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はつらつと若きスタッフ心地良く週一なれど心が弾む
32
聞き慣れた朝のアナウンサーの声 今朝は鼻声 流行りをる風邪
33
麗らかな陽射し翳れば瞬く間 冷える足先 冬を告げをり
29
庭園の 水面を泳ぐ水鳥の 広がる波紋初冬知らせをり
31
ふわあっと 見上げた空に オリオン座 去年ぶりだね お久しぶりです
23
何となく微笑み合える知られずに同じキャンディ口にしてたら
17
差し込んだ光を編んで君宛てに冬の夜空で凍えぬように
11
風に乗り学校チャイムの聞こへ来る
吾
(
あ
)
の一限目家庭科実習
40
控え目に 片隅に咲く 秋の薔薇 みなぎる赤色 パワー受け取る
31
「生きてまた会いましょう」まで聴き終えて
明日
(
あす
)
の事など 考えてみる/「みんなで引きこもりラジオ」の後に
20
亡き父へのダイレクトメールまだ届きとりあえず生きていることにする
21
石垣に枝垂れて生りし柿の実に薄雲染めて夕陽差し来る
32
少しずつ防雪柵は組まれゆき里の風景日ごとに狭まり
29
仕事終え 貴女へ届け この想い 不安や辛さ ふき飛ばすから
19
幸福も不幸もきっと平等だ街ゆく人のきらめく幻影
30
日中の友好願い「大地の子」名優逝けど光る
霊魂
(
たましい
)
/ 仲代達矢氏を悼む
23
変わりなき幸せ想う例年の貰い手の待つ黒豆選別
23
あの雲のまるい光は十日夜三月見だとならぬかなるか
18
教会でカレーいただく幸せや しかも新米 み恵みに感謝🙏
15
名産の こんにゃく芋を 掘る農夫 腰曲がりても 後継者無く
26
白々と弓張月の浮かびたる 日暮れ程なき十五時の昊
23
止まらずに溢れ出たならあわてると思いつつめる石油のタンク
19
順番を並んで待つつきたての食感感ずもちつき大会
13
ごちそう
(
カルカン
)
を ケロらなかったひ よいひです ちま猫ちゃんは ちょこちょこ食べを(覚えてレベルアップ!てってれー!😸)
16
ねこの手に 左手重ね あたま乗り このひとときよ 永遠であれ
21
陽だまりに 餅を搗くひと 手を休め 笑顔を交わす 明日から師走
18
この顔にピンと来なかったとしても君はそのまま幸せであれ
6
紅葉と 昼下がりの白き月を眺む 露天風呂 霜月の末
20
「こぎん刺し」津軽の男の背を飾る 作務衣に縫えばさぞや映えなむ
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無人駅 氷雨で濡れる単語帳 私は私を好きになれない
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