他人から どう言われても 今のとこ これでいいのだ バカボンのパパ
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失敗は 挽回できる 心地よさ 成長という 手ごたえのよさ
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怒らずにいてくれたことに愛感じてる 「悲しい恋の結末ですね!」
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ゆるしてと 思っているから 優しいの? 日常が惜しくなっただけなの?
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「昨日夜二時に寝たんだ」と自慢する人 それは今日じゃない?
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『高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2025』でわれもまた十年ぶりにバージョンアップす
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いかんせん かわいくもなき つまこをば われがみせるは せなかのみなり
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ペヤングは 麺を一回 取り出して キャベツを下に するのがコツな
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九時五時で 医者らしくなき きゃつらの 家路に向かう 足は軽やか
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言葉にも 塩梅という 線があり 超えたら辛い ギリギリが美味い
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学生時 スプリンターで 陸上部 今は指揮者の 長距離応援
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砂糖菓子 クリスマスケーキ 楽しみね 開けてみたら サンタ生首(胴体も作って)
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印象派絵画のように思い出は霧の向こうにベンチがひとつ
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山を行けば幹に苔生す桜ありて少し咲く花に風は冷たし
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お経より ボレロがいい と言っていた 父の墓前で 15分間
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どくだみの花咲き初むる朝の雨心は道に惑ひぬるかな
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気にするな って言わない人のやさしさに  育ててもらった 歌詠む 気持ち
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椋鳥の大群賑やか大宴会 味をしめたか柿は食べごろ
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陽のひかり、きらめく流れ、雲が差す。輝きは去りて夜が来る
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見送って送られてまた見送って「また明日ね!」で、真ん中バイバーイ
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親も子も 毒も薬も 喰らいつつ お腹くだして うたかた処方
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朝の度植物たちに霧を吹くこれも一つの祈りの形
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山茶花の花びら降るる日溜まりの僕に秋の日静かに降るる
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リア充にこだわるなって言うようにカピバラたちは目を細めてる
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山芋も皮をかなくなりました 手抜き料理は破竹はちくの勢い
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学校の音楽室からもれてくる練習曲を月も聴いてる
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晩秋の色葉散る庭大輪のキダチダリアの薄紅揺るる
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振り返る少女のそばに天使たち「遊びましょう」とダンスで誘う
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飽きもせず年毎に編む冬仕事動画介して何度も何度も
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細胞を ちぎられ検査に 回されて 吾も細胞の 塊と知る
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