暑い日と 涼しい日との 寒暖差 暑く寒くも ないものねだり 
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道なりの常緑高木つと途切れ 目線上ぐれば青空飛び込む
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早朝に散歩に出ればキジバトの声聞こえくる葉ずれの中に
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例年の 気温がどうか 忘れ去り 戻った途端 寒く長袖
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本能のままに歌ひて眠りたる鳥の如しに人もなれたら
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夏陽射す草むらの中昼顔の淡紅優し風にゆれつつ
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初蝉の声に包まれ空仰ぐ 私の夏がいよいよ始まる
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永遠に終わらない夏巡りくる 君と出逢ったアオハルの夏
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掃除して 合間合間に お片付け 散らかす暇は 無いはずが何故
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暑き日は涼みに来いとイオン云う 外に出るなと広報車回る
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スベリヒユ スーパーフードの記載あり 庭から摘んで食んでみるなり
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1日に 天気予報を 何回も みても天気は すぐに変わらず  
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名古屋場所十日目取れたチケットに少し増へたり夫婦の会話
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南から小さな台風するすると 登ってくるか花火みたいに
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木々揺らす風吹く午後に聞こえ来るか細き蝉の声漸くに
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めずらしくきみがおごってくれるので 高級タンをたらふく頬張る
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台風の後を飛んでく黄揚羽の後に続けと自転車を漕ぐ
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欲しいもの 何かないかと おもむろに インターネット ついショッピング
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農村の時の遺産の舞台では地元の役者が江戸歌舞伎舞ふ
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雨後の宵窓辺に立ちて見おろせば遠くの街の灯りさざめく
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まぼろしに覆われ部屋の真ん中で誰かが僕を呼ぶのを待つ夜
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コンクリの割れ目に根付く百日紅刈らずにおけば赤き花咲く
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この1年喜怒哀楽を閉じ込めた 5行日記は本日終了
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見た感じ 何も変わって ないけれど 資格を取って 違う自分に
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山里のジジ工房に炭火起き 爺ハム作り婆パン焼く幸せ
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変わりなき繰り返す日々美しき明日はいらぬ今日の温もり
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昨日より少し綺麗な音がする吹き抜けてゆく風とオカリナ
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体力は基準ぎりぎりオーケーと 施設に並ぶ筋トレマシン
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沢山の 量は全然 食べないが 今日は1日 何か食べてる
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年齢の七掛け説を説く友と飲んで語らば気持ちほぐれし
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