Utakata
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虎杖麿
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詠草に季語のなき句のあるといふ季語のなき句は虚しかりけり /♥の皆様は本歌をご存じのようで😁
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米櫃に 穀象虫を 見し頃に アトピーを病む 人はなかりき
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値下がりを待たで備蓄の米を買ふまた税金を無駄遣ひして /2026年9月1日鈴木農水大臣発言
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脂足 にほひ漂ふ リビングに 季節はいまだ 留まりて居り
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候補者の名前を書かず「まんじゅうや」と書きしうつけとあほな裁判 /2026年9月3日東京高裁判決
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日に干して囲炉裏にくべし栗の毬のチクチクとする君の思い出
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休日に 断りもなく 電話取る きみの向かいで ズロースを干す/本歌のるちえ氏に
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女編に 上下と書きて 「さいちゅう」と 読む漢字など ある筈もなく
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足もとに コスモスの花 咲き盛り 回るほかなし 丘の風車は
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もの忘れ気づきしごとく引き返す老いにかも似む迷走台風 /台風24号「クロヴァン」
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助動詞の 活用はちょっと 戸惑うが あの女ほど うざったくはない
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机より こぼれてまろぶ 丸薬を はいはいをして ばばの追ひゆく
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八代の折れし煙突火を噴きて火の玉こぼるお松明のごと /2026年9月3日日本製紙八代工場解体中煙突出火
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能力の 低い割には 大声の サーキュレーター 窓際にやる
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ストレス(stress)を 受けて撓める 面立ちと 愁訴聞きつつ 思ふ昼過ぎ
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ヒマラヤの山祇哭しランタンの氷河を零す堪へあへずに /2026年8月26日ネパール氷河崩落
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妙な歌 詠んで歌人を 誑かす サウイフモノニ ワタシハナリタクナイ
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自殺する素振りも見せずけん玉に興じし夜に首括りけり
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ポケットに インクの滲む メモ残る 古き別珍の サファリジャケット
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二度三度眠気の襲ふ気怠さを猛暑のためとばかり思はず
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伝説のイオニア海は遙けくてストレートで飲むアールグレイを
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エアコンの吐き出す水にカナブンのもがくを掴み空へ返しぬ
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飲んだはずの 錠剤一つ 床にあり はてなの思い くらくらとして
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手拭を 姉さんかぶり 草毟る じっちとかく汗 拭きあへなくに
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手触れなば 鳴きもしつべき 蜩(ひぐらし)の 骸(むくろ)は伏しぬ 五体投地に
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「またね~!」といつとも分かぬ兼ねごとを互(かたみ)に知りて手を振りにけり
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片足でとんとんとんと飛び跳ねて耳の水抜くプールサイドで
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「ダイフェン・札幌・ミルウォーキー」 と戯(ざ)れて哀しき朝の服薬 /抗菌薬: ダイフェン
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国にあり 人にもあれば 猫にもある 品格といふ そこはかとなきもの
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指先の爪に半月あることを疑ひもせず人は日々生く
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