花子
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風光る 花の木の下 桜散り 葉桜茂れる 匂いむせびて やるせなし 夏は来ぬ 
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遠き日に 思い馳せる 暮れなずみ 秋風立ちぬ 葦の葉戦ぎ 山の端陰り 胸にしみる 茜空
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せせらぎの 葦の葉戦ぎ 夏の果て 暮れなずみ 山の端遠く 秋風立ちて 遠い夏の日に 帰らばや
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夏の日の 八月の雨 しとしとと 光り輝き 陽炎昇り ひまわり揺れて  まどろみ覚めて 夏終わる
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朝顔の 朝に生まるる 夕に死ぬ 露落ちて 花は残れる といえども 夕陽に枯れるは 無常と言う 儚さよ
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旅の果て 家路へたどるは 遠い空 遙か彼方の 山又山の ふるさと遠く 君行く道は 御魂の中へ 春遍路
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五年経て 我が魂は 静けしや 憂い哀しみ 淋しさに堪え 海に誘われ 波と戯れ 影長くして 家路へたどるは
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風光る 緑濃き嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる 金の輪輝き  御来光
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春霞 山の端映える 若葉の香  目には見えねど 匂い爽やか  夏は来ぬ
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風光る 花の木の下 桜散る  目には見えねど 匂いまろやか 若葉萌え 夏は来ぬ
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夏朝日 垣根しなだれ 朝顔の 背負うその影 夕べには 薄れ枯れゆく 儚さよ 浮世もしかり人の散り際をかしけれ
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朝陽射す 垣根しなだれ 朝顔の  陽背負いその影 薄れ消えゆく 一日花の儚さよ
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春の宵 霞かかりて  朧月  月の影射し 水なき空に  引いてはよせて 白一色 波桜
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旅の空 朧月夜の 桜散る 幾山越えて 大海渡り 夢追いかけて 桜咲けども 散りゆくは 心静けし 
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帰る雁 泣きしたたり 冴ゆる空    風吹き荒び 魂透き通して 静心
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茜空 入り陽薄れて 水際に 引いては寄せる貝殻ひとつ 拾いてこぼれ 独り戯れ 秋の暮れ 影を長くし 帰路につく
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うしろ髪 しなやかに揺れ 振り返り  香漂い しばし佇み  あおい春帰る
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薄墨流し 山の端かすみ 朧月 桜散る野辺に 友懐かしみ 坐して酒酌み 静心
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うしろ髪 しなやかに揺れ 振り返り  香漂い しばし佇み  春は巡る
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薄墨流し 山の端おぼろ 桜散り 桜敷く野辺に 遠来の友 坐して酒酌み  帰る雁な泣きそ
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夏朝日 緑濃き嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる その影菩薩 山の端沈む 
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春陽射す 日溜まりに坐して まどろみ  桜舞い散り 青葉茂れる 目に沁みる
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野辺の花 白陽浴びて 生き生きと 咲き綻びて 旅人独り 果て見えぬ旅なれど  菩薩影透き 春遍路
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みどり濃き 深山陽射して 秋の暮れ  鐘の音ね響き 雁泣きしたたる
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薄墨流し 山の端おぼろ 桜散り  桜敷く野辺に 遠来の友 坐して酒酌み  春惜しむ
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春の宵 月影透かし 花の宴 さくらさけども 舞い散ればこそ 心に沁み わびしけれ
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風光る 花の木の下 桜散り  目には見えねど  歌を詠みつつ 匂い酔いしれ 夏は来ぬ
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黄昏れの 山の端おぼろ  雁泣き滴り 凍つ山嶺やまね越え 秋の夕暮れ 
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薄氷の 弾け砕ける 春日和 淡雪溶けて せせらぎ早し 野山さえずり 木の芽たつ 
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薄氷の 弾け砕ける 雪解川 せせらぎ早し  岩を喰むまで 渦を巻き
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