らいおん
1
13
投稿数
161
残暑残暑 難残暑 然れど柿赤く芒は揺れて秋の中/関西人ではありません🙇
11
訃報(しらせ)あり「遊び(生き)尽くしたわ」満足気に癌患いし彼女は逝ったと
22
参道の萩風に揺れ 祈りの足もと 道案内は番いの黄蝶
19
似た声に記憶覚まされ 夕の街 遠き影に手を伸ばしたり
21
遅れてきた夏百合ひとり 広野にすっくと立ちて 秋の陽迎え
19
秋の気に 青紫(あお)く朱(あか)く サルビアの 花穂色濃く いよよ冴えたり
19
秋なれば 春夫に倣い 秋刀魚焼く 涙に非ず蜜柑をのみ搾れ /佐藤春夫 秋刀魚の歌に
14
百鉢に 目をかけ手かけ 慈しみ 三十一文字に映す花景色/花の音様の愛花愛歌 突然すみません🙇
14
カラカラと秋の声聞く夕の道 風に追われて わたしの脱け殻
17
秋風に 疎遠の友の逝きしを聞く あの日譲ればと臍を噛んでも
17
酔芙蓉の庭に惑いて 移ろう心 ひと日の命に紛らせ消さん
16
皮剥きの小さな傷 栗おこわ亡母(はは)の好物 秋の慣わし
25
見霽(はる)かす蒼き山の間(ま) 雲が跳び跳び 児らも刈田に跳ね回り
19
秋にして 春の甘みの記憶連れ 朝の戸口に木犀訪(と)()いし
18
鬱々と長雨の朝 片目瞑れど 風呂場の隅に黴は棲みたり
13
優し眼差し 御手(みて)より垂るるお手綱(てづな)の 末に縋りし我も身給ふ/奈良の大仏様
18
枝葉渡り蜘蛛は巣を編む 円形のレースに蝶の飾り嵌めて
18
後ろ首 ひとの手回り 叫ぶ声 喉に詰まりて 目覚めれば雨
20
名月を ひと目と庭に出づれども 薄雲重ね 焦らす目隠し
24
朝陽躍る草むら分けて露草の 紫の蝶舞い降りしごと
21
彼岸参り 墓石を廻る秋の風 合掌の背を柔らかに撫で
28
ねぇ亡母(かあ)さん 話し聴いてよ 世迷言(よまいごと)をと笑わずに ただ頷いてよ
23
雲の間に 久方ぶりの夜半の月 引き寄せて 眠れぬ頭 (こうべ)預けたり
18
風の誘いにゆらゆらと 萩の花房頷きて 秋のはじまり
21
靑空のもと 時期(とき)を図りて曼珠沙華 刈田縁取り いちどきに朱(あか)
27
夕月の肩に掛かりし薄紅の百日紅揺れて 簪のごと
26
長雨に倒れし稲へ群れなして 落ち穂を待てずカラスムクドリ
24
ましろき太陽(ひ)山の端象(かたど)り隠れゆく 吾の姿(かたち)も闇に溶くまで
20
韓ドラに雨はつきもの 濡れてこそ いや増す愁い ハピエンの涙/😅
14
赤まんま 秋風に揺れ 花房を手折れば柔く 幼き日過(よぎ)り
21