弾丸や 監視カメラが 作動する 戦々恐々 地獄のお沙汰
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正義とか 法律守る 人間が 愛を失う 地獄のお沙汰
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結ばれて 子育てをして 離婚して 引越したけど 同じ町内
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本棚の 見えるところに あったのに 気づかぬうちに なくなっていた
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ふわふわとゆらゆら揺らぐ雨模様テツのかたまり積もってた
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本当の ことを言ったら 嘘になる そんな世界で 俺は嘘つき
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かたわらに かたはらいたし おくりびと
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飴色の両手を眺め落っこちた歩き出すたびきしむ口元
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ホントだよ 言えば言うほど ウソになる ウソを信じた 方が楽なの?
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本能が知能の娯楽を拒否してる 空虚の飾りが醜いわけだ
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白波とキラキラ光る目の前には海と死体
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混乱し わけのわからん 時にこそ 感謝をしよう 安らぎ求め
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自分が生まれ変わったなら相合い傘で使われなかった方になるかなあ
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明日から 本気出すとか いいからさ 少しは自分で 考えろよ
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何もできない何もしてないなのに疲れるウロボロス
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似ているね。波紋を生んで駆けるきみ。沈む運命にある水切りに。
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幸せな約束がある7日間 切なく苦しいあと7日
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可能性 一つにしない 探求と 美的センスは 愛すべきかな
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本当に あの日はなんか 変だった 朝から夜で 5回バッタリ
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我思う まだ我を見ぬ かの若蔵 汝が心を知らで 孰か生を知る
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永遠に 君の援助を し続ける! 火炎ヒーラー 魔女に求婚
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パソコンもピンチアウトが出来ればなそう思いつつモニターなでる
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人類で 薄めてあおる なさけなさ 主語自分 では 濃くて飲めない
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知り合いに 知られたくないのになぜか 見知らぬ人には見てほしい 歌
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もし君の頭上に雫が降るときは傘を渡せる一人になるよ
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里芋の葉っぱに転がる朝露で書いた短冊 七夕懐かし \羊の皮を被った山羊さまへ
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ふんわりとおさまの匂いにくるまれる 布団を干して今日は幸せ
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フリクションの音で高鳴る年度末知らないことに飛び込む春に
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怖いのはインフルエンザやコロナより小じわとたるみ隠すマスクで
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うつむいて君から話してくれるのを 返す笑顔を準備して待つ
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