虎杖麿
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慶州の 苺畑に 風立ちて チョゴリのコルム 舞い上がりけり /チョゴリのコルム:胸元の結び紐
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気にかかる 心のうちを 測るがに 常より高き 今朝の血圧
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遠浅の 引き潮の如く ひっそりと 二人の仲ぞ 遠ざかりける
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透き通る 山吹色の 宇治の茶は 螺鈿の盆に 運ばれて来ぬ
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思い出を 手繰るすべなし 目に触れぬ 彼方にさりぬ 君も御歌も /麻のゆき氏アカウント削除
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たむろする 若きに下す 鉄槌が 顔の骨折り 男捕まる /高校生鉄槌男2026年5月1日 逮捕
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青によし 奈良の総理の 改憲に 怒(いか)れる神か なゐ震りにけり /2026年5月2日18時奈良地震発生M5.7
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遠山の 雲は落花の 形見かや 偲びて参る 大原の里 /寂光院
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貝色の 羽根を拡げて 胡蝶舞う 螺鈿の盆の 秋草の色 /螺鈿の盆
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極北の 動物園の 職員が 隠亡になる 二十一世紀 /旭川動物園職員妻焼却
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小さなる つぶての立つる 水の輪は 池の心に 届かずに消ゆ /麻のゆき氏
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忘れ物 したるが如く 振り返る 白花水木 楚々と咲く庭
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わたつみの 底の記憶を 懐かしみ 黒き螺鈿(らでん)の 貝は煌く /螺鈿の宝石箱
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惜しまれて 去るひとありき 池の面(も)に 春愁の渦 立ちて消え行く  /麻のゆき氏
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良き歌を 残して去りし 君なれば またへうへうと 帰り給へよ /麻のゆき氏
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強風の まにまに上下 左右へと 弧描く雲雀 岸の樹へ消ゆ /改悪か改善か
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石焼は 名ばかりにして お焦げなく 世界一不味い ビビンバを食う /イオンモールKYOTO
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ガラス戸の わずかの隙間 吹き抜くる 風ぞ笛ふく ソプラノに似て /虎落笛
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等伯の 墨絵のごとき 夕空に 機首を下げつつ プロペラ機過ぐ /長谷川等伯
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新しき 「人気の歌」は 付き合いの 「いいね(♥)」除きし 進化形とや /「人気の歌」掲載基準
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小夜更けて 局(つぼね)訪ひ来し 亀虫の 後朝(きぬぎぬ)のごとく 去りし朝かな /亀虫の妻問婚
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とき過ぎて 傷みて萎む 山吹の 散らぬ哀れを 見て帰りけり /松尾大社
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著莪の花に 八重山吹の 花零れ 松尾大社の 春暮れんとす /松尾大社
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いつしらに 「人気の歌」の 衣替え 春ぞ暮れゆく 桐の長持  /「人気の歌」掲載方法変更
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烏羽玉の 黒々光る 京菓子の 南の島の 黒糖の味 /亀屋良長「烏羽玉」
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雨はらむ 雲に紛れず 塔(あららぎ)の 九つの輪の 黄昏れにけり /東寺五重塔
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高々と 神輿(しんよ)差し上げ 「ホイットー 」と 揺り奉る 御旅所の庭 /御旅所の稲荷祭
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メーデーの 芝にあまねき 春の陽の 夕べを待たず 翳り来にけり /梅小路公園芝生広場
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けだるさを かこちて怠け 暮らすまに 御室桜も 散りて春行く
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あるはずも なき借りがまだ あるごとき 思い離れぬ 君の中陰
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