Utakata
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岬
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短歌初心者。
軽やかに歌うように言葉が出てきたら良いのになぁ!
猫のいる幸せを味わっています。
instagram @marigama.cat
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ネモヒラは地平の果てまで淡く咲き蒼き海へと溶けて重なる
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見渡せば木立の中の木漏れ日に白きシャツ着た在りし日の夫
(
キミ
)
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気がつけばあたりは若葉の頃となり桜を探し過ぎにし日々へ
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みどり萌え長き病と決別しメロンを食し君は旅立つ
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病む猫のただ寄り添ひしかたはらに耳を澄まして何を語らん
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空白のひと日はひとり花のした亡き人思う春の夕暮れ
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冬を越し元気に泳ぐメダカたち時空を超えた小さな命
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骨董の大きな甕のメダカたち寒さを越えし命はぐくむ
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ひざまずき花芽の周りの草を抜く巡る季節は待ってくれない
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花びらは光を通し輝けりアズマイチゲは森の妖精
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待ち侘びて花壇に植えし花々は寒の戻りに首を垂れて
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寒暖のグラフはまだまだ上下する抱っこで猫と暖をとるなり
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ハラハラと梅の花びら散りゆきぬ両手ですくい春を惜しまん
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うす紅のちさき花びら舞い降りて真っ白猫の首を飾りぬ
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凍土から解放されし球根はいつもの通り花芽をつける
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くるくると渦を巻き巻き咲き誇るラナンキュラスは心の深部
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紅梅と白梅咲くや公園に春を探しに車椅子行く
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冬空にスノームーンは冴え冴えと凍土に咲くはスノードロップ
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寒さ増し川原に集う野鳥にもヒタヒタ寄せるインフレの波
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下山後のランチの宴にぎやかにパンと珈琲セキレイも参加
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ニヶ月の水耕栽培ヒヤシンス一番に咲いた純白の花
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ひかり浴び白い根を張る球根にヒヤシンスの花ガラスに揺れる ”風信子(ヒヤシンス)水栽培“
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二杯目の珈琲を飲むデッキにはサンキャッチャーが思考を散らす
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日曜の午後の陽ざしに誘われてデッキに集う私と猫と
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木漏れ日が古木の樹齢映し出す人間なんて小さなものさ
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落ち葉踏み健脚の友の後につき持久力つけ時空を超えて
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寒さ増し早起き散歩は春を待ちお日さま浴びた午後に移そう
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今日もまた烈風の中散歩するまっさらなキャンバス塗るが如くに
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ダウン着て完全武装で身を包み冬将軍と互角に対峙
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ニューイヤー 手拍子高く ラデツキー 行進曲で コンサート
(
ワ
)
沸く
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