つややかな佐藤錦をいただいて夏の風吹く君のみ前に
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浅き春突然君は旅に発つ 交わす言葉もなきまま空へ
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花壇には木漏れ日のもと凛と咲く花魁草オイランソウの赤色まぶし
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ゆらゆらと儚げに咲く白蝶草ハクチョウソウ炎暑を忘れ涼しさを呼ぶ
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ピンクから青に変えたよバスタオル体感温度すこし下がりて
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休日の一大イベント「入浴」は体力ごっそり持ち去っていく
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去年にはちゃんと出来てた入浴が何きっかけにダメになったか
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アメリカンチェリー一粒ちょっとした言葉の棘を反省してる
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夜の街電車が通りすぎていく灯りがまるで星空の様
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夜の海波打ち際がぼんやりとどこから海で私は何処に
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海鳴りが耳まで届く堤防に微かに混ざるギターの音色
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暑すぎる 納得できず 変わらない 天気予報を 何回もみる
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猛暑日に子に叱られてエアコンを入れて我が部屋楽園となり
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春 桜ユキヤナギ咲く遊歩道 夏の日差しにアベリアの花
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告白を十年ぶりに受け帰る次はどうすりゃいいんだっけな
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3時間遅れて届く配食に もはや仏の境地に至り/配達スタッフ緊急入院
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あの日から魔法にかかったままなんだ 君ささやいた♪ちちんぷいぷい♪
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早々と 過ぎる月日に 追われつつ 今年も残り あと半分に
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プランタに幾つも赤きミニトマト皮はかたいが味は上々
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付き添われデイケア施設見学す拙い足に希望の光
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店先に焼き鯖並ぶ半夏生我が家は生姜たっぷりにして
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好きなのにその裏側に苦しみも いくつになっても切なさはいる
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耐え難し 暑さと湿度 比べたら くせ毛の私 湿度に弱い
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緑陰に涼をとりつつ通院す杖つきつつも我が足で行く
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子燕が青田の空を旋回す 巣立ちできたか文月二日
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「のきばって何?」って聞かれ分からない 親子笑ってささのはさらさ
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連日の 天気予報の 温度には 慣れたけど、まだ 7月頭
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見たことのない鮮やかな色になる 腐る手前の多肉植物
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早起きを したはいいけど 代償に 眠気が襲い 自然と早寝
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農園の紅いネットにぶら下がり小玉スイカの縞夏を告ぐ
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