暑き日に留守宅の猫気になりてエアコンつけて迷う外出
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リビングで独唱するはジブリ歌観客なしの「さよならの夏」
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夏旅か笑顔はじける子供らのざわめくホームに一人汽車待つ
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吾もまた直ぐに忘るるあれやこれセオリー通りと返す誕生月
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十年の無沙汰詫びつつ父母の墓 花手向ければ潮風渡る
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八月の生まれが多い家族です 五日に一度のフルーツケーキ
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夕刻の炎暑残りし公園にサッカー少年 光る汗飛ぶ
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遠い日の記憶を手繰り寄せながら挨拶をするふるさとの夏
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学生の 頃がとても 懐かしく なんとめでたい 報告受ける
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いつまでも昼間であってほしいから太陽の後がつっかえてる
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盆の時期来らば毎年思ふ事近く飛ぶ蝶ご先祖かもと
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夏休み 平日なのか 出かけるも スーパーでさえ お祭り騒ぎ
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きょうだいで実家断捨離よみがえる思い出に阻まれはかどらぬ
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アルバムを開き会話の弾む夜 幼を抱きし若き母おり
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三日前少雨を嘆くニュース観た今日の大雨洪水警報
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暦では 立秋迎え 秋ですと 言われましても まだ夏でーす。
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深窓に育てられたる娘ごと政治家語る雲掴むると
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ブラバンにカチ割り氷アルプスの応援席の日差し懐かし/昔母校の応援に
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移りゆく 車窓の景色を 眺めつつ そこで暮らして居る民思ふ
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この時期の 暑さや湿度 最高と 庭の雑草 だけ物語る
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漕ぎ出したペダルに今朝も風受ける 昨日までとは違う空気で
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亡くなった人は夜空の星に似て 会えはしないのに輝いている
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夜雨の朝庭潤いて涼し風青きつぶら実南天揺るる
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てのひらに収まる小さなスニーカーそんな季節もそろそろ終わり /吾子三歳
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甲子園 負けないように 一試合 すべてをかけて 明日につなげ
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寝ちゃったし トイレに行くの めんどくさい 誰か代わりに 行ってきてほしい
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白桃の甘き香りの満つる部屋 丹精込めし友送り来し
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移りゆく 季節に君を 忘れても 夏は切ない ままなんだろう 
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のんびりも おでかけいいね 友達と 家族と過ごす それぞれお盆
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雨の庭ブルーサルビア涼し色炎暑予報もひととき治まり
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