずも /挽歌
15
風生の 句のそのままに まさをなる 空よりさくら しだれつるかも /富安風生
10
口語歌と 文語の歌と 一目見て 「位相語」の如く 違う語彙の差
15
「見せ消ち」を 読むは楽しも 定家書写 御物本なる 『更級日記』 /影印本
12
白妙の 懐紙に赤き 跡とどめ 唇を押す 指を反らせて
13
さみどりの 紡錘形の 莢の内 黒き実放つ 天竺の香(こう) /カルダモン原産地天竺
14
ガンダーラ 旅する心地 花冷えの 紅茶に薫(くゆ))る カルダモンの実 /四月七日花冷え一時雨
18
「束の間の~」 歌の腰の句の 「松抱けど」 朧に霞み 頭(かしら)疼(ひひら)ぐ /「花の音」御許
8
自治体の 長(おさ)の醜聞 亡き人も 柩の蓋を 開けて見まさむ
11
花冷えに 赤きシュマーグ 肩に掛け 思うは遠き イエメンの旅 /シュマーグ:中東の正方形スカーフ
14
冴え返る 花の盛りを 家籠もり 眦拭ふ 君が四七日(よなぬか) /挽歌
12
たまきはる 君が命か ひさかたの 天つ御空に 帚星飛ぶ /挽歌
14
携へて 鞍馬に行かむ かねごとの 花咲く春に なりにたらずや /挽歌
11
明日といふ 日がなきことは 夢ならで 逝きて帰らぬ 君を悲しむ /挽歌
15
待ちわびし 花咲く春は 巡れども 黄泉竈食(よもつへぐ)いの 君は帰らず /挽歌
13
花冷えの 雨降り出でて 悲しみの ふたたび返る 君が四七日(よなぬか) /挽歌
18
花びらの 吹き流されて ふたつみつ 氷室神社の 氷みくじに /★人去りて 氷みくじに 落花かな(俳句)
13
言うたとて 晴れる胸でも ないものを ぽろりと零れ 忸怩たる愚痴
16
観桜の ぞめきをよそに 寝つ起きつ 持て余すなり 微熱ある身を
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