Utakata
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虎杖麿
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居眠りも病気のせいと許してむ松本剛明死んでしまひぬ /2026年7月27日死去 死因: ALS
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お湿りのありさうな空うち見上げ戻りて取りぬ折りたたみ傘
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青き空恋ふるがごとく仰向けに蝉のむくろは目を閉ぢぬまま
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平らかに熊本地震収まれと短冊に書き舌(ぜつ)に吊しぬ /神社の風鈴祭
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もう少しましな解説できぬのか イオンモールの爆発原因 /2026年7月28日NHK夜ニュース
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土煙上げて崩るる武者返しをつぶさに映す夜のテレビは /「令和8年熊本地震」熊本城石垣崩落
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火の国の大禍時を地震(なゐ)揺りて収まらぬまに日が暮れむとす /2026年7月28 日16時27分震度7М7.1
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冷やされた 空気縮んで でこぼこの アルミの缶が あの顔に似る
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かき囓るアズキアイスの断面の小豆の粒もつぶつぶと見ゆ
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気の置けぬ人の訪ひ来ぬ淋しさを病みて一人の部屋に思ひき /jar氏に
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老いてなほ命惜しさに家籠もる猛暑日に詠むあほくさき歌
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カーテンを閉めて小暗き猛暑日をせめてのことに香を焚くなり
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清盛は「あつち死に」して極楽か入道雲がむくむくと湧く
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御退院喜びつつも三伏のわりなく暑き時を気遣ふ /祝星空馨氏的退院
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わが歌を読みてくださる方々に帰依して唱ふ南無阿弥陀仏 /投稿歌660首
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設定を一度ずつ下げ二十五度未の刻にうなるエアコン
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みそなはす弥陀の目元もたゆげなる猛暑日続く斑鳩の寺
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自死したる娘の初潮懐かしむ五島美代子の歌は淋しく
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焼入をしたるレールが飴棒のごとくに曲がる酷暑来にけり
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絹の道辿りて遠きペルシャより琵琶の伝ふるオアシスの音
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駄歌駄句をおくびのごとく吐き出して毛虫のように嫌われている
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夏痩せに鰻勧むる家持(やかもち)の歌の縁(えにし)の土用近づく
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食べ時をせかすバナナの黒き斑(ふ)が増悪(ぞうあく)のごと広ごりてあり
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おかしくて腹をかかえる歌もある 悪くはないな 愚図の長生き
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おうちには エアコンないの おさなごが 無慈悲に 暴く家の懐
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溶け残る氷もともに飲み干して結露に濡れし底も拭ひぬ
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羽のある羊となりて天翔ける草原の夢ゲルの天窓
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涼し気なロンジーを履く人の居るロイヤルホスト猛暑日の昼
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眦の上の眉よりひと粒の汗零れむと白く光りぬ
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お心に違ふこととは知りながら身に引き寄せて読むお歌あり
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