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投稿を始めて一年が経ちました。
軽やかに歌うように言葉が出てきたら良いのになぁ!
猫のいる幸せ🐈
四季折々の花🪻

びっしりと 書き込みあった 予定表 余白の今が スガスガ清々しくて
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新しき 年の始めに 思うこと 昨日と同じ 一人の自由
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平明に ミソカ晦日の朝の 庭スガシ清し パンジービオラは 霜はね返す
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かたわらに 静かに座る 愛猫に 感謝を込めて 撫でるモフモフ  
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草原の丘の上なる聖学堂虹を渡った猫たち集う
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年末の混沌とした忙しさ優先順位メモにしたため
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空仰ぎポケットに手を入れたまま祈ることしか出来ないわたし
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ざわざわを鎮める右手猫いだくモフモフ背中我を慰む
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朝焼けの宙に一羽のトンビ舞う孤高の世界は君だけのもの
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愛猫のくつろぐ姿気品あり香箱坐りに野良の影なし
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少しづつ距離を縮めし保護猫は五年目にして抱っこを覚える
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指揮をとる若き女性の腕まぶしオーケストラの音が重なる
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カサコソと落ち葉踏み分け歩く路ドヴォルザークの音符が舞った
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陽は落ちて ムーミン谷に 影深く 彗星探し 海底を行く
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ちさき庭 日に日に紅く 色づいて 最後のひと葉 つたの葉揺れる
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感性を豊かにもって君らしく土のアートをしかと歩まん
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こうべたれ手仕事にやや没頭し気づけば夜のとばりがまぢか
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お天気を気にするように彼の人の心気になる恋愛予報士
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ものづくり琴線ふれる作品は平明にして気をてらわない
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豆を挽き珈琲を淹れひとり飲むひと日の始まり今日もいい日
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愛猫は朝食のあと猛ダッシュ家中めぐり嬉しい夜明け
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薄紅のちひさき蕾ほころびて十月桜ジュウガツザクラ青空に溶け
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談笑の輪から離れて歩く道夕映え淡く川面を照らす
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終わるのも始まるもよし秋の日に私はひとり点景となる
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歌碑の立つ墓前にひとり詣で来て我なき後に思いを馳せる
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我が姉は美しき人歌を詠み若くして去り今日は命日
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友が問うフジバカマ好き蝶の名は記憶を駆使しアサダマオチャン
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風に揺れ白き花びら清々し秋明菊は秋をも連れて
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栄養を補給したくて立ち寄りし半年ぶりの本屋閉店
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若き日の不安や孤独をくぐり抜け心静かなひと日の終わり
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