花子
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投稿数
378
春あした 朝露濡るる 野辺の草    こぼるる白玉 光輝き   
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夏の果て 涼風寒し  落葉舞い 梢は垂れて  泣きしたたるや   
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五月雨の 滴したたる 山若葉   朝陽に光る  白銀の玉 
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夏の果て  空碧かすみ 陽優しく 何をか思い  陽ぞかげりゆく 
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風光る 匂い爽やか 山青葉 目には見えねど 夏は来にけり
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夏くるる 涼風戦ぎ 夕映えの 山の端白み  秋は来ぬらし
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黄昏れの かすみかかりて 枯れすすき 枯れ野を巡り 幾山越えん    終の庵へ
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雲の峰 夕空晴れて 小走りに 麦わら帽子 坂を駆けゆく
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青嵐 きらめき戦ぎ 緑葉の  山くれないに  恋ぞ乱るる  
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夏暮れて 陽落ち影射す ひぐらしの 薄墨の空 鐘の鳴るなり   
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秋の暮れ  深山の陽射し 紅葉映え  鐘の音ね響き 雁泣き落ちる  
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桜散る 山の端おぼろ 薄墨の   舞う影の下  魂安らぎて   
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青嵐 きらきら戦ぎ 緑葉の  山の端陰り 遠きふるさと 茜空 
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黄昏れて 思いは馳せる 枯れすすき 独りしなだれ  せせらぎ寂し 
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山若葉 しずく弾ませ 駆け抜ける 黒髪揺れて 春を残して 
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山若葉 水滴るや 生々に  青空埋めて 緑目に沁み 風光る
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涼風の 葉香沁みゆく まぼろしの 終の庵は ふるさとにならじ  
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夏寒し 涼風渡り 朝まだき  山の端白み 雁の泣き落つ  
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蝉時雨 岩に浸み入る 青き山  通り雨過ぎ 鐘が鳴る鳴る 
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夏帽子 にわか雨降り 蝉時雨 トンボ固まり 鐘が鳴る鳴る      
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五月雨の 湯の里に   湯けむりあがる  さえずりて  雀飛びたつ 暮れ行けば 明日の旅  緑の奥へ 一歩踏み出す
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地吹雪や こだま返らず 山雪崩 雲の海湧き 霊峰ぞ見ゆる 一縷の涙    
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雪吹雪 こだま吸い込む なだれかな 朝陽昇りて さざ波立つや 雲の海 頂きに  笑顔綻びて から涙
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春寒し 香りこぼれる  枝垂れ梅  月影透かし  夜の影朧
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雪吹雪 こだまは返らず  独り影 雪のり影 足跡を  振り返り  よるがあければ 雲の海 山嶺に 友現れて 笑顔綻び 茜空 
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地吹雪 こだま吸い込む なだれかな 雲のさざ波 嶺に溢れて 茜色  
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夏の陽の 風涼しやと ハイボール 母のおもかげ 懐かしむ  想いおこせど その影 おぼろゆく
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夕立や  雨しとしとと ひんやりと あつかん 手酌酒
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夕まぐれ せんべいバリと 心地よく 今日のハイボール 心健やかに  楽しからずや  夕焼けの
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雪嵐 辿り着きにし山河越え 我が終の棲家(すみか)波の音遠くみたまの許(もと)へ
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