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天空から 呼びとめられて ハッとする 陽を
跳
(
は
)
ね渡る 四羽の白鳥
/
一番乗り着ました
34
硝子戸の中の日溜り白黒の猫眠ってるゆったりと伸び
37
一塁
(
ファースト
)
はポニーテールの女の子少年野球の言葉ぞ古し
44
旅立ちの 朝はスッキリ 晴れ渡り マイナス8度 でもかまわない
/
南へ行くから
36
ぼた雪に降られこぶしの花はらりぼんやり見てる卒業の朝
52
幸せはスプーン1杯くらいでいい 紅茶に入れるとほんのり甘くて
25
頬を刺す日差しはすでに春日和 無事に彼岸参りを終える
23
息子
(
きみ
)
作る オニオンリング ハフハフと 揚げたて隣で 立ち食いをする
21
寒暖のグラフはまだまだ上下する抱っこで猫と暖をとるなり
16
待ち侘びて花壇に植えし花々は寒の戻りに首を垂れて
15
春が来た おニュートップス・ボトムスに 袖を通して行ってまいります!
23
てっぺんを今日も迎えて終わらせる 刺し子の魔法が解けないでいる
26
卒業の季節が今年もやってくる 今でもできない卒業ひとつ
24
この2年体重10kg減ったのに 痩せたの?と言う夫のひと言凍りつく
17
花びらは光を通し輝けりアズマイチゲは森の妖精
15
ありがとね 冬物セーター・ニットたち お礼はもちろん
太陽
(
日差し
)
の優しさ
25
春風に乗って漂う風船よどこへ行くのかどこまでも行け
36
骨董の大きな甕のメダカたち寒さを越えし命はぐくむ
18
冬を越し元気に泳ぐメダカたち時空を超えた小さな命
19
菩提寺の桜今年も咲き初むる巡る季節と流るる時と
46
早々と
木蓮
(
もくれん
)
の花散り落ちる 1面広がる白い花道
26
ドーナツよ淋しくないかポッカリと まあるい穴があいているのに
23
キミの嫁夢見た若き日ノートには キミの苗字と私の名前
21
「十字手は 天地と 大宇宙への ご挨拶です」 老師は
米子
(
こめこ
)
/
太極拳
18
「何着てこう」出勤前に悩んでる 小さな事でもめっちゃ楽しい!
21
オシャレってこんなにテンション上がるんだ 気づくの遅しアラ
還暦
(
かん
)
なのです
27
運命や奇跡を信じ生きていく 私はそれを成し遂げたから
21
キミの声遠ざかってく日々だけど 私は今日も月を見上げる
27
ここに立ち 猛烈に動く 潮流から 海底の針 ひろう勇気を
30
病む猫のただ寄り添ひしかたはらに耳を澄まして何を語らん
26
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