流れてる ラジオを聴いて リズム取り 今朝もカタカタ パソコンを打つ
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空霞み 静けき春の昼下がり 風に揺れ薫り立つ沈丁花
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ゼロ距離で睫毛の長さを不意に見て唾飲む音を悟られないよう
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<はる>の音近くにあればうれしくてはねるよはしるよ歌もハモるよ
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春菊を湯掻く香りにふと浮かぶ 母と立ちたる実家いえのお勝手
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某党首ゼロで割るごと問いたれば模範解答聞きたくもあり
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この世界 ※1.地理もつれれば 邪魔となり ※2.悪しき夢見て 酔いに溺れる / 冗句で失敬 ※1.塵も積もれば山と… ※2.あさき夢みしゑい(酔い)…
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高い位置 備えられしは 吾が祖父の 仏典経書遺影なり
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ストレートなげてみたらばノーコンで思わぬひとのミット直撃
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人の世の推し歌手ほどに先逝くはげに惜しまるる涙ばなしよ
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血圧の 低き朝けを 水底(みなそこ)に 臥(こ)やる骸(かばね)の 幻を見き
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夢も見た あなたと花影 揺らいでは 見せてくれたの 露落ちるまで
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頬流れ そこに揺れるの 花影と 名残る雪影 落ちる露音
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寒々し 風吹ける中 空冴ゆる 耳を澄ませば 時の足音
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何もかも管理対象房総の菜の花たちも人の心も
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鯉に餌ばらまくように愛情をばらまいている彼の裏アカ。
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片方のハートを向ける絡み方覚えて知った友達の多さ
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なぜ僕に打ち明けられるその秘密 ふたりの胸にしまっておけよ
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家用の眼鏡で仕事来ちゃったけど、誰も気づかないしどうでもいいや。
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腹の底、見えぬと言われ、ほくそ笑む。 見せる相手は選んでるんで。
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まっさらなルーズリーフに立ち向かう なけなしの言葉を武器にして
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イヤホンで繋ぐ三百五十キロ被った毛布あなたの吐息
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心病む 正義感とは 自らを 引き裂く刃 地獄の定め
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目が覚めた今何時かは分からない 発熱・頭痛・孤独は分かる
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パソコンや 車が悲鳴 あげている 中古も中古 よく似た自分
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少しだけ大きく育った手のひらで溢れんばかりに掬い、溢して、
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切なさを右の奥歯で噛み締めて眠る子羊果てのない夢を見る
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知ってる? 時さかのぼり ニコ動で 流行りまくった パンダヒーロー
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裏返したいぷしー差したはずなのに気づけば表線も外れて
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あなたには ユニクロの服が わたしには プラステの服が 明日届くわ
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