らいおん
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夕まぐれ 雲間の一条ひとすじ 田を捉え 波打つ稲穂 黄金こがねいや増し
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列島ニュース 昨日干上がり今日溢れ 天を仰ぎて明日を祈りつ
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ひび割れし土に踏ん張る稲に寄り 青きひと穂を掌に量るひと/水不足😢
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暮れ方の庭をトテトテ往き来ゆききする セキレイ追いて 水遣りも途切れ
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ステーキにトロ鮪さえ喜ばぬ この夏越えて味覚も老ゆる
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耳もとに密やかな声集まりて 午前一時の哀しみに和す
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異国より訪れし少女おとめ 真珠のごと小さき歯覗く 艶めく唇/「真珠の耳飾りの少女」日本再公開
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柿の実のぽとりと落ちぬ色変えて 時にあらずして酷暑の仕業
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ぴぃひょろろ 呼ぶ声追いて炎天の畦道辿り 行き方ゆきがた知れず
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目覚めては こほっとひとつ咳こぼれ 秋近きかと覚ゆ朝まだき
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盆の明け 俯きてつ 気を病む息子 薄き背中に掌を置いてみる
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線香のけむに漂う亡父母ちちははの笑顔頼りて 日頃の愚痴を/盆参り🙇
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叢に羽音掠めて眺むれば 群れて涼やか夏百合の白
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水も気も未だ目覚めぬ朝まだき 夢の名残りに揺らぐ病葉
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遠雷のまま日を送り 昼の月見草 こうべを垂れて総出の雨乞い
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暮れかけて 表通りの打ち水へ 通りすがりの三毛立ち止まり
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ぶつぶつとランダムに拙歌呟けば 甦りたり折々の記憶
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乙女の如く頬を染め亡義母ははが囁く ヒミツは吾れも墓場まで
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切り戻しふたたびのいろ庭の撫子 小さき陽の束夏の憩い
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utakataの初めて出会う言の葉数々 もの知らずを今更に知る/恥ずかしくも嬉し 感謝🙏
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空に躍る鮎の背きらり 早瀬飛沫き 釣果競いし男の脚打つ
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閉じた瞼を視線がなぞる遠く三日月愛でるよに あしたきみの瞼は彩づく
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冴え冴えと枕辺とどく光芒に 雪と見紛う夏の満月
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うやうに百首を数ふ投稿歌 散らばふ泡沫 捉ふるに難し
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雲奔り枝葉騒めき 始まりのひと粒地を叩く 雨の祭りぞ
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新作にもう出逢えないこの淋しさ 数多の作に感謝尽きなし/東野圭吾氏訃報に
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遠雷の低きドラムの合いの手に 千秋楽の唸り歓声
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太陽に炒られ蝉も呼吸いきせぬ昼下がり 庭に靭やか四季咲きの薔薇
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熊蝉の連打耳打つ青田道 田の草取りの麦藁ふたつ
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こめかみに流るる汗を拭いつも 目にし短歌に涼風の吹く
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