Utakata
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龍華雪菜
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しばらくここでやってます。最近大学生になったそうな…
ぜひ、五七五七々のリズムにとらわれず、散文を読む気持ちで口ずさんでください。
2020/7/2 22:00
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いつまでもいつまでもただ歩いてもたどり着くのはゴール2歩前
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都合など知った事ではないのです 私は振り回す側ですから
6
騒々しッ 思う前には連れ出して 今から楽しいことも無いから
3
「ねぇちょっと、僕の眼鏡を知っている?」 知るも何もさ、掛けてんじゃない?
4
あの時の君はまだまだ青かった 今の君では私役不足
3
「今から?」と聞く君の顔は楽しげで 言動の一致なんて気にしない
5
面白い事は自分で決めたいの 自由くらいは欲しいですから
6
またきっと 幸せだなって思うよに 私は今も 涙隠して
5
お一人の今日を悲しく思わない 君の写真を胸に抱き想う
5
「お二人で仲良くしなよ」と言ってから パピコを買って一人で食べる
9
「今晩は 一ついかが?」とイタズラで 言われる夢を見るハロウィーン
5
オンボロの一眼レフをガラス越しに 眺める君はちびっ子のよに
5
結局は今の今までと同じで ズルズル君の横にいるだけ
6
もう一度いうからちょっと、聞いててよ。ちょっくらそこのリモコン取って
6
睨むよに紙面にばっかり目を向けて 仕事と言えど少し退屈
4
暑がりの君には心地のいい季節 ポケットに手を突っ込んで言う
6
瞬きをするとはつまり見てること 私の目には何が映るの?
4
行燈
(
あんどん
)
を持つ君の背をチラリ見て 覗くうなじに 触れかける日に
5
今しがた探してきたけど何処なのさ? 君の言うその楽園とかは
4
変人の周りにいるのは変人だ そんな当然 反芻をする
6
「遅いぞ!」と 私の右手を取っていた そんな貴男の 寝顔を見たい
5
日常の酷く陳腐な言葉さえ 5日ぶりなら心に染みる
7
只二
(
ただふた
)
つ
西洋筆
(
ペン
)
と落ち葉が 拠り所 書いても見ても 自分感じる
5
一本の
氷菓
(
アイス
)
咥えて 一人待つ 駄菓子屋の側 ベンチに座り
7
角灯
(
ランタン
)
の 燐光仄か
通草蔓
(
あけびづる
)
雲の揺れ揺れ
月朧
(
つきおぼろ
)
なり
6
インカメラ 鏡の代わりに 起動する 映るのはただ 気怠気な顔
4
書物
(
カキモノ
)
の 続きを練って 空回り 頭の中を 空風が吹く
5
山岳部 帽子1つでそう言われ 「山は嫌いだ」 小さく呟く
4
墨こぼし 染め布になる 制服の 色を言うなら 「
焦夜色
(
こがしよのいろ
)
」
5
このままで いさせて欲しい 君だけど 私は早く テレビ見たいの
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