Utakata
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龍華雪菜
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しばらくここでやってます。最近大学生になったそうな…
ぜひ、五七五七々のリズムにとらわれず、散文を読む気持ちで口ずさんでください。
2020/7/2 22:00
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何処より生まれ出づるか細雪
4
「会いたい」と その四文字を待ちぼうけ スマホはいつかエネルギー切れ
4
諦めのつかないバカはほっといてさっさと次に進もうじゃない
2
お笑いのツボが合わぬと気づいたら その番組は変えてください
2
見過ごせぬ 失笑ばかりのプログラム せめて一日分の笑いを
3
寒空
(
さむぞら
)
や 水滴窓を 一閃す
4
「『死ねよ』」とか、そんな陳腐な一言で、人は死ぬよ」 と、言っていた
遺体
(
キミ
)
3
走り去る 電車の音を知らないで 生きていたかと今更に知る
2
ねじ回し
(
電源を
)
捻じり捻って
(
何度も押して
)
壊れかけ
(
緩くなり
)
どこに行ったと
(
どう直そうか
)
一人悩んだ
(
)
3
臥し仰ぐ 窓の向こうの青い空 ちいちゃい雲に 手で触れたくて
3
今更に盛り付けられた言葉さえ傷んでいると気付けないから
4
嘘だけど 呟く声に躊躇いは 有ったと言ってお願いだから
4
流れ星 昔は不吉な天狗星 せめて吉にと三回願う
3
頂戴よねぇ頂戴よ頂戴よ 私に頂戴君の恋慕を
3
水仙や 蕾一つが 床に落つ 準備不足で 遺書は書けない
3
今日もまた花瓶の花を入れ替える 一輪刺しの 孤独な言葉
6
未成年 そんな私に縁はない それでも今日は 世界ビールデー
3
パソコンに向かい合うこと一時間 迷ってるのは最後の絵文字
6
願い事 私が決めて良いのかな? わかってるなら、別に良いけど
4
いざこざと仲直りとを当然に 呼吸のようにまた君とする
3
浅ましく 心苦しく キビキビと 知るも知らぬも アララクラクラ
5
文章を考えようと悩もうと 目の前にある白い景色よ
3
この世をば我が世とぞ思ふ望月の 欠けゆくことを知らずありたき
4
悲しみの 有無を言わせぬ苦があれば 有無を言わせぬ快しかるべき
3
素晴らしき言葉は一つ廻る
月
(
ルナ
)
このただひとつ大切なもの
4
面白き事も無き世を面白く 生きる人には非難囂々
4
ふと見れば 空の只中駆け抜ける 時を教えた 紅の雲
3
この季節 人の身などでは叶わぬ願い 眼を取り出して 丸洗いしたい
5
篝火
(
かがりび
)
の灯る灯台淡々と 背伸びの限り向こうを照らす
3
今しがた 知ったラインの通知見て 口元がふと緩んでるんだ
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