気を抜くとポンデリングと言いそうなパンデミックの忍びよる影/反転あるいは円環(ドーナツ)
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朝の空気 胸いっぱい吸い込んで 気力復活! きょうを歩いてく
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大国が 咳をせずとも 蠢いて 風吹き荒れている先進国
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一気に春! 「啓蟄」はまだ先なのに 寝てた生き物 ピョンと飛び起き
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口紅も 着けない君の 佇まい どこかに忘れた 裸のココロ
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ケースの中 48色の色鉛筆 春の彩り 足りるだろうか
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「限界」のキワまで冷えた骨組みを四十二度の風呂で煮直す
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人生は紆余曲折の連続で くたびれたならもう無理するな
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お疲れと いたはる湯加減 バスタイム たいも心も ほぐさるる宵
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ただいまと 帰ればきみが お出迎え 一緒にうたた寝 優しい時間
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ダイヤルを回したことの無い恋は焦れて急かせる鼓動も知らない
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母さんが千の風になってたら怒るだろうか鍋を磨けと
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曇天に 梅のつぼみが ちらほらと  冬の名残を 今は楽しむ
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父の歳追ひこす春の来むとする 遺せる文字の飛龍のごとき
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憂いなしと請負う人よ勇ましき言葉に日々吾が憂いは増して
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改札を抜け ほんのりと 梅の香の広がりぬ家路 つまと共に
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開幕戦 心躍らせスタジアム 跳ねて歌って命の洗濯 /Jリーグ
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隣国へ冷たきまなこの習い越え敬意を運ぶ春風よ吹け
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解けきらぬ霜を踏みゆき貼り紙の冬物在庫一掃セール
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楽したいただそれだけの気持ちから「差別」を「区別」にすりかえるんだ
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かざす手に沁みゆく暖はしんしんとほのかな雪の火をゆらしつつ
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なんぼでも 答えますよと AIの 鼻高々な 囁き聞こえ
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五年振り風邪を引いたが日曜日ゴルフ休むも大雪が降り
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投票の雪路につづく足跡の果てにいつかのサーベルの音
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遣らずの雨を願わなくても雨月だしビール飲む暇なしの仲良し
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義母と母 真逆の道を 歩めども どちらも血肉 となり我が身に
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君は云う 好きになって ごめんなさい 先に好きに なったのは僕
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口にしていいのと問うた臆病なわたしにきみはふと独り言
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ひとりじめさせてあげてもいいかなと思えるような人はいなくて
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極寒も春に近づくステップと思えば2月も少しいいかも
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