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病故
(
やまいゆえ
)
1人が苦手雨音を 聞き帰り待つ
息子
(
きみ
)
は休日
30
春嵐ひとときの夢散り残し季節は先にゆこうとしてる
36
桜花に負けじと枝の下にあり艶めき萌えるたんぽぽの花
32
空覆う 雨雲に似て 気分まで もやる 溺れる 水たまりの奥
23
枝垂
(
しだ
)
れては心静かに咲く花の行く末思ふ
性分
(
しょうぶん
)
苦し
27
マンションが建つかと思えば自転車店マジかよ神様オレの為かよ
27
次々と
高価
(
たか
)
い握りを頬張りぬ 株で儲けた
米寿
(
はは
)
のドヤ顔
24
花色の多き水面に鯉ゆれて春風へ抱く命のあかり
24
みっしょんを くりあしたのよ ちま猫ちゃん おかあちゃんを ちょい早よ起こす
24
葉桜に 新たな明日へ 導かれ 風に
攫
(
さら
)
われ 君にさよなら
15
花びらの 吹き流されて ふたつみつ 氷室神社の 氷みくじに /★人去りて 氷みくじに 落花かな(俳句)
14
逢えぬ日に抱く微熱の囁きを星ひとつ詠む夜の短さや
21
セルフレジ 行列できて 人のレジ 日祝日は それもいいかな
15
農園の隅の角地にむらさきの天の川みつ芝桜かな
26
親友と彼の同伴蒼白に四月の雨の冷たさの中
14
霧つつむ木の葉に集う一滴のしずくへ揺れし明日のこの星
26
もしかしてこれが最後の桜かもそう思いつつ観ればなお佳し
16
吠えて子の巣立ち促し遠ざかる母の目に見し強き優しさ
24
このうたた寝がそちらへと続いてるかもしれないそれでもいい、春
13
曇り空映えぬ桜を見上げれば見えぬ鏡に向かうさまなり
8
もしぼくが月の住人だとしたら、君に伝えよう 地球が綺麗と。
8
みんなやる絶対やるやるこれはやる メガネの上からメガネをかける
7
みどり濃き 深山陽射して 秋の暮れ 紅色一色 鐘がなる 古寺の
8
携えどむせかえるほど何もない眠ったままで26歳
6
朝起きて 灰皿の下の 千円を ポケットに入れ 学校に行く
6
うしろ髪 しなやかに揺れ 残り香漂い 艶めいて 君の影去り 春惜しむ
6
イベントが起きたわけでも無いけれど目覚めが悪く身体が重い
6
爽やかな朝に似つかず暗くなり陽の下の椅子で煙草を吸う
6
着ては洗い着ては洗いの毎日は遥か古代の禅の世界
6
イルカたち 摩擦係数ゼロで泳ぐ 弊社も明日からこうなりませぬか
6
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