龍華雪菜    フォロー 46 フォロワー 18 投稿数 85

 高校3年生。つまり受験生。
 正直自分のような人間が1月まで耐久できるかどうか不安。

 でも、ちょっとだけ健気に。
 北の雪国より、ここにいる皆へ。
 北の雪国より、ここにいない皆へ。
 北の雪国から、思いを込めて。

あぁ夏が来る潮騒の意味もなく独り両足波に濡らして 

「言い出しの君からやれよ」と目を逸らす君の瞳が照れくさそうだ 

堀田言う「罪の対義は法律さ」 わたしはきっと「ない」と答える 

志望校あらかた書いて枠余り遊び心で漫画家目指す 

枯れ草にいつかは朽ちる身を重ねメイクをする意味考え直す 

ついクセで「二人です」と口にする時控えめだった君の幻聴 

ドロドロの腐った果実のようだねと囁く君も其の一部だよ 

一に良し二にまぁ良しで三普通四でグダって五で引きこもる 

シャーペンを持つ手に力が入りすぎ「好き」の2文字が芯と吹っ飛ぶ 

「吾輩は猫である」など読んでみろちょっとは君も人に呆れるぜ 

糸紡ぎ綻び隠し継ぎ接ぎのパッチワークは私の心 

このところどうにもギスギスする家族足並み揃うメガネ率100 

八月の短い夜の静寂より這い出る闇は空か私か 

今しがた終わったばかりの宿題を鞄に入れることが面倒 

「自分だけ」思えるうちはまだ良いのだよ 人に矛先向けてない分 

余りある愛情なんて無くってさ、私は今日も君しか見ない 

アンパンを上手く等分できぬよに 愛情だって等分じゃない 

シャーペンの芯なら折れても替えが効く でも君だけは替えが効かない 

節分をキャッキャッと姦しく祝っているアイツラがどうも妬ましい 

何処より生まれ出づるか細雪 

「会いたい」と その四文字を待ちぼうけ スマホはいつかエネルギー切れ 

諦めのつかないバカはほっといてさっさと次に進もうじゃない 

お笑いのツボが合わぬと気づいたら その番組は変えてください 

見過ごせぬ 失笑ばかりのプログラム せめて一日分の笑いを 

寒空さむぞらや 水滴窓を 一閃す  

「『死ねよ』」とか、そんな陳腐な一言で、人は死ぬよ」 と、言っていた遺体キミ 

走り去る 電車の音を知らないで 生きていたかと今更に知る  

ねじ回し電源を 捻じり捻って何度も押して 壊れかけ緩くなり どこに行ったとどう直そうか 一人悩んだ 

臥し仰ぐ 窓の向こうの青い空 ちいちゃい雲に 手で触れたくて 

今更に盛り付けられた言葉さえ傷んでいると気付けないから