花子
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つがい鴨 仲睦まじく 微笑まし 南風吹き 水ぬるみつつ 春はそこまで
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微笑み 香り溢れる 蝋梅の 水ぬるみつつ 春はそこまで
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冬の朝 碧く透き凍つ 井戸水の 手桶担ぎて 吐く息白し   母笑み溢れ 稚児春を待つ
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人絶えて 訪れ無きは 詫びしからずや 清水湧き凍つ 早瀬渦巻 水しぶき
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ふるさとの 青空跨ぐ 雲の嶺 野を駆けて 影朧追いし 男の児
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ふるさとの 青空跨ぐ 雲の嶺 野を駆けて 影朧追いし 男の児 時代は巡る この道の 踏みしめる 砂利の音だけ いま響く
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樹つらら 雫したたり 宝剣の 端(は)に朝日さす 銀嶺の鉾(ほこ)
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日昇りて 晴れゆく嶺に 日は満ちて 陽炎ゆるる その影菩薩かな
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雪像の 山のなだれに 道しるべ 霧吹きわたり 樹の雪衣( ゆきころも) 道無き道の つがい影
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春寒(はるさむ)に 悔いることなし 君の影 朝の陽射しは 夢かうつつか
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