スズキヒカルコ
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コーヒーとおまんじゅうと短歌。

「すげー好きなんです!マジで!ヤバいんです!」全部飲み込み、会釈を交わす。
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こんな日々、いつまでも続くわけはない。デグーの一歳、ヒトの何歳?
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「デグーって可愛すぎる」と思う午後。次の夜勤に向けて写真撮る。
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吉牛の椅子に深ーく腰掛けて、夜勤明けの脚軽くさすってる。
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一昨日より一分多く話せたし、天気も良いし、今日は良い日だ。
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「ナイショだよ」前置きされたお話は、辞めた上司の悪口だった。
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誰も見ていないとこでもあくびする時は口隠す彼女は独身。
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午前中の雨が嘘みたいに晴れた午後。嘘と言ってよ。あんなに濡れたのに。
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服の裾にくっついたお米粒を取る、その手の指の結婚指輪。
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作業靴のつま先濡らす春の雨。そっと見たスマホ。返事は来てない。
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人生を舐めてる五十路の先輩が、渡してきた使いかけのホッカイロ。
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昼休み。半額だった菓子パンの、半額シールを隠しつつ食べる。
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良い天気。四月一日の朝の駅は、人がうじゃうじゃ、ゴミもうじゃうじゃ。
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味の無いガムを延々噛みながら、君と誰かの会話を聞いてる。
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休職をしてる先輩のロッカーで、ぬるくなっていくエナジードリンク。
6
雨の日だ。小さなアパートの廊下には、それぞれの部屋へ続く足跡。
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自販機の光は月より明るいね。ごっこでいいから。恋人ごっこ。
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会えない日。明日はあなたに会えない日。だから特盛り唐揚げ弁当食べる。
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今のとこ、百パーセントの確率で、恋の終わりはあっけなかった。
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一杯のココアのためだけにケトルは、お湯沸かしてくれる。嫌な顔せず。
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仕事終え、嫌いな上司に堂々と背を向け歩く。イヤホンからエミネム。
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「猫飼いたい」猫アレルギーの先輩の、スマホの待受、AIの猫。
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桜とか、雪とか、絵とか、イルカとか、二人で見たら、違うのかなと思う。
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行きたくもない墓参り行ってきて、何だかこっちが、ちょっぴり死にたい。
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友だちとのランチはご飯少なめにしたから、帰ってカップ麺食べる。
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「おはよう」とLINEが来たよ。お返事を考えていて、スマホ汗ばむ。
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亡き父に指名されてたキャバ嬢の、ブログを読んでた。元気そうだった。
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昼休み。転職サイトを眺めつつ、離れたくない人を想ってる。
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おばあちゃん柴犬、めんどくさそうに、今日も私に寄ってきてくれた。
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今月は電話料金高かった。何だか寂しい夜が多くて。
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