龍華雪菜
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しばらくここでやってます。
普通の人が見たら微笑ましく見える光景に涙する人です。年齢?まだ大学生ですよ?ヤダナーモウ

ぜひ、五七五七々のリズムにとらわれず、散文を読む気持ちで口ずさんでください。

2020/07/02 22:00
初投稿

足元にまとわりついた鳩それを狡い目つきの鴉が見てる
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やることもまたなすことも見えぬ目に鱗が入っていると願って
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いつもより重いカバンの中身には今日の私のご褒美用に
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空欄に何を埋めるか悩む時 きっとあなたは矛盾している
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いつからか思い出すのは冬のころ足滑らせて死なばもろとも
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弱まった電池を入れた置き時計秒針が右往左往している
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祖母が好きだった鬼灯束ねては揺らせばそこに骨が鳴る音
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この国は君らの庭ではないのだぞ決して我らの庭でもないが
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片隅の暗い自室で座り込み頭に生えた黴を育む
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若干の黄ばみの残る壁紙が私を守る脆弱な繭
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路傍には意地汚くも解け残る靴跡だらけの汚らし雪
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不意にその視界に入る若白髪見つけたらすぐゴミ箱へイン
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意味もなく吐き散らされる言葉には無論意味など乗るわけもなく
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もうやめて考えたくないそれ以上脳を〆なきゃ生きてけないの
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ただ少しシャーペンの芯が折れただけなんで一緒に心が折れる?
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いつの間に甘いものより苦いもの好きになってるそんな年頃
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あそこまでかけっこしようと言っていた子供がいつか私になった
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夜逃げした気になって夢見れば会いたくなかった人に出会うの
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新しく買ったスマホの液晶に蜘蛛がせっせと網を張ってる
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潮騒のある町に住みはや一年一度は波の音を聞かせて
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鍋底の焦げた野菜を削ぎ落とす 友が帰ったアパート一人
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糸が切れ崩れ落ちてくパペットは貴方にも手を借りやしないで
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一向に進まぬ時計の針睨むいまだ聴こえる隣室の歌
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耳栓をしたまま眠りに就く夜に心臓さえも煩く思う
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あの時に思いついたのいい言葉ススキ野原でそれを探すの
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紫陽花が咲いた季節はもう彼方 貴方以外はもう見えないの (花言葉を是非参照ください)
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虚空にて気炎吐き出す黒渦こっかその只中にては何を思うの
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二日前洗ったばかりの金魚鉢綺麗なままであるはずがない
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誰かとか言わないどいて そのままでいいの気持ちは伝わらなくて
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一人では生きていけない筈なのに助け差し出す手を絶ち切った
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