虎杖麿
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造影剤 体を巡る ひとときを 待つ間に眠る 起こされるまで /PET-CT検査
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取り合わせ 少し矛盾が あるらしき 歌の評価を 避けて次読む
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稲妻の 如き君らか 葦牙(あしかび)の 萌えいでし日の 過ぎて遥けし
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春物の 薄手ズボンに 穿きかえて 足取り軽し 桜散る路地
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君まさば 妙なる和歌を 詠みなむを なくて淋しき 佐保川の花
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雪花(せっか)ほど 縁に欠けある 飯碗(めしわん)に 囲炉裏火映り 麦飯を食む
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春霞む 天つ御空(みそら)の 退(そ)きへにて 天翔(あまかけ)るらむ 君が御魂(みたま)は /挽歌
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人ならば 夏山繁樹の 老桜(おいざくら) ゆたのたゆたに 揺れて花散る /『大鏡』夏山繁樹180歳
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訪れし かの要塞ゆ 四五キロの フジャイラ港に 上がる爆煙 /3月14日イランドローン攻撃
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生姜湯(しょうがゆ)の 腸(わた)に着く頃 眠くなり ひねもす止まぬ 花の雨かな
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何かこう 口さみしくて キッチンと 居間行き来する 花の雨の日
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わたつみを 漂ふ如く たづきなく トランプ丸の 行方知らずも /米国船籍トランプ丸漂流
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愛宕山 南なだりに 咲く花の 煙るがに見ゆ 街並みの上 2026/4/2阪急電車から愛宕山の桜を望む
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つくつくし 土筆の胞子 かき集め 作る団子を 一つ賜れ /ねこ好き刀自御許
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どうしてかどうしてでしょう王子様(芙) / 花の宴(えん)にもお姿のなく(虎杖麿付句)
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一吹きの 風吹き過ぎて 花韮に 桜舞い散る 佐保川の岸 /佐保川の桜
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佐保川の 汀に青む 荒草(あらくさ)に 伏す鹿の居て 花の散り初む /佐保川の桜2026年3月31日
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猿沢の 池の畦(ほとり)の 暗がりに はつかに動く 鹿の角見し /春宵の奈良鹿
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丁重に エレベーターまで 送らるる 小株主の おほけなさかな /2026年3月30日株主総会
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戦争と 言いて戦闘と 改むる おつむの弱き 総理戴く /April Fool's Day 2026
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見てくれし 人の歌見る 礼節は 板東真理子の 『女性の品格』
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正座して 痺れし脚を 引きて行く そろりとそろりと 狂言の如
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虫食い歯 痛みが走り あら炊きの 鯛の目玉を 噛み当てにけり
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余韻より 曖昧目立つ 第五句の 連用止めを われは好まず
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自転車の 無法運転 図らずも 恥部曝け出す 大和民族
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丹田に 力を込むと 文楽の 藤太夫叩く 腹帯の上 /茨木文楽豊竹藤太夫3月28日
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公園の 二股桜 咲き盛り ドッジボールの 球が飛び交う
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着付け後の 合わせ鏡に 映り込み いつもとちがう 君の横顔
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投稿の 歌に★(星)つけ 再投句 避ける工夫は 惚ける前から /ハピネスバピネス氏への返歌
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下の句の 係り結びの 間違いも 敢えて言うまい 歌がよければ
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