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街路樹の 足元埋めて クロッカス あけすけに咲く
無漏
(
むろ
)
の強みか
33
休み前 やりたいことと 睡眠を 天秤にかけ 寝支度はじめ
8
文學の空座を英‐翻訳の辞、売文とは善き惡徳の華
7
自然機械解析の夕きざす葦の茎は死を思はず 言葉
8
都市を経し寒村の老婆は慾るCartierの首飾の留石 まで
10
ころもかりぎぬくづる花争へ流鏑の音 正鵠を逸す
14
大切な ニュースもあるが 様々な ことがある
中
(
なか
)
野球が救い
8
完全に 世の中は春 わかってる まだ冬服を しまえず着てる
7
いつの間に 寝たのだろうか ここはどこ みたいな感じ 記憶を辿る
8
話したり 言葉を理解 できぬのに 猫は
仕種
(
しぐさ
)
や 鳴くだけで
好
(
い
)
い
22
青かった バナナは一気に 食べ頃で そんなに食べれず 買い物下手で
36
汝 速やかに死ね――勅命下る白き菊花を手套にはらふ
10
緩慢なる自殺と思ふ現実の高架橋より鐡塔に 吊る
11
たおやかな夜風よ運べまごころの
グッドナイト
(
Good Night
)
を君へと運べ
34
目覚めよく 朝早く目が 覚めたから 夜は眠たく リズムが狂う
5
娘の
誕生木
(
木
)
ハナミズキが咲き誇る 遠くから見ても分かるキミん
家
(
ち
)
20
よく見るとツツジの蕾並んでる 順番待ちを楽しむように
38
去年より
半月
(
はんつき
)
早く食卓へ青菜と塩もみ
胡瓜
(
きゅうり
)
の酢の物
20
まだ冬を 引きずるつもり 旅立ちの 鳥鳴き交わす CLOUDY SKY
31
モコモコのパジャマは役目を無事に終え
温
(
ぬく
)
い日差しを浴びた日曜
35
呼び捨てで名前呼ばれる幸福感 名付けてくれたばぁばに感謝
29
春服と 冬服上着 あと少し いききしながら 暖かさ待つ
10
悲しみを 乗り超えて得る フリー切符 道行く未知の あなたの地図の
28
ウトウトと いつのまにやら うたた寝を 二度寝三度寝 こんな時間に
8
ストロング スパークリング ガラナ開け ギュとくる勢い 議案書作り
27
古き良き 時代に在りし 両親と 祖父母そろって 囲む食卓
20
休みの日 天気予報を いつもより 気にしてるから 雨が多いの?
6
六歳の 我が成長を 見守りて 鳴らなくなりぬ 豆椅子の笛
19
陽だまりは 階段室の 踊り場に そこにかぐや姫 いるかのような
29
内容が おもしろければ 勝ち負けが どうであろうと 野球はたのし
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