花子
3
7
投稿数
201
あさもやの 薄墨流し 春時雨 はこべ茂れる 朝露に濡れて 玉の露
5
朝顔の 垣根しなだれ 昼下がり 陽背負いその影 薄れ消えゆき 夕べに枯れる この世も同じく 儚さよ
14
湖岸凍つ 水碧く透き 冴え返る 雪崩れ落つ 音なき音の 静けしや
6
雪吹雪 椿枝垂れる 春の朝 雪の間に落つ くれない滲む
11
夕焼けの 銀の陽射し 水際の 引いては寄せる貝殻ひとつ 拾いてこぼれ 独り戯れて
5
雪解川 水際うずまく 白銀の 早瀬の飛沫 光り散るかな
11
凍てつきて 碧く透くや  清流の 君旅立ちて 我雪解待つ
10
日昇りて 晴れゆく嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる その影菩薩かな
5
夕焼けて 身反りて見上げる 凍てる岳 冬陽背に射し ひとり影行く
7
絹の雨 しなやかに降り 朝霞  濡れて色濃き 野辺に咲く花 黄色一色 
4
冬衣 脱ぎて身寒し 桜咲く 日向歩みて 身温くむや  山嶺碧濃く 空澄み渡る
5
春の色 愛を奏でる 歌う野辺 揺らぐ春の陽 黄色一色 花舞い上がり 天空埋め  天女の舞い 乙女色めきて 
4
春の色 愛を奏でる 歌う野辺 揺らぐ春の陽 黄色一色 
7
春の色 春を奏でる 歌う野辺 黄色一色 春の陽射すや 春一路
4
春はどこ くれない燃える 蝋梅の 梅の香こぼれ メジロ飛び交い 
9
絹の雨 しなやかに降り 朝霞  濡れて色濃き 野辺に咲く花 香こぼれる 心うきうき
4
日溜まりの テラスに留まる 夫婦鳩 歩むすがた 光り射す
9
薄氷の 弾け砕ける 春日和 淡雪溶けて せせらぎ流れ 川の瀬騒ぎ 野山さえずる 
7
陽の矢射し 垣根しなだれ 朝顔の 陽背負いし影 薄れ消えゆく  夏の夕暮れ
5
絹の雨  しなやかに揺れ 朝霞  濡れて色濃き 野辺咲く黃花 香こぼれる 春のまどろみ
5
黄昏れて 山の端かすみ 蝋梅の 香りこぼれる 心うきうき 春風戦ぐ
11
春寒し 悔いることなし 君の影  影を慕いて 夢かうつつか 
11
 絹の雨  しなやかに揺れ 朝霞  濡れて色濃き 野辺に咲く花 乙女夢見る 黄色一色 
6
野辺の花 寒さ緩みて 生き生きと 風に吹かれて 咲き綻れて  独り酒酌み 草枕
4
朝霞 光り射せども 春寒し 光り影なす その影淡く 雲雀さえずり 山の音遠く
6
陽温かか 風緩み 空の碧 薄墨流し 霞かかるや   陽に映え揺れる その影ひとり
5
寒さ返る 囲炉裏火弾け 茅葺きの   峠凍てつき 月影冴ゆる 独り酒酌み 山音やまね泣き濡れ
5
春の宵 月影かくれ 花の宴 さくらさけども 舞い散りぬるを 生きるはかなさの もの悲しさよ
5
群雲の 月の陽さえぎ 春の宵  川面に映えし 月影の 梅の香溢れ 独り酒を酌み
5
うしろ髪 しなやかに揺れ 十六夜の  独り一夜の 夢追いかけて
15