虎杖麿
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投稿数
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轟音が 機を追いかける 可笑しさを ぽっかり浮かぶ 雲が見て居る 
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春霞む 空を見上ぐる 露天湯に 高度下げつつ JALが近づく /三国の露天風呂
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窓に差す 月影ほどの 明るさの 明日を願いて 身じろぎにけり /「明」の語源
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総長との 対談進み 先生は 足組み給う ミモザの前に /3月8日坂口志文特別栄誉教授と熊ノ郷淳総長対談
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脳味噌が とろけるほどに 嬉しくて か行きかく行く ミモザ咲く道 /3月8日ミモザの日
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ノーベル賞 受賞記念の 講演を 逸早く友に 知らせたらずや /3月8日坂口志文特別栄誉教授ノーベル生理学・医学賞受賞記念講演会
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暖かき イランより来て チョウザメの 居る海に降る 雨を寒がる /2016年10月25日カスピ海時雨
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爆撃の 煙立ち立つ バクー見て 思い出だしぬ 雨寒き宿 /2016年10月24日バクー雨Guest House Inn
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隻眼の 妖怪の如 地下鉄は トンネル内ゆ 駅に近づく /大阪メトロ中央線堺筋本町駅〜AIは「隻眼」の意を正確に読み取る
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地上より 奈落の底へ 向かうかに 大阪メトロ 地下へ下りぬ /堺筋線柴島駅→天神橋筋六丁目駅
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「このハゲーッ!」 が 広く世間に 流布したる 知名度武器に 立候補しき
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誰の手も 届かぬように しまい置く 櫛笥(くしげ)の中の 玉櫛の妹(いも)
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思ほえば 喜怒哀楽の 彼岸にて わななくわななく 触れし柔肌
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このハゲと 執ねく秘書を いたぶりし人 返り咲く ほとぼりさめて
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捏造も 隠蔽もして 憚らぬ 悪しき輩が 富を貪る  /二デック会計不正に思う
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起き抜けに 白髪見つけて 無辜の毛を 抜かで抜くべき 術を思案す
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『羽衣』の 「クセ」始まりて やうやうに 朝より続く 鬱がおさまる /謡曲『羽衣』
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しっかりと 窓を閉めても 聞こえ来る 金切り声に 今朝は苛立つ
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向こうより 近づいて来る 小面が すれ違う頃 山姥になる /能面の女
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膀胱を 空っぽにして 家を出で 身は飄々と 野辺の径行く
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某証券 騙るメールが 寝てる間に 欠かさず届き 朝が始まる
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そないこと やばうないかと 耳打ちし 鼻毛抜くボスへ ちらと目をやる
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啓蟄の 鼻毛抜く是非 白熱し もう間にあわぬ 切迫性○○
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啓蟄 の虫の如くに 退院す(俳句) /毛虫の如く 嫌われぬよう(付句)
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左右(さう)の手で 包むがごとく 生姜湯(ゆ)を 惜しみつつ飲む 冴え返る午後
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憧れは 憧れのまま 遠ざかり 再び行けぬ 「黒の教会」 /ルーマニア ブラショフ黒教会2016年7月
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どの音が いづれの鍵か 分かねども 手足の動き 見れど飽かなくに /イヴ・レヒシュタイナーのパイプオルガン演奏
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落ちそうに 腰をずらして 足鍵盤 踏む足捌き 後ろより見る /イヴ・レヒシュタイナーのパイプオルガン演奏
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北山に 春を告ぐべく 雷のごと ホール響(とよ)もす オルガンの声 /京都コンサートホールパイプオルガン演奏
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イランには イランの論理 ミサイルの 届くはずなき イスラムの法
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