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かたむけて、背けるために押し流す。アルデヒドたちが僕を蝕む
7
窓際に住み着く天使は微笑んで美味い飯屋を教えてくれる
7
薄氷の 弾け砕ける 雪解川 せせらぎ早し 岩を喰むまで 渦を巻き
7
アパートの 階段の下の たんぽぽに 目をやりながら 自転車を出す
7
神の名で 姉の復讐 せしのみと 囚われの少女を 責む汝誰そ
7
清廉に あるいは卑屈に 揺れ動く 私の恋に 名前を付けて
7
黒猫の 小さき瞳に 映り込む 月の光は 吉か凶か
7
御名唱え 海に沈みし者 見るに 神よなぜ なぜに 沈黙したもうか
7
手摺り持ち あくび横目の 朝八時 引力のまま Yahooに沈む
7
通路側 あとからの風 通過駅 誰かを真似て 身体に電源
7
ランドセル 傾けながら ゆく背中 見送る朝の 光眩しく
7
君といた春注ぐ海みどりなる 炭酸水と後悔で割る
7
雨後の
夜半
(
よわ
)
雲を払ひし
温風
(
ぬるかぜ
)
に当たり 星影望む ベランダ
41
青天に応える如く銀杏木のちっちゃな若葉 愛らしく萌ゆ
31
「よし、いい!」と思える
短歌
(
うた
)
をいざ打たんアプリ起動中
宇宙
(
そら
)
の彼方に
25
階段を下りる膝の痩せ ひと足ごと
吐
(
つ
)
く息にせめて
短歌
(
うた
)
を乗せんと
19
オメラスを 去りて彷徨う道半ば 自由という字の 檻に似ており
25
隠蔽を見て見ぬふりの日本人 陰口コソコソ報告しようよ
15
心配だ 母にも重い ランドセル 知らぬ子らとの 初の登校
13
忖度の推敲かさねた文面のママ友グループラインの行方
9
春眠に 沈む鉛の 左胸 散桜紛れ 塵に微睡む
10
すり抜ける孤独を逃さず拾ってね、みんなに還す仕事をしてます
8
都行き 惑う大人の 雛鳥よ 見送る風が 翼を撫でる
8
いつも来るお店で少し背伸びして。初めて頼むあの子のカスタム
6
約束の 前日に送る 楽しみと あなたもきっと 待っててくれる
6
喪失の痛みに揺れるおとがいを砂糖にまみれた両手で撫でる
6
答えてよ あなたが煎れるコーヒーが あの子が好きなブラックのわけ
6
今日はもう 眠たい寝よう 充電し 明日からまた がんばりましょう
6
血迷いか 焦る気持ちは あるけれど 多分それは 人恋しさで
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穴として音楽室の穴として、3年前に認可済みです。
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