一昨日より一分多く話せたし、天気も良いし、今日は良い日だ。
6
生命の息吹 緑をほころばす わたしはそのはなも好きです
6
人間であった私が人間で なくなったあの日私を返せ
6
焼きたてのあんぱーーんち!!((この世を生きる理由になって))
6
袖破れしジャンバーを畳んだのち春巻きを噛むなり四月
6
天国は高取にあり桜雲おううんの 荘厳美麗は壷阪寺
6
泡沫で随分楽しくいたんだね。たった十年、されど十年。
6
孤独とは気高い1人の人生ならば王冠で、帳が降りれば選び取った毒。
6
うっかりと 寝過ごし着いた 終点で 時刻表見て ポカリひとくち
6
蛍光灯光るプールで歌って踊りましょう誰かがくる前に
6
かぜ薬 カバンの中に ぶちまけた ひっくり返し くしゃみをひとつ
6
「桜だ」とスマホを向けて切り取ったピンクの画面あなたにおくる
6
うそつきと四年に一度の約束を果たしたらまた四年眠ろう
6
どれだけ美しい花も、結局最後は君の涙で散るんだ
6
心臓をあげます しろく輝いた、それは確かに愛だったのだ
6
連れ出して欲しいとおもうハルウララ サクラはいまだに咲かないままで
6
下向いて歩こう転ばないように 雨上がりグレーチング上の夜
6
雨のように流れてしまえばいいのに 寂しさと後悔と今のわたし
6
桜舞う ふたりっきりの東屋で河童がいそうな池を見つめる
6
カーテンの隙間に光るきみの笑み 決してこの子を戦に送らじ
6
よもぎ摘み 指に残った かおりから  春に邂逅かいこう 今日はい日だ
23
保育園 六年間も 行ったのか  い立つせがれ 少し遠くに
22
ハーモニカ初めて吹いた日も今日も音と光は手ですくえない
37
悪人も命終えれば仏さまその平等はすこしおかしい
43
天仰ぎ咲く木蓮の清しきや木立の奥にうぐいすの声
40
さくら花儚き色の風が舞う幾年いくとせ過ぎて覚悟のせつな
20
種こぼれ 花を咲かせた ビオラにも 蝶が舞い降り 得意気な顔
38
年かさね連れ合い頼り並み歩く陰の長さも重なりゆけり
42
仕事での 桜の名所 視察には 誘惑多く 空腹続く
30
蕾には期待と希望 咲く花にチカラ貰えて人は優しい
19