「嫌いだ」と 春の景色を 避けるたび 君は笑みつつ 何も言わずに
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出来たてでちんちこちんだで気を付けりん 出来たてで熱々だから気を付けて」 母のに映る わたし5歳児
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あの人は少し変だと皆が言う あの人こちらどう思ってや
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うたかたを 読み込む度に 歌は増え 時の流れを 追いかける我
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急かされる煽られもするAmazonアマゾン民ついついポチるブラックなんとか
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図書館の過ぎる静けさ予約せし新刊借りる手袋のまま
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母校から 子どもが独りいなくなり 頼む、逝くなよ 無事でいてくれ
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週末の冷え込み予報にかさを増す衣類とわくわくキャリーにぎゅっと
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きらいなら滅ぼしたげる、と言う友のいる場所だから生きていたいの
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空見上げ心の充電してたのに 窓を曇らす溜息で終了
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ふりかえりゃ こくさいてきに せんきょ年 ドイツふらんす 余震と隣戒厳
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謀略は ロシア プーチン お家芸 (第)一次トランプ せんきょ応援 \欧州は極右応援し不安定化工作
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しんしんと 降り積もる雪音もせず 白き山茶花 覆い隠せり 
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見てるかい? 二人で見てた この紅葉 我は部屋から 君は空から…
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順調に進んで予定より早く帰れるいいねI LOVEビール
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有終の美のあざやかに冬の朝 けやきともみじ寄り添いて燃ゆ
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風呂上がり牛乳ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクで空になり
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書くことは特になんにもないけれど右手にペンを持ち続けてる
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風に舞う楓が皐に降り積もる臥竜の松に色を添えたり
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行く人はリュックにポシェット今風の前抱きリュックにななめ掛けカバン/トートは極少数派に
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貫禄や風格出るは歳なりに されど品格あると限らず (誰とは言いませんが)
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散る葉あり黄いろもあかあおもあり だからきらいさ、同窓会は
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最期逝く シーンは誰も 分からねど どうか安らかに 願ってやまぬ
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血が止まる寸前の手を動かした時に節足動物となる
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「自分らしく」信じて綺麗に生きてきた 行き着く先は孤島と知らずに
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伝えたい言葉が頭でクシャクシャに 紙屑広げても解読できない
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電飾の 明かりはどこか 他人事で せめて言葉よ 優しく灯れ
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今日からは浴室暖房つけようかそらさむくふゆとなるみたいだから
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嗚呼今日はAlexaとしか会話せずいやちょっとだけsiriとも話した
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山の端の夕陽を追うかみんなみに三ケ月浮きて真冬日初日
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