亡き父に指名されてたキャバ嬢の、ブログを読んでた。元気そうだった。
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張り詰めた 己の心 ふと離れ 重荷支える 釘を見上ぐる
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「粗大ゴミ」 「日常のゴミ」 「古い家」 厄介なのは お前だ俺か 
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バタバタとことは進んで日は暮れてさあここからだ硬派銀次郎
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公園に 桜のいろの風ひかる 言の葉むすぶ 人の輪ひらく
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真っ白な紙の中から現れし尾っぽを立てて迎え出る猫
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言葉にはならない気持ち 春風が吹いて撫でてくこの感情を
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サックスの深い音色は時をかけ心に届け夢みるごとし
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洗顔の泡をぬぐいてふと見れば 母と見紛う顔ありてじっと見つめぬ
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幸運を祈っているよ自らの春を目指して飛立つツグミ
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めくるたびジョーカーだけのトランプに「敵ではなくて人だ」と叫ぶ
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空腹にガタゴト響く鉄路なり 廃止されてた車内販売
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春浅き君住む街にほおき星 欠片を追ひて永遠の歌詠まむ
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十勝へと向かう車窓に雪舞いて 春待ち詫びし昔日思う
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淡々と全てを置いて進むだけ黄色水仙咲く場所で咲く
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お隣の 木瓜ぼけの花々 咲き誇り かぐわし香り  分けて頂き
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バラ色の未来買うほど暇はなく「広島おんなエレジー」ずっと
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母眠る永代供養の納骨堂 よく来たねえと写真笑みをり /春彼岸
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あの方は今はどうして居るのだろう連絡先も知らないくせに
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今年もまた 感謝の想い伝え来る 墓に春の陽降り注ぐ朝
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出発の朝は一面銀世界 懐かしさ込めぎゅっと踏み締む
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土曜日の朝は身体をほどく日でナマケモノ的スピードでゆく
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春宵に 月がきれいねと 伝えたい あの月にいる うさぎと君
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御贔屓ごひいき老舗しにせ 畳まれ スーパーであがなひぬ 牡丹餅を供へり
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ちょっとした狂いで春は涙だけ流れ出胸で受ける術なし
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「ホワイトハウス」実はチョコ菓子の名で地球温暖化世界の憎悪で溶けちゃいます
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ちま猫とちび猫連れて母猫は いわし雲など追って旅に出
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トランプによくぞ憲法つきつけてどうする改憲どうする公約
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満ちるより 欠けゆく日々を 愛したい 独りぼっちの 三日月のため
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あの娘との 夜更かしの癖 まだ抜けず 来ぬ連絡を待つ午前二時
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